＜鈴木伸之スペシャルインタビュー＞ 映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」

―まずは、完成した映画はご覧になりましたか？

はい、観ました。前作よりさらに東京喰種の世界観が広がって、今回は松田翔太さん演じる月山習にフォーカスを当てた物語なのですが、原作を忠実に再現しているので、とても見応えがあると思います！

―前作で同じ喰種捜査官の大泉洋さん演じる真戸呉緒（まどくれお）が殺されてしまいましたが、その後、鈴木さんの演技に変化はありましたか？

大泉洋さんは大先輩なので、真戸呉緒の死はとても喪失感があり、亜門鋼太朗に大きな影響を与えました。しかしそれを機にさらに喰種に対して“自分がなんとかしないと”という使命感に駆られています。そういった心境の変化にも注目していただけたらと思います。

―窪田正孝さんとはドラマ・ラジエーションハウスでも共演されていますね。どんなお話をされますか？

本当にたわいもない話を常にしています。ドラマも３ヶ月間一緒だったのですが、ご飯も行かせていただきました！

―今作から登場する松田翔太さん演じる月山習は原作でもかなり過激な役だと思いますが、松田さんの演技で関心されたことはありますか？

原作が狂気的なキャラクターなので、実写したときにどうなるんだろう？と思っていたのですが、残酷な部分はそのまま残酷に描かれていて、さすがだな、と思いました。実は現場では1日しかお会いしなかったので、中々お話をする機会が無かったのですが、舞台挨拶でご一緒することができました。松田さんは、スター感というかオーラが物凄くある方です。

―もし現実世界で喰種と対峙してしまったとき、鈴木さんならどうしますか？

逃げます！走って逃げます。勝ち目は無いと思うので（笑）

―ところで、鈴木さんが好きな赫子（かぐね：喰種の持つ捕食器官）はどれですか？

主人公カネキの赫子かなぁ、やっぱり。彼は努力してどんどん強くなっていくので、その過程も楽しいです。

―前作で登場したクインケ（喰種捜査官の武器）は実際重いですか？

めちゃくちゃ重かったです。鉄で出来ていて、振り回すのに物凄く力がいりました。

―この夏の楽しみはありますか？

いま語学（英語）を勉強していて、上達させたいなぁと思っています。

―最後に東京喰種 トーキョーグール【S】の見どころを教えてください！

これからどんどんシリーズ化していきたいという話もありますし、まだ漫画で６巻位までの話しか描かれていないので、今後に繋がる「東京喰種 トーキョーグール【S】」になっています。世界的にも読まれている漫画なので、是非観ていただきたいです。皆さんに応援してもらえるように、僕自身もたくさん宣伝していきたいと思います！