初めてスノボに行く時には、行き帰りの服装や、ウェアの下に何を着たらいいのかなど、服装について迷う方も多いのではないでしょうか。
スノボを楽しむためには、ウェアの下に着ておく服装がポイントです。
本記事では、スノボに行くときの服装について徹底解説!服装選びのポイントやNGポイントについても詳しく解説していきます。
【目次】
人気ウィンタースポーツのスノボをするときに、「ウェアは用意したけれどスキー場には何を着て行けばいい?」「ウェアの下には何を着るのがいい?」と迷ってしまいますよね。
スノボのときの服装は、
・防寒性が高い
・可動性が高い(動きやすい)
・着替えやすい
の3つのポイントを押さえることが重要です。
また、スノボに行くまでの服装は普段のカジュアルなものでOKです。とはいえ、雪山に行くので気をつけたいポイントもあります。
■スノボに行く時に着るNG服
・生足を出したミニスカートやショートパンツ
・汚したくないお気に入りの服
・歩き慣れていない靴やヒールが高い靴
基本的には動きやすく暖かい服装がベストです。また、スキー場へ着いてから着替えるのが楽なようにシンプルな服装を選ぶのがいいですね。
足元は雪が溶けてドロドロになっている場所もあるので、滑りにくく汚れてもいい靴を選ぶのがおすすめです。
スノボに行く時に、大型バスで行くのか、それとも自家用車で行くのかでも服装に迷ってしまいますね。
もし始発のバスで、スキー場に着いたらすぐにゲレンデに出たい!ということであればウェアを着た状態でバスに乗り込んでもOKです。
車で運転をする場合には動きやすさを重視して、ジャージやスウェットなど気軽な服装がおすすめです。
雪山ビギナーだと、スノボウェアの下に着るものにも悩みますよね。
スノボをする時は、いくら雪が積もっている場所だとは言っても防寒ばかり意識すると、動きにくくなったり、動いて暑くなって汗をかきやすくなってしまいます。
ウェアの中でたくさん汗をかくと、それが冷えて今度は寒くなったり風邪をひいたりしてしまうことに……。スノボをして体を動かすとすぐに暖かくなるので、思ったよりも薄着で問題ありません。
スノボウェアの下に着る服装は「動きやすさ重視」かつ「薄手の服」がポイントです。
トップスとボトムスそれぞれ、肌の上に着るファーストレイヤーと、その上から重ねるセカンドレイヤーのものを作り、薄手のものを2種類重ねて動きやすくて温度調節のできる服装にするのがベストです。
では具体的にどのような服を着たらいいのか、具体的な服装をチェックしていきましょう。
まずは、スノボウェアの下に着るおすすめの服装からご紹介します。
ミズノのブレスサーモは、人体から発生する水分を吸収して発熱効果をもたらすという、新しい保温メカニズムを実現したインナー。薄手ですがしっかりとあたたかさを叶えてくれるので、かさばらずにスノボウェアを着こなせるでしょう。
スポーツブランドのトップスのため、スノボをするときにもおすすめです。
FILA(フィラ)のコンプレッションウェアも、スノボ用のインナーとして活躍してくれます。伸縮性・着圧があり体にフィットするシルエットが特徴。
ゲレンデは紫外線が雪に反射して意外と日焼けするもの。日焼け止めだけでなくUVカット機能がついた服を着ておくとより万全に対策できます。
FILAのコンプレッションウェアは、UVカット機能付きでスノボ中の日焼けを防止でき、かつ吸水速乾なので、スノボ中に汗をかいてもすぐに乾いて快適に過ごせることがポイントです。
TESLA(テスラ)のスポーツインナーもスノボウェアの下に着用するのにおすすめです。
吸汗速乾性が抜群かつ、UVカット・防臭・吸汗機能も備えられているので、スポーツをするときにぴったりのアイテムといえるでしょう。
続いて、スノボウェアの下に着るおすすめのボトムスをご紹介します。
先ほどトップスで紹介したミズノのブレスサーモからボトムスも展開されています。人体から発生する水分を吸収して発熱するので、スノボ中の寒さから体を守ってくれるでしょう。スポーツメーカーが手がけているのでスノボをはじめとしたスポーツシーンに適しています。
ノースピークのインナータイツも、汗を吸収してすぐに乾く素材のアイテム。スノボ中の体の快適さを維持してくれます。体にフィットするシルエットなので、重ね着の邪魔になりにくいところも魅力のひとつです。
ニューバランスのロングタイツは、ランニングなどにも使えるように作られているので、吸汗性に優れており、スポーツのときにぴったり。体にフィットするストレッチ素材なので、よく動くスノボのときに取り入れても使いやすさを感じられるでしょう。
続いて、スノボの行き帰りのときにおすすめのコーディネートをご紹介します。
スキー場には車やバスで行くことが多いもの。長時間乗っていても疲れてしまわないように、リラックスできる服装がおすすめです。特に夜行バスで行くときは、寝やすいように締め付け感のないアイテムを選びましょう。
トレンドとなっているニットパンツは柔らかな履き心地で暖かいので、スキー場へ行くときにもぴったり。最旬スタイルでスキー場へ出かけられます。
ゆったりと着られて楽チンなスウェットワンピース。脱ぎ着がしやすいので、スキー場についてからウェアに着替えるときにも便利です。
雪山は寒いので、レギンスをレイヤードして寒さ対策をしつつ今っぽいコーデに。
アウターを選ぶ場合は、雪が付いて濡れても大丈夫なものを選びましょう。ウールやレザー、ムートンといった水に強くない素材や、白などの薄いカラーは避けるとよいですね。撥水加工のしてあるコートや防水スプレーをしたダウンなどがおすすめです。
雪道を歩いても安全なように、靴は歩きやすいものがマスト。ソールの溝が深めで滑りにくいスニーカーを選びましょう。
また、水に弱い革靴もNG。スニーカーのカラーも、泥で汚れてもいいように白などの薄いカラーは避けるとよいでしょう。
カジュアル感やスポーティー感が今の気分にマッチして、タウンユースが人気となっているスノーブーツ。防水性が高く、保温剤が入っていたり滑りにくい工夫がされていたり、と雪道を歩くのには最適です。今っぽい足元を作りつつ、防寒や転倒防止の対策もばっちりできます。
スノボに行く時、荷物が増えて結局必要なものを忘れてしまった!ということがないように、以下の服装や持ち物で忘れてはいけないものをリストをチェックしてください。
■必要な衣類
・スノボウェア、ゴーグル、ブーツ(レンタルでもOK)
・帽子
・機能性インナー
・パーカー
・ネックウォーマー
・靴下
・着替え
体を動かして汗をかいたり、天候によって寒くなったりするので、替えのインナーや靴下などを持って行くと快適にスノボを楽しむことができます。
■必要な持ち物
・リーシュコード
・リフト券いれ
・小銭入れ
・日焼け止め
スノーボードと足をつなげるリーシュコードは、スノボが勝手に流れていって他のお客さんにぶつかったりしないようにするために必要です。
スノボではあまり荷物を増やしたくないですが、モタモタすると気後れしてしまうため、リフト券や小銭をスマートに出し入れできるように準備しておくといいですね。
スノボに行くなら、服装だけでなくゲレンデのマナーについても押さえておきましょう。マナーを守ることで、他の人との接触を避けて安全に滑ることができます。
ボードが勝手に滑っていってしまわないようにするために必須のリーシュコード。もし滑って行ったボードが人に当たると、大けがをさせてしまう可能性があります。コース上で外すのは絶対にやめましょう。
休憩や食事などでスノボを足から離す場合は、バインディングを外して手でしっかりボードを持ってから外すようにします。
ボードには金属のエッジが付いています。そのため、他のボードやスキー板をうっかりボードで踏んでしまうと、傷を付けてしまうことがあります。踏まないようにするため、コースの下の方で移動をするときは周囲に人がいないかを確認し、人で混み合っているときは注意しましょう。
初心者なら、コースの途中で転んでしまうこともあるでしょう。そのときはできるだけ早く立ち上がって、座り込まないようにしてください。コースの上から滑ってくる人にとって邪魔になってしまうためです。コースの途中で休憩を取りたい場合は、コースの端に移動するようにしましょう。
また、その場合も木の陰など上から滑ってきた人にとって死角になる場所に座るのは避けます。コース上を滑らず歩いて移動する場合も、コースの端を歩くようにします。
リフトの降り場では、自分が降りた後に次々に人が降りてきます。降りるのに失敗して転んだ場合でも、その場に留まってしまうと次のリフトの人と接触してしまい危険です。
リフトを降りたらすぐに横によけるか、前に進むようにしましょう。ただし、転んでしまってどちらもできない場合に頭を上げていると、次のリフトで頭を打ってしまいます。大けがの恐れもあるので注意してください。移動がすぐにできない場合は係員がリフトを緊急停止してくれますので、頭は下げたままにしましょう。
スノボの服装は比較的自由なので、手持ちの服を活用したりお手頃価格のプチプラブランドの服を合わせたりしてコーディネートすることができます。
ウェアの下に着る服を新調するなら、スポーツブランドで速乾性とCVカット効果があるものがおすすめです。機能性を重視して、スノボを楽しく満喫できる服装で出かけましょう。