生きている中で、何度か和装を着る機会に恵まれることってありますよね。しかし、自分でメイクをするとなると、どうやって化粧をしたら良いのかなかなか難しいものです。和装メイクのポイントや年代別のコツ、おすすめのメイク方法についてご紹介します。
和装に合わせるメイクのポイントについていくつか紹介します。
■メイクはしっかり派手めにする
和装に合わせるメイクは、濃いめが一般的です。和装の場合、メイクをしてから着替えることになるので、色味の調整をするのがなかなか難しいですが、普段のメイクよりはかなり濃く仕上げる必要があります。
特にリップやチークはしっかり発色するものを選び、着物に負けないようなメイクに仕上げるように心がけましょう。
■着る着物の色に合わせる
和装のメイクは、着る着物のカラーを意識してメイクをする必要があります。結婚式のような場面では、白無垢のような真っ白な衣装を着ることもありますが、色打掛や振袖のような、色が豊富なものを着る場合は、着物の雰囲気や色味に合わせたメイクをするのがおすすめです。
和装メイクをする時の、年代別の注意点についてご紹介します。
■20代
20代の和装メイクは、華やかで若々しさの溢れるメイクに仕上げましょう。20代できる着物といえば、彩り豊かな振袖や結婚式での白無垢、色打掛、訪問着などです。20代はかわいらしい印象を前面に出して、フレッシュな印象に仕上げましょう。
着物の色味に合わせて、色味のあるメイクがおすすめです。地味な印象にならないように、気をつけてメイクをしましょう。
■30代
30代になってくると、だんだん落ち着いた印象のメイクが好まれるようになります。選ぶ和装の色味もそこまで派手なものではなく、大人っぽさのあるものを好むでしょう。だからこそ、メイクにもそこまで派手な色味は入れず、着物の色と合わせて、統一感のあるカラーを使ってメイクをしましょう。
■40代以降
40代以降の和装メイクでは、シックな印象に仕上げるのがおすすめです。だからといって、メイクが薄すぎると顔が負けてしまいます。特に血色感をしっかり入れないと、老けた印象になってしまうので、チークとリップはしっかり色味が出るものを使ってメイクをするようにしましょう。
まずは和装メイクのベースメイクについてご紹介します。
■和装にはマットが似合う
和装に合わせるメイクは、基本的にマットな質感のものが似合います。ツヤっぽい仕上がりのものは、若々しい印象にはなりますが、ツヤが強すぎるのはあまり向いていません。ベースメイクの質感をマットにして、ハイライトでツヤを足していくようなメイク方法がおすすめです。
■気になる部分をしっかり隠す
和装に合わせるメイクは、基本的に濃いメイクの方がバランスがいいので、隠したい部分はしっかりカバーしていくようにしましょう。コンシーラーを使って、シミやクマなど気になる色ムラをカバーしていくと、肌がきれいに見えますよ。
■眉毛はしっかりめに描く
和装メイクでの眉毛は、濃くはっきりさせるのがおすすめです。ふんわりとした眉よりは、芯のある印象に見えるようなメイクをしていきましょう。ペンシルで眉毛の形を描いてからパウダーでぼかし、明るすぎない眉マスカラを使って眉毛の色味を統一していきましょう。
和装に合わせるメイクのポイントメイクについてご紹介します。
■アイシャドウは年代に合わせて
アイシャドウの色味は、自分の年代に合わせて選びましょう。20代であればある程度カラフルなカラーを使っても十分かわいく仕上がります。30代は大人っぽさの中にもかわいらしさのあるカラー、40代以降は派手すぎずくすみが目立たないカラーを使いましょう。
■アイラインとマスカラはしっかり
和装に合わせるメイクでは、アイラインとマスカラはしっかり重ねるようにしましょう。目元の印象をはっきりさせるためには、アイラインもマスカラも濃いめがおすすめです。どうしても目力が出ない時は、つけまつげをつけてボリュームアップさせましょう。
■リップとチークは同じような色味を
リップとチークは統一感のある色味を使うようにしましょう。ピンクや赤、オレンジなどいろいろなカラーがありますが、和装にもっとも似合うカラーは、やはり赤です。着物の華やかさが映えて、顔全体が明るく見えます。
赤のリップに合わせるチークは、濃いめのピンクかクリアな赤がおすすめです。リップの色味に負けないような色味のものを使うようにしましょう。
和装に合わせるメイクについてご紹介しました。和装を着る機会というのは、人生の中でも数える程度しかない人がほとんどだと思います。だからこそ、とっておきのメイクを合わせたいですよね。日本人らしい美しいメイクに仕上げるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。