気温24度の日は春や秋に多く、季節の変わり目で一日の中の寒暖の差も大きいので、着る服装に困ってしまいます。そこで今回は、気温24度にはどんな風にコーディネートしたらいいのかをご紹介します。おすすめのアイテムもご紹介するのでぜひ参考にしてください。
気温が24度の日は春や秋に多く、一日の中の寒暖の差などで何を着ていいのか困ってしまいます。また、24度が最高気温か最低気温かでも服装の雰囲気がかなり変わってきます。
そこで、24度が最高気温か最低気温かに分けて、おすすめの組み合わせとアイテムをご紹介します。まず具体的なコーデをご紹介する前に、服装の選び方のポイントと注意点をチェックしてください。
【服装の選び方のポイントと注意点】
■24度が最高気温の日
・春と秋に共通して寒暖の差が大きいので、出かける時点で寒くても日中は暖かくなります。1アイテムでコーデを完成させるより、重ね着して脱いだり着たりできるようなコーデ作りがおすすめです。
・寒暖の差が少ない日はワンツーコーデでもOKな日がありますが、そんな日はアイテム選びが重要です。厚手でも通気性の高いサーマルTや5分袖ニットなど、季節の変わり目に活躍する技ありアイテムを活用しましょう。
・厚手のアウターは暑すぎる時期なので、程良い厚みのライトアウターが最適です。アイテムとしては、トレンチコートやGジャン、シャツをアウター代わりに使ったり、ミリタリージャケットなどがおすすめです。
■24度が最低気温の日
・24度が最低気温になることが多い夏は、昼間は30度前後まで気温が上がるので、Tシャツやノースリーブといったアイテムがコーデの中心です。ワンツーコーデといったアイテム数の少ないさびしいコーデになりがちなので、1枚で様になるアイテムを選ぶのがコツです。
・暑いからといって半袖アイテムだけだと冷房が効いた室内では寒いことも。薄手のカーディガンを持参しておくと安心です。夏の終わりの最低気温が24度の日には、秋を感じさせるアイテムを選ぶのもおすすめです。
最高気温が24度の春に日におすすめなのは、半袖やノースリーブのトップスにライトアウターの組み合わせ。気温がぐっと下がる朝晩を避けた外出なら、ちょうど良い重ね着コーデです。
春のモノトーンスタイルは、夏を意識した爽やかな色合わせを。同じ最高気温が24度の日でも季節が秋なら、パンツを秋色のものに変えて。足元はオープントゥで春らしい抜け感の演出も忘れずに◎。
カットソーを重ね着した上に、5分袖のワークシャツを羽織りに使ったコーデ。ミリタリージャケットのような役割をしてくれるワークシャツは、最高気温が24度の日にぴったりのアイテムです。
ジャケットと違って5分袖なので、最高気温24度の中にいても暑すぎることもありません。重ね着コーデだと温度調節ができるので、気温が安定しない春の日に最適です。
春のGジャンは、インナーを変えればかなり長い間アウターに使えるこの時期に最適なアイテムです。最高気温が24度で朝晩が10度台まで下がる日には、インナーに長袖の厚手のカットソーを選んで。暑くなったらGジャンを脱げばちょうど良い温度感です。
白TとGジャンの組み合わせは、春らしい爽やかで軽やかなカラーコーデでもあります。
最高気温が24度の秋の日で、一日の中の寒暖の差があまりない日なら薄手のニット1枚で過ごせます。春と違うのはニット素材なのはもちろん、秋らしいハイネックや5分袖といったデザインとブラウンの色味。
5分袖ニットは季節の変わり目の秋に着回せるおすすめのアイテムです。
同じ最高気温が24度の春の日に着たトレンチコートでも、秋になると違うアイテムを合わせたくなります。チェックのパンツは秋らしくてトレンド感もあるのでおすすめ。トレンチコートを脱いでもコーデがさびしくなりません。
トップスとコートはベージュトーンでまとめて上品に。大人女子らしいカジュアルスタイルです。
最高気温が24度で朝晩肌寒い日に使えるライトなロングニットカーディガン。インナーが長袖のアイテムだと暑いと感じる日は、半袖カットソーでちょうど良くて快適です。
同じ最高気温が24度でも、春の日と違うのがニットが着たくなる感覚です。重くて暖かいニットだと暑いと感じるこの時期は、ライトなタイプのニットカーディガンがおすすめです。
最低気温が24度の夏の日は、最高気温が30度前後まで上がるので、半袖Tシャツやノースリーブ、キャミソールといったトップスが主役になります。大人女子にぴったりなのがリブニットのキャミソール。程良い素材感で子どもっぽくなりません。
ウエスト部分がコルセット風になっていてデザインが効いたパンツは、さびしくなりがちな夏のコーデにアクセントをプラスしてくれます。腰の位置が高くなるのでスタイルアップにもなりますよ◎。
Tシャツとデニムのロングスカートの組み合わせは、シンプルすぎて何だかさびしい印象になってしまいます。そんな時にはビスチェのような、アクセントになっておしゃれ上級者に見えるアイテムを投入。スカートとセットアップだと色みが合うのでコーディネートしやすいですね。
休日の女友達とのショッピングなどにぴったりなおしゃれ見えコーデです。
最低気温が24度の残暑厳しい夏の終わりには、やはり半袖トップスとパンツのコーデがちょうどいい時期。パープルカラーが秋を感じさせるカーディガンを肩にかけて。相性のいいアースカラー×白のコーデに絶妙な差し色になっておしゃれに決まります◎。
晴れている気温24度の日は、日中は暑くても朝夕は冷え込むことがあるもの。一日の中で寒暖差があるので、調節できる羽織ものがあると便利です。
中でもトレンド感があるのがチェックシャツ。カジュアルな羽織ものとして使えます。光沢感のあるベルトでウエストマークをすれば、チェックシャツを脱いでも寂しい印象になりませんよ。
晴れた気温24度の日には薄手のコートがぴったり。でも、ちょうどいい厚さのコートが手持ちにない、という場合はシャツワンピースをコート代わりにしてみましょう。さらっとラフに羽織るだけで今っぽい雰囲気に仕上がります。ロング丈でふくらはぎくらいまで長さがあるものを選ぶのがトレンド感のポイントです。
気温24度で晴れていると、Gジャンでは少し暑く感じることも。そんな場合に役立つのがデニムシャツです。Gジャンより薄手なので、気温24度のときの羽織ものには最適。
腕まくりをしたり、抜き襟気味に羽織ったりして抜け感を出しながら着こなしましょう。ビッグシルエットのものを選ぶのも今っぽく仕上げるコツです。
晴れている日ほど寒暖差ができにくいのが曇りの日。朝ちょうどいい格好のまま一日過ごすことができます。
羽織ものを使わずにカットソー一枚でコーデを作る場合、こだわりたいのがシルエットやデザイン。例えば定番のボーダーカットソーも、ドロップショルダーのものを選べば今っぽいゆるっとした雰囲気になります。
ベレー帽やファーバッグでアクセントをプラスすれば、シンプルコーデでも寂しい印象になりませんよ。
外と室内で温度差があるような場合は、ニットアンサンブルが活躍。肌寒く感じる移動時にはカーディガンを羽織り、空調が効いて温かい屋内では半袖ニット一枚で、と簡単に調節することができます。
知的に見えるネイビーのニットアンサンブルはオフィスにぴったり。チェック柄のワイドパンツを合わせれば、今っぽい上品スタイルが完成します。
ボリューム袖がトレンドライクなブラウス。ワンツーコーデの場合は、トップスやボトムスのディテールにこだわりたいですね。秋冬に人気のレオパード柄のパンプスでアクセントを付けると、洗練された印象になりますよ。
気温24度だと雨も冷たく感じられます。タートルネックニットで寒さ対策をしましょう。ビビッドなイエローのチェック柄スカートは雨の日のどんよりとした気分を吹き飛ばしてくれますよ。
寒く感じやすい雨の気温24度の日には、羽織ものも少し厚手のものがよいでしょう。カーキのミリタリージャケットにロングスカートを合わせて大人のカジュアルスタイルに。スニーカーはコーデにマッチするだけでなく、滑りにくい点も雨の日には安心です。
ネイビーのマウンテンパーカーは、きれいめにもカジュアルにも使える万能アイテム。雨の気温24度の日にもおすすめです。ベージュや白と合わせると、爽やかで大人かわいいコーデに仕上がります。腕まくりをするとこなれ感が出ますよ。
淡く優しげなカラーが春にぴったりのきれい色ニット。ほどよくフィットするシルエットにきちんと感がある5分袖のサマーニットなら、気温24度の通勤に最適です。
パンツはクロップド丈で足元に抜け感を。テーパードシルエットが旬な印象を作ってくれます。小物は白で統一して春らしい爽やかさをプラス。バッグの取っ手に巻いたスカーフが、華やかさとこなれ感を与えてくれます。
通勤のときにほしいきちんと感を一枚で作ってくれるテーラードジャケット。秋色のものを選べば、それだけれ季節感のあるコーデに。
気温24度の日に羽織るなら、インナーは薄手で半袖のものを選びましょう。ボトムスもワイドパンツなら、風通しがよくジャケットを羽織っても暑く感じません。テロンとした生地感が歩くたびに動きを作ってくれます。
繊細な編み目がガーリーなかぎ針編みカーディガン。春のデート気分を高めてくれます。甘くなり過ぎないように、ボトムスはパンツを選んで甘さの調節を。プリーツワイドパンツならカジュアルになり過ぎず、男性受けもクリア。足元には白ソックスをプラスしてこなれた雰囲気に仕上げています。
ベージュ×黒のカラーレスコーデは、ちょっと大人っぽい雰囲気でデートを楽しみたいときに。色味が無くても、レオパード柄スカートなら華やかさをプラスできます。レオパード柄は秋らしく、またトレンドでもあるのでおしゃれ感をアップしてくれるのもポイント。
バッグは巾着型、カーディガンはボリューム袖で抜け感のある雰囲気にすると、今っぽいデートコーデになりますよ。
女子会はトレンドも意識しつつ、でも張り切り過ぎないコーデがポイントに。白Tシャツにデニム、というシンプルなアイテムをシルエットにこだわって選んで今っぽいラフな雰囲気を作れば、女子会にぴったりのコーデになります。
気温24度なら、その上からライトアウターを肩がけして。ダブルのジャケットならトレンドライクに見せつつ、カジュアルコーデを格上げしてくれます。足元はゼブラ柄のパンプスで辛口に。
秋らしくブラウンでまとめたコーデ。白シャツにニットベストをプラスすることで、今っぽいカジュアル感が加わる上、気温24度にちょうどいい服装になります。
ブラウンをメインにしていますが、グレーがかったブラウンやキャメルに近いブラウンなど色味が違うものを組み合わせることでメリハリがついています。白シャツをインせずにニットベストの裾から見せることでアクセントになっているのも、のっぺりした印象になっていないポイント。
試着をすることが多いショッピングには着替えやすさも重要。一枚でおしゃれな印象になるビッグシルエットのカットソーなら、トレンドライクなだけでなく、脱ぎ着も楽にできます。足元はショップ巡りでたくさん歩いても疲れないように、スニーカーで。
カフェでゆっくり過ごす日は、リラックス感のあるコーデを。ルーズなシルエットのシャツをラフに羽織れば、気温24度の日にもぴったりです。アースカラーを中心にまとめているのも、肩の力が抜けたような雰囲気を作っています。
旅行に行く場合は、気温の変化にも対応できるように、半袖インナーにライトアウターを羽織る組み合わせがおすすめ。マウンテンパーカーは畳むとコンパクトになるので、観光をして歩き回っているうちに暑くなって脱いでも荷物にならず便利。気温24度の旅行におすすめのアイテムです。
いかがでしたか?今回は気温24度の日におすすめの組み合わせと、アイテム選びのコツをご紹介しました。最高気温が24度だと春や秋の気温が安定しない日が多く、コーディネートに頭を悩ませますよね。最低気温が24度の日はコーデがさびしくなってアイテム選びがマンネリ化してしまいます。今回ご紹介したおすすめコーデで気になるものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。