ピアスホールがいらない、耳にはめ込むだけの「イヤーカフ」は、気軽におしゃれを楽しめますよ。そんなイヤーカフはどのような種類、付け方があるのかご紹介します。
また、イヤーカフを使う際の「痛くなる」「無くす」といったトラブルについても解説します。
【目次】
顔の形や肌の色、髪型によって似合うイヤーカフはそれぞれ異なります。タイプに合った選び方を見ていきましょう
【丸顔の場合】
顔の輪郭が丸い場合は、ぶら下がるタイプのものがおすすめです。縦のラインを強調することで、顔のラインをすっきり見せる効果があります。しかし、ボリュームのあるイヤーカフは顔が大きく見えるため、シンプルなデザインのものを選びましょう。
【面長の場合】
面長の場合は、丸みを帯びたデザインのイヤーカフを選びましょう。ぶら下がるタイプだと、より顔が長く見えてしまうからです。大ぶりのイヤーカフなら、顔に横幅がプラスされ、顔の長さを視覚的にカモフラージュできます。
【顔が四角い場合】
四角形の顔の場合は、直線的なデザインよりもリングタイプのように丸みを帯びたイヤーカフがおすすめです。曲線を顔周りにプラスすることで、柔らかい雰囲気になります。三角形やスクエア型、スタッズなどは顔にボリュームを与えるため避けましょう。
【ショートヘアの場合】
すっきりした印象のショートヘアは、ボリューミーなイヤーカフが似合います。大ぶりのイヤーカフと小さなイヤーカフを重ね付けして、顔周りに華やかさをプラスするのもおすすめです。
【ミディアムヘアの場合】
髪をおろしたときとヘアアレンジしたときで印象が大きく変わるミディアムヘアは、髪型に合わせたイヤーカフを選ぶのがおすすめです。ダウンヘアはシンプルで小さめのイヤーカフにして、大人っぽさを演出します。髪をアップにしたときは、フープや揺れるタイプのイヤーカフで華やかさを出しましょう。
【ロングヘアの場合】
ダウンスタイルにする場合は、髪のボリュームに負けない大ぶりなものがおすすめです。パールのついた大ぶりのフープやフック型にすると、よりエレガントに見せられます。
【黄味を帯びた肌の場合】
肌が黄味がかっている場合(イエローベースでパーソナルカラーがスプリングやオータム)は、肌になじみやすいイエローゴールドが似合います。また、アンティーク調のものもおすすめです。
【色白な場合】
色白な人(ブルーベースでパーソナルカラーがサマーやウィンター)に似合うのは、シルバーやホワイトゴールド、ピンクゴールドです。ピンクトルマリンやムーンストーンなど淡い色味のストーンが付いたものも肌になじみます。
【小麦色の場合】
肌が健康的な小麦色の場合は、イエローゴールドを選びましょう。シルバーを選ぶと肌から浮いてしまいます。そのため、ストーンの色味はビビッドカラーなど鮮やかではっきりしたものがよいでしょう。また、エスニック調のデザインもおすすめです。
肌に黄味がかっているけれど、シルバーのイヤーカフを付けたい場合もあるでしょう。そんなときは、清楚な雰囲気のファッション、シンプルで洗練されたファッションにすると付けこなしやすくなりますよ。
また、色白の肌にイエローゴールドのものを付けたいときは、ファッションを華やかもしくは大人の女性を感じさせるものにしましょう。肌なじみが良くなり、華やかさがアップしますよ。
イヤーカフの重みで痛くなることがあるため、痛みが気になる方は小ぶりのものからチャレンジしてみましょう。また、シリコンカバー付きのイヤーカフを選ぶことで付け心地を柔らかくできます。シリコンカバーは別に購入できるので、試してみてはいかがでしょうか。
さらに、自分の耳の形に合わないイヤーカフも痛みを感じやすくなります。耳の厚みに合わせて調節したり、耳にフィットしたりするものを選ぶようにしましょう。
耳の外側と軟骨部分との距離も人それぞれなため、引っ掛けやすいサイズ感のイヤーカフを選ぶのがおすすめです。
他にも、イヤーカフに似たイヤークリップであれば、挟むだけで付けられるのでイヤーカフよりもテクニックいらずで楽しめるでしょう。
イヤーカフとイヤリング、どちらともピアスホールを開けずに付けられますが、どのような違いがあるのでしょうか。
イヤーカフは耳にはめ込んだり引っかけたりするもので、耳の上や下など全体に付けておしゃれを楽しめます。一方、イヤリングは耳たぶを挟むタイプとなります。
イヤーカフは耳の好きな場所に付けることができますが、イヤリングは耳たぶで使われるため、さまざまな場所に付けたい場合はイヤーカフがおすすめです。
手軽に購入できるイヤーカフですが、ブランドのイヤーカフはきめ細かなデザインとセンスで、ワンランク上のおしゃれを楽しめます。
イヤーカフを扱うおすすめブランドを3つご紹介します。
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4℃は、洗練された女性らしいアクセサリーで人気を集めるジュエリーブランドです。
イヤーカフをはじめとする多くのジュエリーは、シンプルなデザインとなります。しかし、身に付けることで女性の美しさを引き立て、優雅さや趣のある大人の女性が完成するでしょう。
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ageteはレトロな雰囲気のあるデザインが魅力的なブランドです。さらに、クラシックやモダンなデザインもミックスされ、唯一無二のイヤーカフやイヤリングなどのジュエリーを届けています。
また、ageteで使われるストーンは天然石です。同じ商品でも天然石の柄は違うため、お気に入りのジュエリーを見つけられますよ。
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シンプルなジュエリーを扱うeteですが、デザインはオリジナリティに溢れています。そのため、派手になり過ぎず個性を出したいという女性の願いを叶えてくれるでしょう。
さらに、高品質でありながらコスパが良く、身に付けるだけでエレガントな雰囲気になれますよ。
耳元にイヤーカフを付けるだけで、グンとおしゃれになり華やかさが増したりします。最近では
さまざまなデザインのイヤーカフがあり、自分にフィットするものを見つけやすくなりました。
ここでは、おすすめするイヤーカフを10個ご紹介します。
LASOLL(ラゾル)のイヤーカフは、8種類がセットになったイヤーカフです。さまざまな種類・デザインのイヤーカフを試してみたい方におすすめ。シンプルだけどおしゃれなデザインが揃っているので、ファッションに合わせてお気に入りの組み合わせを見つけられますよ。
サージカルステンレス316Lでサビにくく、腐食・酸化・高熱にも強いので、使い続けやすいでしょう。
上品なイヤーカフをお探しの方におすすめしたいのが、「パール付きイヤーカフセット」。パールが魅力的で14Kコーティングされたイヤーカフです。
このイヤーカフは耳の形に合わせて調節できるところがポイント。自分の耳の形にフィットするように形を変えられるので、落ちにくいのが嬉しいですね。
前面にパールが敷き詰められたデザインとパールが1粒のデザインがセットになり、気分によって使い分けられます。
パールが耳のラインに沿って流れるようにデザインされたイヤーカフ。ゴールドよりも少しクールで大人っぽさのある、シルバーのイヤーカフを探している方にぴったりです。
単品で付けるもよし、手持ちのアクセサリーと重ねづけしてもよし。耳元のおしゃれをより楽しめるアイテムです。
Cream dotのイヤーカフは、ひねりラインとパールの2つのイヤーカフがセットになっています。
ひねりを効かせたメタルラインとパールラインのデザインは、付けるだけで大人っぽさを演出します。他のイヤーカフと重ねてもエレガントさが上がり、耳元をおしゃれに飾ってくれるでしょう。
リボンタイプのイヤーカフは、キュッと結んだワイヤーリボンが耳にアクセントを与えます。
キュートなリボンモチーフですが、シンプルかつ主張しすぎないデザインなので、甘辛コーデのポイントにぴったりです。耳の厚さに合わせてサイズ調節ができるため、自分にフィットした状態で愛用できるのも嬉しいポイントです。
HAPI&Coの揺れるフラワーモチーフのイヤーカフは、煌びやかな花と揺れる雫がひとつになったアイテム。
小さめのサイズなので、他のアクセサリーとバランスを取りやすいのも魅力的です。シンプルなピアスやイヤリングと重ねづけて、イヤーカフをメインにすると、女性らしい雰囲気になりますよ。
cenote(セノーテ)のさくらイヤーカフは、桜の花びらが舞っている様子をすかし彫りにしたシルバー製のイヤーカフです。
どんな肌色にも似合うカラーデザインは、上品さとしなやかさがあります。さりげない桜のデザインが耳元を彩り、普段使いはもちろんですが、和服にも合わせられますよ。
ダイス シルバーイヤーカフは、サイコロをモチーフとしたロックなテイストのイヤーカフで、シルバーカラーとあいまってクールな印象になります。
デザインにインパクトはありますが、それほど大きくないので、しっかりと耳元になじんでくれるでしょう。性別問わず使いやすいデザインであるところも魅力的です。
クールな印象のアクセサリーがお好みの方には、ドクターモンローのトライアングルイヤーカフSがおすすめ。過度な装飾を排除し、大人の深みとさりげなさを演出しています。
トライアングルイヤーカフも、シンプルながら個性が光るデザインで、耳元に絶妙な存在感を与えますよ。派手すぎないので、何年経っても飽きずに愛用し続けられるところもポイントです。
神戸ヴァンテーヌのマットイヤーカフは、マット加工されたワイドなイヤーカフとシンプルなイヤーカフがセットになったアイテム。
マット加工がこなれ感を演出し、ふたつの幅違いのイヤーカフを重ねづけすることで、一気に洗練された雰囲気が出ます。
ボリュームがあり、耳元にアクセントをプラスできるため、イヤーカフをひとつずつ使っておしゃれに見せるのも良いでしょう。ひとつ持っておくだけでトレンド感が出る万能なイヤーカフです。
イヤーカフには、形で種類を分けられます。種類別の特徴をご紹介します。
■リング
リング型はイヤーカフの定番で、イヤーカフの中でも耳が痛くなりにくく、快適に使えると言われています。耳に挟むだけなので、イヤーカフ初心者の方でも簡単に装着できますよ。耳の上部、真ん中、耳たぶなどさまざまな場所に使えて、他の種類のアクセサリーと組み合わせると、よりおしゃれです。
■三角
三角型のイヤーカフは、シャープな雰囲気が特徴です。エッジが効いていて、洗練されたイメージを与えられます。
■引っ掛ける
引っ掛けるタイプ(フック型)のイヤーカフは、耳全体を支えるようにして使います。圧が分散されるため、他のタイプと比べて痛みが少ないのが人気の理由です。また、引っ掛けるタイプには、大ぶりのイヤーカフが多く、顔周りに華やかさをプラスできます。
ただし、引っ掛けるイヤーカフは取れやすいデメリットがあります。付ける時には、耳にしっかりフィットするように調節して紛失を防ぎましょう。
■スクエア
四角い形が特徴のスクエア型のイヤーカフは、三角型と同じようにシャープでスタイリッシュな雰囲気です。また、少し個性的なデザインなので、周りの人と差をつけるイヤーカフを使いたい人に向いています。
■チェーン
チェーンタイプは、リングタイプや引っ掛けるタイプに長いチェーンが付いています。基本的には、リングタイプや引っ掛けるタイプと同じく、挟んだりはめ込んだりして付けます。
チェーンタイプの魅力は、存在感があることです。また、縦ラインを強調するため小顔効果も期待できます。
■その他
イヤーカフには、リング型にひねりが加わったようなものやハート型、星型などもあります。どれも基本的な付け方はリング型と同じです。
イヤーカフは、ピアスみたいに耳に穴を開ける必要がないため、誰でも手軽に始められます。
しかし、デザインの種類が多くて付け方がわからない!という人も少なくありません。イヤーカフはコツを掴めば意外と簡単に付けることができるので、付け方をマスターしましょう。
リングタイプのイヤーカフの使い方は次の通りです。
1. 耳の上の方を引っ張って伸ばす
2. 引っ張った耳の薄い部分にイヤーカフを差し込む
3. 好みの場所までイヤーカフを滑らせて移動させる
外すときも付けるときと同じく耳を引っ張って、イヤーカフを滑らせて外します。耳の厚みに合わせて広げたり縮めたりしてサイズ調節ができるので、耳への負担が少ないですよ。
三角形のイヤーカフの付け方は次の通りです。
1.耳たぶを引っ張り、耳の薄い部分からイヤーカフを差し込む
2.付けたい場所までずらしていく
ただし、樹脂でできているものやがっしりとした三角のイヤーカフは、サイズを広げられないこともあります。その場合は、耳の形に合わせて付ける位置を決めるようにしましょう。
引っ掛けるタイプのイヤーカフの付け方は次の通りです。
1.耳の後ろからフックを引っ掛ける
2.フックを動かしながら耳にフィットする位置まで動かす
曲げられるワイヤーの引っ掛けるタイプは、耳の形に合わせながらサイズ調節をしましょう。
スクエアのイヤーカフの付け方は次の通りです。
1.耳たぶを引っ張り、耳の薄い部分からイヤーカフを差し込む
2.付けたい場所までずらしていく
スクエアは三角のイヤーカフと同様に、下から挟み込む方が使いやすい場合もあります。また、なるべく耳の内側に固定するように付けると、落ちにくくなり紛失を防げます。
チェーンのイヤーカフの付け方は次の通りです。
1.耳たぶを引っ張り、耳の薄い部分から下側に付ける大きいイヤーカフを差し込む
2.上側に付ける小さいカフも同様に差し込む
3.それぞれのバランスを確認しながら調節する
リング型にチェーンが付いている場合、付ける時に広げすぎるとチェーンの重みで落ちやすくなるため、注意が必要です。
大きいイヤーカフの付け方は次の通りです。
1. 耳の上の方を引っ張って伸ばす
2. 引っ張った耳の薄い部分にイヤーカフを差し込む
3. 指で軽く押して好みの場所までイヤーカフを滑らせて移動させる
ただし、重いイヤーカフは落ちやすいので、しっかりと耳にフィットすることを意識しましょう。また、大きいイヤーカフは重みで痛みを感じる場合があります。痛みが不安な方は、重さをチェックしてから購入するのがおすすめです。
小さいイヤーカフの付け方は次の通りです。
1. 耳の上の方を引っ張って伸ばす
2. 引っ張った耳の薄い部分にイヤーカフを差し込む
3. 指で軽く押して好みの場所までイヤーカフを滑らせて移動させる
軽く引っ張って動かなければ、しっかり付けられているため落とすことはほとんどないでしょう。
耳に挟むイヤーカフを長い時間付けていると、耳が痛くなったりどこかに落としたりする場合があります。
痛みがなくて無くさない、イヤーカフの付け方のコツをご紹介します。
■耳が痛くなりにくい付け方
耳が痛くなる原因の一つは付け方にあります。
・耳の端に付けている
・耳の厚みに合わないイヤーピアスを付けている
イヤーカフは耳の内側の軟骨部分に引っ掛けるようなイメージで挟むと痛くなりにくくなります。
また、シリコンカバーを付けることで耳への負担を減らせます。シリコンカバー付きのイヤーカフを選んだり、シリコンカバーを別に購入して取り付ければ優しい付け心地を実感できるでしょう。
■無くしにくい付け方
正しく使えば簡単には外れないイヤーカフ。耳が痛くなりにくい付け方を意識することで、自然と無くしにくくなります。
特に無くしやすいのが耳の下の方に付ける場合です。耳の厚みに差のある部分を使って付ければ、耳に引っかかり無くしにくくなります。
イヤーカフと似た感じで、耳の色々な場所に付けることができるアクセサリーに「イヤークリップ」があります。
大ぶりなデザインのものや個性的なデザインのものも多く、おしゃれに差をつけることが出来ます。
付け方は名前の通り、クリップになっているので耳に挟むだけ。手軽に使えるのが魅力です。
体に身につけるアクセサリーには、付ける場所などによって意味が変わる場合があります。イヤーカフに関しては特に決まりはありませんが、一番近い「ピアス」を参考にするのがおすすめです。
両耳に一つずつの場合は特別な意味はなく、片耳ずつの時に左右でその意味が変わってきます。
■ピアスを付ける場所によって変わる意味:レディース
右→優しさ、成人女性である証
左→女性同性愛者
■ピアスを付ける場所によって変わる意味:メンズ
右→男性同性愛者
左→勇気、男性としての誇りの証
ピアスやイヤーカフは一つだけを付けるとは限りません。日本では奇数の方が偶数よりも良いと言われるので、意味を重視したい方は耳を奇数個、反対側を偶数個付けるようにしましょう。
ちなみに海外では偶数の方が良いと言われるため、ピアスなどの数も偶数個付けた方の耳の意味が優先されます。
イヤーカフはメンズ用も販売されています。レディース用と比べ、シンプルなデザインでも厚みがあり重厚感が出ます。
男性の場合は両耳に付けるよりも、片耳に付けるのが主流です。そのため、商品も片耳用のイヤーカフが多く販売されています。片耳に付ける場合、上述のとおり同性愛者と見られる場合があります。イヤーカフを付ける場所の意味を気にする方は、付ける位置を考えてからにしましょう。
イヤーカフ初心者は、シンプルで小ぶりなイヤーカフを選ぶのがおすすめです。ボリュームがあり、パッと目を引くようなものはおしゃれ度が高く難しいため、あまりおすすめしません。慣れてきたら重ね付けを楽しむのも良いでしょう。
男性に人気のデザインは、クロスモチーフや、クラウンモチーフ、ネイティブアメリカンなどです。ごくシンプルなものを選んで、恋人とおそろいで付けるのも素敵ですよ。
気軽に使えるおしゃれアイテムのイヤーカフ。さまざまな種類やデザインがあるので、自分にぴったりなイヤーカフを見つけましょう。今回紹介したおすすめのイヤーカフを参考に、耳元のおしゃれも楽しんでみてください。