季節関係なく、一年中活躍するワンピース。実は、ワンピースには様々な種類があります。丈感、デザイン、シルエットなど、それぞれのワンピースの名称や特徴をチェックして、自分に似合うワンピースを見つけましょう。
【目次】
ドレスアップしたい時、コーディネートいらずで手軽におしゃれがしたい時、涼しげな格好がいい時など、さまざまなシーンで活躍するワンピースにはいろいろな種類があります。
・着丈
・デザイン
・シルエット
などによって分けられるワンピースの種類をまとめてご紹介していきます!
ワンピースの上手な着こなし方や自分に似合うワンピースの見つけ方、おすすめコーデをチェックしてみましょう。
スタイルアップや体型カバーも叶うワンピースですが、ワンピースの種類の中から自分がどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
似合うワンピースの種類の選び方のポイントをご紹介します。
■体型に合っているか
まずは体型に合っているかをチェックしましょう。
タイトなのかフレアなのか、ミニ丈なのかロング丈なのか、首元の空き具合、形などで印象が変わってきます。
自分の良いところが活きるワンピースの種類を選びたいですよね。
また胸が大きい方が上半身にボリュームがある方は、胸下切り替えのワンピースの種類選びには注意が必要です。
■着用シーンを考える
誰と会う時に着るのか、どこに行く時に着るのかを考えてワンピースの種類を決めることが大切です。
結婚式に着て行くワンピースをリゾートに着て行くというような極端なことはないと思います。
ですが、黒だからいいかなとラフなカットソーの素材のワンピースで結婚式の二次会に出席するというようなことは避けたいですよね。
たくさんワンピースの種類があるので、TPOをわきまえるて選ぶのがポイントです。
くるぶしが隠れるくらいの丈のワンピースをマキシワンピース、もしくはロングワンピースと呼びます。
リゾートっぽい柄物やコットンやリネン素材のものなど、カジュアルに着こなせるものが人気。特に夏のコーディネートに活躍します。
ひざ下の半端丈のものが、ミモレ丈ワンピースです。
パンプスやサンダル、ブーツ、スニーカーなど足元のコーディネートがしやすく、おめかしコーデからデイリーカジュアルまで対応する使いやすいワンピースです。
膝がちょうど隠れるくらいから膝の頭が見えるくらいの着丈を、膝丈ワンピースと呼びます。
きちんとした印象の着こなしに使えるワンピースが多く、通勤服やきれいめデート服、お呼ばれ服などにおすすめです。
短め丈のミニワンピースは、キュートな雰囲気のものや女っぽさのあるものなどさまざまなタイプがあります。
脚の露出が多いので、ブーツやタイツなどとのコーディネートもおすすめです。
次に、デザイン別のワンピースの種類を紹介していきます。
肩紐が細いキャミソールのようなデザインのワンピースは「キャミソールワンピース」と呼ばれます。1枚で夏らしく、Tシャツを重ね着をして春っぽく、など着回し力があるアイテムです。
上下が繋がったジャンプスーツのボトムがスカートになっているのが、ジャンパースカート。
ミニ丈やミモレ丈など色々な丈があり、丈によって雰囲気が異なります。夏場はノースリーブトップスやTシャツと合わせて、少し肌寒くなったらカットソーなどと重ね着してカジュアルに着こなすのが一般的です。
Tシャツが長くなったような丈のものをチュニック、ワンピースとしても1枚で着られるくらいの長さのものをチュニックワンピースと呼びます。
ウエストに絞りがなく、ストンとまっすぐなシルエットやAラインに広がるチュニックワンピースは、パンツやレギンスなどと重ねて着こなすとおしゃれに見えますよ。
シャツが長くなったデザインのシャツワンピースは、前がボタンで開いて羽織ることができるタイプの他、かぶるようなデザインのものもあります。
襟がついていることでシャキッとして、甘さ控えめな雰囲気に。また、レギュラーカラーの他スタンドカラーやノーカラーのシャツワンピースもあります。
前の部分がクロスして重なっているデザインのものを、カシュクールワンピースと呼びます。
ウエスト部分で縫い付けられている物のほか、ウエストでリボンで縛って固定をするラップスカートのようなデザインのものもあります。
ギャザーやフリルが段々になっているティアードワンピースは、存在感がありかわいい雰囲気が魅力。
大人っぽいロング丈のティアードワンピースは、夏だけでなくデニムジャケットなど羽織りものをプラスして春や秋にも活躍します。
トレンチワンピースとは、トレンチコートのデザインを取り入れたワンピースのこと。ボタンやベルトが特に特徴的です。
袖があるもの以外にも、ノースリーブタイプなどもあります。ノースリーブの場合、何かを羽織ったりインナーと重ね着したりと着こなすことが多いでしょう。
次に、シルエット別のワンピースの種類を紹介します。
まさに「A」のシルエットのように裾に向かって広がっているものをAラインワンピースと呼びます。
ハリのある生地だとボリュームが出ますが、落ち感のある生地だとそこまでボリュームは出ません。動いた時にひらりと動く感じが女性らしいのが特徴です。
Aラインよりもさらに広く、まるで三角形のテントのようなシルエットになるのがテントラインワンピースです。
トップスはコンパクトめで、ジャケットやカーディガンなどを羽織っても素敵ですよ。
体のラインに沿うようにタイトなシルエットで作られているのがタイトワンピース。レディライクでおしゃれな雰囲気が出ることが特徴です。
大人っぽさを出したいときや色気を演出したいときにはタイトワンピースがぴったりです。
全体に丸みがあり、裾に向かってキュッと細くなるコクーンシルエットのワンピース。
立体的なシルエットを活かすハリのある生地を使ったものが多いです。
次は、素材別のワンピースの種類を紹介します。
リネン(麻)でできたワンピースは、通気性や吸水性に優れているのが魅力。汗をかいたり、濡れたりしても蒸れず、乾きも早いです。春夏のコーデで活躍する種類だと思われることが多いですが、意外と保温性にも優れているので、コーデ次第では秋や冬も着られるでしょう。
柔らかい肌触りで、特徴的な風合いを楽しめるのもリネンワンピースの特徴。ナチュラルな印象なので、カジュアルなシーンに向いています。
コットン(綿)のワンピースは、通気性と吸水性に優れていて、熱が逃げにくいです。気温に関わらず快適に過ごせるため、ベーシックカラーのコットンワンピースならオールシーズン着られます。
また、コットンワンピースは肌触りに優れているのも特徴です。柔らかくて刺激が少ないので、肌が敏感な人にもおすすめです。
デニムは、綿(コットン)をあや織りしてできた厚手の生地です。カジュアルな印象が強い生地の種類なので、デニムワンピースはデイリーシーンに向いています。
また、季節を問わず着られることもデニムワンピースが人気の理由です。インナーやアウターを工夫すれば、暑い季節でも寒い季節でも快適なコーデを作れます
ポリエステルは樹脂や石油を化学的に合成して作った素材です。吸湿性や吸水性は低いですが、速乾性には優れています。
また、シワができにくいのもポリエステルの特徴です。他の種類と比べて丈夫で軽く、扱いやすいため、ポリエステルワンピースは普段使いに適しています。
さらに、ポリエステルは形状記憶性が高いです。そのため、プリーツワンピースなどにはポリエステルが使われます。
ニットは、1本の糸で編まれた生地です。使われる糸の種類はウールやカシミヤ、アクリルなどさまざまで、それぞれ保温性や見た目の印象が違います。
ニットワンピースの魅力は、着心地の良さと暖かさです。フィット感があるものが多く、適度にボディラインが出るため、男性ウケも期待できます。
厚手のケーブル編みやさわやかなワッフル編みなど、編み方の種類もさまざまなので、多彩なラインナップから好みに合うものを見つけられます。
最後に、ワンピースを使ったおすすめのコーディネートを紹介します。気になるワンピースがないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
風通しがよく足元まで覆ってくれるマキシワンピースは夏にぴったり。重たくなりがちなブラックも、軽やかな素材のマキシワンピースであれば暑い時期でも着こなせます。
ストロー素材のバッグを合わせて季節感を出すのもおすすめです。
かわいらしい雰囲気を演出したいときにはニットワンピースが最適。淡い色味のものを選べばよりかわいらしさが出ます。ベルトでウエストマークをしてほどよいアクセントをプラスするのもおすすめです。
1枚そのままでもボトムスとレイヤードしても楽しめるミニ丈ワンピース。コーディネートの幅が広がるのが魅力です。デニムとレイヤードすれば、あっという間にカジュアルスタイルが完成。ギャザーがついているワンピースはトレンド感も演出できます。
春夏のイメージが強いキャミソールワンピースですが、アウターを羽織ったりインナーを厚手のものにしたり、ニットカーディガンを肩掛けしたりすることによって少し肌寒い時期でも着こなすことが可能です。
より冬場に着るのであれば、足元もブーツにするなど変化を加えましょう。
着こなし次第では子どもっぽく見えてしまいがちなジャンパースカートですが、キャップやブーツなどを合わせてスポーツMIXで着こなすことで、大人カジュアルスタイルに仕上がります。
落ち着いた色味を選ぶことでまとまりあるコーディネートになるでしょう。
1枚でもサラッと羽織りものとしても使えるシャツワンピース。キャミソールとシンプルなパンツの着こなしもシャツワンピースもシャツワンピースを重ねることでおしゃれに決まります。シアー素材のものを選べばトレンド感も出ます。
レディライクな雰囲気を演出できるカシュクールワンピース。パンプスなどと合わせてきれいめに着こなすのもいいですが、デニムとレイヤードするとカジュアルさをプラスできます。カジュアルダウンすることでコーディネートの幅が広がるでしょう。
ボリュームのあるロングのAラインワンピースは、落ち着いた大人な印象を作れます。Vネックのものを選べばデコルテがきれいに見え、エレガントで柔らかい雰囲気を演出できるでしょう。
短め丈のニットワンピースは、デニムと合わせることでおしゃれに着こなせます。1枚で着るとセクシーすぎる雰囲気になりますが、デニムと一緒に着用することで大人カジュアルに仕上げられるでしょう。
ひざ下のミモレ丈ワンピースは、きれいめなイメージを作ってくれるアイテム。フレアタイプのミモレ丈ワンピースをチョイスすればフェミニンな雰囲気を演出できます。
そんなきれいめアイテムにはパンプスを合わせて上品に仕上げるのがおすすめ。ウエストマークできるワンピースであれば、スタイルアップも叶うでしょう。
ティアードワンピースは、裾に向かってふんわりと広がるシルエットが魅力。下半身にボリュームが出る分、上半身はコンパクトにまとまっているシャツタイプのものを選ぶようにしましょう。
鮮やかなイエローのティアードワンピースには、足元はサンダルをチョイス。爽やかで夏らしいコーデに仕上がります。
シルエットが特徴的なコクーンワンピースは、あえて1枚でシンプルに着こなすのがおすすめ。
胸元がVにカットされたデザインはデコルテラインを綺麗に。
足元はサンダルを合わせておしゃれに。スニーカーでも◎
ブラックで統一すると、かわいさを残しつつもシックでセンスのあるコーディネートになるでしょう。
トレンチのディティールを取り入れたトレンチワンピースは、さまざまな形やデザインで作られているため、一概に雰囲気が決まっていないのが特徴。とはいえ、トレンチコートのようなデザインが主役級であるため、メインになるようにコーディネートを組むのがおすすめ。
他のアイテムはシンプルにまとめるなど、上手にバランスを取るように意識するといいでしょう。
たくさんの種類があるワンピース。それぞれ特徴があり、おめかししたい時はもちろん普段のおしゃれにも大活躍してくれます。1枚でサマになるワンピースで気軽におしゃれを楽しみましょう!