大型連休のゴールデンウィークがある5月は日本各地に旅行に行かれる方が多く、その旅行先で着る最適な服装が気になりますよね。そこで今回は5月に着るおすすめの服装を地域別・気温別にご紹介します。旅行にお出掛け前の服装選びにぜひご活用ください。
【目次】
5月は昼間は初夏並みに暖かくなりますが、春らしく寒暖の差があるので朝晩は冷えることもある時期。ただ、やはり新緑の季節に映えるきれい色のアイテムや軽やかな生地感のアイテムを着てお出掛けしたいですよね。
北海道ではやっと桜が咲いてアウターは厚手のトレンチコート程度で過ごせるようになります。一方東京や大阪は、長袖のシャツや軽い羽織りもので過ごせて、日によっては半袖のアイテムでもOKです。南の沖縄では半袖やノースリーブのアイテムで過ごせます。
ここからは、地域別のおすすめの服装をコーデをピックアップしてご紹介します。ぜひ旅行する際のアイテム選びやコーディネートの参考にしてください。
まずは、帰省やデートなど、シーン別におすすめのGWの服装を紹介します。
帰省する日といえば主に移動日。そのため、ほどよくリラックスできるコーディネートを選ぶのがポイントです。伸縮のあるデニムスカートであれば立ったり座ったりする動きもストレスなく行えます。トップスはシンプルなカットソーを合わせて。足元はスニーカーを選ぶと楽ちんです。
デートの時は、フェミニンさを演出できるフレアスカートがおすすめ。そこまで甘くしたくないという方は、色や柄選びを意識してみるといいでしょう。モノトーンかつ大きさのあるギンガムチェックは、かわいらしさは残しつつ甘さを抑えられてGOOD。シルバーのフラットシューズでクールな雰囲気を加えるのもおすすめです。
ショッピングの時は、おしゃれさと歩きやすさを両立したコーディネートがおすすめ。ブラウスとワイドパンツを合わせたスタイルは、リラックス感がありつつ上品に決まります。寒色でまとめることで涼しげな印象を演出できるでしょう。
友達と遊ぶ日は、トレンドライクなセットアップをチョイス。さっと着るだけでおしゃれに見えるので、便利なアイテムです。バッグやシューズなどの小物をホワイトでまとめることでアクセントをプラス。ネイビーとホワイトで春らしい着こなしに仕上げましょう。
ピクニックなどのレジャーを楽しむ時は、パンツスタイルがおすすめ。スカートもかわいらしいですが、レジャーシートを敷いて過ごす時などには、広がりが気になったり裾を押さえておかなければいけなかったりするので、パンツの方が安心して過ごせるでしょう。春らしいデニムパンツとシンプルなカットソーを合わせて。肌寒さが気になる日はジャケットを羽織ることをおすすめします。
ハイキングは動きやすいコーディネートがポイント。ストレッチのきくパンツとスニーカーで歩きやすいスタイルを叶えましょう。サイドラインの入ったジョガーパンツはスタイリッシュな雰囲気に。山の上に行くにつれて肌寒さを感じがちになるので、パーカーなどを羽織っておくといいでしょう。
次に、地域別のGWのときの服装をチェックしていきましょう。
北海道(札幌)の5月の平均気温は13度前後。GWなどの上旬の昼間の気温は15度前後。朝晩の気温は10度を下回るので、長袖トップスにはトレンチコートなどのしっかりした生地感のライトアウターを重ねるレイヤードコーデが最適です。
ただ寒がりな方だと防寒が足りない場合もあるので、コットンニットなどもう一枚重ねるアイテムがあると安心です。
北海道の5月も中旬以降になると昼間の気温が30度近くまで上がる日があります。そんな日は薄手のシャツや半袖TシャツでもOKです。
白シャツにきれい色のイエローフレアスカートを合わせたコーデは、そんな暖かい春の日のぴったりのコーデ。ただ、そんな日でも夜は10度前後まで気温が下がるので、厚手のデニムジャケットなどのアウターを持参しておきましょう。
東京の5月の平均気温は20度前後。昼間の気温が30度近くまで上がる日がありますが、朝晩は10度前後まで下がる日もあって寒暖の差が大きい時期です。
特に雨が降ったりくもりの日は、昼間の気温も15度前後までしか上がらなかったりするので、春アウターでもしっかりした生地感のものをバッグに入れておくと安心です。
コットンでもしっかりした生地感のジャケットは、まさにそんな気温の日に最適なアウター。暖かい日はインのアイテムを薄手のタンクに変えて体温調節をするのがおすすめです。
東京の5月は昼間の気温が30度近くまで上がる夏日もあります。そんな日は薄手の半袖ブラウスでも過ごせます。
白の半袖ブラウスには春の日差しに映えるブルーのオーバーサイズのシャツを合わせて。バッグにもワンポイントになるものをプラスして、春らしいカラーコーデにするといいですね。
東京の5月は昼間の気温が30度近くまで上がる夏日もあります。そんな日は薄手の半袖ブラウスでも過ごせます。
白の半袖ブラウスには春の日差しに映えるブルーのパンツを合わせて。春らしいきれい色のカラーコーデです。
大阪の5月の平均気温は20度前後。昼間の気温が30度近くまで上がる日がありますが、朝晩の気温が10度近くまで下がる日もあるので寒暖の差に対応できる服装を準備して旅行に行きましょう。
昼間の気温が20度前後の日は、淡色のニットが春の雰囲気にも映えて体感的にも◎。ボトムも淡色パンツを合わせて女性らしい柔らかい雰囲気のワントーンコーデに。かごバッグやサンダルといった夏アイテムで、コーデに抜け感をプラスしましょう。
大阪の5月のぽかぽか陽気で晴れた日には、Tシャツやカットソーとボトムを合わせるコーデで過ごせます。そんな日のカットソーは、ロング丈でワンピのように着られる一枚で様になるものが便利です。
白のロング丈カットソー×白のマキシ丈フレアスカートのワントーンコーデは、ワンツーコーデでもデザインされておしゃれ見えするカットソーのおかげでさびしく見えません。
沖縄(那覇)の5月の平均気温は26度前後。昼間の気温は30度近くまで上がり、下旬には30度を上回ります。朝晩もほとんどの日が20度以上の気温になります。ただ、ゴールデンウィークが終わると、沖縄は梅雨入りするので雨の日が増えます。この時期に沖縄に行かれる方は、雨具や濡れてもいい服装を準備して旅行に出掛けましょう。
気温が30度を超える日はトップスはキャミや半袖のアイテム一枚でOK。小物もかごバッグやサンダルなどの夏小物がマッチします。
沖縄の5月はGW以降は梅雨時期に突入しますが、晴れた日は紫外線が強いのでサングラスや帽子などの日よけになるグッズや日焼け止めがマストアイテムです。
さらっと一枚で着られるのに様になるワンピはこの時期の沖縄旅行に最適。サングラスは日よけだけでなく、シンプルワンピのいいアクセントになるのでおすすめの旅行アイテムです。
ナチュラル感も着心地も5月にぴったりのボーダーカットソー。パンツにもスカートにも合わせやすい着回し力も魅力です。
少し肌寒く感じる日もある5月上旬には、Gジャンやマウンテンパーカーなどのライトアウターを羽織るとちょうどいいコーデに。初夏の陽気のような5月下旬には5分袖や半袖でワンツーコーデを楽しむこともできます。
通勤やデートなど、ちょっときれいめにしたいときに便利なのが、ブラウス。薄手で涼しい素材のものが多いので、5月なら長袖のものがよいでしょう。
通勤ならテーパードパンツやフレアスカートを合わせてきちんと感をキープし、デートは甘くなり過ぎないようにカジュアルなデニムを合わせるのがおすすめです。
Tシャツよりも厚手のサマーニットなら、5月でも着られます。5月上旬なら7分袖、5月中旬や下旬なら5分袖や半袖で快適に過ごせるでしょう。風があると少し肌寒く感じることもあるので、薄手のストールやカーディガン、シャツなどの羽織ものを持っていくと安心ですよ。
季節感を演出しつつ、抜け感も出せるのが半端丈パンツ。5月にぴったりのボトムスです。ベーシックカラーのものを選ぶと、スニーカーを合わせればショッピングや女子会、パンプスやローファーを合わせれば通勤にと抜群の着回し力を発揮してくれますよ。
トレンドが続いているロング丈のスカートは5月にも活躍。プリーツスカートや小花柄スカートはフェミニンな印象なので、トップスは甘めのものではなくTシャツやミリタリーシャツなどカジュアルなものを合わせてバランスを取りましょう。ロング丈なら、日焼け止め無しで紫外線対策もできるのも手軽でいいですね。
カジュアル感がかわいいワイドパンツは薄手のものなら5月だけでなく夏にも履けて、長い期間楽しむことができます。ストライプ柄なら初夏らしい爽やかな雰囲気に。ピクニックやバーベキューなどのアウトドアシーンにもマッチしそうですね。
デニムジャケットは季節感を感じられるアウター。防寒対策が出来るうえ、簡単におしゃれな着こなしを叶えてくれます。デニムパンツと合わせてセットアップスタイルにするのがおすすめ。アイボリーを選ぶことでより爽やかな印象になるでしょう。
5月のアウターはリネンジャケットもおすすめ。軽やかな素材なのでサラッと羽織れて初夏らしい雰囲気を演出できます。モノトーンコーデで大人可愛く、涼しげなコーディネートを完成させましょう。
今っぽい足元を演出してくれるスニーカーは、5月の気候にもぴったり。スカートにもパンツにも合うので、一足は欲しいアイテムです。黒のワンピースに黒のスニーカー、などモノトーンでまとめるとカジュアルなのにシックで洗練された印象に仕上がりますよ。
ピクニックや旅行など行楽シーズンの5月。スニーカーよりも大人っぽく見せたい人におすすめなのが、バレエシューズです。ヒールのあるパンプスよりもエフォートレスでこなれた雰囲気を演出することができます。
ロング丈のワンピースに合わせて大人かわいく、ボーダーカットソーと合わせてフレンチマリンに、とコーデするアイテムによって色々なスタイルを楽しめます。トレンドのレギンスとの相性もいいですよ。
夏のアイテムのイメージが強いサンダル。素足で履くと少し寒いかもしれませんが、ソックスをコーデすれば5月でも履けます。お気に入りのサンダルを長いシーズン使えるのは嬉しいですよね。合わせるソックスによって雰囲気を変えられるのも魅力です。
ガーリーなカットワークレースブラウス。涼しげに見えるので、初夏の陽気となる5月の晴れた日にはぴったり。コットンの風合いがナチュラルな印象で、ピクニックやバーベキューなどのアウトドアシーンでも活躍してくれます。
清楚で女性らしいアイテムなのでデートにもおすすめ。ロマンティックな雰囲気なので、ボトムスはカジュアルなワーク素材のロングスカートで甘さを調節しましょう。
大人かわいいアイテムとして人気のサロペット。肩紐が細いものや落ち感のある生地のものを選ぶと大人の女性の雰囲気が加わり、子供っぽくならずに着こなせますよ。
トレンドを意識するなら、カラーはミントグリーンを。爽やかなカラーなので、5月の日差しの中で映えます。インナーにはメローデザインと透け感がフェミニンな印象のニットを選んで、さらに女性らしい着こなしに。
前を開けて羽織ったり、パンツやレギンスをレイヤードしたりして着こなしの幅を広げられるシャツワンピース。5月の晴れた日なら潔く一枚で着てみましょう。コーデ不要で、忙しい朝にも便利。
小物はオフホワイトで統一して、黒のマキシ丈ワンピースを軽やかに見せています。ネットバッグの抜け感もポイント。
ピンクがかったパープルが春らしいカットソー。晴れた日に比べて気温があまり上がりにくいくもりの日には、インナーにさらにTシャツをプラス。ボトムスの白とリンクさせてまとまり感のあるコーデに。
肌寒さを感じることもあるくもりの日には、軽めの羽織りものがあると安心。そんなときに活躍してくれるのが、シャツワンピースです。前を開けて羽織れば、トレンチコートやデニムジャケットなどよりも薄手のアウターとして使えます。爽やかな水色を選べば、くもりの日でも春気分に。
気温があまり上がらないくもりの日なら、ワンピースにはパンツをレイヤード。温度調節になるだけでなく、着こなしが今っぽくなりますよ。レイヤードするパンツはフレアシルエットのものを選べば、より旬な印象に。
春のライトアウターとして定番アイテムのトレンチコート。水に強いので、5月の雨の日に活躍してくれます。インナーにはバンドカラーのシャツを。ベーシックに着られる白シャツですが、トレンドのバンドカラーを選ぶことでアップデートできますよ。
また、雨の日はヒールは避けてフラットシューズやスニーカーで滑りにくいようにしましょう。ビットローファーなら足元からトレンド感を演出できますよ。
元々アウトドアアイテムのマウンテンパーカーも雨に強いライトアウター。畳めばコンパクトになるので脱いでも荷物になりにくく、気温の変化にも対応しやすいのも魅力。
スポーティーな印象で羽織るだけで今っぽい印象になるので、シンプルでベーシックな白の無地Tシャツに黒スキニーを合わせたコーデもトレンドライクに。黒スキニーは裾が広がっていない分雨に濡れにくく、泥ハネしても目立ちにくいので雨の日のボトムスとしては最適。
激しい雨だと、スニーカーやフラットシューズでは雨が染み込んできてしまうことも。5月の雨の日は気温もそれほど上がらないので、足先が濡れてしまうと冷えて不快になってしまいます。
そんな事態に備えて、レインシューズがあると安心。パンプスやバレエシューズのデザインのものならきれいめに履けるので通勤にも使えますよ。
5月は初夏並みに気温が上がって暖かくなる一方で、朝晩の気温が下がって肌寒い日もある春らしい時期です。地域によっても気温や最適な服装が違うので、ゴールデンウィークなどに旅行に行かれる方は、旅行先の情報を事前にチェックして最適な服装を選びましょう。今回ご紹介したおすすめの服装もぜひ参考にしてください。