日本の作品にも出演を果たしたシム・ウンギョンさんは、日本でも注目の女優さんです。そんな彼女のことをまだ知らないという方もいるかと思いますので、今回はシム・ウンギョンさんの活動歴や演技力、日本語力などについてご紹介します。
【目次】
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■シム・ウンギョンさんの基本プロフィール
名前:シム・ウンギョン / 심은경
生年月日:1994年5月31日
血液型:B型
身長:160.5cm
出身:ソウル特別市
学歴:ニューヨークのプロフェッショナル・チルドレンズ・スクール卒業
所属事務所:ユマニテ所属
シム・ウンギョンさんは、2004年のドラマ「張吉山」でデビューを果たした女優さんです。
ドラマ「ファン・ジニ」では主人公ファン・ジニの幼少期役を演じたことでも注目を集め、2006年にはKBS演技大賞 青少年演技賞を受賞しています。
当時は「子役スター」と称されることもあるほど、韓国で人気の子役となりました。
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子役として活躍されていたシム・ウンギョンさんは、数々のヒットドラマに出演しています。
■シム・ウンギョンさんの主な出演ドラマ
2004年「張吉山」
2004年「結婚したい女」
2004年「あんぱん」
2005年「その夏の台風」
2005年「愛してる、宿敵よ」
2006年「春のワルツ」
2006年「ファン・ジニ」
2006年「ドラマシティー コンニム」
2007年「太王四神記」
2008年「太陽の女」
2009年「ギョンスク、ギョンスクの父」
2010年「キム・マンドク 美しき伝説の商人」
2010年「赤と黒」
2014年「のだめカンタービレ 〜ネイル カンタービレ」
2020年「マネーゲーム」
2020年「七人の秘書」※日本ドラマ
2021年「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」※日本ドラマ
子役時代は、一年の中で何本ものドラマに出演していることから、引っ張りだこだったことが伺えますね。
特に春のワルツは日本でもヒットしたドラマになるので、知っている方も多いのではないでしょうか。
最近では日本のドラマにも出演されてますます知名度が上がっていますね。
■シム・ウンギョンさんの主な出演映画
2011年「サニー 永遠の仲間たち」
2012年「王になった男」
2014年「怪しい彼女」
2016年「少女は悪魔を待ちわびて」
2016年「新感染 ファイナル・エクスプレス」
2016年「ソウル・ステーション/パンデミック」
2016年「歩く女王 ウォーキング王」
2016年「ザ・メイヤー 特別市民」
2017年「操作された都市」
2018年「サイコキネシス ー念力ー」
2018年「ときめき♡プリンセス婚活記」
2019年「新聞記者」※日本映画
2019年「ブルーアワーにぶっ飛ばす」※日本映画
2020年「架空OL日記」※日本映画
2021年「椿の庭」※日本映画
大人になってからはドラマよりも映画への出演の方が目立ちます。
日本映画に初挑戦となった「新聞記者」では第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しています。日本アカデミー賞の歴史において、最優秀主演女優賞を外国人が受賞するのは初となります。
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子役スターと言われていたシム・ウンギョンさんは、子役時代から高い演技力が注目されていました。
大人になるとスランプに陥ってしまう子役も多いようですが、シム・ウンギョンさんはそのスランプすら感じさせることなく、素敵な女優さんとして今も認められています。
多くの共演者からも大絶賛されているほどの演技力ですので、これからの活躍も期待できるのではないでしょうか!
また、シム・ウンギョンさんは演技力が高いだけでなく、歌も上手なことをご存知でしたか?
映画「怪しい彼女」では若返って歌手としての夢を叶えていくおばあちゃん役を見事に演じており、演技だけでなく歌もできる女優と言われています。
シム・ウンギョンさんが日本でも注目を集めるきっかけになったのは、2019年に公開された日本映画「新聞記事」に出演したことでした。
日本で大人気の実力派俳優・松坂桃李(まつざかとおり)さんとW主演を務め、日本語も披露しているんです。
予告動画では少しですがシム・ウンギョンさんの日本語を聞くことができますよ!
バラエティ番組に出演した際は、日本語で質問するほど日本語力がしっかりしています。
自身は「まだ漢字はあまり読めない。それでも基本的な部分はある程度可能だ。言語は私がどれだけかやるかによるので、ずっと勉強している」と話しており、日本語をとても勉強してきた努力家な女優さんであることも伺えますね。
さらに、2019年の日本映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」では主演の夏帆(かほ)さんの自由奔放な親友役も演じているので、ぜひチェックしてみてください。
最近では日本のドラマにも出演が続いていて、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒さんなど錚々たる女優と共に主要メンバーとして「七人の秘書」に出演後、香取慎吾さん主演の「アノニマス」などどちらもキーパーソンとなる役で出演し、日本でも注目を浴びました。
以前から、日本の文化全般に興味を持っていたそうで、その中でも日本映画から受けた影響はとても大きく、いつか日本で仕事ができたらいいなと思われていたそうです。
外国語で演技をすることはとても大変な苦労があったと思うのですが、シン・ウンギョンさんは「まごころ」を持って芝居をすることが大切だと思われているようで、その上で言葉ももちろん大切だから努力するという信念を持っているようです。
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「サニー 永遠の仲間たち」の大ヒットのシム・ウンギョンさんが高校進学の頃、そのキャリアを中断しアメリカへ留学しました。
子役で芸能活動を開始しずっと出演し続けていたので、普通の学生が経験するようなことをしておきたかったそうです。
後悔しているのは英語をほとんどしゃべれないまま渡米したため、周りの人とのコミュニケーションがとるのが難しく苦労したことだそうです。
その経験から、日本での仕事をしたいと思った時に日本語の勉強を早くからしていたようです。
またその留学先のアメリカでハマったのが日本文学だそうで、夏目漱石の全集、太宰治の『人間失格』、遠藤周作の『深い河』などを読破したようです。静かな作品世界の中に鋭いメッセージが心の深い所に刺さる感じがして、そこがたまらなく好きだそうです。
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シム・ウンギョンさんで検索すると、お笑いタレントであるイモトアヤコさんに似ていると噂をされているようです。
言われるようになったきっかけは、どうやらシム・ウンギョンさんの子役時代の写真がイモトさんに似ていることで広まったようですね。
屈託がなく、だれからも好かれる笑顔が似ているかもしれません。
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シム・ウンギョンさんはインスタも開設しています。
自分の写真よりも、映画や風景などの写真が多く、アーティストチックな世界観を感じさせてくれますよ。
また、クレヨンしんちゃんや日本のドラマで好きなワンフレーズなどをアップしていたりするので、日本のことも好いていてくれていることが伝わります。
最近は忙しいのかなかなかアップされることが無く残念ですがシム・ウンギョンの世界観を覗ける貴重な場所となっています。
シム・ウンギョンさんについてご紹介しました。韓国だけでなく日本での活動ももっと広がっていきそうですね。ぜひシム・ウンギョンさん出演の作品を見てみてください。