CULTURE
2018.08.15
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橋本環奈 インタビュー “銀魂2” 今作ならでの、新たな神楽の魅力は?

橋本環奈 インタビュー “銀魂2” 今作ならでの、新たな神楽の魅力は? 橋本環奈 インタビュー “銀魂2” 今作ならでの、新たな神楽の魅力は?
空知英秋による同名漫画を実写映画化し、昨年邦画実写でNO.1の大ヒットを記録した『銀魂』の続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』が、2018年8月17日に公開されます。前作に引き続き、神楽役を演じた橋本環奈さんにお話を伺いました。

映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』
2018年8月17日(金)より全国ロードショー

金欠で家賃も払えない万事屋の3人は、ついにアルバイトをすることを決意する。しかし、バイトに行く先々で天下の将軍様と遭遇する羽目に。同じ頃、内紛に揺れる近藤たち「真選組」はかつてない危機に見舞われていた。それはやがて将軍をも巻き込む陰謀へとつながり、江戸中で大騒動が勃発。万事屋と銀時も最大の危機に立ち向かうことになる。

監督・脚本:福田雄一
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』公式HP

ー『銀魂2 掟は破るためにこそある』は銀魂史上もっともアツい「真選組動乱篇」と、笑いの絶えない「将軍接待篇」を融合させたストーリーが展開されるそうですね。1作目からおよそ1年で2作目の公開とは早いですね。

前作の撮影時はまだ高校に通っていたんですが、まわりからの反響もとてもよくて。仲のいい子もアニメのファンだったりして、みんな楽しみにしてくれてましたね。ビジュアルを解禁したときも受け入れていただけて、実際に動いたらどうなるんだろう?っていう期待値も高かったので有り難かったです。私が神楽役をやるってことに対しての反響もすごかったですし。前作撮影時に、すでにみんなで2作目、3作目を作りたいねって話はしていたので、こんなにも早く2作目が作れたことは嬉しかったです! だからこそ、熱が冷めないまま2作目に入れたのでよかったと思います。

ー前作同様、激しいアクションにも挑戦されてますよね。

今回は前回のアクションとはまた違ったものでした。前作同様にワイヤーアクションにも挑戦しましたが、ワイヤーは少なめです。今回は沖田(総悟)と一緒に戦っているんですが、別々の動きをしているけれど二人はシンクロしているので、それが難しくて。沖田は刀を使っているんですが、沖田役の吉沢くん(編集部注:吉沢亮さん)がもともと剣道をやっていたので動きがすごく早いんです。神楽は素手で戦ううえに、立ったり座ったりという動きも多く、その時間差を埋めるのが大変でした。周りの方からは「1作目より動けてるね」と褒めていただけたのが嬉しかったです!

ー『銀魂』といえば、随所に散りばめられたギャグというか"笑い"のシーンも見逃せませんよね。

1作目で鼻ほじって、吐いてってのをやっていたので、次は何をしたら笑ってもらえるんだろうって…。笑いのハードルが上がっちゃいましたよね。「鼻ほじる」って言葉だけでも衝撃だったのに、2作目では「鼻ほじるだけじゃねぇ」なんて言われて。実際撮影を終えてみると結構やらかしているので、これスクリーンに出しちゃって大丈夫なのかなって思うくらいです(笑)。

ー今作ならでの、新たな神楽の魅力は?

白目をむいたりいろいろしていますが、1番は『しゃくれ』です! 私はコメディーを知らなくて、自分の引き出しにもともと持っているものじゃないので、監督にいかについていくかだけですよ。神楽に関しては、監督を信頼して演じていましたし、なんだかんだいって楽しんでいる自分もいました。私、『しゃくれ』にかんしては、岡田将生さんから師匠って呼ばれていたんです。彼が納得のいく『しゃくれ』を全然できなくて落ち込んでいたときに、そのあと神楽が1回で決めたら「師匠!」って呼ばれて。でも、確かに1週間前から練習してましたからね。監督に『しゃくれ』を見せたら「もうちょいだな」っていわれたので、ずっと練習してたんです。そしたら、それ以外のシーンでも「しゃくれてるよ」っていわれるくらいでしたもん。

ー今作は新キャラも登場してますが、橋本さんが1番気になるのは?

やっぱり将軍かな。こんなにも全裸になる将軍を快くやっている勝地涼さんってスゴイなって思いました。

ー神楽のキュートなヘアも女性たちから注目されていますが、前作は地毛だったんですよね。

そうなんです!神楽のオレンジ色の髪は、実は地毛をカラーリングしたもので今回も地毛です。あれ、本当大変なんです。前回は髪を染めるのが初めてだったので、まず2回ブリーチしてカラーリングしたんですが「色が足りない」といわれ、さらに2回ブリーチして入れ直したんです。そのうえ撮影の合間にも何度も色を入れ直して。だから、シリーズが続いて撮影が続くと私の毛根がどんどん死んでいくんだな、って(笑)。それから次の作品のために黒染めをしたんですが、今年の2月にまた2作目の撮影が始まったんですよね。今回はキャバクラのシーンで髪を下ろしているんですが、そのシーンをいい状態で撮りたかったので、前日にまたカラーリングしたり。神楽の髪を維持することも大変でしたね。シャンプーもお高めのものを使ったり、トリートメントもちゃんとしたり、撮影後は美容室に通ったりしていました。

ー最後に、パワーアップした2作目の見どころを教えてください。

今作は万事屋(よろずや)である小栗さん&菅田さんとの撮影シーンが多かったのですが、パート1に比べて空気感も変わったので、さらにイイ雰囲気に仕上がっていると思います! 前作は初対面の方の多かったし、菅田将暉さんや、長澤まさみさんとは一緒の撮影が少なくて。それに比べて今回はみんなでのシーンも多く、全員が楽しんで撮影してました。プライベートで小栗ファミリーと菅田さんと私で買い物に行ったりもしましたし。こんなにふざけていいのかってくらい楽しく撮影できて、その空気感が見どころのひとつになっていると思います!

橋本環奈(はしもとかんな)

'99年2月3日生まれ。福岡県出身。初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で第40回日本アカデミー賞「新人俳優賞」受賞。昨年の出演作は、映画『ハルチカ』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』、ドラマ「警視庁いきもの係」「FINAL CUT」など。今後は、日本テレビ系ドラマ「今日から俺は!!」(10月スタート/早川京子役)が控えている。

Writer: Mie Arisumi

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