明るく開放的な雰囲気のガーデンウェディングにお呼ばれしたら、いつものお呼ばれ用ドレスだとなんだかシック過ぎるかも……。今回はガーデンウェディングの服装マナーやおすすめの服装を、ゲストや親族の立場別・季節別にご紹介します。
【目次】
緑や花々に囲まれて挙げるガーデンウェディングは、ナチュラル志向の若いカップルに人気。格式高いホテルのウェディングとは違って、カジュアルな雰囲気で敷居が高くないのも人気の理由です。
そんなガーデンウェディングにお呼ばれした場合、逆に困ってしまうのが着ていく服装。手持ちの結婚式用のドレスだと浮いてしまわないか心配になります。
そこで今回は、ガーデンウェディングにおすすめの服装を、ゲストや親族といった立場別でご紹介。季節別の服装もご紹介するので、お呼ばれした時期に合わせた服装選びのポイントやおすすめコーデをぜひ参考にしてください。
ガーデンウェディングの服装マナーは、通常の結婚式におけるマナーとほぼ同じ。ここでは、改めて結婚式の服装マナーをチェックしておきましょう。
■ガーデンウェディングの服装マナー
・新婦のドレスとかぶらない色の服装を
・過剰な露出は厳禁!オフショルやキャミワンピは避けて
・カジュアルな雰囲気でもラフ過ぎるものは×
・殺生を連想させるファーや革はNG!
ガーデンウェディングは屋外で行われるので、ホテルや結婚式場で行われるウェディングとは服装選びのポイントが少し違います。屋外で行われる挙式ならではの注意点もあるのであわせてチェックしてください。
■ガーデンウェディングの服装選びのポイント
・服装はカラー選びがポイント
ガーデンは緑や花々に囲まれたガーデンで行われるので、淡色や明るい色の服装が雰囲気に馴染みます。重い印象になってしまう黒やダークカラーの服装はできる限り避けましょう。
・季節に合った服装選びを
ガーデンは季節に応じて雰囲気が変わります。服装もその季節に合うものや映えるものを選びましょう。
■ガーデンウェディングの服装選びの注意点
・式によっては「平服」指定がある場合も。事前に必ずチェック
式によっては「平服で」と指定がある場合もあるので、案内状などで必ず事前にチェックしておきましょう。「平服」指定でもカジュアル過ぎるものはNGです。
・寒い時期は防寒対策を。アウターにも気を配って
秋から冬、春にかけての寒い時期は、ドレスの下にインナーを仕込んだり羽織るものを持参して防寒対策をしましょう。真冬でコートの着用がOKな場合は、ダウンなどのカジュアルなアウターは避けましょう。
・日焼け対策はマスト!
・靴は芝生の上を歩きやすい&傷まないものを
ガーデンウェディングでゲストが着る服装は通常の結婚式で着る服装で大丈夫ですが、色は黒やダークカラーのものは避けましょう。ライトの下で映えるような生地に光沢があり過ぎるものも浮いてしまう可能性があります。
おすすめなのは淡色やきれい色のドレスやワンピース。レースやチュール素材といった柔らかい優しい生地感のものはガーデンの雰囲気にマッチします。
アイボリーのレースワンピースは、ナチュラルな色味やレースとチュールの生地感がガーデンウェディングにぴったり。合わせる小物やアクセサリーも淡色で主張し過ぎないものが◎。
ガーデンウェディングは屋外で行われるので、一年中日焼け対策がマスト。特に日差しが強くなる春から夏にかけては、日焼け止めなどでしっかり紫外線対策をしましょう。
ストールやボレロといった羽織りものもプラスして日差しをブロックしましょう。ストールはかさばらないので、真夏の羽織りものにも最適です。
ベージュのストールは淡色やきれい色のドレスに合わせやすくておすすめ。ラメ入りのものは結婚式にふさわしい華やかな雰囲気を演出してくれます。
ガーデンウェディングで親族の方が着る服装は、ゲストが着るような華やかなものはNG。式場の格式や式場の雰囲気でいうと、和装よりカジュアルな洋装が最適です。色は黒やネイビー、グレーなどのフォーマルな色を選びましょう。派手過ぎる色やデザインは避けてください。
ネイビーのワンピースなら派手にならずにきちんと感があるので、ゲストの方の好感度もアップ。ガーデンの明るい雰囲気には、黒より軽い雰囲気のネイビーが似合います。
いとこなどの遠い親戚の方は、少し華やかな服装を選んでも大丈夫です。むしろダークカラーばかりで重い雰囲気になってしまう親族の席では、程よい華やぎをプラスしてくれるドレスが喜ばれます。
光沢感のあるベージュのワンピースは上質な生地感でフォーマルテイストはキープしながらも、色味や胸元のリボンデザインが程よく華やか。上品な華やぎを親族席に添えてくれます。
春のガーデンウェディングで着る服装のおすすめは、新緑や花々に映えるきれい色のワンピース。きれい色でも淡い色合いのものが今っぽくて◎。
ライトグリーンのレースフレアワンピースは、甘い総レースでもニュアンスのある色味や広がり過ぎないフレアシルエットが大人っぽい一枚。優しい雰囲気の華やぎが、ナチュラルなガーデンウェディングにしっくり馴染みます。
夏のガーデンウェディングは、淡い色や鮮やかなきれい色の服装の人ばかりで華やかな雰囲気。その中であえてダークトーンのネイビーカラーを選ぶことで、おしゃれさが際立ちます。
ネイビーのフレアワンピースは、透け感のあるレースのあしらいが夏に涼しげで女っぽさも演出。夏のガーデンウェディングには、膝丈などの少し短めの丈感のドレスが軽やかで◎。
秋のガーデンウェディングは、ガーデンの木々が色づき始めてロマンチックなムード。そんな雰囲気に似合うのは色づく葉を思わせるくすみイエローのワンピース。秋らしいアンティークテイストのレースも季節感にマッチ。秋はトレンドのくすみカラーでおしゃれ感をアップさせましょう。
冬のガーデンウェディングでは、ドレスだけでなくその上に羽織るアウターもエレガントなものを選びましょう。ダウンコートなどのカジュアルなものはNG。ウール素材など生地感やデザインがきれいめなものが最適です。
ガーデンウェディングには冬でもダークカラーよりきれい色のコートが◎。寒色系のきれい色は季節にマッチして上品な女性らしさを演出。ノーカラーコートは襟もとにアクセサリーやストールを合わせやすくて、インに着たドレスも引き立ててくれます。
ガーデンウェディングで着る服装選びのポイントは、ガーデンの緑や花々に似合う色や素材感のものを選ぶこと。屋外なので日焼け対策や防寒対策も大切です。大切な人の挙式に華を添えられるような素敵な服装を選んでください。