焚き火はアウトドアの楽しみの一つ。安全に焚き火を楽しみたいなら、服装選びに注意する必要があります。ここでは、焚き火の服装の注意点と焚き火におすすめのレディースコーデをご紹介します。
【目次】
キャンプやアウトドアの定番アクティビティの一つが焚き火。みんなでワイワイと焚き火を囲むと楽しいですが、服装選びを間違えると、大切な服に穴が空いたり、やけどを負ったりすることがあります。まずは、焚き火の服装選びの注意点をチェックしていきましょう。
■化学繊維の服はNG
ナイロンやポリエステルなどの化学繊維でできた服は火の粉が飛ぶと、溶けて穴が開きます。最悪の場合は、酷いやけどを負うこともあるため、焚き火の予定がある時はできるだけ化学繊維の服を避けましょう。
アウトドアの定番のマウンテンパーカーやフリースジャケットは化学繊維でできているものが多いので注意が必要です。
■火に強い素材は?
コットンやリネン、ウールなどの天然素材の服は火に強いです。火の粉が飛んでも払えば落ちるため、焚き火に適しているでしょう。カジュアルコーデやスポーツミックスコーデの定番のスウェットやデニムはコットンが多く含まれているので、焚き火におすすめです。
■本格的にアウトドアをするなら焚き火ウェア
アウトドアで本格的に焚き火を楽しむなら燃えにくい焚き火ウェアや焚き火ポンチョを使うのも良いでしょう。焚き火ウェアや焚き火ポンチョは厚手のコットン生地を使って手作りしてもOKです。
アイロンで接着できるバイアステープなどを使うと、簡単な作り方で本格的な焚き火に対応できるポンチョなどが完成します。
春はコットン素材のボーダー柄Tシャツとパンツでさわやかな服装に。ベルトをコーデのワンポイントにすると、シンプルながらも旬のスタイリングが完成します。夜に焚き火をする場合は、スウェットパーカーなどの羽織りものを準備するのがおすすめです。
夏にキャンプやアウトドアを楽しむなら、コットン素材のベーシックなTシャツと赤のロングスカートで明るいコーデを作りましょう。コットンは通気性が良いので、汗をかいても蒸れにくいです。
焚き火をしたり、虫の多い山で遊んだりする時は、さっと重ね着できる長袖を用意してください。
日中は暖かくても夜になると一気に気温が下がる秋は焚き火が大人気。秋に焚き火をするなら、グリーンのオーバーサイズスウェットと黒のスキニーデニムを組み合わせると、燃えにくく、季節感もある服装が完成します。
オーバーサイズトップスとタイトなボトムスのコーデはバランスが良いので、着痩せ効果も期待できるでしょう。
寒い冬は焚き火を囲んでゆっくりと過ごしましょう。燃えにくいウールのコートを着ると、火の粉が飛んで大切な服が傷んだり、やけどを負ったりする心配がありません。
燃えやすい化学繊維の服をインナーに着る場合は、コートの袖部分などからインナーが出ないように注意してください。
パープルスウェット×黒のコットンスカートのコーデはかっこいい印象。どちらも火で溶けにくい素材なので、焚き火にもぴったりな服装です。足元はスニーカーを履くと、スポーティーで動きやすいコーデに仕上がります。
きれいめな服装で焚き火をしたいならコットンシャツとコットン素材のチノパンを使ったスタイリングがおすすめ。コットンシャツやチノパンは着心地が良く、疲れにくいので、長時間のアウトドアにも適しています。
バングルなどの小物を上手に取り入れれば、コーデを格上げできるでしょう。
デニムも火に強い焚き火に適した素材。デニムジャケットと黒スキニーのコーデはモードライクで洗練されたイメージです。焚き火をする時は、インナーが火の粉で燃えないようにデニムジャケットのフロントボタンを留めておくと安心でしょう。
リネンジャケットとコットンワンピースの組み合わせはナチュラル。リネンもコットンも火に強いので、火の粉を気にせず焚き火を楽しめます。グリーンやオフホワイトなどの色を使うと、自然を感じる服装になります。
黒のウールワンピースを主役にした服装はラフな印象。家族や仲良しの友達とリラックスして焚き火をしたい時に良いでしょう。足元は黒のショートブーツを合わせると、クールなコーデが完成します。
火の粉や虫が気になるなら、コットンレギンスやスキニーデニムをレイヤードしてください。
焚き火はアウトドアで人気のアクティビティ。安全に焚き火を楽しみたいなら、コットンやリネン、ウールなどの燃えにくい素材が使われた服装を選びましょう。