年中役立つ黒ワンピースですが、1枚ではちょっと地味すぎる?と思うことも。お気に入りの黒ワンピの良さを活かせる羽織りものをプラスすれば、もっとお出かけが楽しくなりますよ。黒ワンピースに似合う羽織をご紹介します。
【目次】
黒いワンピースは、羽織ものによって雰囲気を変えることができます。特にカラーリングは重要なポイントなので、色の相性を見極めたコーデにしましょう。
■モノトーン系
同カラーの黒はもちろん、白やグレーもよく合います。モノトーンでまとめるコーデはクールな雰囲気が漂いますが、アイテムによってはフォーマルシーンでも役立つでしょう。
■アースカラー系
ベージュやカーキなどのアースカラーも黒との相性は良いです。カジュアルな雰囲気が強くなるので、きれいめなワンピースとのミックスコーデにも使えます。
■きれいめカラー
赤やピンク、イエローなどのきれいな色も黒ワンピースとよく合います。20代はビビッドなカラーではっきりしたコントラストに。30代、40代はスモーキーなピンクなどで落ち着きをプラスしましょう。
春の新鮮な気分にぴったりな、とろみ素材の花柄ワンピース。ダークカラーのアウターはなんとなく気分が上がらない……なんてことも。
季節感あふれるトレンチコートなら、見た目も足取りも軽くなるでしょう。ついでに足元をスニーカーにすれば、疲れ知らずのらくちんコーデが完成します。
トレンドのオーバーサイズデニムジャケットは、シンプルなアイテムとのコーデで存在感をアピールするのが正解。
黒いカジュアルなワンピースなら、旬シルエットの邪魔をしません。20代は素足にスニーカー、30代以降はレギンスでレイヤードにして、世代に合った足元を作りましょう。
夏らしいストンとした黒ロングワンピースには、ライトなカーキジャケットを肩掛けして涼しげに仕上げます。
若見えするのでは?と心配なら、カーディガンもおすすめです。夏の黒ワンピースに合うカーディガンの色は白や薄いイエローが基本ですが、ボーダー柄でも清潔感溢れるスタイルになりますよ。
結婚式や二次会にも役立つ黒いワンピース。品のあるファーショールで華やかさをプラスすれば、周りと差がつくコーデが完成します。
結婚式にファーはマナー違反とされていますが、カジュアルなウエディングに小物で取り入れる程度なら許容範囲です。とはいえあまり派手なアイテムは避けた方が良いので、カラーも控えめにしましょう。
ぶ厚い羽織りものが必要ない秋。とろみ素材の黒ワンピースにふんわり素材のピンクジャケットを羽織って、大人っぽいフェミニンコーデを完成させましょう。
秋の黒ワンピースには、ボルドーやブラウン系の秋カラーがよく合います。ざっくりニットのカーディガンでも、同じくほんわかした癒し系コーデが作れますよ。
黒ワンピース×黒コートは、無難そうに見えて実はテクニックを要します。特に秋コーデは難しいですが、さりげなく肌見せできる黒ワンピースに薄手のコートを羽織れば、かなり上級者っぽい仕上がりに。
シャイニーなクラッチバッグやコートの白いボタンを効かせて、上品な雰囲気を漂わせましょう。
秋冬の定番アウターであるライダースジャケットは、甘めの黒ワンピースにクールテイストをプラスする時に役立ちます。
すべてのアイテムが黒でも、レザーの素材感がこなれ感を運び込んでくれますね。チェックのマフラーが良いアクセントになりますが、アラフォー世代はパープル系などで落ち着きをプラスしても良いでしょう。
ロング丈の黒スウェットワンピースは、同じくロング丈のボリュームコートで暖かさと細見えのダブル効果を狙います。
黒×ベージュは相性抜群で、洗練された印象を与えるカラーリングです。楽ちんな着心地でありながらきれいめなコーデに仕上がるのが嬉しいですね。
結婚式はもちろん、入学式や卒業式でも着る機会が多い黒ワンピース。白いノーカラージャケットを羽織るメリハリアップのスタイルなら、肌の色もワントーンアップします。
ワンピースと同じ色の細ベルトでウエストをマークすれば、シルエットにもメリハリが出てスタイルアップが叶いますよ。
今季人気のティアードワンピース。きれいめカーディガンを羽織ると甘過ぎになって今っぽさに欠けるので、カジュアル感のあるカーキのコットンボイルシャツをチョイス。キャップもプラスしてスポーツMIXに仕上げるのが今の気分です。
足元はビーチサンダルで抜け感を。トング部分が細めなので、ビーチサンダルでもどこか女性らしい雰囲気になっていますね。
夏の羽織りものとなるとシャツか薄手カーディガン、ガウンなど選択肢が少なくなりがち。「毎回似たようなコーデになってしまう」「人と被りやすい」などといった場合は、アロハ柄シャツを取り入れてみましょう。
リゾート地以外では浮いてしまいそう、とトライするのに気後れしてしまうかもしれませんが、くすんだベージュやカーキを選べば、ミリタリーシャツと同じ感覚で羽織れる上、コーデのアクセントになってくれますよ。
ニットワンピース一枚だと寒い、でもコートにはまだ早いというときはコーデュロイジャケットを。コーデュロイの温もりのある質感が季節感を演出してくれますよ。小物もベレー帽やファーバッグ、ショートブーツを選んで秋らしく。アイテム数を増やしても、ジャケット以外どれもモノトーンなのできれいにまとまっています。
カジュアルやスポーツMIXが流行中でも、男性にはやはりフェミニンなファッションが人気なので、デートにはきれいめなコーデを意識したいもの。フレアスリーブでゆったりシルエットのブラウスを羽織れば、今っぽさを残しつつデート仕様に。アースカラーやくすみカラーを選ぶのも旬コーデのポイントです。
ちょっと間違うとセクシーになってしまって、着こなしが難しいミニ丈ワンピース。テーラードジャケットを羽織れば、トラッド感が加わって脚の露出が多くても気にならなくなります。足元はスニーカーでカジュアルに仕上げてテイストミックスのおしゃれ上級者に。
シャツを羽織りものとして使う場合、トレンドを追求するならカーキがおすすめですが、40代ならベーシックなベージュで大人の落ち着きを。くすみの少ない色味なら、顔色も明るく見えます。ガーリーなティアードワンピースを大人っぽく着こなせますよ。
夏でもシャツやガウンだと冷えが気になる、という場合はニットカーディガンを。網目が粗いものを選べば、夏でも暑苦しい印象になりません。
ラフになり過ぎないよう、ベージュ×黒でまとめてシックな雰囲気に。
ガーリーになり過ぎるかな?と大人女子は敬遠しがちな花柄ワンピースも、ジャケットを羽織れば落ち着いた雰囲気が加わって、大人かわいく着こなせます。袖を通してかっちり着るのではなく、肩がけするだけにすると今っぽい印象になりますよ。
ベーシックなデザインのものが一枚あれば、春も秋も長く使えるトレンチコート。ワンピースを今っぽいデザインのものを選んだときは、あえて定番アイテムを選んで、流行を追い過ぎないスタイルにすると大人の余裕を感じさせるコーデになります。バッグはフルーツ柄のクリアバッグで遊び心をプラス。
「黒ワンピース×羽織りもの」スタイルは、簡単そうで実はテクニックを要します。季節感やカラーリングを意識したコーデをマスターして、黒いワンピースの出番をもっと増やしてあげましょう。