草刈りをするときには、どのような服装だと安心安全、そして快適にできるのか悩む人も多いでしょう。そこで今回は、草刈りの注意点から装備、おすすめの服装まで紹介します。
草刈りの経験がない初心者も、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
【目次】
草刈りをするときには、ただ単に動きやすさだけを重視した服装だけではなく、快適に草刈りできる服装を選ぶのが重要です。
雑草などの植物は基本的に暑い季節に大きく成長するため、草刈りは気温が高い春から夏にかけて行うケースが多いでしょう。そこで1つ目の注意点が、「虫対策を行う」ということ。草があるところにはたくさんの虫が生息しているので、虫除けスプレーを使うだけではなく、肌の露出を減らして行うことが重要です。
暑いからと半袖半ズボンで行うのではなく、できるだけ長袖長ズボンを選びましょう。
2つ目の注意点は、熱中症対策です。暑い夏場はもちろん、肌寒い季節でも強い日差しの下では熱中症にかかる可能性があります。あまりにも厚着をしすぎるのもNG。
こまめに水分を摂ったりタオルで首元を覆ったりと、きちんと熱中症対策を行ってください。
まずは、草刈りをするにあたって用意すべきものをご紹介します。
草刈りに絶対的に必要な道具は、「草刈り鎌」もしくは「草刈り機」。手でむしるのは非効率的ですので、できれば道具を用意して行いましょう。
もしも草刈りを行う場所の面積が広いのなら、草刈り機の方が効率的に、そして綺麗に草を刈ることができるのでおすすめです。さらに装備として以下のようなものを容易しておきましょう。
・軍手:滑り止めがついたもの
・帽子:麦わら帽子のようにつばが大きいもの
・長靴:滑り止めがついているとなお良し
・ゴーグル:草刈り機を使う場合、あると便利
・タオル
最低限必要な道具と装備は、以上です。効率的に、そして安心安全に作業を進めることができるよう、しっかりと用意した上で草刈りに取り組んでください。
草刈り機とは、鋭い刃がついた金属の円盤が高速回転することで、除草できる機械です。草刈り機は短時間で綺麗に除草できるため、非常に便利ではありますが、使い方を間違えたり安全確認を怠ったりすると、非常に危険ですので十分に注意しなければなりません。
まず草刈り機が石などの障害物に当たると、こちらに飛んできたり刃が欠けてしまったりと非常に危険です。使用する際には周囲に障害物がないことを確認した上で、ゴーグルなどを着用して身を守りましょう。
さらに土手などの斜面で草刈りを行なっていると、転倒してしまう可能性も。もしも草刈り機の刃が動いている状態で転倒したら、取り返しのつかないことになってしまうかも……。転倒防止のために地面が濡れている時の草刈りを控えたり、スパイクを装着したりと、慎重に作業を行うようにしてください。
道具を使うときには危険を伴う可能性もある草刈りをするときには、服装に注意しましょう。
これまでもご紹介したように、草刈りは暑い時期に行うケースが多く、直射日光の下での作業では熱中症を引き起こす可能性があり非常に危険です。したがって直射日光により体力の消耗を避けるためにも、半袖半ズボンは避け、肌の露出をできる限り控えましょう。
また、着用するお洋服は、吸汗速乾機能が備わったもので、かつ風通しが良いものを選ぶことをおすすめします。暑い中長袖長ズボンで草刈りを行うと、汗をびっしょりとかいてしまい、不快感を抱くことでしょう。何より、体温調節ができなければ熱中症のリスクが高まるため、機能性の高いものを選ぶようにしてください。
草刈りをするときの服装は注意点を守った上で、おしゃれに決めたいという人も多いでしょう。
次に、おしゃれだけれど機能性もある服装・コーディネートを紹介します。
ここからは、具体的に草刈りにおすすめの服装をご紹介していきます。そこで先ほどもご紹介したように、草刈りの服装で大切なのは「肌を露出しない」というポイント。熱中症だけではなく、思わぬ怪我の防止、さらには草木に肌が負けるのを防ぐためにも、必ず長袖長ズボンを着用してください。
もちろん草刈りのために洋服を購入する必要はなく、お持ちのものでコーディネートすればOK!例えば半袖Tシャツには、体にフィットするスポーツ用のアンダーシャツを着用。スポーツインナーは吸汗速乾に優れているため、暑い日の草刈りに重宝できること間違いありません。さらに長ズボンは、汚れが目立ちにくいカラーをチョイスすると良いでしょう。
自宅のちょっとした庭の草刈り程度なら、普段着でも全く問題ありません。しかし広大な敷地で本格的に草刈りを行う場合には、「作業着」を着用すると良いでしょう。作業着は動きやすいように作られているだけではなく、機能性に優れているため、快適に草刈りに取り組むことができるのです。
例えばこちらは、サロペットタイプのおしゃれな作業着。ちょっとした小物を収納できるポケットをたっぷりと備えていたり、調節できる肩紐にはゴムがついていて、座ったり立ったりの作業が楽に行えたりと、機能性の良さ抜群の一着です。さらに生地はしっかりしているのに薄手で涼しく、夏場の草刈りにも重宝できるでしょう。
草刈りをしていると、刈り取った草や跳ねた泥が衣服を汚してしまう可能性があります。したがって、できれば「エプロン」を装着して作業を行いましょう。さらには、草刈り機を使っていて跳ねた小石などから身を守ることもできるので、機械を使用する方は用意しておきたいところです。
エプロンは、軽くて丈夫なものを選ぶのがベター。一般的に家庭で使用するものではなく、草刈りや農作業専用のものをチョイスしましょう。例えば、腰のベルトで丈の長さが調節できるものや、メッシュ素材で軽くて通気性抜群のエプロンもありますので、草刈りを効率的に行うためにも機能性に優れたものを選んでください。
さらに草刈り機を使用する際に用意しておきたいのが、「フェイスガード」(またはゴーグル)です。刈り取った草や跳ね返ってきた小石などの障害物から、顔を守ることができるフェイスガード。さらに、飛散した砂埃からも守ることができるので、安心安全かつ快適に草刈りを行うためにも用意しておきたいところです。
フェイスガードには、特殊メッシュがついていることによって通気性が良いため、蒸れることなく作業を進めることができるのでご安心を。さらに中には、イヤーマフ付きのフェイスガードも販売されているため、機械の騒音が苦手な方はそちらを選ぶと良いでしょう。
草刈りの装備に必要不可欠と言っても過言ではないのが、ズバリ「軍手」と「長靴」です。まず軍手に関しては、作業効率や安全性の向上のために絶対に必要。釜や機械の使用時に手から滑ってしまうと非常に危険ですので、必ず滑り止めがついたものを選びましょう。もしも可能であれば、フィット感が高く蒸れにくい、農作業用の手袋を用意することをおすすめします。
しっかりと足元を守れる長靴は、本格的な草刈りでは必ず用意しておきたいところ。あらゆる運動に向いているスニーカーでも、草刈りシーンでは力不足なところがありますので、作業用の長靴をご用意ください。もしも斜面で作業を行う場合には、スパイク付きの長靴で転倒を防ぎましょう。
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今回は、草刈りにおすすめの服装を一挙ご紹介しました。草刈りの服装のポイントは、ズバリ「肌の露出を抑える」こと。暑い季節は特に、半袖半ズボンの軽装で作業を行いたくなるかもしれませんが、それでは危険ですので十分に注意しましょう。ちょっとした作業であっても、草刈りには虫刺されや熱中症、怪我などの様々な危険がはびこっているため、ぜひ以上を踏まえた上で対策した服装で取り組んでください。