垢抜けた印象を作りたいなら、眉毛を染めることがおすすめ♡地毛を染めたり、眉マスカラや眉ティントなどでカラーリングをすることで普段のメイクが楽になり、明るい印象を作れます。本記事では市販のアイテムでセルフで染める方法や、美容院で眉毛を染めてもらう方法などをご紹介します。
【目次】
眉毛は顔のパーツの中でも特に目が行きやすく、その人の印象を左右する重要なパーツです。ボサボサ眉毛ではだらしない印象を与えてしまうため、身だしなみのために眉毛を揃えている人は多いですが、地毛を染めている人はそれほど多くはありません。
眉毛を染めることで、明るい印象になり、垢抜けた雰囲気を作れます。また、メイクの時に眉マスカラをする時間を省くことができるので、時短にも繋がります。もともと眉毛に色が付いている状態なので、アイブロウメイクも簡単になり、嬉しいこと尽くし!
また、明るい髪色にしていると、眉毛の色の濃さに違和感を覚える人は多いのではないでしょうか。化粧をしている時は良いですが、すっぴんの眉毛の色と比べると不自然に感じてしまいますよね。
眉毛を染めることですっぴんの時でも違和感のない眉毛を作れます。また、眉毛の色とヘアカラーを同系色にすることで、眉毛が自然になじむようになり、顔全体の印象も明るく見えるようになりますよ。
眉毛を染めるメリットはたくさんありますが、眉毛を染める前には注意点を確認する必要があります。まず知っておいて欲しいことは、眉毛を染めるという行為は危険を伴うこともあり、すべては自己責任だということです。
眉毛にも使える脱色剤や染毛剤と言われているものはあっても、眉毛専用のものは存在していません。セルフで眉毛を染めているという人のほとんどは、体や顔用の脱色クリームを使用しています。
そういったアイテムは、目の周りには絶対に使用しないようにと注意書きがされているものがほとんどです。眉毛は目と近い位置にあるので、脱色中に目の中に入ってしまう可能性があります。薬剤が目の中に入ることで、最悪失明の危険があります。
セルフでの眉毛脱色は、危険を伴う行為です。眉毛を染めるということは、何かあっても自己責任で行うということは頭に入れておくようにしましょう。
髪の毛を染めた時に、眉毛も一緒に染めたいと思う人は多いですよね。そこで、眉毛を染める手段として考えられるのが、美容院で一緒に染めてもらうという方法です。
美容院であれば、たくさんのヘアカラー剤やブリーチ剤があります。自分の髪に合った眉毛に染めてもらえるのではないか?と考えますよね。美容院で眉毛カラーはしてもらえるのかどうか、気になるところです。
実は美容院での眉毛カラーは基本的に行っていません。というのも、美容院で眉毛カラーをするということは、実は違法なのです。
美容院のカラー剤やブリーチ剤は、髪の毛に使用するものです。眉毛に使っていいものだとは認められていません。そのため、美容院で眉毛のカラーをするということは、眉毛への使用を認められていないものを使用し、肌が荒れたり目に入ったりした場合は美容院の責任になります。
そのため、美容院で眉毛を染めるということは、美容院にとってもリスクを伴うことになるため、ほとんどの美容院では眉毛のカラーは受け付けていません。
眉毛を染める方法は、実は今のところ、自己責任で市販品を使うという方法しかありません。
では、セルフで眉毛を染める時にはどのような手順で行うとよいのでしょうか。眉毛を染めるやり方についてご紹介します。
眉毛を染める前に、まずは脱色クリームを準備しなくてはいけません。目の回りの皮膚はとても薄く敏感なため、なるべく敏感肌用のものや、顔用のものを使用するようにしましょう。まずは自分の肌に乗せてパッチテストをし、荒れる心配がないかどうか、確認してから使うようにしてください。
眉毛に脱色クリームを乗せる前に、まずは眉と目の周りをしっかりと保護します。保湿剤であれば何でも大丈夫ですが、ワセリンがおすすめです。眉毛と目の周りをなるべく広範囲にワセリンを塗るようにしましょう。
保湿クリームを塗っておくことで、肌荒れのリスクを少なくすることができます。肌が強い人でも、必ず肌を保護してから行うようにしましょう。
眉毛や目の回りを保護したら、実際に眉毛に脱色クリームを乗せていきます。目の中に入ることを防止するために、綿棒を使って塗っていきます。なるべく広範囲にならないように、眉毛のある部分にだけ少しずつ塗っていくようにしましょう。
綿棒に少量のクリームを取って、少しずつ眉毛に塗布していきます。量を多く付けてしまうと、垂れて目に入る危険性があるので、面倒でも少量ずつ乗せていきましょう。この時、根元にしっかりと液が行き渡らないと、ムラになってしまう可能性があるので、根元の部分に行き渡るようにジグザグと左右に揺らしながら塗っていくようにしましょう。
脱色クリームを眉毛に乗せたら、垂れてこないようにカバーを付けます。ラップかコットンを眉毛の大きさより一回り大きめサイズに切り、上から貼り付けていきます。この状態で10分から15分置くようにしましょう。
肌が荒れていないか確認するために、時々カバーを外して肌を確認するようにしましょう。
10分から15分ほど放置したら、まずティッシュで薬剤を拭き取りましょう。そのままの状態で流すと、流した液が目に入ってくる可能性があります。しっかりと拭き取った状態で、洗い流していきます。
まずは洗顔料を使わずに、しっかりと薬剤を洗い流します。この時目の中に入らないように細心の注意を払って行うようにしましょう。
ここからは、市販で眉毛を染めるグッズをご紹介します。
ただし、脱色剤には危険性もあるので、使用前にはパッチテストを行い、注意して行うようにしましょう。
安全性を重視するのであれば、脱色するのではなく眉ティントや眉マスカラを使用することをおすすめします。
ジョレンのクリームブリーチは、クリーム状になっているので液だれの心配が少なくブリーチができます。ただし、傷のある部分や敏感になっている部分は使用できないので注意しましょう。
エピラットも自然なゴールドの眉毛に整えてくれる脱色クリーム。肌の負担を抑えながらナチュラルなブリーチを叶えてくれます。無臭タイプでストレスなく使えるでしょう。
薬剤がチューブになっていて自分で混ぜ合わせて使うタイプのため、少量ずつ使いやすいのも人気の理由です。
まつ毛のマスカラと同じように、眉に使う眉マスカラ。眉マスカラを使うと、手軽に眉毛の色を変えることができます。
眉マスカラのメリットとデメリットは以下の通りです。
■眉マスカラのメリット
・脱色クリームよりも簡単に染められる
・色が合わない場合にすぐやめられる
・肌への負担が少ない
・色のバリエーションが豊富
■眉マスカラのデメリット
・メイクの度に塗る必要がある
・元の眉毛の上から色を乗せるので、金髪などの明るい髪色に合わせて明るくすることはできない
眉マスカラはクレンジングで落ちるので、メイク時間の短縮をしたい場合は脱色がおすすめです。しかし、ちょっと明るい眉色を試してみたい場合や、メイクによって違う色にしたい場合には、眉マスカラがおすすめです。
■眉マスカラの使い方
①眉マスカラの液をティッシュオフする
②毛流れに逆らって塗る
③毛流れに沿って塗る
眉マスカラをそのまま塗ると、肌にまで付いてしまったり、眉毛に付き過ぎてのっぺりした印象になってしまったりします。ティッシュで余分な液を落としましょう。
また、まず毛流れに逆らって塗ることで、塗り残しを作らずに塗れます。毛流れを整えられるよう、毛流れに沿って塗るのは後にしましょう。
続いておすすめの眉マスカラをご紹介します。
全8色で、髪色に合った色を選びやすい眉マスカラ。汗や水だけでなく、皮脂、摩擦に強いマルチプルーフで落ちにくいのが魅力です。
ブラシにも工夫が施されていて地肌に付きにくい形になっているので、眉マスカラ初心者でも簡単に使えます。
MACのアイブロウビッグブーストファイバージェルは、ナチュラルに眉毛の色を変えられる、ジェル状の眉マスカラです。ふんわりと立体的な印象に仕上げるため、マイクロファイバーが配合されています。ウォータープルーフで落ちにくいのも安心ですね。
絶妙な色味で、眉毛に抜け感を出してくれるKATEの3Dアイブロウカラー。プチプラですが、おしゃれ感のでる色合いで人気の眉マスカラです。
先に行くほど細くなったブラシで細部までしっかり塗ることができ、立体感のある眉毛が作れます。
眉毛を染める他の方法には、眉ティントがあります。眉ティントは、眉毛ではなく地肌を染めるアイテム。一度使えば、長時間眉をキープしてくれます。
眉ティントのメリット、デメリットは以下の通りです。
■眉ティントのメリット
・メイク時間を短縮できる
・アイブロウよりも落ちにくい
・自眉の形と違う形にすることができる
■眉ティントのデメリット
・肌が弱い人は、肌トラブルを起こす可能性がある
クレンジングでも落ちないので、お泊りやジムなどで眉毛が無くなるのが恥ずかしい、という場合におすすめです。
しかし、肌に直接塗るものなので、人によっては肌が赤くなったりヒリヒリしたりすることがあります。目立たない場所でパッチテストをしてから使うとよいでしょう。
次に、眉ティントのやり方や注意点を確認しましょう。
■眉ティントのやり方
①顔の油分・水分をしっかりオフする(洗顔後、スキンケアをしない状態)
②アイブロウペンシルで、眉毛の輪郭を下描きする
③眉頭を避けて眉ティントを塗る
④定められた時間が経ったら、乾いた眉ティントをはがす
はみ出してしまった場合は、乾く前にサッとふき取りましょう。乾く前であれば、肌を着色せずに取ることができます。
■眉ティントの注意点
眉ティントをはがすときは、優しくはがすようにしましょう。無理に引っ張ると肌や眉毛を傷めてしまいます。ぬるま湯を使って落とすこともできますよ。
また、塗るときにはしっかり塗ってください。薄く塗るとちゃんと着色できないだけでなく、はがすときにはがれにくくなってしまいます。
眉ティントを塗った後の放置時間を守ることも大切です。規定よりも長く塗っていると、色が濃く出過ぎたり、肌を傷めてしまったりします。
最後におすすめの眉ティントをご紹介します。
眉ティントの定番ブランドとして知られるのがフジコ。約3日消えない眉を描けます。筆先が斜めになっているので、眉尻の細部も塗りやすいですよ。
MAYBELLINEのアイブロウ ブロウインク ジェルティントは、約7日も消えない眉が描ける眉ティント。長期の旅行にもぴったりです。
スキンケア成分が配合されていて、肌に優しいのも魅力です。
本記事では、眉毛を染める方法についてご紹介しました。眉毛を染めることは流行っていますが、危険を伴う行為なので自己責任になります。失明や肌荒れなどのトラブルにならないためにも、細心の注意を払って行うようにしましょう。肌が弱い方や、自分で薬剤を使うことが心配な方は、眉マスカラを使って、簡単に眉毛のカラーの変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。