リーズナブルで年中手に入りやすいじゃがいもは、アレンジレシピも豊富な優秀食材です。そこで今回は、じゃがいもをお弁当に入れる際の注意点や、おすすめの簡単おかずレシピをご紹介します。
【目次】
リーズナブルでコンビニでも手に入るじゃがいもは、洋食にも、和食にも取り入れやすい優秀な食材ですよね。簡単にできる作り置きおかずのメニューも豊富なので、お弁当に入れるのもおすすめの食材です。
料理方法やじゃがいもの品種によって、ホクホクとした食感も、シャキシャキした食感も楽しめるのが魅力です。ビタミン類や食物繊維が多く含まれている食材です。
じゃがいもは、火が通りやすいので、忙しい朝の調理もしやすいですね。
■お弁当に入れる際の注意点
じゃがいもは、デンプンを多く含む食材なので、比較的傷みやすい食材といわれています。
お弁当にじゃがいもを入れる際には、傷まないように工夫する必要があります。
例えば、お弁当にじゃがいもを使ったメニューを入れる場合、夏場はもちろん、その他の季節でも、保冷剤を使用して、傷むのを予防したいですね。
また、お弁当に抗菌シートをのせて、雑菌の繁殖を防ぐことも有効です。
■じゃがいもの選び方
じゃがいもには、さまざまな品種があり、じゃがいも料理を作る場合、どれを購入すればいいのか迷うことがあります。
一般的には、ポテトサラダやマッシュポテトなど、じゃがいもをつぶして使う料理には「男爵」や「キタアカリ」、煮込み料理や炒め物には崩れにくい「メークイン」がおすすめです。
じゃがいもは、緑色に変色した皮や芽には「ソラニン」という毒が含まれています。緑色に変色したものは食べるのをやめるか、厚めに皮を剥きます。芽はしっかり取り除くようにしましょう。
皮を剥いた後に水にさらして、アクを抜き、デンプン質を洗い流しましょう。
冷凍もできるじゃがいものレシピでおすすめしたいお弁当レシピが、マッシュポテトです。一度作っておけば、マヨネーズを加えてポテトサラダにアレンジしたり、カレー粉を加えてスパイシーにするのもおすすめです。コロッケやグラタンにも使えるので、ぜひ作り置きしておきたいですね。
ただし、冷凍していたマッシュポテトをお弁当に使う際には、必ず過熱してから使用しましょう。
ポテトフライは、子どもから大人まで大好きなお弁当の人気メニューですよね。カレーパウダーとチリパウダーのピリ辛味のポテトは、青のりの風味も食欲がアップしてくれる大人味のレシピです。お酒のおつまみとしても喜ばれますね。
ポテトフライも、一度じゃがいもを切って水にさらして、小麦粉をまぶしてから冷凍しておけば、使いたい時に凍ったまま揚げることもできますよ。
ホクホクのじゃがいもの食感と、ベーコンのジューシーな味が楽しめるお弁当メニューは、ジャーマンポテトです。
ペッパーの辛みとタマネギの甘さが、味に深みを出してくれますね。
じゃがいも料理の中でも人気があるのが、ガレットです。
薄切りにしたじゃがいものシャキシャキとした食感とチーズのカリカリとした食感が楽しめるメニューで、お弁当にもおすすめですよ。
お弁当メニューの定番のオムレツにも、じゃがいもを入れてアレンジすれば、マンネリも解消できますね。
パプリカやブロッコリー、ウインナーの彩りが美しいスペイン風オムレツは、パーティーメニューとしてもおすすめです。
じゃがいも料理の中でも欠かせないのが、煮物料理の肉じゃがです。味がしみた安心する味は、ご飯が進み、作り置きもできる和食メニューです。
ただし、お弁当に入れる際は、つゆをよく切り、しっかりと保冷して持って行くようにしましょう。
細切りにしたじゃがいもとニンジンの食感が楽しいきんぴらは、忙しい朝にもササっと作れる時短メニューです。
「お弁当にあと一品欲しい」という時にも活躍してくれるレシピですよ。
じゃがいもを白菜で巻いた包み焼きは、洋食にも和食にも合うおかずメニューです。ローズマリーの風味がリーズナブルな食材を格上げしてくれます。
お弁当に入れる際は、食べやすい一口サイズに作るのがポイントですね。
お弁当の人気メニューの肉巻きにも、じゃがいもを使うことができますよ。
こってりとした甘辛のタレの肉巻きは、箸が進むお弁当レシピとなっています。
カレーの風味が食欲をそそるじゃがいもの炒め物も、お弁当におすすめのレシピです。
醤油の風味が和テイストに仕上げてくれる、ご飯が進むおかずメニューです。
チーズをじゃがいもで包んだポテトボールも、じゃがいもメニューで人気があります。
お弁当に入れる際には、別の容器にケチャップを用意すると、衣の食感を損ないにくいですね。
じゃがいもは、洋風にも和風にもアレンジでき、コンビニでも購入することができるので、お弁当のおかずにもおすすめです。ぜひ、ご紹介したレシピをお弁当メニューに活用してみてくださいね。