夏は水着を着たり、露出の多いファッションを楽しんだりすることが多い季節なだけあって、ダイエットをする女性が多くいます。しかし夏は、太りやすい季節と言われていることも!そこで今回は、夏のダイエット方法やポイントをご紹介します。
夏は「汗をたくさんかくからダイエットに効果的」という意見もあれば、「自分で熱を作る代謝が低下するから一番太りやすくなる」という意見もあるようです。
一体どっちが正しいの?と思ってしまいますよね。
■夏が太ると言われている理由
確かに、夏は気温が高いので、脂肪を燃やして熱を作る必要がないので、体が勝手に脂肪を燃やす「基礎代謝」が、冬に比べて10%近くも減少すると言われています。
また、自然と冷たいものを食べる機会が増えるので、内臓を冷やして代謝を低下させていることも、夏が太る原因に繋がるようです。
■夏が痩せると言われている理由
その一方で、汗をたくさんかくことによって、体内の余分な水分や塩分は排出することができるので、“むくみ太り”は予防することができるそう。
また、食欲がなくなることから、一時的に体重の変化を感じることができるので、痩せると言われているようです。
太る理由も痩せる理由もある夏は、どうやらダイエットをするときにちょっとしたポイントを意識する必要がありそう!
痩せる方法や注意点をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
夏ダイエットで一番意識したいことは、体を冷やさないことです。
ムシムシと暑い日が続く夏は、どうしてもアイスクリームやジュース、そうめんなど、冷たいものが食べたくなりますよね。
しかし、冷たいものばかり食べていると、内臓が冷えてしまい、内臓脂肪がつきやすくなって肥満を促進してしまうそうです。
また、室内ではクーラーがガンガン効いていることや、お風呂をシャワーのみで済ませることも体の冷えに繋がり、代謝が低下してしまいます。
ですので、夏でも冷えには気を付けて、常温の飲み物にしたり羽織ものを必ず用意したりして、体を冷やさないようにしましょう。
夏ダイエットを成功させるなら、リンパマッサージも積極的に取り入れていきましょう。
体の冷えや仕事などで筋肉が凝り固まっていると、脂肪を燃焼してくれる代謝が低下してしまいます。
ですが、リンパマッサージを行えば、血液やリンパの流れを改善することができるので、代謝アップに繋げてくれますよ。
入浴中やお風呂上りなど、体が温まっているときに、下から上に押し流すイメージでマッサージをすることがポイントです。
マッサージの際は、肌にダメージを与えないために、ボディオイルなどを塗りながら行うようにしてください。
筋肉は、熱を作りだし、脂肪の燃焼をサポートしてくれます。
ですので痩せやすい体を作るためには、筋肉が必要不可欠だと言われているほど!
実際に、筋肉のある方とない方が同じ行動をとったときの消費カロリーは、全然違うようです。
「夏は汗をかいているから運動はいらない」という考えでは痩せることができないので、適度に運動を取り入れて筋肉をつけていきましょう。
筋肉量を増やすなら、無酸素運動であるスクワットや腕立て伏せなどの筋トレがおすすめです。
肺活量を上げて、細胞を活性化させることができれば、夏でも痩せやすい体を作ることが期待できます。
なぜなら、心肺機能を高めることで体全体の細胞が活性化し、代謝アップに繋げることができると言われているからです。
細胞を活性化させるためには、有酸素運動であるウォーキングやサイクリング、水泳などがおすすめですよ。
無酸素運動と有酸素運動を組み合わせたメニューなら、さらに高いダイエット効果を期待できます。
筋肉量を落とさずに脂肪量を落としたいときは、ストレッチ→筋トレ→有酸素運動の順番で行うといいですよ。
夏は、暑さから食欲が低下してしまう方もいるかと思いますが、何も食べないのは健康にもダイエットにも良くないので気を付けましょう。
旬の野菜には栄養がたっぷり含まれているので、積極的に食べることをおすすめします。
しかし夏野菜を生で食べると、体を冷やしてしまうこともあるので、温野菜にしてみたり、体を温める効果がある燃焼系スープなどを一緒に飲むようにしたりするといいですよ!
食欲がない朝は、野菜ジュースでもいいので何かしら食べるように工夫することがポイントです。
そしてお菓子やアイスクリームなどの食べ過ぎも注意してくださいね。
夏のダイエットで気を付けたいのは、水分不足になることです。
いつもよりも汗がたくさん出る分、体内に必要な水分までも排出されてしまうので、脱水症になってしまう可能性もあります。
ですので、一時間にコップ一杯くらいのペースでミネラルウォーターを飲むようにし、こまめに水分補給をしましょう。
運動前や運動後であれば、スポーツドリンクを飲むこともおすすめです。
夏ダイエットに取り入れたいのが、夏野菜。老廃物を排出してむくみを取ってくれるカリウムや、脂肪や糖質の代謝に必要なビタミンB群、そして腸内環境を整えて便秘を防止してくれる食物繊維が豊富に含まれています。
夏野菜の代表格であるトマトは年中出回っている野菜ですが、旬の時期は栄養価も味も高まっているもの。サラダなど生で食べるのが一般的ですが、体を冷やさないように焼いて食べるのもおすすめです。
出汁生姜のあんをかければ、生姜の効果で体を中から温めて、代謝をアップしてくれますよ。
ビタミンAとビタミンCが豊富なピーマン。低カロリーで低糖質なので、ダイエットにはぴったりです。
また、牛肉には脂質の代謝に必要なビタミンB2が豊富に含まれています。さらにタンパク質もとれるので、筋肉が落ちることにより基礎代謝が低下してしまうのを防ぐことができます。脂身の少ない赤身の肉を選ぶのがポイントです。
オクラに含まれているのがペクチン。このペクチンは水溶性の食物繊維で、糖質の吸収をおだやかにしてくれます。また、整腸作用があり便秘の解消にも効果があります。ダイエット時に不足しがちなカルシウムや鉄分も含まれています。
タコにはタウリンが多く含まれていて、血中のコレステロール値を下げて肥満を防止してくれます。また、ビタミンB2やタンパク質も豊富。しかも低糖質・低カロリーで、食感に食べ応えがあるのでダイエット食材として優秀です。
梅あえでさっぱりした味付けにすることで、食欲が落ちがちな夏でもダイエットに必要な栄養素を摂取することができます。
カリウムが豊富ななす。体の余分な水分を排出してむくみ太りを解消してくれます。また、なすの色素はポリフェノールなので、抗酸化作用があり美容効果も高い夏野菜です。
大根おろしは辛味成分に代謝をアップしたり肥満を防止したりする効果があるので、焼きなすに大根おろしをかけることでダイエットに最適のレシピに。
きゅうりに含まれているのがホスホリパーゼという酵素。このホスホリパーゼは脂質を分解してくれます。また、むくみに効果があるカリウムも豊富です。
しらすは魚介類の中でも低カロリーでありながら、メチオニンという必須アミノ酸が肝機能を高めることで代謝をアップしてくれます。
ポン酢のさっぱりした味付けも夏にはぴったりですよ。
とうもろこしは炭水化物が主な栄養成分ですが、糖質の代謝に必要なビタミンB1の他、カリウムや食物繊維も豊富です。リノール酸やビタミンEも含まれていて、美肌や健康にもいい夏野菜。
乳製品を使わずに生のとうもろこしだけで作ったスープは、生のとうもろこしが出回る夏だからこそ楽しめる味。冷たくして飲むのもおすすめです。
ビタミンB1やビタミンB2などのビタミンB群が豊富ないんげん。糖質の代謝を促進してくれるアミノ酸も豊富です。ニンニクと一緒に炒めることで夏バテにつながりがちな夏ダイエットのスタミナレシピに。ニンニクのアリシンはビタミンB1の吸収を助け、スコルジニンは新陳代謝を促す効果がありますよ。
イタリアンやラタトゥイユなどでおなじみのズッキーニも夏野菜。カリウムやカロチン、ビタミンB群を含み、低カロリーです。1本で約20kcalなので、おなかいっぱい食べても大丈夫。
サーモンに含まれるEPAには、やせホルモンと呼ばれるGLP-1の分泌を促す効果があります。また、アスタキサンチンという体脂肪を減らす効果のある成分も含まれていますよ。
夏以外にもダイエットレシピとして活用したいのが豚汁。豚肉には糖質の代謝に必要となるビタミンB1が多く含まれていて、タンパク質も豊富です。また、定番の具材であるニンジンや大根、ごぼうなどの根菜類は体を温める効果があります。冷房で体が冷えがちな夏にはぜひ取り入れたい一品です。
夏のダイエットを効率的に進めるには、ダイエットグッズを使うこともおすすめです♡
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筋膜のストレッチをしたり、ヨガやストレッチに取り入れたりできるフォームローラー。ひとつあると様々な用途で使えるので重宝するアイテムです。
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夏のダイエット問題についてご紹介しました。「夏」という環境を活かしてダイエットを成功させるためには、脂肪を燃えやすくする工夫が大切になりそうです。この夏は暑さを味方にして、ダイエットを成功させましょう!