ちょっと肌寒さを感じる春や秋の気温16度の日はどんな服装がちょうどいい?何を着ようか迷う気温16度にぴったりな服装を季節別にご紹介。最高気温や最低気温別に、どんなアウターが気温16度に最適なのかチェックしましょう。
【目次】
気温16度というと、だいたい春先や秋口くらい。3月の「まだちょっと寒いかな」11月の「そろそろ寒くなってきたな」という時期の気温です。また、4月や5月にも肌寒い日には気温16度の日もあります。
そんな気温16度のときのコーディネートはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。まずは、コーデを決める3つのポイントを紹介します。
日中の気温が16度の時期は朝晩の最低気温が低めなので、朝から出かける日や夜まで外出している時には寒さ対策をしっかりしておくことが大切です。
アウターやストールなど、温度調節できるアイテムを取り入れてコーディネートを組みましょう。
気温16度といっても、それが最高気温なのか最低気温なのかによっても適切なコーディネートは変わります。
最高気温が16度の場合は寒暖差を意識したスタイリングを、最低気温16度の場合は日中は20度を超えることもあるため、厚手のトップス1枚や薄手のトップスとアウターを合わせたコーディネートなどをするといいでしょう。
雨の日の場合、雨の日仕様のコーディネートをする必要があります。
足元は濡れても大丈夫なようにスニーカーやブーツ、レインシューズなどを選び、裾が汚れる可能性があるため、ボトムスはダークカラーを選ぶようにしましょう。
続いて、気温16度のときのおすすめアイテム・アウターをご紹介します。
・スウェットなどの厚手のトップス
・ミリタリーシャツなどトップスとしてもアウターとしても使えるアイテム
・シャツワンピースにレイヤードして温度調整を
・長袖のシャツやTシャツにカーディガンや薄手のコートをプラス
・シャツとセーターの重ね着
・ニットアンサンブル
・デニムジャケットやトレンチコート
・ボアブルゾン
まずは、気温16度の春夏におすすめのコーディネートをご紹介します。
冬コートを仕舞って春コートが登場する気温16度の時期。トレンチコートは通勤などの「きちんとStyle」から休日の「カジュアルStyle」まで幅広く活躍します。
お日様が気持ち良い晴れた日は、日差しで少し暖かさも感じます。そんな時にはインナーはニットではなくカットソーがちょうど良いですね。
ボーダートップスとパンツのシンプルコーデもトレンチコートで大人っぽさがアップします。
暖かくなってきた春とはいえ、屋外に長くいるとだんだん冷えてきます。
最高気温が16度の頃に遊びに行くなら、アウターで温度調節ができるようにしておくのがおすすめです。デニムジャケットを羽織った着こなしで、おしゃれ&防寒バッチリです。
春っぽさを出したいから、ボーダートップスをチョイスするのがポイントです。
最低気温が16度くらいだと、Tシャツでは寒いけれどアウターは要らないかな?という感じがします。
そんな時のカジュアルコーデにちょうど良いのがスウェットです。程よい保温性があるけれど綿素材なのでモコモコした感じにならないのが春らしくて良いですね。
もうウールのコートやダウンは脱ぎたくなる3月。しかし、最高気温が16度ならまだ風の冷たさを感じます。
そんなときは薄手なのに温かいキルティングジャケットでしっかり防寒しつつ春らしいコーデに。足元もブーツなら、足先から来る冷えの対策もできますよ。
最低気温が16度の場合、日中は25度前後になることも。しかし、朝晩は肌寒く感じるので調節できるように薄手の羽織りものがあるとよいでしょう。
カジュアルなミリタリーシャツは今の気分にマッチ。暑くなって脱いでもかさばらないので荷物にならない点も便利です。晴れた日ならインナーは半袖でもよいでしょう。
肌寒く感じるときの羽織りものとして活躍してくれるカーディガン。最低気温16度の日なら、薄手のものを選びましょう。薄手のカーディガンをトップスとして活用するのもおすすめです。
きちんと感が必要な場面では、タイトスカートに薄手のトップスとジャケットを合わせたコーディネートがおすすめ。レースのタイトスカートであればフェミニンさを加えてくれるので上品に仕上がります。気温の変化に対応できるよう、薄手のトップスと薄手のアウターを合わせておくと安心できるでしょう。
人気が高まっているフレアパンツ。トレンドカラーのグリーンを選べば、人と被らないコーデが作れます。トップスはオフホワイトのスウェットをチョイス。カジュアルに仕上げましょう。
一枚でも羽織ものとしても活躍するシャツワンピース。気温16度で着るには少し寒いものの、中にカットソーをプラスしたり、デニムを重ねたりしたレイヤードスタイルなら春先でも着られます。
簡単にきちんと感を作ってくれて、通勤に活躍する紺ブレザー。マニッシュなアイテムですが、腕まくりをして手首見せをすると女性らしく着こなせますよ。
インナーはボーダーを合わせてカジュアル感をプラスすると、今っぽく仕上がります。
続いては、秋冬の気温16度にぴったりのコーディネートをご紹介します。
すっかり秋らしくなってきた……と思うのが気温16度の頃。
デニムジャケットはブラウンやオレンジ、グリーンなど秋らしい色と合わせて着こなしましょう。インナーは長袖のカットソーや薄手のニットが良いですね。
室内でデニムジャケットを脱ぐこともあるので、脱いでもおしゃれなコーディネートで出かけましょう。
涼しくなったら着ようと思っていた秋アウターの出番がやってくるのが気温16度。もこもことしたボア素材やファーなどの起毛感のある素材がかわいく見える季節の始まりです。
厚手にニットなど分厚いものともこもこアウターを合わせるのはまだ早いので、薄手のニットやカットソー素材のワンピースなどの上に羽織るとちょうど良さそうですね。
ウールのコートにはまだちょっと早いかな、という気温16度。春コートを再登場させるという手もありますが、せっかくだから秋から冬を先取るようなアウターをチョイスしたいですよね。
秋に馴染むブルーのジャケットはイエローのパンツと合わせてスタイリッシュにコーディネートするのがおすすめです。
日中が16度の場合、最低気温は10度を下回ることが多いので、アウターは必須。しかし、インナーにニットや厚手のスウェットなどを着れば、ウールコートやダウンなどではなく、トレンチコートやデニムジャケットなどのライトアウターで十分。風が強い場合に備えてストールやマフラーがあると安心です。
マウンテンパーカーは秋はもちろん、春でも使いやすいので持っておくと重宝します。スポーティーでコーデに抜け感を演出できるでしょう。秋ならダークカラーのスカートなどを合わせると、季節感のあるおしゃれなコーデに仕上がりますよ。
辛口アウターのライダースを合わせると、ほどよくハードさが加わって大人の女性のコーデになります。秋らしいチェック柄パンツを合わせてクールに仕上げましょう。
日中の気温が16度なら、インナーはニットにしてもいいでしょう。タートルニットなら首元まで覆われるので薄手でも温かく感じられますよ。
秋冬に活躍してくれるニットワンピース。今シーズン着るなら、ブラウンのニットワンピースにアイボリーやベージュなどのボトムスを合わせたラテ配色がおすすめ。秋色でまとめることで、手持ちのアイテムも今っぽく仕上がりますよ。
春にも秋にも重宝するプリーツスカートは、色味で季節感を出すのがおすすめ。秋口であればカットソー1枚と合わせてもかわいく仕上がります。足元はダークカラーのシューズで引き締めるといいでしょう。
1枚でおしゃれに決まるニットワンピースは持っておくと便利なアイテム。忙しい朝に役立ってくれます。
ただしコーデがマンネリ化しやすいこともあるので、レギンスやスカートをレイヤードしたり、小物でアクセントをプラスしたりして着こなしの幅を広げるのがおすすめです。
トレンドが続いているボアアウター。ベーシックなトップスにブラックのパンツを合わせたコーデも、ボアコートを羽織るだけで今っぽく仕上がります。気温16度ならインナーは薄手でOK。
トレンチコートやテーラードジャケットよりもラフな雰囲気で羽織れるニットカーディガン。リラックスした気分で過ごしたいオフの日にはぴったり。
白のカットソーと黒のパンツというシンプルなコーディネートもサッとカーディガンを羽織るだけでこなれた雰囲気に進化します。
続いては、雨・曇りの日におすすめな気温16度のコーディネートをご紹介します。
軽やかで着やすいキルティングコート。サラッと羽織れて防寒もできるので、気温16度の雨の日にぴったりです。
足元はブーツを、スカートをチョイスするのであれば広がりにくいデザインのものを合わせてコーディネートを組むのがおすすめです。
春や秋には定番アイテムであるトレンチコート。元々軍隊で使われていたこともあり、雨に濡れても生地が傷みにくいのが特徴です。足元はがっしりとしたブーツ雨対策をしておくこともポイントといえます。
トレンドのハーフパンツであれば、裾が濡れる心配もありません。とはいえ素足にパンプスやローファー、スニーカーを合わせるのは肌寒いので、ロングブーツで雨対策かつ防寒対策を行うのがおすすめです。
春や秋の気温16度のシーズンは、おしゃれとともに寒さ対策も大事になる時期。春っぽい服装にし過ぎて寒くなったり、秋から冬を意識して暑くなってしまわないように、その日その日ちょうど良い服装を選びたいですね。また、天候によっても体感気温が変わる時期でもあります。冷たい雨が降っているときは体が冷えないように気をつけた服装がベターです。