さまざまなダイエット方法が流行る中、コーンスープでダイエットをする方も多くいるようです。そのときに気になるのはカロリーややり方ですよね。低カロリーのイメージがあるコーンスープですが、ダイエットにいいのでしょうか。
【目次】
コーンの甘さが美味しいコーンスープは、子供も大人も大好きなスープの一つですよね。特に寒い季節は、コーンスープで温まる方も多いのではないでしょうか。最近は冷たいコーンスープも人気で、季節問わず飲むことができます。
最近ではインスタントで簡単に飲めるコーンスープも増え、手軽に飲めるようになりました。スープ=低カロリーのイメージですが、コーンスープの場合はダイエットにどのようにいいのか気になるところです。
次に、コーンスープがダイエットにいいとされている理由やカロリーを紹介します。
コーンスープがダイエットで取り入れられているのは、下記の3つが関係しているようです。
■カリウムが豊富に含まれている
コーンスープに含まれるカリウムには高い利尿作用と塩分の排泄作用がある栄養素で、むくみを解消する働きがあります。
また、脂肪も尿で排泄されることがあるため、ダイエットやむくみやすい女性にとって嬉しい効果だと言えそうです。
■食物繊維を摂ることができる
コーンスープに含まれる食物繊維には、排便を促して腸内環境を整える働きがあります。そしてよく噛むことで腸の中で膨れるため、食べ過ぎを防止してくれますよ。
■腹持ちがいい
後ほどお話しますが、実はコーンスープのカロリーは高めです。しかし、脂質が多く腹持ちが良いため、余計な食べ過ぎを防ぐことが期待できます。
コーンスープにはダイエット効果だけでなく、美肌効果もあるようです。それは、抗酸化作用に優れたビタミンEが関係しており、肌の老化を防ぐ働きをしてくれるので、エイジングケアにつながる効果が期待できます。
コーンスープは自分でイチから作る場合もありますが、インスタントやレトルトタイプで粉末タイプになっているものや牛乳のように液体で入っているものもありますよね。
作り方やそのメーカーによっても異なりますが、それぞれのカロリーはどのくらいになるのでしょうか。
■粉末タイプのコーンスープ
1袋16.5gの場合、カロリーは約66kcal
■液体タイプのコーンスープ
1人分150~250gの場合、カロリーは約172kcal
■手作りコーンスープ
1人分100gの場合、カロリーは約43kcal
数字だけ見ると液体のコーンスープは避けた方がいいイメージが強いかもしれませんが、ダイエットで飲むなら粉末よりも液体のコーンスープがおすすめです。
液状の主成分は脂質になっており、ビタミンB2、カルシウムも豊富に含まれています。脂質はダイエットにおすすめとは言えないものの、コーンの成分が多いので、他の栄養も摂ることができるのです。ビタミンB群には脂質の分解や代謝をサポートしたり、新陳代謝を促進させたりする作用があります。
粉末の主成分は塩分になり、人工甘味料や食品添加物が使われている場合が多いです。人工甘味料には血糖値を上げる作用、食品添加物には痩せにくい体を作る作用があると言われているので、気を付けたいですね。
ダイエットでコーンスープを取り入れていくなら、コーン本来の甘さが楽しめる手作りコーンスープ、もしくは液体のコーンスープにすることがおすすめです。
何を入れて作っているか明確にわかる手作りコーンスープが一番ですが、忙しくて作っている時間がないときは、液体のコーンスープを活用するといいでしょう。
そして、温かいコーンスープにすることがおすすめです。冷えたコーンスープも美味しいですが、それだと体を冷やしてしまい、ダイエットや美容に良くありません。できるだけ温かいコーンスープを朝食に一杯だけ飲むようにするといいですよ。
そのときは、他の野菜なども一緒に食べるようにして、栄養バランスが偏らないようにしてください。
1日1杯、2~3日おきに1杯程度の感覚で大丈夫ですが、手作りコーンスープなら夕食が遅くなったときや夜食として飲むのもいいでしょう。
忙しくてコーンスープを作る時間がない場合や、手軽にコーンスープを取り入れたい場合は、市販のコーンスープを取り入れるのがおすすめです。続いて、おすすめのコーンスープをご紹介します。
普段の食事に置き換えることで糖質とカロリーをコントロールできるスリムアップスリムのコーンスープ。量を調節できるので、食べたい量に合わせて作ることが可能です。味は濃厚でクリーミー。とうもろこしの甘みを感じられるコーンスープです。
乳酸菌・ミネラル・ビタミンが配合されており、きれいになりたい人にもおすすめの商品です。
糖質コントロールができるからだシフトのコーンポタージュ。コーンの風味と濃厚さにこだわられているので、満足感がありつつダイエットを続けられます。つぶコーンが入っているところもおすすめポイントです。
クノールのポタージュで食べる豆と野菜 北海道コーン 豆乳仕立ては、カラダ作りに大切な豆と野菜をポタージュでしっかりと摂取できるスープ。具沢山なので満足感があります。豆乳仕上げでまろやかな味わいが特徴です。
7品目とれるのに100キロカロリーと低カロリーなのがダイエット中にも嬉しいですね。
ダイエットをする時には、ただ食事の量を減らすだけではNG。しっかりとタンパク質を摂取する必要があります。
クノールのたんぱく質がしっかり摂れるスープ コーンクリームはカラダ作りに大切なタンパク質を手軽に取れることが魅力です。甘すぎず、美味しいので食べ続けやすいでしょう。
だしまで野菜のおいしいスープは、カゴメがこだわって作り上げた野菜だしを使い、余計な塩分や糖分を加えず、野菜本来のおいしさを最大限に引き出していることが特徴。
コーンピューレをふんだんに使用してとうもろこしの味わいを出しつつ、野菜だし、はちみつ、豆乳クリームの使用量を調整し絶妙なバランスを実現しています。
CMでもおなじみのクノールのカップスープ。そのままかじっても甘い、スーパースイートコーンを100%使用しているため、甘さを感じる美味しさのコーンスープです。
スープに最適な品質の野菜やミルクなどをふんだんに使った、なめらかでコクのあるコーンスープなので、忙しい朝にも取り入れやすいでしょう。
より簡単に一人分を作りたいという方は、クノール カップスープ コーンクリームのスティックタイプがおすすめ。甘さのピークで収穫し、24時間以内にパウダー化していることが魅力です。収納しやすくカップに入れやすいので、持ち運びにもぴったりです。
ポッカサッポロの業務用コーンスープは、1食分ずつ使いやすいスティックタイプです。こちらのコーンスープもスーパースイートコーンを使用しているので、濃い甘みと深い味わいを楽しむことができます。
ハインツの粒コーンのクリームポタージュは、甘みの強いスーパースイートコーン本来の風味と、生クリーム、発酵バターのまろやかなコクが味わえます。食感のよい粒コーンが入っているため、食べ応えのあるコーンスープに仕上がっています。
飽き対策を考えたいという方には、DHC プロティンダイエット スープパスタがおすすめ。スープパスタで満足感があり、コーンスープ以外にクラムチャウダーや野菜カレーなどの味も一緒に入っています。味を変えながらコーンスープを使ったダイエットを長く続けたいという方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
ダイエット中にコーンスープを取り入れるときの注意点として覚えておきたいのは、やはりインスタントのコーンスープについてです。低カロリーなものもありますが、飲んだときに甘く感じることってありますよね。
低カロリーなのに甘いのは、人工甘味料などが使われているからです。人工甘味料には血糖値を上げたり、体を冷やしたりするだけでなく、中毒性があることから食べ続けてしまうこともあるので、注意しましょう。
また、コーンスープだけで痩せようとするのも禁物です。1日一杯までにして、他の栄養もしっかり補ったり、運動をしたりして健康的なダイエットを目指してくださいね。
コーンスープのカロリーや効果についてご紹介しました。手作りコーンスープならインスタントコーンスープよりもヘルシーでコーンそのものの栄養をしっかり摂ることができます。温かいコーンスープで温活をしながら、ダイエットに役立ててみてください。