気温14度の日は秋や初冬、晩冬から春にかけての時期に多く、ニットやアウターがコーデに欠かせません。特に最高気温が14度の日は朝晩寒いので防寒対策もマストです。そこで今回は、そんな気温14度の日のおすすめの服装をご紹介します。
【目次】
気温14度の日はニットやブルゾン、軽めのウールコートなどが活躍する気温。ただし、最高気温14度の日は朝晩が冷え込むので、朝の気温で服装選びをすると、日中は暑くなってしまうこともあります。
そこで今回は、最高気温が14度の日と最低気温が14度の日で、それぞれのおすすめの服装をご紹介します。まずは、服装選びのポイントから見ていきましょう。
・アウターはショート丈タイプがおすすめ
最高気温が14度の日は最低気温が10度を下回る日が多いので、アウターはしっかり防寒ができるものが最適ですが、ロング丈のものだと日中は暑く感じる場合もあります。ブルゾンなどのショート丈タイプのアウターがおすすめ。
・アウターを脱いだ時の服装が気温14度にちょうど良いアイテムを
アウターの中は、インナーにニットを重ねたり、厚手のスウェットを重ねたりといったコーデが体感的にちょうど良いコーデです。
・アウターのインはニットにプラスαの重ね着が基本
保温性の高い厚手のニットを1枚着るより、程良い質感のニットに高機能インナーや厚手のカットソーを重ねるコーデがおすすめです。
・インナー×ニットでもOK
最低気温が14度の日は、最高気温が20度近くになることも。アウターなしのカットソー×ニットといったニットを主役にしたコーデでもOKな日もあります。
・体温調節にストールが活躍
昼間の気温にちょうど良くても、朝出掛ける段階で寒い場合は、ストールを羽織って外出を。夜に気温が下がっても、ストールがバッグにあると安心です。
・スプリングコートは厚手のものを
スプリングコートはトレンチコートなら裏地が付いていたり、厚手のタイプがおすすめです。
まずは、最高気温が14度までしか上がらない日の服装・コーディネートについて紹介してきます。
ウールコートを着るほど寒くはないけど、朝晩は結構冷える。そんな時にちょうどいい体感に調整してくれるアイテムでおすすめなのがダウンベスト。本格的に寒くなるまでの間の時期に活躍してくれるアイテムです。
カジュアルなシャツ×パンツにダウンベストを羽織ったコーデは、ベーシックカラーで揃えて統一感ある印象に仕上がります。
最高気温が14度で最低気温がそこまで下がらない日は、インナーを厚手のトップスにチェンジ。デニムと合わせて大人カジュアルコーデに。ファーバッグが秋の季節感と大人女子らしいニュアンスをプラスしてくれて◎。
天気予報が雨マークの日は、雨が降る前も曇りで体感が一気に下がるので、軽めのダウンコートが使えます。撥水加工してあるものなら、雨が本降りになってコートが濡れても安心。
キルティングコートや軽めのダウンコートなどのアウターは、本格的に寒くなる前の時期におすすめのアウターです。
ロング丈のウールコートやダウンコートを着るほど寒くない時期のアウターには、ショート丈のアウターもおすすめ。デイリーコーデには使いにくい印象のフェイクファーコートも、ショート丈を選べばブルゾン感覚で使えて、カジュアルコーデに馴染んでくれます。
最高気温が14度の初冬の時期なら、インナーはニットやスウェットなら裏起毛タイプをチョイスしましょう。
ライダースは冷気を完全にシャットダウンしてくれるので、インナーで保温力を調整すれば秋から冬にかけて活躍してくれるアウターです。ライダース自体には保温力がないのでストールをプラスしたりして工夫をしましょう。
最高気温が14度の日でも春なら、秋や初冬とは違って軽やかなアウターを着たくなります。トレンチコートやGジャンなどがこの時期お馴染みのアウターですが、人と違ったおしゃれを狙うならジレが最適。
ロングジレなら冷える腰回りがカバーできて保温力もアップ。ベーシックカラーのスタイリングにベージュのジレを羽織ることで春らしい上品なきれカジコーデで完成します。
次に、最低気温が14度になる日の服装について紹介してきます。日中は20度近くまで上がるときもあるので、厚着のしすぎには注意してくださいね。
最低気温が14度の日は最高気温が20度前後まで上がるので、アウターなしで過ごせる日が多く、ニットを主役にしたコーデが楽しめます。
オーバーサイズのカーディガンには、ボトムにニットレギンスを合わせるのが今の気分です。
ワンピースにロングガウンを合わせた、力の抜けた休日にぴったりなコーデ。ニットカーディガンは、季節の変わり目に活躍するトレンドのアイテムですが、ロング丈を選べば大人っぽい雰囲気になります。秋はボトムにレギンスをインして防寒を。
春や秋に活躍するアウターの一つがミリタリージャケットですが、最低気温が14度まで下がる春の時期には、ロング丈のコートを選んで保温力をアップさせましょう。コートのミリタリーテイストやボトムのデニムでマニッシュな印象に仕上がるでしょう。
ミリタリーコートはトレンチコートよりカジュアルでワークな雰囲気にしたい時におすすめのコートです。
これからは、シーン別の気温が14度のときの服装を紹介していきます。
さらっと羽織るだけでいい女度を上げてくれるトレンチコート。きちんと感が高いので、オフィスコーデにはぴったり。
春にも秋にも使えるベージュのトレンチコートはインナーで季節感を出しましょう。例えば春にはきれい色パンツでほどよくフェミニンに仕上げるのがおすすめです。
桜が満開でも肌寒く感じることの多いお花見にはアウターはマスト。ワンピースをガウン代わりに羽織れば、軽やかなお花見コーデに。ワンピースのネイビーに合わせてインナーやボトムスもブルー系でまとめれば、春らしい爽やかさを演出できます。足元はフラットシューズで舗装されていない道でも歩きやすく。
冷たい風を防いでくれるライダースは、定番の黒ではなくベージュを選ぶとフェミニンな着こなしも可能。ワンピースに羽織れば、甘過ぎないデートコーデの完成です。小花柄にトレンド感があるので、一枚で旬な印象に。
トレンド感を意識したい女子会。ほどよいカジュアル感のマウンテンパーカーはこの春も人気なので、女子会コーデには頼れるアイテムです。マキシ丈のスカートも旬な雰囲気を作ってくれます。
どのアイテムもトレンド要素のあるものにしてしまうと、トゥーマッチな印象になるので、トップスと靴はベーシックなものを選びましょう。
試着をするショッピングでは、脱ぎ着のしやすいものが一番。着心地のよいニットカーディガンなら何度も脱いだり羽織ったりするのも簡単です。抜き襟気味で羽織れば今っぽい雰囲気に。歩き回ることも考えて、足元はスニーカーやフラットな靴を選びましょう。
ラフな雰囲気が今の気分にマッチするスウェットワンピースは、動きやすくピクニックにもぴったり。Gジャンは日差しが出てきて暑くなったときには腰巻きすれば荷物にもならず便利です。ボディバッグをスポーティーなアクセントに。
歓送迎会の多い春。白シャツとカラースカートで作るコーデなら、きちんと感がありつつ華やかさがあるので、仕事終わりの歓送迎会にも対応できます。白×パープルで春らしい爽やかな配色に。夜は冷え込むことも多いので、ロング丈のトレンチコートでしっかり防寒対策も。
カフェでお茶をする日は、コーデもリラックス感のあるものを。ノーカラーコートなら、トレンチコートやライダースよりもかっちりし過ぎず、こなれた印象に。オレンジのスカートも、大人の余裕を感じさせてくれます。
旅行中のアウターは着回し力の高さが重要。ネイビーのマウンテンパーカーなら、どんなトップスやボトムスとも合わせやすい上に、今っぽい雰囲気を作れます。軽くてかさばりにくいのも旅行中には嬉しいポイント。きれいめなフレアスカートに合わせれば、ほどよくスポーティーな雰囲気に。
もっと具体的なコーディネートがみたい、という方に、もっとコーディネートを紹介してきます。
トレンドが継続しているボアアウター。ふわもこ感がキュートで女の子らしく見せてくれます。リバーシブルのものも多く、着回し力が高いのも人気の理由。
気温14度ならインナーは薄手ニットを合わせて。黒で揃えて、全体の印象を引き締めつつまとまり感のあるコーデに仕上げています。
薄手ながら温かいキルティングコートは気温14度の日のアウターにぴったり。カジュアルな印象のあるアイテムですが、ニットワンピースを合わせればデートにも対応できる大人かわいいコーデに。シンプルながらおしゃれ感のあるスタイルに仕上がります。
繊細なプリーツがフェミニンなロングスカート。きれいめに着こなすのではなく、トップスはカジュアルにスウェットを合わせるのが今の気分です。気温14度ならトップスにスウェットを選んだら、アウターはデニムジャケットで十分です。
流行中のノルディック柄ニット。子供っぽくなりがちなアイテムなので、大人の女性を演出してくれるタイトスカートを合わせて大人かわいいコーデに。色味を抑えているのも、ノルディック柄ニットを子供っぽく見せないポイントです。
ニットが比較的厚手なので、気温14度ならアウターはライトなものやショート丈がちょうどよく感じられます。
一枚でコーデを決められるものの、毎回同じような印象になりがちなニットワンピース。プリーツスカートをレイヤードすればトレンド感たっぷりのコーデに仕上げられる上、ニットワンピースの雰囲気に変化を付けられます。ベルトでウエストマークするのも、今っぽく見える着こなしテクです。
春や秋の定番アウターとなっているライダースジャケット。ハードな印象になってしまう場合もあって敬遠している人もいるかもしれませんが、黒ではなくキャメルを選ぶことで優しげな雰囲気を作れます。シンプルなデザインで柔らかめの素材のものを選ぶのもポイント。
体にほどよくフィットするタイトなニットやIラインのスカートを合わせれば上品できちんと感のある着こなしになります。
リッチ感を作ってくれるファーコート。エコファーのものなら、リーズナブルでお手入れも簡単です。毛足が短めのものなら、気温14度でも暑苦しくなく着られます。温かいのでインナーは薄手のものを選びましょう。
トレンドアイテムとなっている、ニットのセットアップ。合わせて使うだけでなく、トップスとスカートを単体でも使えてコーデの幅が広がります。スカートが温かいので、最低気温が14度ならアウターなしでも着られますよ。
春や秋の定番アイテムであるベージュのトレンチコート。ベーシックなアイテムですが、コートの前を閉じても見える足元にトレンドを取り入れれば、手持ちのアウターも旬顔に変えられます。マニッシュなシューズで、今っぽさがありつつ、大人の遊び心を感じるこなれたコーデに。
秋や春の気温14度の日は厚手のコートでしっかり防寒してしまうと、昼間は暑すぎて失敗してしまいます。そんな気温の日は、最適なアウター選びやインナーのアイテムに何をチョイスするかが鍵。今回ご紹介した服装選びのポイントやコーデを、毎日のコーディネートの際にぜひ参考にしてみてください。