子どもの成長や活躍が間近で見られる運動会は、楽しみな一方、気になるのはママの服装です。動きやすさを重視しながらも、ママ友や先生からもオシャレとだ思われる服装がいいですよね。
今回は、運動会におすすめのコーディネートをご紹介します。
【目次】
学校行事の中でも、服装に頭を悩ませるのが運動会ではないでしょうか。普段の学校行事に参加するようなカッチリしたファッションはできないし、動きやすさを重視したジャージも恥ずかしい……とさじ加減が難しいイベントです。
そんな運動会にはさわやかなカジュアルスタイルがおすすめです。清潔感があり、動きやすいパンツスタイルならば、周囲から浮くこともなくママ友受けもよいでしょう。
シンプルなTシャツやカットソー、シャツがおすすめです。無地のものやモノトーンのものの他、ボーダーやチェック柄などもよいでしょう。
注意したいのが汗。グレーやベージュ、薄いカーキなどは汗をかくと目立ちやすいので避けましょう。
また、しゃがむ機会も多い運動会では、胸元から下着や谷間がチラ見えしてしまう可能性もあります。胸元の開きが大き過ぎないものを選ぶようにしましょう。
幼稚園や小学校などの運動会で競技に参加する場合は、動きやすいストレッチデニムやジョガーパンツがおすすめです。裾が邪魔になりにくいテーパードパンツもよいでしょう。
中学校など観戦のみの場合は、スカートやガウチョパンツなどでもかまいません。ただし、しゃがむときに困らないように、スカート丈は膝下丈以上のものを選ぶようにしましょう。また、観戦のみであっても、役員をしている場合は手伝いができるように動きやすさを重視した格好をしていきましょう。
避けたいのは汚れが目立つカラー。白の他、黒も砂埃が白っぽく見えるので、要注意です。
次からは、上記の点に気をつけたおすすめのコーディネートを紹介していきます。具体的なコーデに悩む人はぜひ参考にしてみてください。
運動会は、学校行事のなかでも親子コーデやリンクコーデを楽しめる良い機会です。ママが親子競技に参加する場合も、リンクコーデならばより楽しめそうですね。
すべてのアイテムをおそろいにしなくても、同じキャラクターのアイテムを使ったり、同じカラーのアイテムでコーディネートをするだけで、ぐっとオシャレに見えますよ。
アウトドアブランドやスポーツブランドのアイテムは、運動会に最適。Tシャツにパンツのシンプルなスタイルですが、ブランドもののアイテムを1点投入するだけでぐっとトレンド感のあるコーディネートになります。
子どもの運動会だけでなく、会社の運動会や屋外イベントなどのコーディネートにもおすすめです。
子どもが小さく運動会は観戦のみという方や、親子競技はパパにお願いするという方は、ワンピース+レギンスのコーディネートがおすすめです。女性らしさとカジュアルさを同時にアピールできます。
レギンスは、普段パンツを履かないという方でもチャレンジしやすいコーディネートです。レギンスが足元まで覆ってくれるので、日焼けが気になるという方にもぴったりです。
運動会の定番アイテムであるパンツスタイルは、ワイドシルエットのものを選べば体のラインを拾わないので、下半身が気になるという方にもぴったりです。さらに動きやすいので、運動会でもきれいめなファッションを楽しみたいという方におすすめです。
白Tシャツは1枚でさわやかさがプラスされるので大人カジュアルにおすすめ。日焼けや寒さ対策には、コーディネートの差し色にもなる羽織物が一枚あると便利です。
運動会の服装はどうしてもシンプルなコーディネートになりがちです。そんなときはぜひ小物にこだわってみてください。
帽子は運動会コーデの定番アイテムですが、個性派のフラットシューズなどをプラスすれば、こなれ感が出てぐっと大人のコーディネートになりますよ。
まだ肌寒い春の運動会には、パーカーやカーディガンなどの羽織物があると便利です。
サングラスが必要な方は、コーディネートの主役にしてしまいましょう。シンプルなデニムパンツと合わせて。カジュアルなパンツは、運動会の服装にぴったりです。
スカート派の方は、スカート丈に気を付けてください。短いスカートの場合、ふとした瞬間に足が見えすぎてしまうこともあります。運動会は立ったり座ったりと意外と移動が多いもの。運動会でもスカートを履きたい、という方は足が見えないロングスカートがおすすめです。
スカートはNGと思っている方も多いと思いますが、スニーカーやハットなどカジュアルなアイテムを合わせれば、運動会にもOKのコーディネートになりますよ。
思い切り体を動かしたい方や、PTA競技に参加する方などは、スポーティにまとめたコーディネートがおすすめ。ただ、ジャージやジョガーパンツなどはだらしない印象になりがちなので、清潔感のあるアイテムを合わせてコーディネートしましょう。
白や淡い色味は、さわやかさが出る人気のカラーコーディネート。モノトーンアイテムも、大人っぽくまとまりスポーティさが引き立ちますよ。
暑いシーズンの運動会は、思い切ってノースリーブにチャレンジしてみてください。Tシャツよりもコンサバに見え、他の人と差をつけることができます。
ノースリーブはIラインを強調してくれるので、ロングタイプのボトムを選ぶとよいでしょう。ウエストインすることで、スタイルアップして見えます。
春や秋に行われる場合、昼間は暑くても夕方になると冷え込むこともあります。そんな場合に備えて、カーディガンやパーカーなどの羽織ものがあると便利です。
シャツワンピースをガウン風に着こなすのも今っぽい雰囲気になりおすすめ。しゃがんだときの腰からの下着のチラ見えもカバーしてくれます。
Tシャツやカットソーが多くなりがちな運動会、爽やかなストライプシャツできれいめを目指すと他のママとちょっと差をつけられそうです。
観戦だけなら足元はサンダルでもよいですね。全身をブルーでまとめた爽やかコーデです。
Tシャツ×デニムだといまいちおしゃれ感を出すのが難しい、という場合はチェックシャツをプラスしましょう。こなれ感が出る上、差し色にも使えます。定番アイテムなので、「頑張っておしゃれしました!」という感じにならないのもポイント。
デニムは足首を見せると、女性らしさをさりげなくプラスできますよ。
スポーティーなスタイルは苦手、という場合におすすめなのが、Tシャツ×スカートでのワントーンコーデ。ワンピースのように見えてカジュアルなのにきちんと感も出ます。
キャップやトートバッグ、スニーカーでカジュアルダウンすれば運動会でも浮かないきれいめコーデの完成です。
原色やビビッドカラーなどの明るく元気なイメージの色は、運動会にもぴったり。人混みの中でも目立つので、子供からも見つけやすくカメラ目線の写真が撮りやすいかもしれませんよ。
ワンピースも、ゆるっとしたシルエットのものを選べばカジュアルなコーデが簡単にできます。きれい色なら、運動会らしいラフさがありつつもかわいいママを演出できますよ。
定番アイテムのリネンシャツやベージュのパンツ。袖をロールアップしたり、くるぶしが見える半端丈を選んだりすると、何でもないアイテムが一気に垢抜けて見えます。
着心地が楽なサロペットは運動会にもぴったり。子供っぽく見えがちですが、シンプルにモノトーンでまとめればすっきりと落ち着いた印象になります。
運動会の服装を決めた後は、小物やヘアメイクについても確認しておきましょう。
■靴
動きやすいスニーカーがベスト。立ったまま観戦する可能性もあるので、ヒールがある靴は避けましょう。競技に参加しないのであれば、スリッポンやフラットシューズでもよいでしょう。
■バッグ
レジャーシートやお弁当を入れるための大きなバッグの他、貴重品を入れておく小さめのバッグもあると便利です。ポシェットやななめがけのバッグ、リュックだと両手が使えるので、撮影の邪魔になりません。
■帽子
日焼け予防のために、帽子はマストアイテム。日傘は周りの迷惑になるので、やめましょう。つばが広いハットの他、キャップもスポーティーで運動会にはよく合います。
■メイク
汗をかきやすい運動会では、汗に崩れないメイクが重要。そのためには、まずはスキンケアの段階で、しっかり化粧水を浸透させて保湿をしておくようにしましょう。また、下地選びもポイント。汗や皮脂で崩れない効果があるものを選びましょう。
運動会には、華やかなメイクは場違いな印象があります。ナチュラルメイクをこころがけましょう。
■ヘアスタイル
帽子を被っても崩れにくい髪型がおすすめ。例えば、ショートなら前髪を編みこみにしてピンで留めておくと、帽子を脱いでも前髪がペタンコ、ということになりません。
ミディアム以上の場合、ポニーテールやくるりんぱはすぐできるので、お弁当作りで忙しい朝にはぴったりです。
運動会を観戦するだけではなく、競技に参加する場合は、上記で紹介したよりもカジュアルな服装にするのもおすすめです。
具体的なコーディネートを紹介していきます。
動きやすい服といえば、ジャージやスウェットが一番ですよね。競技に参加する場合はもちろん、PTAのお手伝いやカメラやビデオでの撮影などで動き回ることが多い運動会では、ジャージやスウェットを着ていくのもおすすめです。
しかし、着こなしによっては部屋着のようになったり、先生のように見えてしまったりします。ポイントは、上下のどちらかのみにジャージやスウェットを取り入れることです。他のアイテムと組み合わせれば、スポーティーなファッションとして楽しめますよ。
また、サイズ感も重要です。オーバーサイズのものではなく、ジャストサイズで体にフィットするものを選ぶようにしましょう。スポーツブランドのものだとデザインがおしゃれなので、ブランドを重視するのもよいでしょう。
おしゃれなジャージの代表的ブランドがadidas(アディダス)です。タウンユースしている人も多いので、街中で見かけることもあるでしょう。
adidasの中でもおすすめなのは、トレードマークのスリーストライプスが袖に入ったトラックトップ。すっきりとしたシルエットで、襟も小さめなので、洗練された印象のジャージです。もちろん着心地も抜群で、ほっそり見えるのにきつく感じることはありません。
スニーカーでもおなじみのNIKE(ナイキ)。女性らしいシルエットを意識してデザインされているので、ジャージやスウェットでもスタイルをよく見せることができます。
ジップアップ式のパーカーは、肌寒く感じたときにさっと羽織るのにもぴったりです。暑いときは腰巻きしてもいいですね。
スポーツブランドの中でも特にファッショナブルなアイテムが揃っているのがle coq sportif(ルコックスポルティフ)です。例えば、スウェットも後ろが合わせ仕様になっているなどデザイン性が高いのが特徴。また、ハリ感があるので、部屋着のようなだらしなさを感じさせることがありません。
デザインが優れているだけでなく、吸汗性・速乾性もあるので、汗ばんでも快適に過ごせます。
ドイツのスポーツウェアブランド、PUMA(プーマ)。トラックジャケットは、1960年代に登場して以来、PUMAのアイコン的存在となっています。
ラインも女性らしく美しいものになっています。デニムと合わせて爽やかにコーディネートできるのもいいですね。
adidas(アディダス)トラックトップと共に人気なのが、トラックパンツ。ほどよくフィットする細身のシルエットで、スリーストライプスによる視覚効果で脚がすらっと見えます。トラックトップと上下セットで使ってもおしゃれな印象を保つことができます。
テーパードシルエットでトレンド感があるChampion(チャンピオン)のスウェットパンツ。インディゴカラーなので、デニム感覚で合わせることができます。生地の目が詰まっているのできれいめな印象があり、タウンユースしやすいスウェットパンツです。
おしゃれでトレンド感のあるジャージなら、ディーゼルのものをチョイス。カラーのあるタイプを選んで若々しく仕上げるもよし、ブラックでスタイリッシュに仕上げるもよし。サイドに入ったラインがおしゃれさをアップしてくれます。
今回はママ向けの運動会におすすめの服装をご紹介しました。年に一度の一大イベント、ぜひファッションもこだわりたいですよね。ぜひ参考にして、オシャレに運動会を楽しんでくださいね。