お風呂でパックする美容法について、聞いたことはありますか?湿度も高く、温かいお風呂でのケアは確かに肌にとても良さそうで、気になる人も多いのではないでしょうか。
特に、お風呂でシートマスクは効果があるのか気になりますよね。今回はお風呂パックの方法についてご紹介します。
湯船に浸かって肌が柔らかくなった状態で、蒸気たっぷりのお風呂の中でパックを使用することで、より浸透をアップさせられる、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
パックの効果を高めるだけでなく、お風呂に入っている時間内でケアできるので、一石二鳥で時短になります。しかし、実は風呂パックは、シートマスクにはあまり向いていません。
すぐにシートが乾燥してしまい、肌の水分も奪われてしまうからです。また、長時間水分を与え続けることで、角質がふやけてしまいもろくなってしまうこともあります。
また、お風呂では毛穴が開いた状態になるので、そのタイミングでパックを乗せてしまうと、毛穴を詰まらせてしまうことも。
お湯ろでは、塗るパックや洗い流すパック、お風呂専用パックなどを使用するようにしましょう。
では、お風呂で行うおすすめのパックはどのようなものなのでしょうか。次に、お風呂パックに使うアイテムの選び方についてご紹介します。
お風呂に使うパックは、基本的に肌に残りやすいものを使いましょう。時間を置くことで、顔から垂れてきてしまうものはお風呂パックには向いていないので、硬さがあって肌に密着しやすいものを使うようにしましょう。
お風呂に使うパックでいいものが見つからない場合、硬めのクリームや手作りするのもおすすめです。硬さがあって水にある程度強ければ、お風呂のパックとして使うことができます。
手作りするとすれば、はちみつパックやヨーグルトパックがおすすめです。はちみつはそのままでも塗りやすいですが、ヨーグルトの場合は小麦粉を少し混ぜることで、肌に乗せやすくなるのでおすすめですよ。
使用するパックは、美容成分に注目して選ぶようにしましょう。お風呂内でのパックに関わらず、美容成分がたっぷり入っているものを選ぶことでより肌に浸透しやすくなります。自分の肌に必要な成分を選ぶようにしましょう。
次に、お風呂パックの正しいやり方についてご紹介します。
お風呂パックを始める前に、クレンジングと洗顔でメイクや汚れをしっかり落としておくようにしましょう。顔に何も汚れが残っていない、清潔な状態にしておきます。そして、パックを始める前に顔をしっかり拭いておくようにしましょう。
顔の汚れを落としたら、使用するパックを顔に乗せます。できれば鏡を見ながらやった方がやりやすいです。塗り残しがないようにしながら、顔全体に広げていきましょう。気持ち厚めに塗っておいた方が、均一に効果が出やすいです。
パックを塗り終わったら、湯船に浸かります。お風呂パックをするときには、いつもより長時間湯船に浸かることが多く、のぼせやすくなります。38度~40度くらいのすこしぬるめの温度に設定しましょう。
顔にパックを塗った状態で、10分~15分ほど湯船に浸かるようにしましょう。熱くてのぼせそうな場合は湯船から出て休憩してからまた浸かるようにしましょう。
時間になったら、洗い流します。肌に残っていると、肌荒れの原因になることもあるので、しっかり落としてあげるようにしましょう。
肌のためを思ってお風呂の中でシートマスクをしているかもしれませんが、すでに紹介したように、実は逆効果にもなってしまいます。
せっかくの美容成分が汗と一緒に流れていってしまわないよう、しっかりと肌に美容成分を入り込ませたいのであれば、お風呂を上がってからつけることをおすすめします。
ここからは、お風呂の中で行うのにぴったりのおすすめパックをまとめてご紹介します。
BioreのTEGOTAEお風呂場のうるおいラッピングミルクオールインワンは、お風呂場で濡れた肌に潤いを浸透させて密着します。みずみずしい潤いが続きます。お風呂上がりの乾燥を防いで、しっとりとした肌を手に入れることができます。
豆腐の盛田屋の豆乳よーぐるとぱっく玉の輿は、豆乳とヨーグルトを配合したクリームタイプのパックです。しっかり肌に密着することで肌に効率よく浸透します。わずか5分でも、スペシャルケアをしたかのようなぷるぷる肌へと導きます。
保湿を行いたい方には酒粕パックがおすすめ。昔から「酒粕を扱う杜氏の手は美しい」と言われるほど酒粕の力は素晴らしいとされてきており、酒粕パックはそれを用いたスキンケアが叶うアイテムです。
乾燥を防ぎ、しっとりとした肌へと導いてくれます。
同じく肌の水分量アップを目指したい方には、FEMMUE(ファミュ)のフラワーインフューズド ファインマスクもぴったりです。
ジェル状になったタイプの洗い流すパックで、軽やかな使い心地がポイント。うるおいを与え、透明感をアップしてくれる効果が期待できるでしょう。
透明感のある肌を目指している方にぴったりなのが、透明白肌 薬用ホワイトパックN。なめらかで伸ばしやすいテクスチャーと、洗い上がりのしっとり感が魅力のアイテムです。
スパチュラ付きで最後まで使いやすいところもうれしいポイントといえるでしょう。
毛穴撫子のお米のパックは、乾燥によるキメの乱れや凹凸毛穴にアプローチしてくれるフェイスパック。顔全体に広げ、5分ほどおいてから洗い流すことで、ふっくらとした肌へと導いてくれます。
古い角質が積み重なることでできるくすみにも効果が期待できるので、週に数度のケアとして取り入れるのがおすすめです。
毛穴の黒ずみにお悩みの方には、イニスフリーのスーパーヴォルカニック ポア クレイマスクがぴったり。皮脂を吸着する成分が入ったクレイマスクで、スペシャルケアとして取り入れることで毛穴汚れをスッキリと取ってくれます。
クリーミーなテクスチャーで塗りやすいところも魅力。透明感アップにもつながります。
お風呂パックについてご紹介しました。お風呂パックというと、お風呂場でシートマスクをすることを想像するかもしれませんが、塗るパックを使って行うのが一般的です。
使用方法を守って、お風呂上がりでも乾燥しないぷるぷる肌を手に入れてくださいね。