OLさんなどオフィスで働く女性にとって、メイクをすることはマナーだといわれています。職場にしていくメイクは、どれくらいの濃さにしたらいいのか悩む人もいるかと思います。OLさんのメイクのポイントや正しいやり方をご紹介します。
【目次】
OLさんにおすすめのオフィスメイクのポイントについてご紹介します。
OLのオフィスメイクで重要なことは、清潔感です。OLは社内社外含めいろいろな人に会う機会が多いです。それがビジネスに関わることなので、身だしなみはある程度整えておく必要があります。
好印象に見られるために1番重要なことが、清潔感です。第一印象で清潔感がないと思われてしまっては、仕事にも影響が出てしまう場合もあります。誰が見ても好印象にうつるメイクを心がけましょう。
OLメイクは、職場の雰囲気に合わせてメイクをする必要があります。OLと一言でいっても、さまざまな職場がありますよね。公務員や接客を伴う事務員など、職場によって雰囲気が違ってきます。
オフィスメイクのポイントは、職場の中で浮かないということも大切です。周りがしっかりメイクをしているのに、自分だけがナチュラルメイクだと浮いてしまいますよね。
OLメイクは、職場の雰囲気に合わせてメイクの濃さを調整するのもポイントの1つです。
OLメイクでもっとも重要なことでもあるのが、すっぴん感をなくすことです。オフィスメイクですっぴんはあまりよくないとされています。メイクをすることはマナーだといわれているので、メイクをしているのにすっぴんに見えるようなメイクはNGです。
メイク全体は濃すぎない方が良いですが、薄すぎるメイクもNGだということです。ある程度メイクをしているのがわかる程度のメイクを施して、肌のくすみや色ムラをカバーするようにしましょう。
OLさんにNGなメイク方法についてご紹介します。
OLさんのメイクで、雑さが目立つメイクはNGです。つい朝はギリギリまで寝てしまうという人の中には、超時短でメイクをしているという人もいるのではないでしょうか?
すっぴんで出勤するよりはいいですが、あまりにも雑過ぎるメイクは、清潔感のない印象になってしまいます。リップのラインがガタガタだったり、ファンデーションの伸ばしムラが目立ったり、マスカラがダマになっていたりするのは、あまり印象がよくないです。
時間がない中でメイクをしたとしても、1つ1つが雑に仕上がっているだけで印象が悪くなってしまうので、時短でもきれいに仕上がるメイクをするように心がけましょう。
OLメイクは職場の雰囲気に合ったメイクをすることが1番です。周りの雰囲気を無視して、1人だけプライベート感満載のメイクをするのはNGです。職場は仕事をする場面であり、自分の好きなメイクを楽しむ場ではありません。
いい意味で惹かれるメイクをするのはとてもいいことですが、悪い意味で目を引くのはあまりよくありません。職場には職場に合ったメイクをするよう心がけましょう。
とりあえずメイクだけすればいいと思っているOLさんもいるかもしれませんが、印象がよく見えるメイクを心がける必要があります。好印象に見せるポイントとして、アイメイクはとても重要になります。
定番のブラウンのアイシャドウを使い、目尻を跳ね上げるようなメイクは、目つきが悪く見える場合があります。ブラウンのアイシャドウは、定番カラーではありますが、陰影をつけて目を大きく見せるようなプライベートメイクとは違い、印象をよく見せるOLメイクにはあまり合いません。
目つきが悪いだけで、印象が悪くなってしまうこともあるので、使用するアイテム選びも重要になります。
職業別のOLメイクのポイントについてご紹介します。
公務員や銀行員のように、ある程度堅さのある職場であれば、最低限のナチュラルメイクに仕上げるのがおすすめです。肌質はマットでポイントメイクの色味もシックなものを選ぶようにしましょう。
ベースメイクでは、肌の色ムラやくすみをカバーして、作りこんだ肌を作っていくのがポイントです。オフィスは乾燥しやすい場所でもあるので、サラサラな質感に仕上げるとしても、保湿はしっかり行うようにしましょう。
チークやリップの色味は、派手に見えないような肌なじみのいいカラーがおすすめです。若々しさをプラスしたいのであればローズ系、落ち着いた印象に仕上げたい場合はピンクベージュ系などの色味がおすすめです。
全体的にある程度しっかり化粧をしながらも、派手な印象にならないように最低限のナチュラルさをキープするのがおすすめです。
そこまで堅さのある職場ではなく、接客する場面もあまりないような職場のOLさんメイクは、血色感を感じるような好印象メイクがおすすめです。接客などがあまりない場合は、社内の雰囲気に合わせてメイクするのが1番です。
どんな人にでも好かれるような、好印象メイクに仕上げると間違いないでしょう。ベースメイクはある程度作りこみが必要ですが、ほんのりとツヤ感を感じるようなセミマットにすると、フレッシュな印象に見せることができます。
チークやリップは自分の血色感に近い色味のものを使いましょう。ピンクやコーラル系のカラーを使って、健康的なメイクに仕上げるのがおすすめです。
全体的に健康的でいつでも頼りたくなるような、好印象メイクに仕上げるようにしましょう。
OLさんの中でも、接客が毎日あったり営業をかけたりするような方には、知的に見えるメイクがおすすめです。売上や契約に関わる仕事をしている人は、好印象なだけでなく、頼りたくなるような知的な雰囲気が必要になります。
肌の作りこみはもちろんですが、眉毛はふんわり仕上げるのではなく、しっかり描くことで洗練された雰囲気に仕上げることができます。
目元はフレーム感を強調し、目力をアップさせるのもポイント。リップは肌なじみのいいピンク系よりも、少し赤味を感じるピンクレッド系の色味を使った方が、女性らしいかっこよさを演出することができますよ。
柔らかさよりも強さやかっこよさをプラスして、爽やかなイメージになるようにメイクしましょう。
ナチュラルメイクに仕上げる時のOLメイクのやり方をご紹介します。
ナチュラルなOLメイクの場合、ベースメイクはマットに仕上げていきましょう。肌をマットにした方がカバー力が高く、素肌っぽさをなくすことができます。化粧下地の段階で肌をトーンアップさせて、くすみや色むらをカバーしていくのがポイントです。
化粧下地におすすめなのは、白やピンクベージュ系の化粧下地です。自分が持っている肌色を少し明るく見せることで、くすみが気にならないベースメイクに仕上げることができます。
ファンデーションはマットなものがおすすめですが、マットなファンデーションは乾燥を感じやすいものが多いので、しっかり保湿してからベースメイクを仕上げる必要があります。
特に暖房やエアコンを使用している職場は、より乾燥を感じやすくなるので、ファンデーションや化粧下地を選ぶ時も保湿力が高いものを選ぶようにしましょう。
ナチュラルに仕上げるOLメイクでは、ある程度しっかりカバーして素肌っぽさを隠す必要がありますが、あまりに厚塗り感を出してしまうと老けた印象に見えてしまいます。
しっかりカバーしたとしても、何度も重ねすぎてしまうと厚塗り感が出てしまうので、薄く乗せるように心がけましょう。どうしてもカバーできない部分はコンシーラーやコントロールカラーを使ってカバーするのがおすすめです。
目元のクマやシミ、赤みやニキビ跡はファンデーションを使って無理に隠そうとはせず、カバー力の高いコンシーラーを使ってピンポイントで隠すと良いでしょう。
ナチュラルなOLメイクでの眉毛は、髪色と比べて浮かない色味で作りましょう。黒髪だからといって、真っ黒やグレーのアイブロウを使うのは悪くはないのですが、重たい印象になってしまいます。
黒髪の場合はワントーンだけ明るい茶色系のアイブロウを使用するのがおすすめです。そこまで髪が明るい人はいないかと思いますが、明るい髪に合わせる場合眉毛が明るすぎると反対に浮いてしまうこともあるので、少し暗めにすると落ち着いた印象に仕上がりますよ。
眉毛はふんわりとぼかすのではなく、毛が1本1本わかるくらいしっかりした眉毛にすると、真面目で頼れる雰囲気を作ることができますよ。
ナチュラルなOLメイクの場合、アイシャドウは単色でマットに仕上げるのがおすすめです。目元に色味が入り過ぎると、ナチュラルさが無くなってしまうので、明るめの単色カラーで仕上げるのがおすすめです。
ブラウン系のダークな色味を使ってしまうと、目元がくすんでしまい良い印象に見えないことがあるので、明るいピンク系のくすみカラーにすると落ち着いた印象になりますよ。
アイラインとマスカラは必要最低限にします。もともと目力がある人はアイラインやマスカラのどちらかをなしにしてもOKです。より印象を柔らかくするために、アイラインをアイシャドウで引くのもおすすめですよ。
ナチュラルなOLメイクでのチークとリップは、控えめな色味で作るのがおすすめです。落ち着いた印象に見えるローズ系やピンクベージュ系がよく似合います。質感はマットなものがおすすめです。
マットなリップは乾燥しやすく縦ジワが目立ちやすいので、塗る前にリップクリームでしっかり保湿するのがおすすめです。マットな質感でもある程度保湿感のあるものを使って、唇を乾燥から守りましょう。
チークは頬骨の高い部分に合わせて乗せるようにしましょう。ここに乗せることで、頬がリフトアップした印象に見えて、若々しい印象になりますよ。
好印象に映るOLメイクのやり方についてご紹介します。
好印象に見えるOLメイクでは、ベースメイクはセミマットがおすすめです。素肌感をカバーするために、ある程度のマットさは必要ですが、あまりにもマットすぎると地味に見えてしまうことがあるので、好印象に見せたい場合は少しだけツヤ感のあるものを選ぶのがおすすめです。
ファンデーションをある程度ツヤっぽいもので仕上げて、最後にフェイスパウダーでマット感をプラスすると、ちょうどいいセミマット肌ができあがりますよ。カバーしたい部分はコンシーラーを使ってカバーして、色ムラを整えるようにしましょう。
好印象に見せるための眉毛は、少しだけ柔らかさのある仕上がりにするのがおすすめです。OLメイクでの眉毛は、基本的にしっかり描いた方が好印象に見られやすいです。しっかりした眉毛の中に、少しだけ柔らかさをプラスすることで、より印象がよくなりますよ。
アイブロウは全体をペンシルで描き、パウダーを使ってぼかしていきます。そして最後に眉マスカラを使って眉全体に色味をプラスしていきます。パウダーや眉マスカラを使うことによって、少し柔らかさのある雰囲気に仕上がります。
アイメイクは、ナチュラルに仕上げながらも目力をプラスしていきましょう。アイシャドウはマットではなくてもいいので、目元のくすみを取り除きながら好印象に見えるよう仕上げていきます。
おすすめはピンクベージュやオレンジベージュなど、暗すぎないトーンの暖色系カラーです。ブラウン系はくすみ感が強く出てしまうことがあるので、メインで使うことはせず、暖かさのあるカラーを使うのがいいでしょう。
ラメが強すぎたり、パールが強すぎたりするアイシャドウは、派手な印象に見られやすいので控えるのがおすすめです。
使用するアイラインは、ブラックではなくブラウン系のものがおすすめです。ブラックを使ってしまうと、目元の印象が強く出すぎてしまうことがあるので、柔らかさのあるブラウン系がぴったりです。
もともと目力があるという人は明るめのブラウンを使い、目力をつけたい人はブラウンブラックを使うのがおすすめです。アイラインは細く入れて目の形に沿って目尻を少しだけはみ出すと良いでしょう。
マスカラはナチュラルに仕上げたいので、ロングタイプのマスカラを使いダマにならないように1本1本丁寧に仕上げましょう。
好印象メイクでのチークは、ふんわりとした血色感を与えます。自分の肌に近い血色感の色を使うことで、表情が明るく見えます。頬の高い部分にチークを入れて、立体感をプラスしましょう。
好印象メイクの時は、少しツヤのあるチークを使って、フレッシュさをプラスするのもおすすめです。くすみ系のカラーよりも、クリアで透け感のある色味を使った方が、健康的な印象に見えます。重ねても濃くなりすぎないような、シアーな発色のものを選びましょう。
好印象メイクでのリップは、セミマットな発色のものがおすすめです。肌なじみがいいピンクで、ツヤっぽさがあるクリーミーな質感のものがいいでしょう。ツヤ感が多すぎると会社向きではなくなってしまうので、潤い感があるセミマットくらいがちょうどいいです。唇の形に合わせて、リップを塗っていきましょう。
次に知的に見えるようなOLメイクのやり方についてご紹介します。
ベースメイクはマットがおすすめです。マットな質感の肌は、クールで洗練された雰囲気に仕上げたい時にぴったりです。できるだけ崩れにくいメイクに仕上げた方がいいので、皮脂や汗に強いファンデーションを選ぶようにしましょう。
ベースメイクは乾燥崩れにも負けないように、保湿力があることも重要になります。崩れやすい鼻周りなどには皮脂崩れ防止系の下地を塗り、顔全体や乾燥しやすい部分には保湿系の下地を合わせると、崩れにくくなるのでおすすめです。
ファンデーションはパウダーだと乾燥してしまう人もいると思うので、リキッドのファンデーションを使用して、その上にフェイスパウダーを乗せてマットなベースを作っていくと良いでしょう。
肌荒れやクマなどはコンシーラーなどを使ってしっかり隠して、完璧なマットな肌を作るようにしましょう。
知的に見えるOLメイクでは、眉毛をしっかり描くのがおすすめです。眉毛がふんわりとした印象だと、優しくは見えますが少し頼りなく見えてしまうことがあります。営業をするようなOLさんの場合、頼りなく見えてしまうのはあまりよくないので、しっかり眉毛を描いて頼りがいのある女性らしさを演出します。
アイブロウの色味は、髪の毛と同じか少しだけ明るい色味がおすすめです。アイブロウペンシルを使って眉全体の形を整え、足りない部分にのみパウダーを使いましょう。
眉毛の色味が浮いてしまう場合は眉マスカラを使いますが、暖色系のカラーよりもアッシュやカーキの色味が入ったものを使うようにしましょう。
知的に見えるOLメイクでは、アイラインとマスカラをメインにメイクします。アイラインはブラックを使い、目元をしっかり強調していきます。まつげとまつげの間を埋めるようにインラインを引いて、その後アウトラインを引いていきます。
アウトラインはがたつかないように少しずつ丁寧に引いていくのがおすすめです。目尻部分は少しだけ伸ばして描き、切れ長の印象を作っていきましょう。
マスカラはしっかりビューラーを使って上げた後、1本1本丁寧にセパレートしていきます。全体にマスカラをつけた後に、1本1本をコーティングするようにマスカラを乗せていきます。
ダマになってしまった部分は、マスカラを塗った後すぐにとかして整えるようにしましょう。
アイシャドウはどんな色でもOKですが、目元の印象がきつくならないよう、単色か2色程度のグラデーションで仕上げるのがおすすめです。
チークは頬骨に沿って入れていきます。色味は自分の肌の血色感に合った色か、少しくすんだベージュ系の色味がおすすめです。頬骨に沿って入れることで、シェーディングとしての役割も果たします。
血色感をプラスしながら、小顔に見せる効果もあります。そのため、できるだけマットなチークを使うのがおすすめです。
知的メイクで使用するリップは、ナチュラルに強さを出すピンクレッド系がおすすめです。少しだけ赤みをプラスすることによって、凛々しい雰囲気をプラスすることができます。質感はマットかセミマットがおすすめです。
唇が乾燥して見えると魅力が半減してしまうので、長時間塗っても乾燥しないリップを選ぶようにしましょう。
OLメイクにおすすめのコスメをご紹介します。
MAQuiiIIAGEのドラマティックパウダリーUVは、肌に溶け込むようなムース生まれのファンデーションです。つけているのを忘れるくらい軽い仕上がりなのにしっかりカバーします。透明感のある美しい肌を作ります。
MAQuiiIIAGEドラマティックパウダリーUVリフィル / ¥3,300
kissのマットシフォンUVリキッドファンデは肌にピタッとフィットしてテカリや化粧崩れを防ぎます。肌の悩みをカバーしながら、美しい仕上がりを長時間保ちます。なめらかで均一に整った美肌に仕上げます。
CHANELのレキャトルオンブルはソフトでつけやすい4色が入ったアイシャドウです。鮮やかに輝いて長時間美しい発色を保ちます。どの4色を合わせても洗練された雰囲気の目元ができあがります。
CHANELレキャトルオンブル / ¥7,590
RIMMELのショコラスウィートアイズは、肌に溶け込むような絶妙なショコラカラーのアイシャドウです。甘さのある目元が作れる5色配合で、さまざまなメイクが楽しめます。しっとり柔らかな質感で、よれずに肌に密着します。
RIMMELショコラスウィートアイズ / ¥1,760
ESTEELAUDERのピュアカラーエンヴィリップスティックは、保湿力があるのに高発色なリップです。多面的な色彩とツヤのある質感が特徴です。唇にしっかりフィットしながら、潤いのある唇を保ちます。
ESTEELAUDERピュアカラーエンヴィリップスティック / ¥4,400
excelのリップスーツはスクエア形状のクレヨンリップです。スルスルと描きやすく、唇の形に沿ってきれいに仕上げることができます。密着カラー処方により、時間が経ってもつけたての色味をキープします。
excelリップスーツ / ¥1,430
OLさんにおすすめのオフィスメイクについてご紹介しました。OLさんのメイクはTPOに合わせて楽しまなければいけません。仕事のメイクだからと面倒くさがらず、不自然にならない程度に自分らしいメイクを見つけてみくださいね。