BBクリームの正しい塗り方を知っていますか?BBクリームは、塗り方によって仕上がりに違いが出てきます。ブラシやスポンジの使い方次第でも、また違った仕上がりを楽しむことができますよ。BBクリームの塗り方についてご紹介します。
BBクリームとは、1本で日焼け止めからファンデーションまで仕上がるというアイテムです。ファンデーションとしての役割も担っているので、基本的にカバー力が高いです。テクスチャーとしては、リキッドファンデーションに比べると硬めのものが多いです。
BBクリームを使うメリットは、時間が短縮できるということです。BBクリームを使うことで、日焼け止めや化粧下地、ファンデーションというようなステップを踏まなくても済むようになります。時間がない人にとってはとてもおすすめのアイテムです。
さらにBBクリームはほどよいカバー力を持ち合わせています。これ1本でベースメイクを仕上げることができるので、時短メイクにもぴったりです。
BBクリームの実際の塗り方について、順番にご紹介します。
■スキンケアまで終わらせておく
BBクリームの前にスキンケアまで終わらせておくようにしましょう。BBクリームはこれ1本で日焼け止めや化粧下地の役割も担っているので、スキンケアまで終わらせた状態にしましょう。
■BBクリームを乗せていく
BBクリームを手に出します。この時の量はパール大が基本になります。商品によって伸びやテクスチャーの違いがあるので、足りない分は調整してください。BBクリームはおでこ、両頬、鼻、あごに5点置きます。
■BBクリームを伸ばす
BBクリームを肌の内側から外側に向かって伸ばしていきます。外側に向かうにつれて薄くなっていくように、調整しながら伸ばしていきましょう。首の色と違和感が出ないように、首と顔の境目まで伸ばすようにすることをおすすめします。
鼻周りや目元など、キワの部分にもしっかりと行き渡るように、丁寧に塗っていくようにしましょう。
■余分なBBクリームをスポンジで取る
BBクリームを全体的に伸ばしたら、余分なBBクリームをスポンジでオフしていきます。量が多くのっていると、化粧崩れの原因になるので、全体的に塗布したら、必ずスポンジでオフするようにしましょう。
■フェイスパウダーを乗せる
全体にフェイスパウダーをのせていきます。BBクリームは油分が多いので化粧崩れに繋がってしまう可能性があります。崩れやすい鼻周りやTゾーン、フェイスラインを中心にフェイスパウダーをのせて、乾燥や小ジワが目立ちやすい部分には少しだけのせるようにしましょう。
BBクリームを伸ばしていく段階で、使用できるメイクツールがたくさんあります。それぞれに特徴があるので、1つ1つご紹介していきます。
■指
指で伸ばす方法は、最も手軽にできる手段です。顔に5点置きしたBBクリームを、指で内側から外側に伸ばしていくだけで完成します。手軽にできてお金もかからないというメリットがあります。しかし、他のツールに比べるとムラになりやすいというデメリットがあります。
■ブラシ
BBクリームをブラシで塗る方法は、肌にツヤ感を与えることができます。ブラシを使って伸ばしていくと、ムラになりにくいというメリットがあります。さらに細かい部分もしっかりと塗りこむことができます。
■スポンジ
スポンジでBBクリームを塗る方法では、ナチュラルに仕上げることができます。スポンジを使うことで、余分なBBクリームを取りながら必要な分のBBクリームを肌と密着させることができます。
BBクリームの厚さを調整しやすいので、立体感を出しやすいというメリットもあります。
BBクリームは、これ1本でベースメイクを仕上げることができる画期的なアイテムです。しかし、BBクリームだけでは物足りない方や、仕上がりに不満があるという人もいるはずです。そういった場合、ファンデーションと組み合わせても大丈夫かどうか、気になりますよね。
BBクリームの上にファンデーションをのせる方法は、アリです。BBクリームを化粧下地として使い、その上からファンデーションをのせていく塗り方です。
自分の好みの仕上がりになるのであれば、BBクリームをファンデーションと組み合わせてもOKです。ただし、BBクリームをベースに使うことで、どうしても厚塗り感が出てしまいます。
BBクリームだけでも十分カバー力があるので、カバー力が欲しいという場合はコンシーラーなどを使用する方がナチュラルに仕上がります。
BBクリームでは厚塗り感が出るという場合は、カラーコントロール効果のあるCCクリームを使用することをおすすめします。
BBクリームの塗り方についてご紹介しました。BBクリームはツールによって違いが出てくることもあります。BBクリームはベースメイクを仕上げることができる時短アイテムなので、ぜひ正しい塗り方をマスターして、メイクのお供に使ってみてくださいね。