無事に出産を終えて病院から退院する時、ママが困るのが退院時の服装です。そこで今回は、出産後退院時のママにおすすめの服装に加えて、パパや赤ちゃんの服装も季節別にご紹介します。
【目次】
無事に赤ちゃんを出産して退院となった時に困るのが、ママが着る服装ではないでしょうか。入院時にはマタニティを着ているので、出産を終えてお腹に赤ちゃんがいない体になると、どんな服装を着ていいのかわからなくなります。
ただ、出産を終えて間もない体は、まだ妊娠前の状態に戻ってはいません。体を締め付けないゆったりした服装が必要です。
まずは、出産後退院時のママが服装を選ぶうえでのポイントをご紹介します。
出産後の体は疲れているので、できるだけリラックスできる服が最適です。アイテムとしてはゆったりしたデザインのワンピースやトップスを選びましょう。
出産後の肌はとても敏感になっています。肌触りの良い着心地のいいものを選ぶのもポイントです。
体型も妊娠前の状態にはまだ戻っていません。ですから入院時に着ていたマタニティでもOKな場合がほとんどです。入院時のマタニティを産後にも対応するものを選ぶと、荷物も少なくなるのでおすすめです。
当然赤ちゃんに授乳しなくてはいけないので、トップスは前開きのできるアイテムや、授乳口が付いたものを選びましょう。
出産後の足はむくんでいるので、妊娠前に履いていた靴は入りにくい状態です。さらに、ヒールのある靴だと安定感がないので、赤ちゃんを抱っこした体には危険です。
履き慣れたぺたんこシューズか、大きめのサイズのスニーカーを用意しておくといいでしょう。
念のためスリッパは履いて帰れるおしゃれなものを用意しておきましょう。
まずは、ママにおすすめの退院時の服装をご紹介します。
出産後の退院時には、記念の写真撮影をするご家庭も多いでしょう。写真にとられることを考えると、あまりだらしない服装は避けておきたいですよね。おすすめなのは、ゆったりデザインできれいめなワンピースです。とろみ素材のものなら、柔らかな肌当たりで着心地もばっちり。ウエスト周りにリボンのついたデザインであれば、シンプル過ぎず様になります。
授乳口も付いているきれいめワンピースは、産後の色々なイベントで活躍してくれるので、1枚持っておくと便利です。
退院時にもおしゃれなコーディネートを楽しみたい方には、ボリューム袖ブラウスがおすすめです。こなれ感が出るうえ授乳しやすさも兼ね備えているので、退院時の服装にぴったり。ロイヤルマザーを思わせる爽やかなサックスブルーのトップスを、白スカートと合わせて着こなしてみてはいかがでしょう。
おしゃれなトップスにはデザイン的にも様になるパンツを合わせたくなりますよね。トレンド感のあるテーパードデザインのパンツなら、どんなトップスに合わせても産後とは思えないおしゃれ見えが叶います。
産前・産後どちらにも対応しているアイテムを持っておくことで、出産後もしばらく使い続けられるでしょう。
秋や冬の時期の退院の場合は、着心地の良いニットがおすすめです。オーガニックコットンのニットなら、チクチクしなくて肌触りが気持ちいいのが嬉しいポイント。産後のママにとっては、お腹やお尻を隠してくれる着丈のものが嬉しいですよね。
授乳ケープとして使えるデザインは、大きく開くので授乳もスムーズにできます。
春にぴったりなのが、ライトな生地感のシャツワンピ。フロントが開くので授乳がしやすく、肌寒い気温なら羽織りとしても使えるので便利です。伸縮性のある生地のものを選べば、着心地も着痩せ効果も抜群。スリットが入っているので、抜け感が出ます。
季節感があり、かつ体型カバーも上手にしてくれるキャミワンピースは、気温が高くなる季節にぴったりのアイテム。爽やかな色味のものを選べば、より軽やかなコーディネートに仕上がります。
Iラインのリブニットワンピースは、お腹周りのシルエットを可愛らしく見せてくれます。
授乳服に見えないデザインとナチュラルなカラーで上品ママを演出しましょう。
お手入れも簡単で、ネットに入れて丸洗いができるところもおすすめポイントです。
産後は毎日が慌ただしくてコーデを考える余裕もなかった、という先輩ママは多いはず。
プリントワンピが1枚あると、急なお出かけや親族の訪問などにもばっちり対応できます。
産後も長く使えるデザインなので、オフィスや女子会でもきちんと感を演出できますね。
さすがはノースフェイスの授乳服。お腹が目立ちにくく、ファスナーで開閉が楽な授乳口に設計されています。
抱っこひもやバックで擦れる肩部分はナイロン布で補強され、静電気の発生を抑えるリサイクルフリース素材は、着心地も環境への配慮も十分です。
おしゃれで産後も長く使える上に、高値で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
退院時が肌寒い時期なら、冷たい風から赤ちゃんやママの体を守ってくれるコートがあると安心です。おんぶや抱っこができるママコートは、赤ちゃんを安心して抱っこできます。
こちらは超軽量の上にフードが取り外し可能でノーカラーコートにもなり、さらに撥水加工済みという万能アイテム。ネイビーのママコートは、黒ほどモードになり過ぎずにおしゃれ見えが叶います。
寒い冬はママや赤ちゃんを温めてくれるダウンコートがマストアイテムです。ファスナー付きで着脱簡単なママ専用のダッカーコートは、着ぶくれせずに赤ちゃんを抱っこすることができます。
おんぶにも対応できて、リバーシブルのダウンコートは産後も重宝するでしょう。
お腹が大きい時期や入院時にはいていたレギンスがあれば、退院時のお腹がまだゆるんだ状態のママにも使えます。ワンピースやチュニックに合わせたり、着丈の長いトップスにも合わせたりできる万能ボトム。寒い時期の重ね着にも使えるので、退院するときの服装選びにも役立ちます。
ママバッグの殿堂入りともいえる、オーストラリア発のネオプレン素材バッグです。
海外セレブの間で大流行したこのバッグは、大容量かつ、ファスナー付きポケットがついていて使いやすさ抜群。
広がりすぎずに、床に置いても自立してくれるところもママには嬉しいポイントですね。
産後のママにおすすめなのはペタンコレインシューズです。オシャレなデザインが豊富で、晴れの日にも履いてももちろんOK。
軽量タイプで持ち運びも便利なうえ、レインシューズなので万が一の雨にも安心ですね。
産後のママは足がむくんだり、冷房で冷えてしまったりと入院中のマイナートラブルがつきもの。こちらは、最上級のムートンが疲れた足をふんわりと包み込んでくれる癒しのスリッパです。
産後は面会や赤ちゃん講習などで意外とスリッパを使うことが多いので、お気に入りの一足を用意してみてはいかがでしょうか。
次に、パパの服装選びについて紹介します。
退院の際に記念撮影をすることを考えると、パパもきちんと感を意識したいところ。お宮参りのときのようにスーツを着る必要はありませんが、ジャケットを羽織ってきれいめカジュアルに仕上げるのがいいでしょう。
ジャケパンスタイルであれば、きちんと感が出ておしゃれにまとまります。インナーにTシャツをチョイスし、ほんのりカジュアルさも入れるのがおすすめです。
春らしい軽やかさを出すなら、白トップスにニットベストを合わせたスタイルがぴったりです。普段の面会ならカーゴパンツでカジュアルに、退院時はモノトーンでまとめることでシックで大人っぽい雰囲気に。記念撮影にも問題なく対応できるでしょう。
ジャケットを着るのが暑い夏は、無理に羽織る必要はありません。その場合、白シャツできちんと感を演出しましょう。白のバンドカラーシャツは夏らしい爽やかさを出せるのでおすすめ。足元はモノトーンでまとめて統一感を出すといいでしょう。
肌寒く感じる季節には、ニットカーディガンを使ったスタイルがおすすめ。リラックスできるスタイルながらだらしなく見えないので、退院時のコーディネートにぴったりです。色味は落ち着いたものを選ぶといいでしょう。
退院時は、病院の玄関や自宅の門の前で記念写真を撮ることもあります。冬はアウターも気を抜かず、きちんと感をキープできるものを選びましょう。かっちりし過ぎないコートは、退院時のスタイルにマッチし、ほどよいラフさを演出できます。
退院の日、赤ちゃんとママは完璧でもパパが部屋着で現れて困った、というのはよくある話です。薄くて軽いストールは、ヨレヨレの襟元やルーズなお腹周りを隠してくれる嬉しいアイテム。
もしもの場合に備えて、ストールをママの退院バッグに入れておけば安心です。
退院の日に着ていく服装にどうしても迷ってしまうパパは、スーツを選べば間違いありません。
いつものスーツスタイルでも構いませんが、中に着ているシャツを少しカジュアルなものにしてみたり、Tシャツやセーターをチョイスしてカジュアルダウンしても◎。
モノトーンでまとめることでおしゃれパパに見えますよ。
続いては、赤ちゃんにおすすめの退院時の服装をご紹介します。
出産後退院時の服装でよく選ばれるのがセレモニードレス。お宮参りやお食い初めなどのイベント時にも着られます。華やかでお祝いの雰囲気を演出できるのがいいですね。
ただし、吐き戻しなどですぐに汚れてしまいがちなので、記念撮影を予定している場合は、できるだけぎりぎりまで他の服を着せておくと、きれいなまま記念撮影に臨めますよ。
男の子の場合は、あまりレースやフリルが付いていない、男の子用のジャケット仕様のセレモニードレスもありますので、そういったものを選ぶといいですね。
おくるみを使う場合は、セレモニードレスを着せてもあまりよく分からなくなってしまいます。お宮参りやお食い初めのためにセレモニードレスをきれいな状態に保っておきたい場合は、普段も着られるロンパースや2Wayオールを選ぶといいでしょう。
セレモニードレスを使わない場合は、ロンパースの中でもちょっと特別感のあるものを選びたいもの。ロンパースにヘアバンドがついたものをチョイスすることで、赤ちゃんのかわいらしさがより引き立ちます。小物でキュートさをプラスするのがおすすめです。
まだ体温調節が上手にできない新生児。夏は無理にセレモニードレスは着せずに、半袖のロンパースなど涼しく着られるものを選んであげましょう。
冬に退院するなら、寒さ対策が必要。もこもことしたロンパースなら、ふんわり感が赤ちゃんのかわいらしさにマッチして、よりかわいく見えますよ。着ぐるみをモチーフにしたロンパースなら、よりキュートさがアップします。
最後に、赤ちゃんにおすすめのドレス・セレモニーセットをご紹介します。
オーガニック素材や縫製、地球環境にも優しい商品にこだわるThink-B(シンク・ビー)。
日本製のセレモニードレスと帽子のセットです。フロントはスナップ開きで男女兼用で着用可能。本体のドレスは、股ボタンの付け替えで新生児期は筒型ドレスとして、乳児期はカバーオールとして 2wayに使えるドレスオールタイプです。
写真映え抜群のセレモニードレスは上品で高級感があるので、退院という特別な1日にぴったりですね。
出産祝いのプレゼントとして選ばれることも多い、MIKI HOUSE(ミキハウス)。セレモニードレスのセットも種類が豊富です。
男の子にはレース使いがされたセレモニードレスは抵抗がある、という場合はタキシード風のデザインになった2wayオールを。帽子も細いサテンリボンがトリミングされたごくシンプルなデザインです。
付属の蝶ネクタイは取り外しできるので、退院後のちょっとしたおでかけでシンプルに着ることもできます。
オーガニックコットンなど肌触りの良さにもこだわっているSweet Mammy(スウィートマミー)。ナチュラルな風合いやカラーのものが中心で、人気のデザインも多く見られます。
セレモニードレスはシンプルな白の2wayオールとオーガンジーレースのドレス、帽子とつけ襟がセットになっています。それぞれ別々で使えるので、退院のときは全て着せてあげて、他のおでかけのときは2wayオールとつけ襟にしたりと、様々なコーデが楽しめます。
セレモニードレスに続いて、ベビー服も大人気のSweet Mommy(スウィートマミー) 。
お食い初めやお宮参りなど他のイベントでも活躍してくれるのが、袴風のロンパース。様々な色や柄が豊富に揃っているので、女の子用も男の子用も気に入るものがきっと見つかるはず。オーガニックコットンで肌触りが良いのも、生まれ立ての赤ちゃんには安心です。
マタニティウェアの老舗といえばANGELIBE(エンジェリーベ)。ベビー服も充実しています。手編み併用で仕上げられた透かし編みが美しいこだわりのセレモニードレスです。
オフホワイトの絶妙カラーがベビーの肌を綺麗にみせてくれるので、セレモニーフォトにぴったり。お揃いの帽子の紐はそのままでも結んでも可愛いですね。
ママパパに寄り添ったこだわりの商品が定評の10mois(ディモワ)。商品はすべて国内のアトリエで丁寧に作られています。
真っ白ドレスも素敵だけど、こだわりたいというママにはNAOMI ITOのわたガーゼベビードレスがおすすめです。水彩画の雰囲気が柔らかで着心地の良いドレスは、セレモニーにも普段着としてもぴったりですね。
出産祝いといえば、素敵なデザインのよだれかけが定番のMARLMARL(マールマール) です。
こちらの新生児全身コーデセットはママたちの憧れです。帽子、ニットロンパース、ミトン、ブーティの4アイテムセットに名入れをプラスして、世界で一つだけのコーデが完成。
サイズアウトした後は、ボックスを本棚にディスプレイできるところもポイントです。
出産後の退院時のママの服装は意外と悩んでしまうものですよね。着ていてストレスにならないものを選んで、リラックスした体と気持ちの状態を保ちながら、産後を明るく元気に赤ちゃんと過ごしてください。