さまざまな美容成分が登場していますが、その中でもどくだみを使った化粧水が人気です。どくだみを使った化粧水にはどんな効果があるのでしょうか?
本記事では、どくだみ化粧水の特徴や選び方、さらに自分で作る時の方法についてご紹介します。
どくだみ化粧水には、薬草であるどくだみの成分が配合されています。どくだみは、昔から殺菌作用があるといわれていて、古くから使われ続けてきた自然成分です。
そのため、どくだみの成分を含んだ化粧水は、肌荒れ防止にも繋がります。さらに新陳代謝を助ける働きがあるといわれているので、肌のターンオーバーを促進して、健康的な肌へと導きます。
また、どくだみにはフラボノイドが含まれているため、抗酸化作用もあるといわれています。どくだみは手に入りやすい野草なので、自分で手作りすることもできます。1度作ってしまえば長期的に使い続けることができるので、コスパが非常に良いです。
どくだみ化粧水を選ぶときには、どのようなポイントから選んだらいいのでしょうか。次に、どくだみ化粧水の選び方についてご紹介します。
どくだみ化粧水には、さっぱりとした使い心地のものがあります。ニキビに悩む脂性肌向けで、使用感は爽やかです。反対に乾燥に悩んでいる人の場合は、保湿力が高いものを選ぶ必要があります。肌がしっとりするような使い心地のものを選ぶようにしましょう。
どくだみ化粧水には、どくだみがメインに入っているだけのシンプルなものもあれば、複数の美容成分などが配合されているタイプのものもあります。自分がどんな化粧水を使いたいか、どんな効果を感じたいかによって、化粧水を選ぶのがおすすめです。
どくだみには、特殊な香りがついています。そのため、ニオイに敏感な人にとっては、使いにくいと感じてしまうこともあります。そうならないようにするためにも、できるだけ香りは嗅いでから購入するのがおすすめです。もしニオイを噛むことができないのであれば、天然由来の香料が入っているようなものを選ぶのがおすすめです。
敏感肌の人は、どくだみ化粧水を選ぶ時に成分を確認するようにしましょう。どくだみ化粧水を作る時に、アルコールを使っていることはとても多いです。敏感肌の人のなかには、アルコール成分が苦手な人が多いです。そのため、アルコールが入っていなくて、比較的肌に優しいものを使うようにしましょう。
どくだみ化粧水は、実は自作することが可能です。
次に、自分で作る時のやり方についてご紹介します。用意するものは以下の通りです。
・どくだみ
・焼酎
・ガラス瓶
・グリセリン
どくだみは5月~9月までが収穫時期で、森や山にたくさん生えています。もしも用意できないという場合は、販売されているどくだみを使うと良いでしょう。
まずはどくだみをしっかり洗って、汚れや虫を流していきます。どくだみの使用量は、瓶の大きさにもよりますが、瓶の1/3にギュウギュウ詰めにできるくらいの量です。使用する瓶は、2リットルサイズの瓶を用意すれば、1回で大量に作ることができます。
どくだみを洗ったら、しっかり水気を取り、新聞紙の上で少し乾かしていきましょう。どくだみが乾いたら、瓶にギュウギュウに詰めていきます。
どくだみが入った瓶に、焼酎を入れていきます。焼酎は35度のものを使えば、2年間は持ちます。瓶一杯に詰めたら、この状態で3ヶ月以上放置していきます。浸ける時間が多ければ多いほど、どくだみの成分が染み込んだいい化粧水ができあがりますよ。
放置したどくだみを小さな瓶に入れ替えていきます。必要な分だけを濾して、使うようにしましょう。グリセリンを少量入れたら完成です。グリセリンは肌の保湿成分なので、乾燥が気になる人は量を増やしていくようにしましょう。グリセリン以外にも植物油やはちみつなど、好みの保湿成分を使ってもOKです。
どくだみの葉は1年ほど経ったら取り出してください。
次に、おすすめのどくだみ化粧水を紹介します。はじめてどくだみ化粧水を使ってみたい方は、ぜひ以下の化粧水を試してみてくださいね。
草花木果のアクネ化粧水(さっぱり)は、どくだみエキスやクマザサエキス配合の化粧水です。ニキビの原因となる毛穴詰まりを防ぎます。さっぱりとべたつかない使用感で、べたつきが苦手な人におすすめです。
地の塩のどくだみ化粧水は、どくだみエキス配合の化粧水です。甘草エキスやローズ水などを配合し、肌に潤いを与えます。大容量タイプでバシャバシャと使うことができるため、全身用ローションとしてもおすすめです。
ANUA(アヌア)のドクダミ77%スージングトナーは、敏感になりがちな肌を整えてくれる化粧水。赤みや乾燥が気になる方にぴったりです。またまたノンコメドジェニックなので、毛穴に詰まりにくく、肌トラブルが起きにくいといわれています。
トプランのどくだみ化粧水はサラッとしたテクスチャーが特徴。パシャパシャと使えるので、顔はもちろん全身に使ってあげるのもおすすめです。コストパフォーマンスが高いので、ひとつ持っておくと便利でしょう。
ONE THING(ワンシング)のドクダミエキスは、肌だけではなく頭皮から体まで、マルチで使える化粧水。パッケージなどの不要な費用を抑え、中身にこだわっているアイテムです。老廃物を排出する効果が期待できるドクダミ化粧水なので、健康的な肌へと導いてくれるでしょう。
友絵工房のどくだみ化粧水は、長野県生まれの自然派化粧品ブランドのアイテム。シンプルながらしっかりとアプローチしてくれるところが魅力です。長野県産自家製のどくだみ生葉を毎年手摘みし、1年かけてエキス抽出。時間をかけてじっくり丁寧に手作りされた化粧水で、安心して使えることがポイントです。
ナチュラレーベルのどくだみかもみーる化粧水も、長野県生まれのアイテム。水と空気が美味しいと言われている信州中央アルプスで、その名の通りドクダミとカモミールを使用して作られている化粧水です。生産者自ら蒸留したハーブ水を91%使用しており、フレッシュな使い心地が魅力といえます。
どくだみ化粧水についてご紹介しました。どくだみは薬草として古くから親しまれている成分であり、化粧水としても効果があると人気があります。自分で手作りすることも可能なので、コスパは抜群です。どくだみ化粧水が気になっているという方は、ぜひ使ってみてくださいね。