1月12日(木)スタートの連続ドラマ『嫌われる勇気』に主演する香里奈さんにインタビュー。フジテレビの連続ドラマで主演を果たすのは約5年ぶりというという彼女に、ストーリーの見どころや役柄についてなど、詳しく語っていただきました。
フジテレビ系1月12日木曜22時スタート
『嫌われる勇気』
『嫌われる勇気』の肝とも言える、アドラー心理学を体現する主人公・庵堂蘭子を演じるのが香里奈さん。蘭子は独身、彼氏なしの警視庁刑事部捜査一課8係の刑事。若干32歳にして、難事件を次々と解決。組織になじまない一匹狼タイプで、周囲の意見には耳を貸さず、常に自分が信じる道を行く、いわば周囲に嫌われる存在。そんな役どころをどう演じるのかも見どころです!
――香里奈さん自身、原作の『嫌われる勇気』を読んでみての感想は?
まず『嫌われる勇気』というタイトル自体、ものすごくインパクトのあるフレーズだなと。やっぱり好かれることを望む人が多い世の中なので。この原作・ドラマともに、アドラー心理学を元に展開していくのですが、この心理学が対人関係の悩みを鋭く斬っていくのが印象的でした。
――実はアドラー心理学の存在ってまだあまり知られていないのかも?
私も今回このドラマをやらせていただくことになって初めて知りました。私たちが生きていく上で、人との関係性がすごく大事じゃないですか?ある意味、アドラー心理学は私の中で新しい考え方でもあり、多くの人がこんな前向きな考え方を持って生きていけたら、楽だろうな~って思いました。私自身、アドラー心理学の「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」という部分には、ものすごく共感できました。
――大ベストセラーが原作ということもあって、本の存在を知る人は多いかもしれませんね!
対話形式で分かりやすく展開していく原作ファンの方もたくさんいらっしゃると思いますが、ドラマではオリジナルストーリーとして、刑事ドラマでアドラー心理学とは何かを説いていく内容になっています。純粋にドラマとしてもストーリーを楽しめますし、原作を読んだ方は、ここのシーンであの言葉を言っているんだなと感じられると思います。もちろん原作を知らない人にも、ドラマを見て感じてもらえる部分がたくさんあります!
――ドラマの台本を読んでみての感想は?
原作の対話の要素はしっかり残して、刑事ドラマと並行していく感じが、すごく上手にまとまっているな~というのが正直な感想です。私自身、毎話どう展開していくのか楽しみです!毎回事件を解決していく一話完結のドラマですが、1話から通して観ていただくことで蘭子のバッググラウンドが見えて、一層楽しめると思います。
ネイビーロゴ入りパーカー 17,000円+税/チャンピオン(ヘインズブランズ ジャパン)
メタリックフレアスカート 11,000円+税/REDYAZEL ルミネエスト新宿店 ワークキャップ 11,000円+税/CA4LA(CA4LA ショールーム) 黒革コンバースシューズ/スタイリスト私物
――香里奈さん演じる刑事の庵堂蘭子の役柄については、監督・プロデューサーとどんな打ち合わせをされたのですか?
初回の打ち合わせでは、「刑事の蘭子を通してアドラー心理学を伝えていきたい」という大筋のプランニングを聞きました。そこから「刑事役の女の子の服装はどんな感じだろう?メイクや髪型は?」など、彼女の内面から醸し出されるビジュアルイメージなどをすり合わせました。
to be continued in PART2…
香里奈・かりな 1984年2月21日生まれ。
2000年より雑誌Rayの専属モデルとして活躍し、
現在は雑誌GINGERのレギュラーモデルを務める。
2001年には女優活動もスタート。これまで様々な話題作に出演し、近年では、幅広い役柄を演じるなど本格派女優として人気を集める。1月12日スタートのフジテレビ系木曜10時ドラマ『嫌われる勇気』で主演に抜擢。
Model:Karina
Photographer:Masaki Sone (PEACE MONKEY)
Stylist:Keiko Watanabe(sitor)
Hair&Make-up:Harumi Kanbe(be glee)
Editor&Writer:Mao Abe(WHITE AGENCY Inc.)
Designer:Yumiko Chizuka(WHITE AGENCY Inc.)