眉毛を整えるのが苦手だという方はいませんか?1人1人眉毛が違っているため、誰かの真似をしてみても、なかなかきれいに仕上がらないということもあります。眉毛の正しい整え方や使う道具、きれいに仕上げるための注意点についてご紹介します。
眉毛を整えるために必要なアイテムについてご紹介します。
■スクリューブラシ
眉毛の毛流れを整えるために、スクリューブラシが必要になります。スクリューブラシは、眉毛の根元からしっかりとかすことができるので使いやすいです。また、描いた眉毛をぼかすことにも使えるので、1つ持っていると便利です。
■ハサミ
眉毛を整えるために、もっともおすすめのアイテムが、ハサミです。カミソリや毛抜きなど、いろいろなものがありますが、ハサミを使った方が眉毛1本単位で調整することができます。自然な眉毛に仕上げたいという場合は、ハサミを使うのがおすすめですよ。
■シェーバー
必要に応じて、シェーバーを使うようにしましょう。まったく必要のない部分に生えている毛については、シェーバーを使って根元からカットするのがおすすめです。毛抜きを使ってもいいですが、抜きすぎると毛が生えてこなくなることがあるため、できるだけシェーバーを使うのがおすすめです。
使用するシェーバーは、できるだけ眉毛用のものを使い、細かい部分も調整できるようなタイプのものを選びましょう。
基本の眉毛の整え方についてご紹介します。
■毛流れをしっかり整えておく
まずは、眉毛の毛流れをしっかり整えておく必要があります。ここを怠ってしまうと、癖がついた状態で眉毛を整えることになるため、仕上がりがあまり良くならないことがあります。
スクリューブラシを使い、根元から眉毛をとかします。この時毛流れに沿ってとかしていくことが大切です。眉頭は下から上に、眉中くらいからは上から下に向かってとかすと、毛流れを活かした自然な眉毛を作ることができますよ。
■好みの形に描く
眉の毛流れを整えたら、好みの形に眉毛を描いていきます。眉毛は自分の骨格に合わせて描くと、もっとも似合う形の眉毛に仕上がります。眉頭は小鼻の延長線上、眉山は黒目と目尻の間、眉尻は口角と目尻の延長線上にするのがおすすめです。
■形からはみ出ている部分をカットする
自分好みに描いた眉毛に沿って、はみ出ている毛をカットしていきましょう。ハサミを使用することで、1本単位で調整することができます。一気にカットするのではなく、1本1本丁寧にカットしていくことが大切です。
■不要な部分の毛はシェーバーでカットする
まったく眉毛に関係ない部分の毛は、シェーバーを使って根元からしっかりカットしておくようにしましょう。不要な毛をしっかり処理することで、あか抜けた印象の眉毛に仕上げることができますよ。
眉毛の悩み別の整え方についてご紹介します。
■眉毛が薄い・少ない
もともと眉毛が薄い・少ないと悩んでいる方は、形を軽く整える程度にしましょう。今ある眉毛を活かしてメイクをすることで、自然な眉毛に仕上がります。カットは最小限のがおすすめです。
■眉毛が濃い・太い
もともと眉毛が濃い・太いと悩んでいる方は、しっかり整えることが大切です。中途半端に毛が残っていると、地味な印象になりやすいです。眉毛が長い人は、指で眉毛を押し当ててアウトラインからはみ出す毛をカットしていきましょう。太さが気になる人は、自分の目の縦幅を目安に調整するようにしましょう。
■眉が吊り上がっている
眉毛が吊り上がっている、角度がきついという方は、メイクと併用して柔らかな印象へと仕上げていきましょう。眉山は不自然にならないくらいだけカットします。そして、アイブロウパウダーを使って眉頭に太さを出して、角度を目立ちにくくしましょう。柔らかさのある色合いを使うのがおすすめですよ。
■眉毛が下がっている
眉毛がもともと下がっているという方は、眉尻が眉頭からはみ出ないように調整します。眉下部分をカットして、眉山部分に色を足していくと目立ちにくくなります。
眉毛を整える時の注意点についてご紹介します。
■骨格を無視しすぎない
眉毛を理想の形に整えるために、骨格を無視してカットしてしまっている人がいます。これは不自然に見える原因となるので注意しましょう。メイクしている時は普通に見えても、周りから見ると不自然な印象が強くなります。
自分の骨格に合った眉毛を作ることが、1番大切になります。
■毛抜きを使いすぎない
不要な毛を毛抜きで抜いている人もいますが、やりすぎると生えてこなくなる確率が高いので、やり過ぎには注意しましょう。今はいらないと思っている毛でも、流行りの移り変わりで必要になることもあります。
できるだけシェーバーやハサミを使うようにして、毛根を傷つけないように気をつけましょう。
最後に、眉毛を整えるときにおすすめのアイテムをピックアップしてご紹介します。
キャップつきで持ち運びやすく、サッと眉毛の流れを整えられる、貝印のcosmeup スクリューブラシ HC3739。
ひとつ550円と手頃な価格なので、使い込んでダメになってしまってもすぐに買い換えられます。
眉毛だけではなくまつ毛にも使えるブラシなので、持っておくと便利です。
パフやスポンジが人気のロージーローザは、ブラシも優秀なアイテムが揃っています。
ダブルエンドアイブロウブラシ スクリュータイプは、毛の流れを整え理想的な眉毛を作れる、両端に異なる形状のブラシがついたアイテムです。
スクリューブラシだけではなく、アイブロウブラシとしても使えるので、毛の流れを整えたあと、パウダーで眉毛を仕上げることが可能です。
眉毛を上手にカットするにはコツが必要。とはいえ、初心者がいきなりコツを掴むのはむずかしいですよね。
そんなときにおすすめなのが、貝印のクシ付きマユハサミです。その名の通りハサミにクシがついているので、眉毛をとかしながら、必要な部分をカットできます。片手で簡単にカットできるところが魅力。
クシ部分は着脱可能なので、必要に応じてつけたり外したりしながら理想の眉毛に近づけていきましょう。
カットに慣れてきた人におすすめなのが、資生堂のアイブローシザーズ 212です。
刃先のカーブが眉毛にフィットするので、眉毛を美しくカットできます。
鋭い切れ味が特徴なので、簡単にカットができるところがポイント。刃が小さく薄く、狙ったところをピンポイントに切れるので、使いやすさを感じられるでしょう。
不要な眉毛をシェービングするなら、パナソニックのフェリエ フェイス用 ES-WF61がおすすめ。丸い刃先なので肌への負担をかけにくい、優しい仕様のシェーバーです。
肌の凸凹に合わせて動く、密着スイングヘッドが特徴。厚みが約0.12mmの薄い刃を採用しており、根元からカットすることが可能です。
眉毛を形づくるときに眉毛を保護してくれる「マユカバー」、眉毛の高さを整えられる「マユコーム」がついているので、眉毛のお手入れにぴったり。眉毛と一緒に産毛も整え、メイクのりのいい状態を叶えてはいかがでしょうか。
コストパフォーマンスの高いシェーバーなら、フィリップスのサテンコンパクトがおすすめ。
ヘッドを変えることで顔だけではなく身体にも使えるので、1本持っていると全身のケアが行なえます。
26mmのトリミングヘッドで身体を、8mmのトリミングヘッドで顔の産毛をカットし、眉毛の長さは2mmと4mmのアイブローコームをつけることで調整できます。お好みの長さに眉毛を整えられるので、綺麗に切り揃えられた眉毛を手に入れられるでしょう。
眉毛を整えるときに欠かせないのが毛抜き。スクリューブラシで毛並みを整え、ハサミでカットし、シェーバーで不要な部分を剃ることに加え、毛抜きで不要な眉下の毛を抜いてあげることで、よりすっきりとした理想の眉毛を作れるのです。
グリーンベルの驚きの毛抜き 先丸タイプ(ブラック)は、幅広の面が毛を固定して簡単に引き抜けるところが魅力の毛抜き。痛みを感じにくいので、毛抜きを普段使わない人にもおすすめです。
スクリューブラシで毛並みを整えたあと、アイブロウペンシルを使って理想の眉毛の形をかたどるのもおすすめです。目安がわかるので、カットしたりシェービングしたりしやすくなること間違いなし。
セザンヌの超細芯アイブロウは、眉毛1本1本を描きやすい極細な芯が特徴のペンシルです。力を入れなくてもしっかりと描けるので、初心者でも安心して使えるところが魅力といえるでしょう。
同じくアイブロウペンシルでおすすめなのが、KATE(ケイト)のアイテム。
アイブロウペンシルAは、1.5mmの極細芯なので、眉尻まで綺麗に描けるところがポイントです。するするとなめらかにアイブロウを描けるので、使い心地抜群です。
眉毛の長さや毛の流れを揃えたうえで、眉毛の量や長さが足りない人は、眉ティントを活用して眉毛を整えるのもひとつの手です。
フジコ眉ティントSVRは、汗・水・皮脂に強く、一度塗ると長期間描いた眉が長持ちするところが魅力のアイテム。
筆先がナギナタ型になっており、眉尻までしっかり綺麗に描けるところが特徴です。
眉毛の整え方についてご紹介しました。眉毛をしっかり整えることで、顔全体の雰囲気を変えることができますよ。小顔に見えたり、おしゃれに見えたりと、嬉しい効果がたくさんあるので、自分に合った眉毛に整えてみてくださいね。