ダイエットをするとき、自分から見えるお腹や太もも周りに目がいってしまいますが、背中は大丈夫ですか?自分では見えにくいパーツなだけあって油断してしまいがちですが、後ろ姿はその人の印象を大きく左右します。
【目次】
普段は見えなくても、お風呂に入っているときやショーウインドーで自分の姿を見たときなど、ふとしたときに気付くのが背中のぜい肉。
自分からは見えにくいパーツであることから、つい油断してしまいがちですが、背中も脂肪が蓄積されやすいので、油断大敵だと言われています。
■背中にぜい肉がついているかチェック
・ブラジャーの下から肉がはみ出て段々になっている
・タイトなトップスを着たときにブラジャーやはみ出たお肉の跡が目立つ
・Vネックなどの痩せ見えトップスを着てもたくましく見える
・友達と写真を撮ると背中が大きい、シルエットが四角い
・ゆるいトップスや羽織りもので背中を隠してしまいがち
一つでも当てはまると、背中ダイエットが必要かもしれません。
背中にぜい肉があるだけで、後ろ姿が老けて見えるので、ぜひ背中に効くダイエット方法をチェックしてみてください。
そもそもなぜ、背中にぜい肉がついてしまうのでしょうか。
ダイエットをするためには、まず原因を知ることが大切です。
■運動不足
運動不足だと筋肉が衰えてしまうので、脂肪がつきやすくなると言われています。
さらにたるみやすくなり、どんどん老けた印象にしてしまうようです。
■姿勢が悪い
猫背などで姿勢が悪いと、背中の筋肉が開いた状態になり、そこに脂肪がつきやすくなってしまうのだとか。
姿勢の悪さは骨盤の歪みなどにも繋がり、太りやすくなると言われています。
■加齢
年齢を重ねれば、どうしても体脂肪がつきやすくなり、痩せにくくなります。
ただ、普段から筋トレなどで体を鍛えていけば、ぜい肉がつくことを遅らせることができるので、今はなくても将来のために始めることがおすすめです。
それでは早速、背中痩せに効くダイエット方法を見ていきましょう。
背中痩せに効くダイエット方法として人気なのが、筋トレをすることです。
背中の筋肉を鍛えることができれば、正しい姿勢も保ちやすくなると言われています。
■背中ダイエットにおすすめの筋トレ
①うつ伏せになり、脚は腰幅に開いて、手は太ももの横につけておきます。
②一度息を吸い、ゆっくり吐くタイミングで上半身を床から離して起こします。
③再び息を吸い、吐くと同時に元に戻し、最初は5~10回ほど繰り返してみてください。
とても簡単なので、女性でも気軽に始めることができる筋トレです。
無理に上げすぎて腰を痛めないように注意しましょう。
背中をスリムにしたいなら、エクササイズを取り入れることも効果的です。
■背中ダイエットにおすすめのエクササイズ
①両手を横に広げ、手首の真下に足首がくるように足を開き、お腹に力を入れて体幹を安定させます。
②ひざが曲がらないように注意しながら、両手を床につけましょう。
③息を吸いながら右手を床から離し、息を吐きながら右手を天井に向けて伸ばし、背中の筋肉に効いていることを感じてみてください。
④息を吸いながら床に手を付けたら、反対側も同じように行い、左右5~8回ずつ行いましょう。
背中だけでなく、お腹や太ももにも効果的なエクササイズですよ!
女性に人気のスポーツであるヨガにも、背中痩せにおすすめのポーズがあります。
■背中ダイエットにおすすめ!ネコのねじりのポーズ
①四つ這いになり、手は肩の真下に、ひざは骨盤の真下にくるようにしたら、手の位置を10cmほど前に置きます。
②左の手のひらを返して天井に向け、左手の指先を右方向に向けたら、息を吐きながら左手を右側に滑らせます。
③右手と右ひざの間をゆっくり通過させ、左の側頭部と肩が床につくまで左ねじります。
④右手は天井、もしくは頭の先に伸ばし、5呼吸キープしたら反対側も同じように行いましょう。
体をひねる、ねじるといったポーズは、背中痩せに効果が期待できますよ。
背中を痩せるためには、便利なグッズを使うこともおすすめです。
特にタオルを使ったエクササイズは、短期間で痩せることができると話題になりました。
■タオルを使った背中ダイエット方法
①肩幅より少し広めに足を広げて立ち、フェイスタオルの両サイドを持ちます。
②両腕を上げながら息を吸い、息を吐きながら肩甲骨が寄るよう、両ひじを脇に引き寄せます。
③息を吸いながら元の状態に戻り、10回繰り返しましょう。
常に背筋を伸ばして行うことと、腹筋にも力を入れることがポイントです。
普段の姿勢が良くない場合は、姿勢を見直すことも大切です。
正しい姿勢が出来ていないと辛く感じてしまうかもしれませんが、自然にできてくると後ろ姿を美しく見せることができます。
■背中ダイエットで意識したい正しい姿勢
①背もたれを使わないように、背筋を伸ばして座ります。
②デスクに手を置いたとき、自然にひじが90度になるか、ひざも90度になるか確認しましょう。
③デスクとお腹の間に、握りこぶし1つ分くらいを目安に空け、キープしましょう。
立ち姿勢なら、壁に背中をつけて確認することがいいでしょう。
後頭部、肩、お尻、かかとを壁につけ、腰と壁の間に手のひらが入るか確認したら、お腹とお尻に力を入れ、目線を真っ直ぐ前に向けてみてください。
背中痩せにおすすめのダイエット方法をご紹介しました。
後ろ姿がすっきりして見えるだけで若々しく、美人な雰囲気を演出することができます。
なかなか落ちにくいと言われている背中のぜい肉ですが、できることをコツコツ始めて背中美人を目指しましょう!