一般的な耳たぶにつけるものから軟骨につけるピアス、口やおへそなどの体につけるボディピアスなどたくさんの種類があるピアス。ファーストピアスにぴったりなピアスや、ピアス上級者さんにおすすめのボディピアスなど幅広く見ていきましょう。
ピアスといえば耳たぶなどにつけるアクセサリーですが、実は2つの種類に分かれているのをご存知ですか?
■ファッションピアス
・耳に通す部分の太さが18〜20ゲージほど(細い)
・簡単につけたり外したりできる
・軽い
■ボディピアス
・耳に通す部分の太さが18〜0ゲージほど(太い)
・先端がネジのようになっている
・金属アレルギーが起こりにくい素材を使っているものが多い
一般的にいう「ピアス」はだいたいファッションピアスのことを指している場合が多く、耳でも軟骨の部分につけたりその他体の様々な部位につけることができるのがボディピアスです。
ピアスを選ぶ場合に似合わせるポイントの一つになるのが、顔の形です。顔の形に合ったピアスを選べば、顔の輪郭の悩みもうまくカバーすることができますよ。
例えば、丸顔の場合は顔周りに直線的なラインを作れるぶら下がるデザインのものを選びましょう。反対に面長の場合は、顔の縦のラインを強調しない、丸みのあるスタッドピアスが似合います。また、ベース型の場合は大ぶりのものを選ぶと、エラが張っているのが目立たなくなります。
耳の厚さでも似合うピアスに違いが出ます。耳が厚い場合は、小ぶりなピアスを付けると、耳たぶに埋もれてしまったり耳たぶのボリューム感とのバランスが悪くなったりします。そのため、大ぶりのピアスを選ぶようにしましょう。
耳が薄い場合は、すっきりとした耳元に合う小ぶりのデザインがおすすめです。
耳が正面を向いている場合はピアスが見えやすいので、スタッド型のものや小ぶりのものが似合います。これに対し、耳が横向きの場合は顔を正面から見たときにピアスが見えにくいので、存在感がある大ぶりのピアスがおすすめです。
耳たぶの位置が鼻よりも上の人は、比較的どんなピアスでも似合いますが、耳たぶの位置が鼻よりも下の人は、長く垂れさがるデザインのものを選ぶと、首が短く見えてしまう場合があります。耳が下の方に付いている場合は、スタッド型やフープ型などを選びましょう。
指輪やネックレスなど、他のアクセサリーでもよく使われるゴールド。イエローゴールドの他、銅を混ぜたピンクゴールド、銀やパラジウムを混ぜたホワイトゴールドがあります。
ホワイトゴールドに見た目が似た金属としてプラチナがあり、プラチナで作られたピアスもあります。どちらも色は白銀ですが、ホワイトゴールドが他の金属と混ぜて白銀の色を作っているのに対し、プラチナは元々白銀の色になっています。
ゴールドもプラチナも高級感があり上品な輝きなので、レストランでのディナーや結婚式などの華やかなシーンにおすすめです。
ゴールドやプラチナよりもリーズナブルなのがシルバー。輝きも高級感があります。しかし、空気に触れると黒く変色する特徴があるので、定期的にお手入れをする必要があります。普段使いでも上質なものを身に着けたい人におすすめです。
安価でありながら、金属アレルギーを起こしにくいのがポストがチタンになったピアス。あまり販売されていない素材ではありますが、軽くてピアスホールへの負担がかかりにくいのが特徴で、ピアスの重みで耳が痛くなりやすい人に最適です。
チタンよりも販売されている数が多いのがサージカルステンレス。サージカルとは外科・手術用という意味で、メスにも使われる医療用の金属です。安価で金属アレルギーが起こりにくい点はチタンと同様です。
金属アレルギーだけれど、ゴールドやシルバーよりもカジュアルなデザインのピアスが欲しい場合に、サージカルステンレスのポストのものを選ぶとよいでしょう。
上記のものが全て金属であるのに対し、全く金属を使っていないのが樹脂。透明なので、ポストの部分が目立ちません。
金属ではないので金属アレルギーの心配もなく、また温度差が激しいスキー場や夏の海・プールなどでも安全に使うことができます。
ピアスと一口に言っても、様々な形状やデザインのものが流通していますよね。実は、それぞれの形状にはきちんと名前がつけられているのをご存知ですか?ファッションピアスには4つの種類があります。それぞれどのような特徴があるのかをおすすめのアイテムと合わせて紹介していきます。
最もポピュラーなファッションピアスは、針の部分がまっすぐで耳に貫通させて、後ろでキャッチと呼ばれる留め具で固定するスタッドピアスです。別名、キャッチピアスとも呼ばれます。
スタッドピアスは、ファッションピアスの中で最もつけやすく、外しやすいため、ピアスの穴を開ける際のファーストピアスとしても良く使われています。
Prima Roseのスタッドピアスは、金具の色と石の大きさを自分の好みや肌の色に合わせて選べます。
シンプルなデザインですが、髪の毛を耳にかけた時にさりげなくきらめくスタッドピアスはオフィスでも、デートでも、普段使いでも活躍すること間違いなし。ピアスホールが空いているならひとつは持っておきたいファッションピアスです。
フックピアスとは、針の部分がフックのような形状をしていて、耳たぶにぶら下げるようにしてつけるピアスのことです。
装飾は小さいものから大きいものまで様々。耳たぶからこぼれ落ちるようなデザインなので、さりげない揺れで女性らしさを引き出してくれます。
Cream dot.のフックピアスは、フックについた金具からこぼれ落ちるようにあしらわれた石がさりげなくておしゃれ。主張は激しくないものの、耳元で揺れるフックピアスは顔周りを華やかに彩り、大人女子のファッションにぴったりです。
アメリカンピアスとは、棒状の針に細いチェーンが一体型でついているピアスです。ピアスホールにチェーンを通して、耳に垂らしてつけるデザインが特徴的。
どこまでチェーンを通すか長さ調整も可能なので、自分好みの長さになるよう付けてみましょう。付け方次第では雰囲気を変えられるので、自分の顔や髪型に合うよう調整してみてください。
Cielo bluのアメリカンピアスは、5cmのチェーンの先に小さい石があしらわれているピアスです。浅めにチェーンを通すと長めに付けられ、深くチェーンを通すと短めに付けられるので、お好みの長さに調整してそれぞれ違った魅力を楽しんでみてください。
フープピアスとは、輪っか状のピアスのこと。華やかなシーンからカジュアルなファッションまで幅広く合わせることができます。
PLUSTERのフープピアスには、様々な形状のものがあります。デザイン性のあるフープピアスは、さりげなく個性も出せます。自分好みの大きさや形のものを見つけてみてください。
ファッションピアスの他にも、ピアスにはボディピアスと呼ばれる耳以外につけるタイプのピアスもあります。つける場所によって形状が様々。どのようなピアスホールが開いているかで付けられるボディピアスも異なります。
ボディピアスにはどのようなものがあるのか、10種類紹介していきます。
ストレートバーベルのピアスは、両端がネジ式になっているシンプルなボディピアスで、ファーストピアスにおすすめです。耳たぶや軟骨部分のほか、口や舌など様々な部位への装着が可能。
バナナバーベルのピアスは、シャフトの部分(棒の部分)がバナナのようにカーブしているのが特徴です。眉やおへそにつけるピアスにおすすめです。
もちろん、耳たぶにつけることもできます。
ラブレットスタッドのボディピアスは、片方だけがネジ式になっていて、ボール型やモチーフのデザインの部分を外してつけるタイプのボディピアスです。
耳の軟骨の部分や口、下などにつける方が多いです。
サーキュラーバーベルのピアスは、シャフト(棒の部分)が丸くなっているボディピアスです。
耳たぶや軟骨などのほか、鼻につけるのにも最適です。キャッチの部分を好みのものに変えたり、シャフトにチャームを通してアレンジをすることができます。
スパイラルバーベルのピアスは、シャフトの部分(棒の部分)がねじった感じになっているものや、コイルのように2重3重にツイストしているものなど様々なデザインがあります。
耳たぶや口元のアクセントにおすすめです。
メンズからの人気も高いシンプルなボディピアスです。
セグメントリングのピアスはリング状のピアスの一部分を外してつけるタイプで、太さが太いものだとオープンフライヤーという専用の道具を使って取り外します。コーディネートしやすいデザインなのでボディピアスの重ね付けや、付けっ放しにしたい時におすすめです。
キャプティブビーズリングのピアスは、リングの穴にシャフト(棒の部分)を押し込むようにしてつけます。
口や眉、おへそに耳たぶなど、色々な部位につけることができる定番ボディピアスです。
ロングバーベルのピアスは、シャフト(棒の部分)が長く、2箇所のピアスホールを一つのボディピアスでつなぐ「インダストリアル」というつけ方をするピアスです。
そのほかのピアスとのコーディネートのアクセントになるので、ボディピアス上級者さんに人気があります。
ピアスの穴を広げて、個性的なボディピアスコーデを目指したいという人に人気があるのがフレッシュトンネルです。
サイズ展開も豊富に揃っているので自分のピアスホールに合わせて選ぶことが可能です。
シングルフレアは、拡張したピアスホールにつけるピアスです。片側にゴムキャッチが付いているのが特徴です。
ピアスホールを大きくすると、ピアスホールの中にさらに別のピアスを通すといったホールトゥコーデも可能になります。
耳にさりげなく付けているだけで目を引くピアス。せっかくピアスをするのであれば、引き立つようなヘアアレンジをしたいですよね。ピアスが引き立つヘアアレンジを10個紹介してきます。
ピアスを引き立たせるには、髪でピアスが隠れてしまわないようにするアレンジが必要。顔周りの髪をすっきりまとめられるポニーテールなら、ピアスをしっかり見せることができます。
ストレートの人は軽く巻いてからアレンジすると、大人っぽく華やかに仕上がりますよ。ストレートのままポニーテールを作る場合、前髪もすっきりあげるとクールな印象になり、同じポニーテールでもがらっと異なる雰囲気を楽しめます。
髪を全てアップにしなくても、耳上の髪をまとめるだけでもピアスは見えやすくなります。清楚で優しい印象に見えるハーフアップは、男性受けもよくデートにもぴったり。かわいらしい花モチーフのピアスとよく合っていますね。
ブライダルでも人気のサイドダウン。フェミニンで華やかさもあるので、お呼ばれやちょっとしたパーティーにもマッチします。ピアスを引き立たせるなら、顔周りの後れ毛は少なめに。
耳がしっかり出せるお団子ヘア。耳の後ろも見えるようになるので、キャッチが凝ったピアスも活かせます。まとめる位置を上の方にするとアクティブでフレッシュな印象に、下の方にすると落ち着いて大人っぽい印象に変わるので、ファッションに合わせて変えたいですね。
不器用でお団子がうまく作れない、という人におすすめのまとめ髪がギブソンタック。凝って見えますが、くるりんぱのアレンジで作ることができるので、お団子よりも簡単にできます。シンプルな一粒ピアスも映えますね。
流行中の編み下ろしアレンジ。中でも三つ編みよりも大人っぽく見えるのがフィッシュボーンです。一見難しそうに見えますが、編み込みよりも簡単にできるので、ヘアアレンジが苦手な人もぜひチャレンジしてみてください。上品なパールのピアスもよく合います。
ポップさがキュートな玉ネギヘア。カジュアルファッションにマッチし、簡単にできるのも魅力です。ツインにするのもかわいいですよ。
子供っぽく見えるのが気になるなら、揺れるタイプのピアスを合わせて大人っぽさをプラスしましょう。また、下の方からまとめ始めると、ガーリーな中にも落ち着いた雰囲気が加わります。
華やかで結婚式やパーティーにもぴったりな編み込みアップヘア。編み込みが難しいようであれば、毛束2本でできるロープ編みでトライしてみてください。三つ編みよりもさらに簡単にできるのに、凝ったアレンジに見えますよ。最後に全体をほぐすのが、今っぽく仕上げるポイントです。大ぶりのピアスを付ければ、正面から見たときの顔周りも華やかに見えます。
髪が短い分ピアスが見えやすく、アレンジなしでも大丈夫なショートヘア。しかし、耳に髪がかかってしまうと、ショートでもピアスが見えなくなってしまうので、ピアスを目立たせたいなら、サイドの髪を耳かけをするようにしましょう。たったそれだけでもピアスが映えるヘアになりますよ。
ロングのダウンスタイルでも、ピアスを引き立たせられるのがかきあげバング。大人っぽいヘアスタイルなので、フープピアスやロングピアスなど、クールなデザインのピアスとよくマッチしますよ。色っぽい大人の女性を演出できます。
ピアスの種類は小さめのさりげないものからインパクトのあるものまで様々。選び方やつけ方次第で周りの人に差をつけるおしゃれなピアスコーデができます。デザインや素材など、自分好みのお気に入りのピアスを見つけて見ませんか?