ピクニックや遠足などのお弁当にも喜ばれるサンドイッチですが、気温が上がりお弁当が傷みやすい夏の時期は注意が必要です。そこで今回は、夏でも安心できるサンドイッチ弁当の作り方のコツやおすすめレシピをご紹介します。
【目次】
お弁当の主食といえばご飯が定番ですが、サンドイッチやホットドッグなどのパンを使ったお弁当も人気がありますよね。主食とおかず、野菜が1つになっているので食べやすいのもメリットです。具の彩りを良くしたり、パンの種類を増やせば、パーティーやピクニック、遠足などに持って行くと喜ばれる特別感のあるメニューになります。
■夏でも安心!傷みにくいサンドイッチの作り方のコツ
しかし、お弁当が温かくなり、菌が繁殖しやすい夏の時期は、サンドイッチが特に傷みやすい季節です。
傷みにくいサンドイッチの作り方のコツは、菌が繁殖しにくいように工夫をすることです。
例えば、具材の水分がパンに染みこんでしまわないように、バターやマーガリン、抗菌効果のあるカラシやワサビなどを塗ってから具材をサンドしましょう。
また、具材に使用する野菜も、なるべく水分が含まれないものを選んだり、塩もみして水分を出してから挟むようにしましょう。しっかり洗って水を切ってから挟むこともポイントです。トマト、キュウリ、フルーツは傷みやすいと言われています。
また、マヨネーズは、傷みやすい調味料ですので、不安な場合は使用するのを避けた方がいいですね。レモン汁、酢、カレー粉などは殺菌効果があるのでおすすめですよ。
使用する具材は、ベーコンやハム、パンのように、たとえそのまま食べられるものや前日に作り置きしたものでも、一度加熱してからサンドするようにすると、傷むのを予防できます。ただし、加熱した食材はしっかり冷ましてから挟まないと傷む原因になります。
その他にも、衛生管理にも注意したいですね。
・手を洗って清潔な環境で作る
・サンドイッチを入れる入れ物は、清潔で菌が入りにくいお弁当箱やボックスを使用する
・抗菌シートを使用する
などが効果的ですね。
そして、お弁当は30度以上になると急激に傷みやすくなります。したがって、保冷剤や保冷バッグを使用して、冷蔵庫に保存しているような低温の状態をキープして持ち歩くようにしたいですね。
さらに、ジャムを塗ったサンドイッチを一度冷凍して持って行き、食べる頃に解凍されるようにするテクニックを実践している方もいるようです。
パンと具材を別に持って行き、食べる直前に挟んで食べるのも傷みにくいお弁当のコツですね。
その他にも、生ハムやスモークサーモン、ポテトサラダ、茹で卵は傷みやすい食材と言われていますので、持ち歩く場合は注意しましょう。
傷みにくい卵焼きと蒸し鶏を使ったたまごサンドは、栄養たっぷりの元気が出る夏にぴったりなサンドイッチのお弁当です。
バジルが香るサンドイッチは、厚みのある断面がトレンドライクでおしゃれですね。
ソテーしたチキンにまろやかなクリームチーズを挟んだサンドイッチ弁当は、傷みにくいピクルスがアクセントになる夏におすすめの一品です。
シャキシャキとした野菜の歯ごたえも楽しいサンドイッチのレシピです。
レバニーズブレッドでローストビーフや野菜を巻いたラップサンドは、お弁当を格上げしてくれるハイセンスなサンドイッチです。
片手で食べられるので、仕事が忙しい方や学生さんの夏のお弁当にもおすすめですよ。
ブロッコリーとハム、卵の彩りが美しいサンドイッチは、子どもから大人まで大好きなベーシックな具材のレシピです。
夏にお弁当として持って行く場合は、傷みやすいので、パンと具材を冷やして分けて持っていき、食べる直前に挟むのがおすすめです。
食欲が落ちてしまいがちな夏もさっぱりして食べやすいのが、野菜をたっぷり使ったサンドイッチです。マスタードのピリッとした辛さがポイントです。
ただし、お弁当として持って行く場合は水分が多いサンドイッチは傷みやすいので、しっかり保冷をして持って行きたいですね。
プチプチとしたライ麦の食感がアクセントのハンバーグサンドイッチは、男性ウケが良いメニューです。
夏バテ中にもスタミナが出るサンドイッチのお弁当です。ハンバーグはあらかじめ作り置きしておき、サンドイッチに挟む前にしっかり加熱し、よく冷ましてから挟むようにしたいですね。
甘辛いきんぴらごぼうを使ったサンドイッチは、食欲がない夏も食べやすいあっさりレシピです。
食物繊維たっぷりのほんのりヘルシーで和テイストなサンドイッチのお弁当です。
バジルソースが食欲をそそるツナとパプリカのサンドイッチは、魚嫌いな方にもおすすめのお弁当メニューです。
生野菜が豊富なので、夏にお弁当として持って行く場合は、保冷対策をしていきたいですね。
夏のサンドイッチのお弁当作りのコツは、水分を極力減らし、しっかり保冷することです。傷みやすい具材を避けたり、パンと具材を食べる直前にサンドするのもおすすめですよ。