アウトドアレジャーの川遊びではどんな服装がいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、安全に楽しく遊ぶために気をつける服装のポイントやおしゃれな着こなし方をチェック♡
仲間と川遊びをする大学生や、子供とママ&パパなど、知っておきたい川遊びの服装についてご紹介します。
【目次】
水遊びをしたり魚を獲ったり、自然の中で過ごす川遊びは子供から大人まで楽しめるアウトドアレジャーです。そんな川遊びにはどんな服装がふさわしいのでしょうか。
川遊びのときの服装は、以下のようなポイントに注意しましょう。
・乾きやすい素材
・紫外線や虫刺されを防ぐ半袖や長袖
・脱げにくく滑りにくい靴
分厚い生地のデニムパンツやチノパンなどは水に濡れると乾きにくく重たくなるので避けるのがベター。また、海と違って脱げたら流されていってしまうのでビーチサンダルよりはしっかりかかとのあるウォーターシューズがあればより安心です。
次からは、女性の川遊びのときの服装のポイントについて解説していきます。
川に入らない場合には着心地の良い楽ちんな服装がおすすめです。ワンピースやハットなどさわやかな着こなしは自然の中で映えます。
また、ワンピースやスカートなら、水に足をつけたくなったときにも入りやすいですよ。
ゴツゴツした岩が多い場所だと、すぽっと脱げてしまうようなサンダルだと危ないので、かかとがあるかアンクルストラップでしっかりホールドしてくれるようなものにしておきましょう。
川遊びでは、ちょっと足先だけ……と川に入ったり自分が入らなくても結構水に濡れることが多いです。
吸水速乾の働きのあるタイツやシャツを着ていれば、そんな時にも安心です。いつまでも濡れたままだと体が冷えたりもするので、川遊びの際には吸水速乾性のある服が役立ちます。
また子供と一緒の川遊びの際は、いざという時には川に入ることができる動きやすい服装でいると安心です。
大学生など仲間と川遊びをするという時には、デニムのショートパンツのようなタウンユースもできて川遊びもOKというような服がいいですね。
丈が短ければ川で濡れることも少なく、デニムでも大丈夫!そのまま帰りにショッピングに出かけることもできるデニムショートパンツスタイルは、気軽な川遊びにおすすめです。
次に、川遊びのときの男性の服装のポイントについて解説します。
思いっきり川遊びを楽しむなら、水着+Tシャツのコーディネートがおすすめ。
さらっと白Tシャツを合わせれば、一見タウンユースのカジュアルコーデのような着こなしになるので、行き帰りもそのままでOKです。水着は速乾性が高いので、濡れたあともすぐに快適に過ごせるので川遊びにぴったりです。
ショートパンツとTシャツのカジュアルコーデは大人の川遊びにちょうどいい感じ。
アウトドア向けの服を改めて揃えなくても、バーベキューやちょっとした水遊びなら普段着ているカジュアルなファッションでも対応できます。
次に、キッズの川遊びのときの服装について紹介していきます。
紫外線対策が必要なのは子供も同じ。川の岩でおもわぬ怪我をしてしまわないように、ラッシュガードを準備しておくのがおすすめです。
長袖は嫌がる……というキッズも半袖なら着てくれそうです。
思い切り濡れてもいいように最初からそのつもりの服装で出かければ、川に着いたらすぐに水遊びのスタートです!
川遊びは夏だけではなく、紅葉がキレイな秋も楽しいですね。
秋だと流石に子供でも水にザブン!と入ることはないですが、長靴を履いていけば浅いところを歩くくらいはできます。
足首くらいまでの浅いところでパシャパシャ……くらいでは物足りない!がっつり川に入って泳ぎたいという人はやはり水着を用意したいですね。
■川遊びの水着のポイント
砂利や岩で怪我をするかもしれないので、ラッシュガードや水の中でも使えるレギンスなどを使って肌を守るようなコーディネートがおすすめです。
怪我だけでなく、川には虫も多いです。特に水の中で立っている時に露出する腕など上半身は虫に刺されやすいので要注意です。
■川から上がった後、冷えた体を保温する衣類が必要
川から出ると体は急激に冷えてしまいます。そのため、大きめなタオルや羽織りものなどを用意しておくと安心です。
一見流れが穏やかで浅い川でも、急に流れが早いところがあったり深い部分があったりします。特に子供だと、楽しくなってぐんぐん遠くまで歩いて行ってしまうことがあるので注意が必要です。
大人がしっかりと見守っておくのはもちろんですが、事前にライフジャケットを着用しておくことで、万が一の時に命を守ってくれます。
自然の中での遊びは何があるかわからないので、浅い川で遊ぶという時にもライフジャケットを用意しておくことがおすすめです。
■川遊びにベストなのはウォーターシューズ
水陸両用で使えるウォーターシューズ。アクアシューズやマリンシューズとも呼ばれます。足全体を覆ってくれるので、石でゴツゴツした川底や岩場などでも足を傷つける心配なく歩けます。
また、速乾性があり水はけの良い素材で作られているため、川に入って濡れたまま履き続けていても不快になりません。川や海などの水辺でのアウトドアを楽しむことが多い場合は、一足あると便利ですよ。
スポーツサンダルも、しっかり足を固定してくれるストラップが付いたもので、ソールも滑りにくいものであれば川遊びにも使えます。細かい砂利が入った場合も取りやすく、濡れても不快感が少ないので、そのまま履いて帰ることもできます。
初めての川遊びなら、履きなれたスニーカーでもよいでしょう。川の中に入っても脱げにくく、安全です。ただし、靴紐はしっかりと結び、川底の木の枝などに引っかかってほどけないように靴の内側に入れ込むようにしましょう。
ウォーターシューズやスポーツサンダルと異なり濡れたままだと不快に感じるので、川遊び後に履き替えられるものをもう一足用意しておくといいですね。
■川遊びにビーチサンダルはNG
かかとが無く脱げやすいビーチサンダルは、川に入って遊ぶのには不向きです。脱げると流されてしまう上、足が露出しているので岩肌や流木で怪我をする可能性もあります。
クロックスもかかとの留め具は付いているものの、しっかり固定してくれるわけではないので、川遊びには適しません。
また、ヒールが高いサンダルが危険なのはもちろん、バレエシューズのようなフラットシューズであっても、水流があると脱げやすいので避けましょう。
次に、川遊びのときには適さない服装についても紹介しておきます。
■肌の露出が多い服
川遊びでは、紫外線対策や虫刺され対策が必要です。露出が多いとその分日に焼けやすく、虫にも刺されやすくなるので、避けましょう。
■乾きにくい服
自分は川に入るつもりはなくても、他の人が遊ぶ水しぶきで自分の服も濡れてしまうことがあります。厚手で乾きにくいものではなく、ポリエステルやナイロン、ポリウレタンなど速乾性のある素材を選びましょう。
コットンは吸水性が高く汗はよく吸ってくれますが、乾きにくい特徴があるので、川遊びには向いていません。
最後に、川遊びのときに準備しておきたい持ち物について確認していきましょう。
■虫対策グッズ
川辺には蚊の他、アブやブヨ、蜂など刺された後に辛い虫がいます。虫よけスプレーで虫刺されを防止しましょう。ウォータープルーフのものや、水に強いものがおすすめです。お子さんの場合は、ガスで噴射するタイプよりもローションやミストなどのタイプの方が、一人で扱いやすいですよ。
また、刺されてしまった後のために虫刺されの薬も持っていくようにしましょう。
■救急セット
川の周辺にはドラッグストアや医療機関は無いことが多いもの。思わぬ怪我をしてしまったときのために、消毒薬や絆創膏は用意しておきましょう。
その他、とげを抜くためのピンセットや、広い範囲を擦りむいたときのために滅菌ガーゼと医療用テープ、毒虫に刺されたときのためのポイズンリムーバーがあると安心です。
■紫外線・熱中症対策グッズ
川辺には日差しを遮るものが無いことも多いので、日除けのために帽子は必ずかぶりましょう。熱中症を予防するためにも日焼けを防ぐためにも必要です。
また、日焼け止めはウォータープルーフタイプであっても数時間ごとに塗り直す必要があります。家で出かけるときに塗るだけでなく、川で遊んでいる途中にも塗り直しができるように持っていきましょう。
熱中症対策のため、水分や塩分を補給できるものも忘れずに用意しましょう。
川遊びを安全に楽しむためには服装がとても重要です。がっつり川に入って遊ぶ時、河原でバーベキューをする時、子供も一緒に川遊びする時など、シーンに合わせた服装で、川遊びを満喫しましょう!