強い女性に魅力を感じる男性が増えていることもあり、最近では強めメイクがモテ傾向に。同じ女性としても、強くてかっこいい印象の女性に憧れのある人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、強めメイクのやり方をパターン別に紹介。また、強めメイクに役立つおすすめのコスメをご紹介します。
【目次】
ふんわりした女性らしさも魅力的ではありますが、最近ははっきりと意思表示できる「強い女性」が好まれる傾向があります。自立したかっこいい印象のある強い女へ憧れがある人も多いのではないでしょうか。
メイクも、自己主張がある「強めメイク」がトレンド。韓国人女性のようなメリハリがある色使いや、目力強めのハンサムメイクが人気です。
強いメイクはきつめの印象になるのが心配という方も。しかし、ポイントさえ押さえれば、男性にも好印象な小悪魔風のモテメイクになります。
「強めメイク」というネーミングなだけに、気が強い女性をイメージする方もいるでしょう。しかし、決してネガティブな意味ではなく「インパクトが強い」というニュアンスがぴったりです。
発色が良いコスメを使ったり、目鼻立ちをハッキリ見せることで、印象に残りやすい顔に。
「賢そう」「クールビューティー」「媚びない女性」など、ポジティブな印象が強く、女性のみならず男性からの好感度も高いです。
強めメイクにはいくつか特徴がありますが、共通して言えるのは、ポイントメイクをハッキリ見せること。
それぞれのポイントメイクで気をつけたい点をチェックしておきましょう。
強めメイクの眉毛は、形よりも輪郭をハッキリさせるのがポイント。
並行眉でもつり上がった眉でもどちらでもOK。ただし、産毛が残っていると子供っぽくなってしまうので、眉毛の処理は怠らないようにしてください。
筆ペンタイプのコンシーラーを使って、眉毛の輪郭をかたどることでくっきり眉に。眉山ありの場合は、しっかりと強調して強さをアピールしましょう。
さらに、マスカラで眉頭の毛を立たせて毛に流れを出すと、強めの印象がアップします。
RMKのルミナス ペンブラッシュコンシーラーは、筆ペンタイプのコンシーラー。薄膜のテクスチャーでカバーしてくれるので、眉毛の輪郭をかたどりつつ美しくカバーしてくれることが特徴です。
眉毛を書くのが苦手な人でも、簡単に洗練された眉毛が作れます。
ヘビーローテーションのカラーリングアイブロウは、カラーバリエーション豊富な眉マスカラ。髪色やなりたい雰囲気に合わせてカラーリングできる優れものです。
髪色にあわせて眉毛のカラーを変えることで、より洗練された雰囲気となるでしょう。
強めメイクのキーポイントになるのがアイメイク。目力をアップさせることで、一重でも奥二重の方でも立体的なメイクが完成します。
アイシャドウは、縦割りのグラデーションで目を大きく見せるのがコツ。
アイラインは、濃いめの黒いリキッドアイライナーを使用。目尻を太めに描き、少々跳ね上げて意志のある目元を作りましょう。
まつ毛はビューラーでしっかりカールアップしてからマスカラを。下まつ毛にもマスカラを塗って、1本1本が目立つようにしましょう。
濃いめの黒いリキッドアイライナーなら、D-UP(ディーアップ)のシルキーリキッドアイライナー BKがおすすめ。極細0.1mmの筆先で自由自在に描きやすいところがポイントです。
くっきりとした黒色は滲んでしまうのが心配ですが、ウォータープルーフ使用なので日中も安心して使えるでしょう。
しっかりとまつげを綺麗にカールさせるなら、ビューラー選びも重要。
資生堂のアイラッシュカーラー 213は使用している人も多い実力派のビューラーです。日本人女性の目の形にフィットする作りになっているので、これまで自分の目にあったビューラーを見つけられなかった人も、試してみてはいかがでしょうか。
チークのカラーはライトピンクやオレンジといった甘めよりも、深みがあるカラーをチョイスするのが強い女メイクのポイントです。赤色や、茶色のような大人っぽいカラーも似合います。
チークを入れる際には、できるだけ頬の外側に、斜めに入れると強めなイメージに。
さらに、ハイライトを活用して、鼻先をツンと尖らせることで強めメイクを後押し。基本的には、鼻先から鼻筋の真ん中あたりまでハイライトをのせます。鼻が低い方は、鼻筋を目立たせるために鼻筋全体にハイライトを。仕上げに鼻先だけ重ね塗りをすると効果的です。
団子鼻が気になる方は、鼻先にシェーディングをVの字に入れるとシャープな印象になります。
セザンヌのパールグロウハイライト 01 シャンパンベージュは、輝くツヤとパール感があるアイテム。プチプラながら優秀と支持されています。
初めてハイライトをする人も、チャレンジしやすいアイテムですよ。
Ririmew(リリミュウ)のシアーマットシェーディングは3色入りのシェーディングアイテム。シャープで立体的に見せたい方にぴったりです。自然にシャープな印象を作ってくれます。
シェーディングは自分の肌に合うカラーを見つけにくいですが、ブレンドして自分の肌にあった色を作れるので、失敗が少ないアイテムです。
リップは、はっきりとしたカラーか、思いきりヌーディーなカラーのどちらかを選ぶのが強い女メイクの定番。
一番のポイントは、きちんと輪郭をとってリップを塗ること。
リップブラシを使って丁寧に縁取ることで、唇のぽってり感を演出。リキッドタイプの場合は、アプリケーターの先端を活用します。
何度も重ね塗りをすると、唇だけ浮いてしまうので要注意。下唇の中央にだけポンと点で重ねて、ふっくらした唇にしましょう。
はっきりとしたカラーをチョイスするならM・A・C(マック)のリップスティック ロシアン レッドがおすすめ。パキッとしたレッドカラーで深みのあるリップメイクが叶います。
真っ赤なリップはまさに「強くてかっこいい女性」の象徴だといえるのではないでしょうか。
赤リップを試したことがない方はちょっと抵抗があるかもしれませんが、指で軽くぽんぽんとつけると以外と使いやすく、肌なじみがよいので、自分にあった付け方をみつけてみてくださいね。
唇の輪郭をしっかりと取るためには、リップブラシが必須です。資生堂のリップブラシ 403は、ほどよい硬さのため、リップカラーをしっかりと唇にのせることが可能です。綺麗に丁寧に輪郭を取る際に使えます。
強い女メイクの特徴を把握したところで、実際に強めメイクの具体的なやり方をマスターしていきましょう。
優しげな印象と比較することで、強めメイクのポイントがよりわかりやすくなります。
ベースメイクは、透明感があるライトな仕上がりではなく、マットな質感の方が強めな印象に。
カラーは白っぽいものより、イエローオークルで黄みをプラス。色味と質感の両方で強さを表現します。
おすすめはエチュードのダブルラスティング クッショングロウ。時短メイクや持ち運びにも便利なクッションファンデです。韓国メーカーならではのカバー力の高さが魅力です。
乾燥や皮脂崩れを防いで、長時間メイクしたての肌をキープ。密着度が高くカバー力がある割に、厚塗り感がありません。
ほど良いUVカット効果で、デイリーメイクにも重宝。カラーは全7色あるので、自肌に合うタイプが見つかるでしょう。
眉毛は、自眉に合わせて黒やダークブラウンなどの濃いめカラーを使用。
キリッとしたストレート眉は、まぶたを外側に引っ張った状態で描くときれいに描けます。
眉毛が多く隙間がない、また、少なくて隙間が多いという方は、眉毛の流れと逆方向からペンシルで描くと色が入りやすいですよ。
のっぺりした顔がお悩みの方は、眉頭を内側に伸ばすことで解消。眉間の幅を狭くすると、ホリが深くなりキリッとした印象になります。
アイブロウはメイベリンのパウダーインペンシルがぴったり。自然なブラックカラーで浮くことなくキリっとしたアイブロウを実現できます。
ブラシもついているので、最後につけすぎた部分を調節したり、毛流れを整えたりすることもできます。
アイラインは、濃いめのリキッドアイライナーで描きます。
眉毛と同じく、まぶたを引っ張った状態に。目の形に沿って山を作るのではなく、横のラインを意識してスーッと描くのがポイント。
目尻は少々長めにして跳ね上げましょう。
メイベリンのハイパーシャープ ライナー Rは、目のキワまで描きやすい極細筆が特徴。にじまず美しい漆黒ブラックカラーで強めメイクを実現してくれます。
アイメイクは強めメイクのポイントですが、引き算も必要。クールメイクに仕上げたいので、目はパッチリより横長を意識します。
そのためには、縦に大きく見せるマスカラは1度塗りで十分。ただし、クルンとカールしたまつげは基本なので、まつエクかビューラーでのカールアップはマストです。
ビューラーは日本人のまぶたにあったものを選びましょう。オルビスのものは、フレームのカーブがまぶたにフィットし、簡単に美しいカールが作れます。
強い女性の象徴であるリップは、艶感は出さずマットタイプでしっかり発色するものを。
カラーは深みがあるタイプだとよく映えます。
メイベリンのSPステイ マットインク 50は、モードなバーガンディーカラーのリップ。マットでパキッと発色するので、塗り立ての美しさが持続します。
トレンド発信地である韓国でも、強い女性をイメージさせるメイクは人気。日本人と顔立ちが似ているだけに、真似しやすいこともポイントです。
次に韓国風の強めメイクをするときのポイントやおすすめのアイテムを紹介します。
韓国メイクの一番の特徴は、艶感のある美白肌。透き通るような白い肌と、パーツメイクや黒髪とのメリハリがポイントです。
リキッドファンデーションに、プライマーやコントロールカラーを重ねてマットな質感に。
もちろん地肌の美しさも重要なので、日々のスキンケアにも力を入れましょう。
おすすめはADDICTION(アディクション)のザ スキンケア ファンデーション。毛穴や色ムラがない理想的な仕上がりが叶うリキッドファンデーションです。強めメイクにふさわしい上質な艶肌を作ってくれます。
ネーミング通り、美容液のような高保湿ファンデーション。これひとつで美肌が完成するので、乳液や下地、仕上げのパウダーも不要。
マットな仕上がりの割に、質感は軽く伸びも良いのが特徴。メイクしながら肌ケアできる優れものです。
韓国風強めメイクは、並行眉が基本。
ペンシルやワックスで眉毛の形を丁寧に描き、パウダーを使ってぼかしながら整えます。
色は、自眉に近いカラーを。見つからない場合は何色かブレンドして使うのも良いでしょう。
WHOMEE(フーミー)のアイブロウパウダーは、テクニック要らずで並行眉を上手に作ることが可能です。肌馴染みの良いカラーが並んでいるので、ブレンドしながら絶妙な色合いを実現できるでしょう。
アイシャドウは、グラデーションよりも単色がトレンドです。ブラウン寄りのオレンジでほど良く可愛げをプラスして、ノーズシャドウとつなげて立体感を演出。
チークも同じカラーで合わせて、メイクに統一感を出しましょう。
プチプラで単色アイシャドウを探しているなら、セザンヌのシングルカラーアイシャドウ 06がぴったり。しっとりしたテクスチャーなのでまぶたにフィットします。
強めメイクのアイラインは、目尻を跳ね上げるのが特徴ですが、韓国メイクも同じ。ただし、本来の目がシャープなので、きつくなりすぎないようにたれ目ラインを描いてから目尻だけ跳ね上げます。
また、パッチリ目にするための涙袋は必須。もともと涙袋がない方は、メイクで作りましょう。
涙袋を作るなら、ラブドロップスの涙袋ウルミライナー04がおすすめ。大人なヌーディーベージュカラーなので、ナチュラルかつふっくらした涙袋を作れます。
アイシャドウをのせるよりも、より涙袋感が出せるのアイテムです。
韓国メイクの仕上げは、血色感のある赤リップ。ティントで唇自体を染めれば、自然な赤みが出ます。
イヴ・サンローランのタトワージュ クチュール12は、鮮やかな発色と軽やかな塗り心地のリップ。タトゥーのように唇を色づかせ、美しいカラーをキープします。
いつものメイクでも、目力があれば強めメイクに!
強めメイクの象徴とも言える黒ではなく、意外にもカーキを使うのがポイントです。
■目力強めメイクのやり方
1.使用するのは、カーキのクレヨンアイシャドウ。二重ラインより少々広めに、目頭から目尻までしっかり色を入れます。
ettusais(エテュセ)のシャドウライナー GR1はライトカーキカラーのアイテム。アイシャドウとしてもアイライナーとしても使えます。
2.カーキのラインの上部だけを指でなじませてボカします。
3.上まつ毛をビューラーでしっかりカールして、根元からマスカラを二度塗りします。
4.下まつ毛は、マスカラをサッと一度塗りするだけでOKです。
5.チークは頬の高い位置に横長に。リップは控えめなカラーで目元を引き立たせましょう。
最後に強め女メイクをするときの注意点について紹介します。
■目元はキリッと!
強めメイクのキーポイントはアイメイク。キリッとした目元だからこそ、意志の強さを演出できます。
はっきりした眉毛や跳ね上げアイラインで、強めの目元を意識してください。
■ベースはマットな質感に
強めメイクは、まるでマネキンのようなマットな肌が理想的。肌トラブルがなくスムースな肌は、隙のない完璧な女性を演出してくれます。
ツヤタイプのベースアイテムしか持っていない場合は、上からマットなパウダーを重ねることでマット感を演出しましょう。
■唇は情熱的な赤で
強め女メイクは赤リップが定番!真っ赤な唇は、昔から強い女性のイメージが強く存在感も抜群。強い印象の中に、色気を感じさせる魅力的なメイクに仕上がります。
話題の強めメイクをマスターすれば、いつもと違った印象を演出できます。ご紹介した強めメイクのやり方や、おすすめのコスメを参考にして、ぜひ強めメイクにトライしてみてください。