冬は服の雰囲気がシックで大人っぽくなる分メイクもダークトーンやマットなものが気分。ただ女性らしい華やぎもプラスしたいところです。今回は、そんな冬に映えるアイメイクをピックアップ。やり方やトレンド、おすすめコスメなどをご紹介します。
【目次】
ニットやコートなど服の色や質感がシックで重くなりがちな冬は、メイクもそれに合わせてダークトーンやマットなものが気分。ただ大人女子としては、その中に女性らしい華やぎもプラスしていきたいところです。
そこで今回は、冬の時期に映えるアイメイクを大特集。冬のアイメイクの特徴やおすすめ色、やり方などをご紹介します。後半では、冬のアイメイクにおすすめのプチプラやデパコスのコスメもご紹介するので、ぜひ冬メイクに取り入れたいアイシャドウを見つけてください。
秋冬のアイメイクといえば、春夏の明るくポップなカラートーンや軽い質感とは違って、ダークトーンで質感も少し重めなものがイメージ。ただクリスマスや年越しなどイベントが多い冬は、秋とはまた違ったアイメイクが活躍する季節です。
そこでまず、秋とは違う冬のアイメイクの特徴を5つのポイントでご紹介していきます。
冬のアイメイクは秋のアイメイクの特徴がそのまま継続しつつも、クリスマスなどのホリデーシーズンを意識した色やテクスチャーがプラス。ラメなどのキラキラする質感やペールトーンなどの寒色系カラーも活躍します。
色や質感が重いコートの出番が増えることもあり、アイメイクが重すぎると古い印象に。色はダークでも質感は軽いものが今っぽい冬メイクの特徴といえます。
冬のアイメイクの色は、秋から継続のダークトーンでシックなものが基本カラー。アイメイクの定番色ブラウンも深みのあるダークな色味が活躍。春夏だと重い印象になるグレーやカーキなどのスモーキーカラーも、冬の時期にはよく映える色です。
アイメイクのトレンド色といえば、テラコッタやブラウンレッドなどの赤みがかったカラー。冬には赤み系カラーの一つ「ボルドー」が季節感に合います。
血色感のある赤みがかった色はウォーミーな印象を与えるので、寒い冬のアイメイクにぴったり。女っぽさも抜群なので、デートや冬のイベントなどにもおすすめ。トレンドにも季節感にも合う冬らしいカラーです。
冬のアイメイクの質感は、春夏のシアーな軽い質感とは違って重めでマットなのが特徴。同色でも質感がマットになるだけで、冬らしいモード感を感じさせます。
ただし近年のアイメイクのトレンドには抜け感がマストなので、色味と質感どちらも重いのはNG。色味がダークなら質感は軽いのが、今どきの冬のアイメイクの特徴です。
冬のアイメイクの秋との大きな違いは、クリスマスや年越しなどのイベントを意識した色や質感。ホリデーコフレには、色味がダークトーンでもラメやグリッターがあしらわれた華やぐものがマストです。
冬らしいアイメイクには、季節感を印象付ける色のアイシャドウが欠かせません。そこでここからは、冬におすすめのアイシャドウの色をご紹介。まずは、冬のアイメイクでおさえておきたい基本の4色をご紹介します。
一年を通して大活躍する定番色でありながら、冬らしさも感じさせるウォーミーな色が「ブラウン」。
ブラウンのグラデーションで作るアイメイクは、オフィスから休日まで冬のデイリーメイクに大活躍。春夏と同じブラウンでも、質感がマットになるだけでぐっと冬らしい目元になります。
トレンドの赤みがかったアイカラーの中でも、最も冬らしいのが「ボルドー」。深みのあるシックな色合いが冬にぴったりで、しっとりとした女っぽさを感じさせる色です。
ベージュやブラウンといったベーシックカラーとも相性がいいので、手持ちのブラウン系シャドウに冬っぽさをつけ足すのにも役立ちます。
「パープル」などの寒色系カラーは、パーソナルカラーでいうとブルべさんの得意色。ラベンダーのような淡いパープルは、ブルべさんの肌によく映えるアイカラーです。ただし、冬らしい濃いめのパープルはイエベさんにも◎。ブラウン系カラーと組み合わせれば、女っぽくてウォーミーなアクセントになります。
冬デートやホリデーシーズンのイベントにおすすめのアイシャドウの色は、王道のモテカラー「ピンク」。ブラウンやグレーといった冬らしいシックなカラーと組み合わせることで、あざとくない大人のモテメイクが完成します。
アイメイクは季節感に合う色を選ぶことも大切ですが、その年のトレンド色を取り入れることも重要。ここからは、2020年の冬のトレンド色をピックアップ。いつものアイメイクにプラスするだけでたちまち目元が今っぽくなる、今の気分のアイシャドウの色をご紹介します。
近年のアイシャドウのトレンドは、ニュアンスのある目元を作ってくれるくすんだ色味。冬の定番色の中でもそんな今っぽさを感じさせるのが、「グレー」や「カーキ」といったスモーキーカラーです。
「グレー」も「カーキ」も大人っぽい落ち着いた雰囲気になるので、モードなコーデが増える冬の装いにぴったり。ただ質感まで重いと古い印象のスモーキーメイクになってしまうので、シアーなものやパール感のあるものを選んだりして軽い質感に仕上げるのがポイントです。
昨年からのトレンド色「赤茶」や「オレンジブラウン」系のアイシャドウも継続して人気。春夏も人気でしたが、マットな質感になることで一気に冬らしい雰囲気に。マットな赤茶系カラーがセットされたアイシャドウパレットは、冬のデイリー使いにおすすめです。
冬のデイリーメイクでは、ブラウン系のウォーミーな定番色を使ったアイメイクが活躍。ここでは、そんなブラウンカラーを使った冬のアイメイクのやり方をご紹介します。
■基本編:冬のアイメイクのやり方
①ベージュからブラウンのマット系カラーがセットされたアイシャドウパレットを使用。
②ベースになるベージュ系カラーをアイホール全体に塗る。下まぶたにも目を囲むように塗る。
③中間色のブラウンカラーを二重幅にのせてベージュからブラウンの濃淡グラデを作る。一重の方や奥二重の方は、この中間色を目を開けた時に見えるように塗る。
④締め色の濃いめブラウンを上まぶたと下まぶたの目の際に入れる。締め色は目尻側に太めに入れることで陰影が生まれ立体感のある目元に。
⑤アイラインは締め色を目の際に入れているので省いてもOK。このパウダーだけで仕上げる抜け感が今っぽさのコツの一つ。ただしもっと目力が欲しい方は、黒よりブラウンのアイラインを重ねて。
休日やデート、イベントなどアイメイクに華やかさが欲しいシーンでは、赤みのあるブラウン系や寒色系などのアイシャドウが活躍。ここからは、それぞれのシーン別で冬のアイメイクのやり方をご紹介していきます。
休日のカジュアルなアイメイクでは、赤みのあるブラウンがセットされたアイシャドウパレットが活躍。オフタイムの冬のアイメイクでは、作り込み過ぎないのがポイントです。
■シーン別①休日:冬のアイメイクのやり方
①赤茶系やオレンジブラウンなど赤みのあるブラウンがセットされたアイシャドウパレット(単色シャドウでもOK)を使用。
②アイシャドウのメインカラーを上まぶたの二重幅と下まぶたに目を囲むように塗る。ベースカラーは省いてもOK。
③ブラウン系のアイライナーでインサイドラインを入れる。がっつりアイラインを入れるとカジュアル感がなくなるので注意。マスカラもブラウンを選んで抜け感のある目元にまとめるのがポイント。
冬らしい寒色系のニットとアイシャドウの組み合わせは、ブルべさんの休日メイクにおすすめ。上品で大人可愛い雰囲気になるので、冬デートにも◎です。
■シーン別②休日:冬のアイメイクのやり方
①シルバーなどの寒色系アイシャドウがセットされたパレットを使用。
②ベースのベージュ系カラーをアイホール全体と下まぶたに塗る。
③寒色系のメインカラーを二重幅と下まぶたの黒目の下にオン。
④締め色のブラウンを上まぶたの際と下まぶたの目尻側に入れる。
⑤黒のアイラインをインサイドに入れて、マスカラも黒で引き締める。
デートやホリデーシーズンのイベントには、モテを意識したピンクメイクが活躍。ラメなどのキラキラ感をさりげなくプラスして、特別な日らしい華やかさを演出しましょう。
■シーン別③デートやイベント:冬のアイメイクのやり方
①ラメやパールなどのシマ―な質感のピンクアイシャドウがセットされたパレットを使用。
②シマ―な質感のピンクアイシャドウをアイホール全体と下まぶた全体に塗る。
③中間色のシャドウを二重幅に塗る。
④締め色のブラウンシャドウをアイライン代わりに目の際に塗る。
⑤アイラインを入れる場合はインサイドにブラウンを。マスカラもブラウンで優しげな目元の雰囲気をキープ。
高校生や大学生の方の普段のアイメイクには、ベージュからブラウンのアイカラーがセットされたプチプラアイシャドウパレットが一つあると便利。細かいパールがちりばめられたシマ―な質感のものを選べば、ナチュラル系アイメイクも地味になり過ぎません。
■シーン別④高校生や大学生:冬のアイメイクのやり方
①ベージュ~ブラウン系のアイシャドウパレットを使用。
②一番明るいベージュ系のアイカラーをベースとしてアイホール全体と下まぶたに塗る。
③淡い方の中間色を二重幅に塗る。
④濃い方の中間色をアイホールと下まぶたの目尻側に入れる。
⑤締め色のブラウンを目の際と下まぶたの目尻側にアイライン代わりに塗る。アイラインを入れる場合はブラウンがベター。マスカラはブラウンorブラックどちらでもOK。
今どきのアイメイクは、アイシャドウを指でラフに塗るなどこなれた感じに仕上げるのがトレンド。冬のアイメイクも、色や質感が重くなる分塗り方や使うアイテムの引き算で抜け感を出すのがポイントです。
真冬になると意外と白やアイボリーなど淡い色のアウターやニットが活躍。そんな淡い色のコーデには、ダークトーンのアイカラーだと重すぎる印象になることも。
ピンクベージュのシマ―な質感の単色アイシャドウは、淡い色のアウターとも相性◎。カジュアルコーデならあえてほかの色は足さずに単色で仕上げて、アイラインで目の際だけにブラウンのニュアンスを。アイシャドウは指でラフに塗る抜け感がポイントです。
これまでは黒一択だったアイライナーやマスカラも、近年はブラウンや色鮮やかなカラーものがトレンド。冬の普段のアイメイクも、いつもの黒をブラウンに変えると一気に今っぽくなります。
ココアブラウンのアイライナーは、目元を程よく引き締めてくれて黒ほど重くならないので◎。大人女子の普段使いにもぴったりです。
冬のアイメイクに使うアイシャドウは、普段使いに活躍するブラウン系シャドウからトレンドを意識したスモーキーカラーのアイシャドウまで、その日の気分やコーデに合わせられるように色々なカラーを揃えておきたいところ。
ここからは、冬のアイメイクにおすすめのアイシャドウをプチプラ・デパコス別にピックアップ。これまでご紹介してきた冬におすすめのアイシャドウカラーを中心にご紹介していきます。
冬のアイメイクのトレンド「スモーキーメイク」に欠かせないのが、カーキカラーのアイシャドウ。ただ個性的なカーキは、苦手なイメージを持つ方が多い色かもしれません。そんなカーキを取り入れるならプチプラのアイシャドウパレットがおすすめ。ベージュやブラウンなどベーシックカラーもセットされたパレットなら気軽に挑戦できます。
INTEGRATE(インテグレート)の「トリプルレシピアイズ GR701」は、ベージュ系の使いやすいベーシックカラーとカーキがかったブラウンのアイシャドウパレット。濡れツヤとキラめきの質感の違うパウダーもセットされているので、普段使いから特別な日のアイメイクまでさまざまなシーンで活躍してくれます。
INTEGRATE(インテグレート) トリプルレシピアイズ GR701 / ¥1,650
大人っぽいスモーキーな目元を作るのに欠かせないグレーのアイシャドウ。RIMMEL(リンメル)の「ロイヤルヴィンテージ アイズ 013 アーバンナイトネイビー」は、グレーやネイビー、パープルのスモーキーな寒色系にハイライトカラーがセットされたアイシャドウパレット。クールで大人っぽいアイメイクが楽しめます。
色の印象とは違って透明感のあるクリアな質感なので、今の気分のスモーキーメイクに。
RIMMEL(リンメル) ロイヤルヴィンテージ アイズ 013 / ¥1,650
カジュアルな冬のニットコーデには、トレンドをおさえたカラーや質感のアイメイクでこなれたおしゃれ感を演出したいもの。
人気の韓国コスメブランド3CE(スリ―シーイー)の「MINI MULTI EYE COLOR PALETTE #BROWN RUM」は、オレンジブラウンをメインカラーにベースカラーと締め色がセットされたアイシャドウパレット。冬らしいマットな質感のパレットです。
春夏のイメージがあるオレンジブラウンですが、質感がマットになることで真冬にも合うウォーミーな目元に。
3CE(スリ―シーイー) MINI MULTI EYE COLOR PALETTE #BROWN RUM / ¥2,630
MAQuillAGE(マキアージュ)の「ドラマティックスタイリングアイズ(限定デコカラーパレット)」は、瞳の色になじむブラウンにアクセントカラーを加えた数量限定のアイシャドウパレット。「BE302 クランベリーカップケーキ」は、透け感発色のピンクが目元にフェミニンなアクセントをプラスしてくれます。
ブラウンカラーも色味の違う3色のニュアンスカラーがセットされていて、簡単に冬らしいブラウングラデが完成。普段使いやデート、イベントまでさまざまなシーンで活躍してくれそうです。
MAQuillAGE(マキアージュ) ドラマティックスタイリングアイズ BE302 (限定デコカラーパレット) / ¥3,080
CANMAKE(キャンメイク)の「パーフェクトスタイリストアイズ」は、人気のアイシャドウパレットがリニューアルされたファン待望の新作。858円とプチプラなのに、それぞれが使い勝手のいい5色がセットされたコスパ抜群なアイシャドウパレットです。
「10 スウィートフラミンゴ」は、ベージュからブラウンのベーシックカラーにピンクがセットされたフェミニンな印象の目元を作ってくれるパレット。中央のトッピングラメがデートやイベントなどで重宝しそうです。
CANMAKE(キャンメイク) パーフェクトスタイリストアイズ 10 / ¥858
デパコスブランドTHREE(スリー)の「ディメンショナルビジョンアイパレット 02 PERFECT BLUE LACE AGATE」は、赤みブラウンとカーキがセットされたトレンド感抜群なアイシャドウパレット。女っぽさとモード感が絶妙にミックスされた目元が作れて、大人女子のデイリーメイクにぴったりです。
シルバーラメが入ったグレーやゴールドとの組み合わせ次第で、雰囲気の違う目元が楽しめそう。ダークなカラートーンなのに軽い質感で、スリーらしい洗練された目元に仕上がります。
THREE(スリー) ディメンショナルビジョンアイパレット 02 / ¥7,150
デパコスの人気単色アイシャドウADDICTION(アディクション)の「ザ アイシャドウ」がリニューアル。これまでの豊富なカラーバリエに加えてテクスチャーや質感をアップデートして、5つの質感に分かれた99色のカラー展開に。
「ザ アイシャドウ クリーム」は、繊細なパールのセミツヤで透明感のある軽い仕上がりのアイシャドウ。冬のスモーキーメイクにぴったりなグレーカラー「 014C Lost Star」も、ダークトーンなのに重くなり過ぎずに今の気分のスモーキーメイクに仕上がります。
ADDICTION(アディクション) ザ アイシャドウ クリーム 014C Lost Star / ¥2,200
「赤キャトル」と呼ばれ数々のベスコスを受賞したCHANEL(シャネル)のアイシャドウパレット「レ キャトル オンブル 268 カンドゥール エ エクスペリヤンス」。マットな3種のブラウンとくすんだ赤で、上品な女っぽい目元を作ってくれる名品アイシャドウパレットです。
ブラウンのグラデーションでまとめるならオフィスに、赤をアクセントに効かせるなら休日にと冬のデイリーメイクで大活躍間違いなし。美しい発色が長時間続くシャネルらしい機能性もおすすめポイントです。
CHANEL(シャネル) レ キャトル オンブル 268 カンドゥール エ エクスペリヤンス / ¥7,590
まさにショコラのような深みのあるブラウンカラーがセットされたLUNASOL(ルナソル)の「セレクション・ドゥ・ショコラアイズ 02 Chocolat Amer」。ベーシックなベージュからブラウンのグラデーションに赤みがかったブラウンが加わることで、アイメイクの幅がぐっと広がります。
ルナソルらしいベージュからブラウンの絶妙な色味が普段使いしやすいのもおすすめポイント。本当に甘いチョコの香りがするので、パレットを開けるだけで気分が上がります。
LUNASOL(ルナソル) セレクション・ドゥ・ショコラアイズ 02 Chocolat Amer / ¥5,500
深みのあるピンクやパープル、グレーのモーブ系カラーがセットされたSUQQU(スック)の「デザイニング カラー アイズ 06 宵紅」。甘めの女っぽいカラートーンなのに、凛とした大人の女性をイメージさせるのがスックらしさ。
パーソナルカラーならイエベさんよりブルべさん向き。ぜひブルべさんの冬デートに使って欲しいアイシャドウパレットです。
SUQQU(スック) デザイニング カラー アイズ 06 宵紅 / ¥7,480
ファッションの色や質感が重くなる冬は、アイメイクもダークトーンでマットなものが活躍。ただ最近は冬でも抜け感のあるアイメイクがトレンドなので、質感や塗り方で軽さを出すのがポイントです。今回ご紹介したコスメはどれも人気の名品や注目の新商品ばかりなので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。