手作りパックとしても人気な「ヨーグルトパック」についてご存知ですか?
今回は、ヨーグルトパックの特徴や効果、使い方についてご紹介します。簡単にヨーグルトパックに挑戦したい人は、ぜひチェックしてみてください♡
ヨーグルトパックとは、名前の通りヨーグルトを使ったパックのことをいいます。
ヨーグルトパックにはAHAというピーリング効果のある成分が含まれています。穏やかな成分なので、肌に負担をかけることなく、古い角質を除去することができます。アミノ酸が豊富に含まれているので、健康的な肌作りをサポートします。
さらにヨーグルトには、メラニンを作る酵素の活性化を抑える働きがある成分が含まれています。そのためシミやそばかすを防ぐ美白効果も期待できます。また、乳酸菌の力によって、雑菌の繁殖を防ぐ効果も期待できるので、肌荒れ防止にも繋がります。
このようにヨーグルトにはたくさんの美容に良い成分が含まれているのです。
また、ヨーグルトはパック用に特別なヨーグルトを使う必要はなく、市販で売っているプレーンヨーグルトを使って行います。材料を手に入れるのも簡単で、手軽に行えるため人気を集めています。
次にヨーグルトパックに期待できる効果について紹介していきます。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌。この乳酸菌はAHAと言って、ピーリング効果があると言われています。古い角質層のターンオーバーを促し、肌を綺麗にしてくれるでしょう。
また、角層の状態を整えて、ターンオーバーを正常に作用させるアミノ酸が含まれるホエーも入っています。
ホエーの効果によって、乾燥によるシミやくすみを改善し、透明感のある美白肌へ導いてくれます。
ヨーグルトにたっぷり含まれている乳酸菌には、雑菌の増殖を防ぐ効果もあります。肌荒れの代表的なものといえば、ニキビですよね。ヨーグルトの乳酸菌は、ニキビのアクネ菌の増殖を防いでくれるので、肌荒れの改善を手助けしてくれるでしょう。
次に、ヨーグルトパックの作り方についてご紹介します。
■必須なのはヨーグルトと小麦粉
ヨーグルトパックで必ず必要になるのは、ヨーグルトと小麦粉です。ヨーグルトは一般的なプレーンタイプのものを選ぶようにしましょう。小麦粉は、ヨーグルトの緩さを軽減するために入れます。
■はちみつを入れてもOK
さらに保湿力を上げたいという場合は、ヨーグルトパックの中にはちみつも入れてみましょう。より濃厚なテクスチャーになります。ポリフェノールを含むココアや、オレイン酸を含むオリーブオイルを混ぜるのもおすすめです。
■材料を混ぜる
必要な材料は、ヨーグルト大さじ2、小麦粉は適量です。はちみつやオリーブオイルなどは、大さじ1加えるようにしましょう。ヨーグルトをボールに入れて、はちみつやオリーブオイルを入れて混ぜます。ある程度混ざったら、小麦粉を入れていきます。
小麦粉の量は、柔らかさがなくなるまで入れるようにしましょう。柔らかすぎると肌から垂れてきてしまうので、肌に留めておけるくらいの硬さになるまで調整するようにしましょう。これでヨーグルトパックは完成です。
「ヨーグルトパックを自分で作るのは不安」という方も多いのではないでしょうか。スーパーで簡単に手に入れられる材料で作れるヨーグルトパックですが、生の食材を使うことで、刺激が強すぎないか心配になるかもしれません。
そんな方は、市販のヨーグルトパックを利用することがおすすめです。次に、ヨーグルトを使ったおすすめのパックを紹介します。
薬用豆乳よーぐると美白ぱっく 玉の輿は、古い角質を取りながら保湿ができるアイテム。肌バランスを整え、乾燥を防ぐ効果が期待できます。
ヨーグルトの力でなめらかな肌へと導いてくれるでしょう。
白肌屋の塗って洗い流す白桃ヨーグルトパックは、白桃とヨーグルトの力で古い角質を取り除き、うるおいを与えてくれるアイテムです。
洗顔した後、スキンケアの前に塗り広げ、5分から10分ほど置いて洗い流すことで、透明感のある肌へと整えてくれます。
クラシエのクリエステヨーグルトパックは、古い角質を取り除き、なめらかな肌を作ってくれるパックです。
ごわつきやすい肌をつるつるの状態へと整えてくれることがポイント。ヨーグルトの香りで使いやすいところも魅力といえるでしょう。
次にヨーグルトパックのやり方についてご紹介します。
■洗顔まで済ませておく
ヨーグルトパックを行う前に、必ず洗顔をして顔の汚れを落としておくようにしましょう。ヨーグルトパックは朝でも夜でも好きな時間に行ってOKです。洗顔後の肌のきれいな状態にしてから、パックを行うようにしましょう。
■顔にヨーグルトパックを乗せる
自分で作っておいた、もしくは市販のヨーグルトパックを肌の上に乗せていきます。顔全体を包み込むように、しっかり乗せておきましょう。この後10分ほど時間を置いていきましょう。
■ぬるま湯で洗い流す
ヨーグルトパックを塗って10分ほど時間を置いたら、ぬるま湯で洗い流していきましょう。顔をこすらずに優しく洗い流したら、いつものスキンケアにうつっていきます。
ヨーグルトパックは手軽にできるパックとして人気がありますが、その中でも注意しなくてはいけないことがいくつかあります。注意点について詳しくご紹介します。
ヨーグルトパックを手作りする場合は無糖のものを使うようにしましょう。加糖のものを使うと、添加物によって肌荒れを起こしてしまうことがあります。できるだけ無糖のプレーンタイプのヨーグルトを使ってパックするようにしましょう。
ヨーグルトパックは、肌が弱い人にとって刺激になってしまうこともあります。小麦粉を使うパックなので、小麦アレルギーの人も注意が必要です。自分の肌とヨーグルトパックが合っているのか、確かめるためにパッチテストを行うようにしましょう。腕などに少量に塗り、10分ほど放置して問題がないようでしたら、使ってもOKです。
ヨーグルトパックは、1回1回新しいものを作って使うようにしましょう。食品でできているものなので、何度も使いまわすのは衛生的によくありません。面倒に感じてしまうこともあるかもしれませんが、必ず1回1回新しいものを使うようにしましょう。
ヨーグルトパックには、ピーリング効果があるので、肌をきれいにするのにはもってこいです。しかし、毎日行ってしまうと、健康的な角質まで取り除いてしまう可能性があります。ヨーグルトパックは週に1度くらいの頻度で行うようにしましょう。
ヨーグルトパックについてご紹介しました。スーパーで手に入れられる食品を使うことで、とてもリーズナブルにパックを行うことができます。しかし、ヨーグルトパックをするにあたって、注意することがいくつかあります。必ず使用方法を守って、美肌を手に入れましょう。