スケートリンクでアイススケートをするときには、どんなコーディネートをしたらいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。特に、スケートデートではかわいさと動きやすさの両方を兼ね備えたコーディネートをしたいもの♡
そこで今回は、これからスケートを始める方向けにおすすめの服装を紹介します。
【目次】
冬に人気のスポーツ観戦といえばフィギュアスケートですよね。その影響もあって、最近はスケートリンクでスケートをする人が増えていますが、初めてスケートに行くときには、服装や持ち物について悩むもの。
まずは、スケートを滑る時にあった方がいいマストアイテムから紹介します。
スケートを滑る時のマストアイテムの中でも、最も欠かせないのが手袋。転ぶと氷で手を怪我する可能性が高いので、必ず手袋ははめて滑りましょう。5本指で程良い厚みの指が動かしやすいものが最適です。
冬以外の季節にスケートに行かれる方が忘れやすいのが靴下。素足で履く靴やサンダルを履いていると、靴下を別で持参するのを忘れてしまいがちです。スケート靴を素足で履くと、靴擦れを起こす可能性が高いので必ず持参してください。
スケートを滑っていると暑くなってきて汗をかくので、汗を拭くようのタオルを持参しておきましょう。汗を拭かずにそのままにしてしまうと、冷えて風邪を引くことにもなりかねません。
アイススケートは冬だけでなく、屋内のスケートリンクなら一年中滑ることができます。ここでは、スケートを滑る時の服装選びのポイントを季節別で屋内と屋外の場合それぞれでご紹介します。
屋外のスケートリンクは冬限定でオープンします。氷が溶けない気温ということはかなり寒いということ。防寒対策はしっかりする必要があります。
■アウターは防寒性が高く、濡れても大丈夫なものを
アウターはダウンコートなどの防寒性が高いものがおすすめです。スケートが初めての方は転ぶことも多いと思いますので、濡れても大丈夫なコートが最適です。
■トップスは重ね着で体温調整して
滑っていると汗をかくので、吸湿速乾の機能のあるインナーをアンダーウェアに着るようにしましょう。暑くなってきたらインナーの枚数を減らすなどで体温調整しましょう。
■ボトムは動きやすいパンツがベスト
ボトムは滑りやすいパンツを選びましょう。スカートだと動きが制限されるだけでなく、下着が見えてしまう可能性もあります。ストレッチの効いたものが動きやすいのでおすすめです。
■ニット帽など防寒小物はマスト
防寒としてはもちろん、転んだ時に頭部を保護してくれる帽子は必需品。スケート場でヘルメットの貸し出しがある場合は、初心者の方はかぶるようにしましょう。スケートデートならニット帽は大人可愛さの演出にもなります。
屋内のスケートリンクは一年中滑ることができますが、冬以外の季節も氷が溶けないように室温が低く設定されています。一年を通して防寒できる服装が必要になります。
■アウターは季節に応じて着てきた服と組み合わせて
屋内のスケートリンクは10℃前後に室温が設定されています。厚手のダウンコートなどは必要ありませんが、ライトなダウンやフリースジャケットなどの程良い防寒性と機能性の優れたものを着ておくとよいでしょう。季節に応じて、着てきた服と上手に組み合わせてコーディネートしましょう。
■屋内でも頭部を保護してくれる帽子は必要
冬以外の季節でも頭部を保護してくれる帽子はかぶっておくと安心です。
ここからは、アイススケートの際におすすめのコーディネートを具体的にご紹介します。
冬のスケートデートに着るアウターは、防寒性にプラスして可愛く見えるアイテム選びもポイントになります。くすみピンクのダウンコートならフェミニンな雰囲気を演出してくれて暖かさもばっちり。
フードにエコファーが付いたものなら、大人可愛さをさらに後押ししてくれます。
スケートを滑る時にはくパンツは動きやすいものがいいので、ストレッチの効いたデニムなどが最適です。さらに屋外で滑る場合は防風性があるものが下半身を冷やさないのでおすすめ。初心者の方は転ぶことが多いので、撥水性があって濡れても染みにならないものがいいですね。
防風性と撥水性、保温性に優れたスポーツウェアのパンツは、そんな初心者の方にぴったりなパンツです。
スケートでは大切な場所を保護してくれる手袋や帽子が必需品ですが、特に屋外でのスケートでは、保温性もあるニット帽がマストアイテム。大人可愛いニット帽は男子モテも叶うので、スケートデートの小物にもぜひ取り入れましょう。
屋内のスケートリンクは室温が10℃前後なので、屋外の様な厚手のダウンコートだと暑い可能性があります。スケートリンクまで着てきた重めアウターを着ていると暑い場合は、ロッカーに入れておいて、ライトなダウンやフリースジャケットに着替えるのがおすすめです。
着丈は滑るのを邪魔しないお尻が隠れるぐらいのものを。フロントを開けれるものは、滑っていて暑くなってきたら開けて体温調整ができます。
屋内のスケートの場合は防風性は必要がないので、ストレッチの効いたパンツならなんでも大丈夫です。ストレッチレギパンなら、動きやすくておしゃれ見えにもなるのでスケートに最適です。冬用の裏毛タイプは下半身が冷えないので機能的にも◎。
春に室内のスケートリンクで滑る場合は、ウインドブレーカーなどの軽めのアウターを着てきた服に羽織るのがおすすめ。春はスウェットやコットンニットを着てくれば、ウインドブレーカーを羽織る重ね着がちょうどいい体感になります。
夏は薄着の服装なので、そのままで滑ると凍えることになります。そこで便利なのがコンパクトに畳めてバッグに入れてもスペースをとらないライトダウン。インナー用に長袖アイテムも持参しておけば、スケートリンクの室温に対応できます。
秋のスケートには着てきた服に羽織るだけでいいダウンベストがおすすめです。ダウンベストは微妙な温度の時の程良い防寒に最適なアイテム。脱ぎ着もしやすいので、体温調整にも優れています。
続いて、アイススケートデートのときにぴったりのコーディネートをご紹介します。
デートにはやっぱり女の子らしくワンピースが着たい!という場合は、動きやすいニットワンピースがおすすめ。滑るときに邪魔にならないように、スリット入りのものや丈が短めのものを選びましょう。
ニットワンピース一枚だと寒いので、デニムをレイヤード。ストールは明るいカラーのもので、顔周りを華やかに。ストールの端が落ちてくると、スケートの刃にひっかかって転倒の危険があるので、しっかり結ぶようにしましょう。
スウェットパーカーに黒スキニーは、スケートのしやすさは抜群。でも、カジュアルでデートの特別感が足りない、という場合は、厚手の白ニットカーディガンをプラスしてみましょう。ふわふわとしたニットの質感と白の清楚さが相まってかわいらしい印象になりますよ。
ビッグシルエットやオーバーサイズのニットが流行中ですが、適度にボディラインを拾うベーシックなリブタートルネックニットは女性らしい雰囲気に。ボトムスはスキニーデニムでタイトなシルエットに仕上げると、スケートがしやすい上大人っぽいコーデになります。
足元は今季人気のレオパード柄のバレエシューズで、トレンド感と華やかさを。小さめのショルダーバッグも旬アイテムです。
動きやすいのにキュートさもあるスウェットワンピース。グレーだと転んだときに濡れたのが目立ちやすいので、白または黒・ネイビーなどのダークカラーを選びましょう。
スケートが終わった後は足が疲れているので、靴はスニーカーやフラットシューズなど足に負担のかからないものがおすすめです。
スケートでも、デートはきれいめなスタイルで楽しみたい!という場合はショートパンツを選んでみては。肌見せの印象が強いアイテムですが、ツイード素材のものなら上品コーデができます。
合わせるタイツは、デニール数の高い厚手のものを。防寒できるだけでなく、転んだときに伝線しにくくなります。
スケートリンクには、守るべきマナーや注意事項があります。これらを守らないと、けがや事故の元になってしまうので、必ず守りましょう。また、各スケート場ごとにルールを定めている場合が多いので、出かける前に確認するようにしましょう。
防寒のためだけではなく、けが防止のために手袋は必須です。スケート場によっては手袋をしていない状態でのスケートを禁止している場合もあります。そのような場合はスケート場で手袋が販売されていますが、手袋は忘れずに持っていくようにしましょう。
また、帽子も転倒したときのけがを防止するためにかぶるようにしましょう。
スケート靴をレンタルする場合は、ジャストサイズのものを選びましょう。大きめのものを履いてしまうと、靴擦れができる原因になってしまいます。また、靴擦れ防止のためには足首まで十分長さがある靴下を用意しましょう。
靴ひもをしっかりきつく結ぶことも重要。特に足首の部分はきつめに結びます。結び方がゆるいと足首が固定されず、滑りにくくなってしまいますし、それが無理な動きにつながって靴擦れの原因にもなります。
スケートをする前には手首・足首・膝・首のストレッチを行いましょう。これらの箇所を事前にストレッチをしておくことで、けがの防止に繋がります。屈伸運動をしたり、手首・足首・首を回したりして準備運動をしておきましょう。
ポケットに固いものが入っていると、転んだときに危険です。携帯電話、鍵、ペンなどは滑る前にポケットから出しておきましょう。
転んだ後にすぐに起き上がらないと、他に滑っている人にとって迷惑になってしまいますし、ぶつかってしまうこともあります。また、服も濡れてしまいますので、すぐに起き上がるようにしましょう。
ほとんどのスケートリンクでは反時計回りで滑ることになっています。その流れに逆らって滑らないようにしましょう。また、フェンスにもたれるなどして話し込むと他の人の迷惑になりますので、注意しましょう。リンクを横切るように滑るのもNGです。
三人以上で、横に手を繋いで滑るのも他の人にとって邪魔になりますので、やめましょう。
最後に、アイススケートへ行くとき、そして帰り道のおすすめの服装についてご紹介します。
デートなら、スケート後に食事をしたり、ショッピングをしたりすることもあるでしょう。そんなときに「デートではスカートが履きたい!」という場合は、着替えとしてパンツを持参すれば行き帰りではスカートが履けますよ。転ぶとボトムスは濡れてしまいがちなので、濡れたボトムスのままデートを続けたくない場合にもボトムスの替えは持参するとよいでしょう。
ボトムスをスケート場で履き替える場合は、どちらのボトムスにも合うトップスであることが必要。ベーシックカラーのシンプルなスウェットやニットなら、どんなボトムスにも合わせやすいので、おすすめです。
スケートを思い切り楽しむと、汗をかいてしまいます。そうすると、ボトムスだけでなくトップスの下のインナーを替えなくてはいけないことも。そんな場合には、着替えをしやすいトップスを選びましょう。カーディガンなどのように前開きできるものや、襟ぐりが広めのデザインなら、ヘアアレンジをして行った場合にもヘアスタイルを崩さずに着替えやすいですよ。
着替えをする場合もしない場合も、ワンピース×レギンスなら旬な印象のスケートコーデに。レギンスは伸縮性がよく動きやすいのもポイント。
スケートの行き帰りで盲点になりがちなのが靴。スケートリンクではスケート靴に履き替えるので、靴は何を履いていってもいいように考えてしまいがちですが、スケートをした後は足が疲れているもの。高いヒールだと歩くのが辛くなってしまいます。スニーカーやフラットシューズなどの歩きやすい靴を選びましょう。
アイススケートは最初はなかなかうまく滑ることができないかもしれませんが、慣れてきて滑れるようになると楽しいスポーツです。今回ご紹介した服装を参考にしていただいて、ぜひアイススケートに挑戦してみてください。