なかなか治らない唇の縦ジワに悩んでいませんか?唇の縦ジワが目立つと、リップメイクが乗りにくくなり唇の魅力が半減してしまいます。唇の縦ジワの原因や対策、目立ちにくくするメイク術など、唇の縦ジワ解消法をご紹介します。
【目次】
唇の縦ジワが目立つ原因は、唇が乾燥した状態になっていることです。唇には実は皮脂腺というものがありません。そのため、自分で油分を補うことができないのです。
唇は顔の中で最も動かす部分でありながら、もっともデリケートで乾燥しやすい部分。普段からしっかりとケアを心がけないと、水分が奪われやすくなり、縦ジワができてしまいます。
初期段階の乾燥は、薄く唇に縦ジワが入る程度ですが、そのまま放っておくことで深いシワへと変化していきます。
唇の乾燥が気になるからといって、唇をなめてしまうのは逆効果です。唇は水分が付くと唇本来の潤いまで蒸発してしまいます。唇をなめてしまうクセがある人は、注意しましょう。
また、唇のコラーゲンが破壊されることでも、唇の縦ジワが目立つようになります。年齢を重ねるとともに、真皮にあるコラーゲンは減少していきます。また、紫外線に直接当たることで、コラーゲンが破壊され、唇のハリがなくなり縦ジワが目立つことがあります。
唇の縦ジワは、リップメイクがきれいに決まらないだけでなく、唇の印象を悪くしてしまいます。唇の縦ジワを目立ちにくくするための対策についてご紹介します。
唇に乾燥を感じた時には、リップクリームで唇を潤わせているという人がほとんどでしょう。しかし、リップクリームの種類や使用頻度を守っているかどうかが縦ジワを作らないためのカギになります。
リップクリームは塗りすぎてしまっても、唇の刺激になってしまうことがあります。1日に何度もリップクリームを塗っているのに、唇の縦ジワが良くならないという場合は、リップクリーム自体が今の唇に合っていないと考えられます。使用頻度を守ることで、唇のケアをより効果的に行うことができます。
乾燥が酷く、縦ジワがはっきり目立つような場合は、リップクリームの中でも医薬品のものを選ぶと良いでしょう。唇の乾燥や荒れが酷い時でも使用することができます。
また、リップクリームで効果がないという場合は、リップ美容液という手もあります。リップ美容液はリップクリームに比べると、保湿力の高い成分が入っているので、毎日のケア用品を変えてみることで、改善される場合があります。
唇の縦ジワがどうしても目立つという場合は、手作りのリップパックがおすすめです。おすすめのアイテムは、はちみつです。はちみつは天然の保湿成分で、唇にもしっかりと潤いを与えることができます。
唇全体に覆うようにはちみつを塗り、上からラップをかぶせます。その状態で5分程度放置し、優しくはちみつを洗い流しましょう。
はちみつ以外にも、ヴァセリンを使ったリップパックもおすすめです。
朝起きたら、唇の縦ジワが目立っていた!という時ってありますよね。対策を取る時間がないという時は、リップメイクアイテムを使って、縦ジワを目立ちにくくする方法もあります。唇の縦ジワを目立ちにくくするメイク術をご紹介します。
メイクの始めに、まずは唇を保湿するところから始めていきましょう。リップ美容液などがあれば、最初の段階で塗っておくことをおすすめします。リップクリームを塗るコツは、縦ジワにしっかりと塗りこんでいくことです。
リップクリームを横に滑らせて塗ってしまうと、縦ジワにリップクリームが入り込みません。縦ジワをふっくらさせるには、縦ジワを伸ばすような意識で、縦に塗っていきましょう。
唇の縦ジワが目立つ場合は、口紅から始めるのではなく、グロスから塗り始めた方が目立ちにくくなります。口紅から乗せてしまうと、縦ジワがより目立つ可能性が高いです。先にグロスを塗ることで、唇にボリュームを持たせて、シワが目立ちにくくなります。
リップグロスを塗った後で、テクスチャーがゆるめの口紅を使いましょう。リップグロスを先に塗ると、普段よりもボリュームのある唇に見せることができますよ。
唇の縦ジワを解消するためには、とにかくリップケアが大事!リップケアと一言に言っても、様々なものがあります。そこで、唇の縦ジワが気になる方にぜひ使っていただきたい、おすすめのケアアイテムを紹介していきます。
Diorのリップマキシマイザーは言わずと知れた大人気リップトリートメント。アプリケーターが小さく小回りが利くので、使いやすいです。Diorのリップマキシマイザーにはカプサイシンを含む唐辛子エキスが配合されています。カプサイシンが唇を刺激し、少しピリピリとした使い心地にスッキリとしたミントの香りが特徴です。ピリピリとしてくれるおかげで唇がふっくらとし、縦ジワを解消してくれます。
ラメの入っていないタイプのものであれば、寝る前の唇ケアにもぴったりです。ラップパックを併用すればより効果がアップします。化粧前に塗っておけば、リップを塗ることにはふっくらとして縦ジワの目立たない土台を作ることもできます。色付きのものやラメの入っているものも販売されているので、リップメイク後のグロスとしても使用できるのがポイント。一本持っていれば、大活躍すること間違いなしです!
一時期話題になったフローフシのリップトリートメント。しっかりと保湿してくれるため、唇の縦ジワを目立ちづらくしてくれます。クリアなパッケージが今らしく、ケア用品に見えないほどおしゃれなので持ち歩きにぴったりです。
最大の特徴は何と言ってもカラーです。フローフシのリップトリートメントは、個人の唇の温度に合わせて若干色が違って見える処方です。そのため、同じリップトリートメントでも使用する人が変わると色も違って見るようになります。ぽってりとした唇になるので、化粧前はもちろん、グロスとして使うのもかわいく決まりますよ。
オバジのダーマパワーXリップエッセンスは、唇のエイジングケアができるリップ美容液です。ビタミンA誘導体、エラスチンに加え、コラーゲン、ヒアルロン酸などの美容成分が配合されており、ハリのある唇に導きます。ふっくらとうるおい、ツヤのある唇が持続します。ボリュームアップ効果があるので、縦ジワの気になる方はぜひ使ってみてください。
THE PUBLIC ORGANICの保湿リップは、原材料にかなりのこだわりのあるリップクリームです。100%天然成分由来で、73%オーガニック成分由来なので、とても唇に優しくできています。唇が荒れやすい方や、敏感乾燥肌の方でも安心して使うことができます。濃密植物オイルがたっぷりと配合されており、濃密ヴェールが唇をふっくらとさせてくれます。
日中楽しめる精油処方なので、お好みの香りでリラックス効果も。グレープフルーツ&ベルガモット、ペパーミント&ローズマリー、ラベンダー&パルマローザの3つの香りからお気に入りのひとつを見つけてみてください。
ETVOSのミネラルトリートメントリップバームは、リップクリーム、下地、ニュアンスチェンジャーというひとつで3役を担ってくれるアイテムです。ポーチに仕込んでおくと何かと便利ですよ。ピンポイントで塗れるので、日中でどうしても気になる部分にさっと塗っておきましょう。ハリ感がでるので、日中でも口元をパッと明るく見せてくれます。
パール配合でふっくらとした唇に見せてくれます。ハリ感のある唇で縦ジワも気にならなくなりますよ。唇の表面を滑らかに整えてくれるので、次に塗るリップをきれいに見せてくれます。メイク前に塗って唇のコンディションをしっかりと整えておきましょう。
カントリー&ストリームのハニーフルリップははちみつ由来のリップトリートメントです。名前の通りはちみつ成分がたっぷりと配合されていて高保湿なのが特徴です。唇をふっくらとさせることはもちろん、ぷるんと女性らしいかわいい唇に見せてくれます。6時間ほど保湿力が持続するので、一日数回の塗り直しでも大丈夫なのが嬉しいポイント。
パッケージははちみつを彷彿させるイエロー×ブラウンがかわいい!まるで本物のはちみつをつけているような甘い香りはリラックス効果も抜群。夜のリップケアにはもちろん、日中つけていても幸せな気分になれるのではないでしょうか。
MAQUILLAGEのドラマティックリップクリームは、美容オイル由来のリップトリートメントです。ひと塗りで美容オイルがとろけ出し、ぷるんとした唇を作ることができます。贅沢な美容オイルが荒れてしまった唇もふっくらと保湿してくれます。6時間も保湿が持続してくれるので、何度も塗り直しをしなくても良いのが忙しい女子にはぴったりなのではないでしょうか。
女性らしいアロマローズの香りなので、リラックス効果にも。デートで気合いを入れたい日にも使いたくなるアイテムですね。無色のツヤ感のあるリップクリームは、次に塗るリップカラーを邪魔せず使えます。メイクが好きな方やこだわりのある方にぴったりでしょう。パッケージもその他のMAQUILLAGEのアイテムと同様のデザインです。そのため、MAQUILLAGE愛用者はリップクリームもあわせて使ってみると良いかもしれませんね。
美容が好きな方もそうでない方も知っているであろうCLARINSのコンフォートリップオイル。オイルなのにさらっとした着け心地が使用者の心を鷲掴みにしています。テクスチャーは固めなものの、唇に乗せると体温でとろけて角質層までしっとりと保湿してくれます。オイルは唇に乗っかっているような感じがして使いづらいと思う方も多いでしょう。しかし、CLARINSのコンフォートリップオイルはナチュラルなジューシーな仕上がりになるので、使いやすいでしょう。
レッドベリーのカラーはパッケージで見るとぱっきりとした赤です。しかし、唇に乗せるとナチュラルな発色になるため、どんな方でも使いやすいカラーになっています。すっぴん風メイクでも自然な血色感を出してくれるので大活躍してくれることでしょう。他のリップカラーと合わせても赤みをプラスしてくれるので、ぜひ色々なアイテムとあわせて使ってみてください。
NIVEAのリップケア&リップカラーは、ほんのり色づくリップクリーム。保湿力の高いアイテムで有名なNIVEAなので、リップケア&リップカラーも抜群の保湿力を備えています。どんなに荒れている唇の上でもとろけるように馴染んでくれます。もちろん、縦ジワのケアにもぴったりです。
ほんのり色づくので、ナチュラルメイクやすっぴん風メイクにも使えます。
KATEのCCクリームは5つの機能を備えたリップクリームです。5つの機能とは、潤い保湿、色補正、グロス、口紅下地、UVカットです。これひとつあるだけでリップメイクが完成するほか、他のリップカラーを引き立てる土台作りにもぴったりです。
ここからは、リップのスペシャルケアにぴったりのアイテムをご紹介します。
「リップケアといえばこれ」というくらい話題になったLANEIGE(ラネージュ)のリップスリーピングマスク。寝る前にたっぷりと唇に塗ってあげることで、唇の角質を柔らかくして縦ジワを目立ちにくくしてくれます。
ベリーの香りがほんのりとするピンクのパッケージ以外にも、リンゴの香りのグリーン、グレープフルーツの香りのオレンジ、ミントの香りのブルーがあるので、お好みに合わせて選んでみてくださいね。
同じく寝る前に仕込むリップマスクでおすすめなのが、ORBIS(オルビス)のリリースバイタッチ リップマスク。夜用の保湿アイテムで、乾燥にゆらがない唇へと整えてくれます。
バームのような固めのテクスチャーが体温でじんわりと溶け、オイルがしっかりとリップに密着することが特徴。寝ながらのスペシャルケアが叶います。
スペシャルケアにおすすめなのが、MOTTO LAB.(モットラボ)のリップショット。マイクロニードルを使ってリップパックをしつつ、その上からニードルをサポートする美容液・プランプエッセンスを唇全体に広げて集中ケアを行うアイテムです。
2ステップで乾燥知らず・縦ジワ知らずの唇を手に入れられるでしょう。
ロングセラーのCHOOSY(チューシー)のリップパック。ハイドロゲルパックでしっかりと保湿しながら唇にツヤを与え、柔軟性を保ってくれるアイテムです。個包装になっているので、1回分ずつ取り出せるところがポイントといえます。
トレンドホリックのリップエイド集中パックは、その名の通りリップの集中ケアができるパック。美容液を含んだパッドを唇の上に滑らせて角質を取り除き、美容液マスクでたっぷりと水分を与えることで、乾燥知らず・縦ジワ知らずの唇へと整えてくれるアイテムです。
唇の縦ジワの対策方法についてご紹介しました。唇の縦ジワが目立つだけで、リップメイクの仕上がりにも影響してしまいますよね。唇の縦ジワが気になったら、リップの種類を変えたり、リップパックをしたりして、唇の縦ジワ対策を行いましょう。