「ダイエットは長期戦」とはわかっていても、やっぱり短期間で痩せたいときもありますよね。 そこで今回は、短期ダイエットを成功させる秘訣ややり方、注意点をご紹介します。ぜひダイエットに役立ててみてください。
【目次】
「ダイエットは長期戦」「無理なダイエットではリバウンドする」など、言われていますが、「この日までに何とかしてでも痩せたい!」というときもありますよね。
ダイエットの成功は、体重が落ちてからではなく、半年や1年以上キープできてからが本当の成功になると言われているので、短期間で痩せてキープできれば一番嬉しいことはないですよね。
短期ダイエットと聞くと、無理な食事や無理な運動が真っ先に思いつく方もいるかと思いますが、今回ご紹介するのは短期間でも無理なく継続でき、痩せる方法です。
ダイエットの基本となる「食事」「運動」「睡眠」を見直せば、短期ダイエットも無理ではないので、ぜひ参考にしてみてください。
短期ダイエットは可能であるものの、1つ頭に入れておいてほしいことがあります。それは、1ヶ月で落とすのは体重の5%にすること。
急激に体重を落としてしまうと、脳は「自分が餓死状態である」という勘違いをしてしまい、摂取したものを身体に蓄えようとするからです。
そのため、痩せた後に気が緩んで食べてしまうとリバウンドする原因になってしまうと言われています。
また、急激な減量は体調不良に繋がる可能性もあるので、減量のしすぎにも注意しましょう。
体重が3kg減るだけでも見た目は変わってくるので、無理しすぎないようにしてくださいね。
短期ダイエットでは、食事制限が一番効果的だと言われています。しかし、何も食べたり飲んだりしないのは、健康に良くありませんよね。
ダイエットで意識してほしいのは、次の通りです。
■食事制限のポイント
・1日3食食べるものの、腹7分目にする
・夕食は18時前に済ませる
・スープやサラダを先に食べる
・白米を玄米やこんにゃく米に変える
・生姜をたっぷり入れた燃焼系スープを食事の最初に食べたり置き換えにする
・糖質制限を徹底する
これならまだ続けられそうな気はしませんか?
外食はなるべく控え、間食もサラダチキン1個にするなどして、甘い物やお菓子はやめましょう。
また、水分補給はとても大切です。
血液の循環を整え、デトックス効果も期待できるので、水やノンカフェインのお茶を1日1.5~2リットル飲むことを心がけてみてください。
一気に飲むとむくんでしまうので、1時間にコップ1杯を目安にするといいでしょう。
積極的に体を動かすことも短期ダイエットに欠かせません。まずは日常生活で取り入れられる運動から意識してみましょう。
■日常生活でできる運動
・駅まで歩く
・エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う
・仕事の帰りは一駅分歩く
・床は雑巾がけをする
・信号待ちや歯磨き中はかかとを上げ下げする
・電車では極力立って腹筋に力を入れる
日常生活でできる簡単な運動を意識して取り入れるだけでも、脂肪の燃焼効果を高めることが期待できますよ。
常にやっている女性であれば、さらに30分のウォーキングをプラスしてみたり、腹筋などの筋トレを取り入れてみてください。
短期ダイエットに限らず言えることですが、睡眠も基本でとても重要です。
なぜなら、睡眠中にはダイエットに必要な脂肪分解作用がある「成長ホルモン」が分泌されると言われているからです。
この成長ホルモンによって1日約300kcalも消費されるので、しっかりと寝る人と寝ない人とでは、ダイエットに差が出てくるそうですよ。
ただ寝るだけでは、成長ホルモンを十分に分泌させることができないので、ぐっすり眠れるように質のいい睡眠を心がけることが大切です。
■質のいい睡眠をとるポイント
・就寝する1時間前からスマホやパソコンの使用は控える
・就寝する3~4時間前に食事やお酒を済ませる
・間接照明に、音楽を流したりアロマを焚いたりしてリラックス空間を作る
・ノンカフェインのハーブティーで、体を温めながらリラックス効果を高める
・就寝する1時間前に38~40℃ほどの湯船に浸かり、疲れを癒す
特にスマホやパソコンの光は、睡眠の質を低下させる原因になると言われているので、気をつけましょう。
「食事」「運動」「睡眠」を基本に、短期ダイエットのやり方をご紹介しましたが、プラスαで意識したい“成功させるコツ”もいくつかご紹介します。
■短期ダイエットのコツ
・毎日同じ時間に体重計にのる
・もしも外食になったときは、揚げ物や洋風料理を避ける
・痩せた自分を想像しながらモチベーションを上げていく
・テレビを見ているときや入浴中は、脚のマッサージをする
・朝一番に白湯を飲む
体重に変化がなかったり、逆に増えていたりするとストレスになってしまいそうですが、変化を知ることで何に気をつければいいのか考えることができます。
また、体重が変わったり増えたりしていても、体脂肪率が減っていれば脂肪は燃焼され、体は引き締まっていることになりますので、深く考えないようにしましょう。
そして朝起きたときに白湯を飲むことで、体が温まり、内臓の働きも活性化させることができるので、便秘を改善するなどしてダイエットのサポートに役立ってくれますよ。
短期ダイエットでの注意点は、やはり「無理をしないこと」です。
間違ったダイエットでは体調を崩しやすくなってしまいますので、途中で気分が悪くなってきたらすぐに中断しましょう。
特に、生理前や生理中、薬を服用しているときは控えてください。
反対に生理が終わったときは痩せやすい期間なので、スケジュールを組むといいですよ。
また、食事制限をしていた場合は、リバウンドにも気をつけなくてはなりません。
急激に以前の食事量に戻してしまうと、どんどん蓄えてしまい、リバウンドを繰り返していると痩せにくい体になってしまいます。
減量に成功できても気を抜かず、しばらくは同じ生活を心がけましょう。
短期ダイエットのやり方や成功するコツ、注意点をご紹介しました。短期ダイエットでは食事管理が効果的ですが、運動や睡眠なども大切にすることで、健康的なダイエットを目指すことができます。痩せたあともできることなら意識し続けるようにし、キープしていくように心がけてみてくださいね。