夏本番の8月の着こなしにお悩みの女性も多いはず。暑さを乗り切りつつもおしゃれを忘れない、真夏にぴったりの着こなしとはどのようなものなのか、丸ごとチェックしませんか?そこで今回は、8月におすすめの服装をご紹介します!
ジメジメとした梅雨が明け、本格的な暑さがやってくる「8月」。1年で最も暑いこの季節には、コーディネートが決まらずに頭を抱える女性が多いことでしょう。そこでここでは、暑い日を快適に乗り切る涼やかなスタイル、そして夏ムードたっぷりのおしゃれなスタイルの両者を叶える着こなしを、一気にチェックしてみませんか?
今回は、8月におすすめの服装を様々なシーンから一挙ご紹介します!暑さを乗り切りつつもおしゃれを楽しめる、オトナ女子にぴったりのコーディネートを9つ厳選した上で、それぞれの着こなしのポイントを徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
基本的に日本で最も暑いのが、この「8月上旬」だと言われています。さらに時間帯で言えば、1日の中で最も暑いのが14時頃。太陽の光で地面などが温められ、その熱でじわじわと空気が温められることから、1日で最も気温が高くなるのです。そこで8月中旬のこの時間帯は非常に危険な暑さとなりますので、アウトドアアクティビティを楽しむ際には十分にご注意ください。
1年で最も暑いこの季節には、とことん涼しげなスタイルにまとめましょう。例えばふんわりと風を含むティアードワンピースをさらっと羽織って、清涼感がありつつもレディライクな着こなしに。日差しが強い時間帯に外出をするのなら、薄手のシャツやカーディガンなどを羽織り、肌を守ってください。
8月の中旬も、引き続き気温が高い日が続くのでご注意を。日中は少し動いただけでも汗がじんわりと滲み、まだまだ厳しい暑さを感じることでしょう。また、地域にもよりますが、降水量は上旬よりも少ないところが多くカラッと晴れる日が増えるので、お出かけには安心です。
例えば、トップスには汗が目立ちにくい白のTシャツをチョイス。ただし薄手だと汗で透けてしまう可能性があるため、ある程度しっかりとした生地感のものを選ぶことをおすすめします。さらにボトムスには、爽やかなライトグリーンのリネンスカートを持ってきて、見た目も着心地も涼しげにまとめると良いでしょう。
8月の下旬にもなると、ほんの少しだけ気温が下がるものの、まだまだ夏らしい暑さが続きます。日中はもちろんですが、夜も熱帯夜といえるほど寝苦しい日もあるでしょう。雨の日は中旬と比べるとグッと増えるため、突然の雷雨やまとまった雨、そして嫌な湿気にも注意が必要です。
例えば、ライトグリーンのリブニットタンクトップに白のワイドパンツを合わせ、大人カジュアルなコーディネートに。室内は冷房が効いているため、軽めの羽織りものを用意しておくと安心です。さらにつば広の帽子を被れば、気になる日焼けの対策もできます。
紫外線量が最も多いのは、天候にもよりますが基本的に夏の季節。特に7月〜8月に最も紫外線量が多くなるため、十分に日焼け対策を行ってください。また1日の中では、太陽高度が最も高くなる「正午」頃に紫外線量が最も多くなるため、お出かけの際には要注意です。
例えば、爽やかな花柄があしらわれたスカラップブラウスに、白のスキニーパンツを合わせた、清涼感たっぷりの夏らしいコーディネート。そこにカンカン帽やサングラスを取り入れて、日焼け対策を叶えましょう。さらに外出の時間が長いようであれば、日傘やUVカットの羽織りものもマストです。
曇りの日は強い日差しが感じられないことから、日焼け対策を怠りがちだと思います。しかし実際のところ、曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、気を抜かずに日焼け対策を行ってください。また、「曇りの日の方が紫外線が強い」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それは正確には正しくありません。曇りの日には日差しが弱いからと紫外線対策を怠るため、余計に日焼けしたように感じてしまうのです。
したがって、曇りの日でもしっかりと紫外線対策を。この季節、キャップなどの帽子はマストアイテムです。例えばTシャツにデニムパンツ、キャップのカジュアルスタイルで、夏のお出かけを楽チンに楽しんではいかがでしょうか。
夏の雨の日には気温はやや下がるものの、湿度が高くジメジメとした嫌な蒸し暑さを感じます。したがって、夏でもさらっと着こなせる素材の衣服を着用したり、ふんわりと風を含むような風通しの良い服装をチョイスしたりと、湿気を乗り切る工夫が必要です。
例えば、ゆったりとしたサイズ感かつサイドにスリットが入ったコットン素材のTシャツなら、さらっとした快適な着心地を手に入れることができるでしょう。オーバーサイズで体型カバーが叶うため、細身のパンツを合わせても安心です。また、雨の日は濡れても安心のビーチサンダルが快適ですが、足場の悪い中滑って転ばないようお気を付けください。
1年で台風の上陸率が最も高いのは、ズバリ8月。台風の接近で雨風の強い中、会社へ出勤をしなければならないケースもあることでしょう。そこで台風の日の出勤では、パンツスタイルがマスト。スカートだとめくれてしまう可能性があるため、不安なく出勤できるようなパンツスーツをお選びください。
ベージュのセットアップスーツに黒インナーと黒パンプスで、品のあるOLコーデ。ストッキングはソックスタイプなら、通勤時に濡れてしまっても職場でさっと履き替えることができるのでおすすめです。また、パンツはアンクル丈のものをチョイスするか、軽くロールアップしておくと濡れにくいのでgood!
都会である東京の夏は他の地域よりも猛暑を感じるほどで、昼間はもちろんのこと、夜も蒸し暑く寝付きにくいほど。というのもヒートアイランド現象が気温上昇を引き起こし、東京の気温は年々高くなっているのです。さらにコンクリートやアスファルトが熱を溜め込んで気温を上昇させるため、昼夜問わず暑い日々が続きます。
そんな暑い東京の夏には、吸水性と速乾性に優れたリネン素材のセットアップをさらっと涼しげに着こなして!足元は華奢なサンダルを合わせると、フェミニンでおしゃれです。存在感のあるバッグやアクセサリーなどを上手に使えば、シンプルなコーデをワンランクアップさせられます。
北海道は、年中気温が低いイメージがありますが、夏にはそれなりの暑さが感じられます。札幌や旭川などは日中25度を超える夏日が多く、30度を超える真夏日も。ただし夜になるとグッと冷え込む日もあるため、軽めの羽織りものを用意しておきましょう。
例えば、ブラウンのタンクトップにベージュのワイドパンツ、ベージュパンプスを合わせた、トレンドライクなワントーンコーデ。さらにベージュのカーディガンをたすき掛けするように身につけ、こなれ感たっぷりのスタイルにまとめましょう。カーディガンはコンパクトでかさばりにくい上に、さっと脱ぎ着をして体温調節ができるため、重宝できること間違いなし!
8月でも、北海道などの寒い地域や9月に近い下旬は、気温が30度まで上がらないことがあります。気温30度以下の日は、真夏日や猛暑日と同じようなコーデだと肌寒く感じることがあるので、服装選びに注意しましょう。
気温30度以下でも気温25度以上の夏日なら、半袖一枚で問題ありません。半袖Tシャツとデニムの定番コーデは、カジュアルでオフの日にぴったりです。シンプルなトートバッグなどを合わせれば、欲張りすぎないコーデに仕上がります。
8月上旬や中旬の暑い日はキャミソール一枚でも問題ありませんが、気温30度以下の日は涼しいと感じることが多いです。キャミソールを着るなら、冷え対策に薄手の羽織ものを合わせましょう。
カーキのキャミソールと長袖のブラウスをコーディネートした服装は、女の子らしさが抜群。落ち着いたカラーを選ぶと、大人っぽく見せられます。白のパンツを穿けば、明るさが出てさわやかなコーデになるでしょう。
8月でも気温30度以下なら、ノースリーブ×ショートパンツのような真夏向けのコーデは避けた方が無難。特に、朝晩は肌寒く感じることがあるので、涼しさを重視した服装には注意が必要です。
ショートパンツを穿くなら、長袖のトップスを着てバランスを取るのがポイント。長袖トップス×ショートパンツのコーデなら、ショートパンツの子供っぽさも抑えられます。落ち着いた色のアイテムを選べば、大人女子でも無理なく着られるコーデになります。
8月上旬から中旬の平均気温30度の日は、暑さが厳しいです。熱中症を予防するためにも、涼しい服装を心がけましょう。
ワンピースを着るなら、通気性の良い素材を選ぶのがおすすめ。ポリエステル製のワンピースは、通気性に優れているだけでなく、薄くて軽いので、8月の暑さが厳しい日でも快適に着られます。
ベージュのポリエステルワンピースを主役にすると、楽なのに上品なコーデが完成します。
気温30度の日には、通気性に優れたかぎ針編みのサマーニットもぴったり。ゆったりとした素材のサマーニットを一枚で着ると、こなれ感のあるトレンドコーデに仕上がります。
ベージュのサマーニットは、大人っぽさを感じられるアイテム。Tシャツなどを使った8月に定番のカジュアルコーデに飽きてきた人にも良いでしょう。シンプルなボトムスをコーディネートすると、かぎ針編みトップスに視線を集められます。
8月の気温30度以上の日は暑いため、屋外では半袖やノースリーブ一枚でOK。しかし、室内は冷房が効いているため、冷えが気になる人は軽く羽織れるものを用意しておきましょう。
薄手のシャツは、室内での冷房対策に役立つアイテム。シンプルなワンピースなどに重ね着すると、服装がワンランクアップして洗練された雰囲気になります。コーデに迷ったときは、他のアイテムと同系色のシャツを使うと、統一感が出ておしゃれに見えるでしょう。
8月上旬から中旬頃は、暑さが厳しい時期。最高気温が35度を超える猛暑日になる日も少なくありません。気温35度以上の日は、暑さ対策できる服装を選びましょう。
ノースリーブのワンピースは、暑い日でも快適に着られるアイテムの一つ。全体にギンガムチェックなどの柄が入ったアイテムを選ぶと、一枚でおしゃれに決まります。
ふんわりとしたシルエットなら、汗をかいてしまっても服が体に張り付いたり、ベタついたりせず、不快感が少ないです。
8月の中でも暑さが厳しい気温35度以上の日は、トップスだけでなくボトムスも風通しの良いアイテムを選びましょう。
リネンのワイドパンツは、風通しが良いことに加えて、吸水性に優れているのも魅力です。汗をかいてもベタつかず、肌に密着しないので、気温35度以上の汗ばむ日でも不快感がないでしょう。
パンツと同じようにトップスもリネン素材でできたものを使うと、着心地の良い服装になります。
8月の気温35度以上の日は、気温だけでなく、紫外線の対策も必要。強い日差しを遮る帽子は、お出かけのときに欠かせません。
つば広の帽子は、日焼け対策に役立つアイテム。顔だけでなく首の日焼けも予防してくれるでしょう。カンカン帽などを選ぶと、服装に季節感がプラスされて8月にぴったりのコーデができあがります。
ロゴが入ったシンプルなTシャツは、暑い8月に活躍するアイテム。デニムやワイドパンツなどを使った定番のコーデも素敵ですが、スカートをコーディネートして華やかに仕上げるのも良いでしょう。
白のロゴTシャツ×ラベンダーのスカートは、カジュアルながらもフェミニン。適度に抜け感があり、親しみやすさを感じます。白のTシャツは汗染みが目立たないので、長時間屋外で過ごす時にも良いでしょう。
キャラクターがデザインされたTシャツは、ポップで可愛いイメージ。大人の女性が着るなら、丈が長めのスカートなどを合わせて上品さをプラスしましょう。
赤のキャラクターTシャツ×ネイビーのデニムロングスカートのコーデは、カジュアルさと甘さのバランスが絶妙。かごバッグなどで季節感を出すと、8月にぴったりの服装に仕上がるでしょう。スニーカーなどでこなれ感を出せば、大人の余裕を感じるファッションになります。
シャープなVネックのワンピースは、大人っぽい印象。さりげなくデコルテを見せられるので、大胆な肌見せに抵抗がある大人の夏コーデにもおすすめです。
白のVネックワンピースにくすみグリーンのパンツをコーディネートした服装は、きれいめでエレガント。落ち着いていながら、おしゃれさも感じられるのが魅力です。8月は、華奢なサンダルなどで足元も涼しく見せましょう。
8月には、肩やデコルテを肌見せできるオフショルトップスもおすすめ。セクシーなアイテムなので、デートや合コンなどの日にも良いでしょう。
インパクトのある花柄のオフショルトップスにデニムのミニスカートを合わせたコーデは、フレッシュでキュートなイメージ。シンプルなバッグできちんと感をプラスすると、品のある色っぽい服装が完成します。
デニムでおしゃれなコーデを作りたいなら、レイヤードにチャレンジするのが良いでしょう。ベーシックなデニムパンツに花柄のロングワンピースをレイヤードすると、甘さとカジュアルさのバランスが取れたコーデができあがります。
8月にロング丈のパンツでレイヤードコーデをするなら、裾をロールアップして足首を見せるのがポイント。足首を出すとコーデが軽やかになってさわやかに見えるだけでなく、スタイルアップ効果も期待できます。
8月は、大胆に脚を出せるショートパンツも人気。しかし、ショートパンツには「幼い」「野暮ったい」などという声も少なくありません。
大人の女性がショートパンツを履くなら、透け感のあるシャツをコーディネートするのがおすすめ。シアーなシャツは適度に色っぽいため、大人っぽさを感じる服装に仕上げられます。白系でまとめると、暑さが厳しい8月でも清楚感を出せるでしょう。
ロング丈のスカートは、暑い8月にぴったりのアイテム。汗をかいても脚に張り付きにくいので、快適に過ごせます。
柄が入った存在感の強いロングスカートを穿くなら、トップスはベーシックなデザインを選ぶのがおしゃれに見せるコツ。全体をモノトーンでまとめると、洗練された服装になります。足元は、フラットサンダルなどでリラックス感を出すのがトレンドです。
歩くたびにふんわりと揺れるプリーツスカートは、季節を問わず人気のアイテム。暑さの厳しい8月は軽めの素材のアイテムで、涼しげな服装に仕上げるのがおすすめです。
ドットが印象的なプリーツスカートは、シンプルなTシャツやブラウスなどを組み合わせるとバランスを取れます。チェーンバッグなどの小物を持てば、フェミニンなコーデが完成します。
暑い8月は、コーデを考えるのも億劫になりがち。服装に悩んだら、1枚でおしゃれに決まるワンピースを主役にしましょう。
花柄の半袖ワンピースをメインに使うと、コーデが華やかになります。かごバッグやサンダルなどを取り入れれば、8月にぴったりの夏らしいファッションに仕上がります。
黒やネイビーなど、ダークカラーのワンピースは重く見えやすいです。服装を軽やかに見せたい時は、ミニ丈を選ぶと良いでしょう。
ミニ丈の黒ワンピースにベージュのサンバイザーなどをコーディネートすると、8月にぴったりの季節感を演出できます。服小物もベーシックカラーでまとめれば、洗練された雰囲気を出せるでしょう。
いかがでしたか?今回は、8月におすすめのレディースコーディネートをご紹介しました。暑い夏を快適に乗り切るには、着こなしを工夫するのはもちろんですが、「素材選び」も重要なポイントとなります。例えば、肌に張り付きにくくさらっと着こなせる、リネンやコットンなどの夏素材をチョイスすると、涼やかかつ季節感たっぷりの夏らしい着こなしが叶うでしょう。ぜひ参考にして、暑い8月を快適に乗り切ってください!