髪を熱から保護したり、ツヤを与えたりしてくれるヘアオイルですが、スタイリング時に正しい使い方はできていますか?実は使い方によってヘアオイルの魅力を半減させてしまうこともあると言われているので、ぜひチェックしてみてください。
【目次】
ヘアケアやスタイリング時に活躍してくれるヘアオイルは、今や多くの女性が愛用している人気アイテム。
潤いのあるツヤツヤな美髪を育むことも夢じゃないからこそ、ヘアオイルの使い方をマスターしたいですよね。
しかし、「スタイリング時の使い方は?」「ヘアオイルの量は増やした方がいいの?」といった疑問を持つ女性も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、失敗しないために基本的な使い方やそのポイント、注意点などをご紹介します。
素敵なヘアスタイルを楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアオイルを使ってスタイリングをすることで、どのような効果が期待できるのか、まずはメリットから見てみましょう。
■ドライヤーの熱や摩擦から守ってくれる
スタイリング時にヘアオイルを馴染ませておくことで、髪の毛1本1本をコーティングしてくれるので、ドライヤーやコテなどによる熱や摩擦から髪を守ってくれます。
■髪を保湿して乾燥を防ぐ
ヘアオイルには保湿効果も期待できるので、髪の毛の内側の水分を保ってくれます。
そして乾燥を防ぐので、パサつきなどを感じさせない潤い髪をキープすることが期待できるのです。
■髪にツヤを与えてくれる
ヘアオイルにはツヤ出し効果もあるので、サラッとした髪に整えながらツヤを出してくれます。
ツヤのある髪はとてもキレイに見えるので、それだけでも美人髪を目指せますよ。
■まとまりのある髪にしてくれる
ぼさぼさだった髪が保湿され、サラッとした質感になることから、まとまりやすい髪にすることができるので、アレンジもしやすくなりますよ。
ヘアオイルをスタイリングで使っていくのであれば、まずはクセなどを直す必要があります。
ですので、根元から髪をしっかり濡らしましょう。
そして使うタイミングは、タオルドライとブラッシングをした後です。
まずは水分をできるだけ吸収しておくことで、ドライヤーを使ったときに熱によるダメージを軽減できますし、早く乾かすことができます。
そしてブラッシングをしておくことで、ヘアオイルを髪全体に浸透させやすくすることができますよ。
ヘアオイルを実際に使っていくときは、適量を守りましょう。
スタイリングをするからといって多めに使ってしまうと、今度はヘアオイルのベタつきが気になります。
■ヘアオイルの適量
・ショートやボブヘア……1~2滴
・ミディアムヘア……2~3滴
・ロングヘア……3~4滴
このように髪の長さによってヘアオイルの適量は変わってきます。
使用するヘアオイルに目安が書いてあればそちらを基本にし、特になければこちらを目安にしてみてください。
ヘアオイルでスタイリングをする際は、つける場所にも気をつけていきましょう。
ヘアオイルを馴染ませるところは、毛先を中心に髪の内側から馴染ませるように伸ばしていくことです。
最初は毛先、次に真ん中あたりから毛先に向けて揉む込んでいくことがポイント。
頭皮につけてしまうと、毛穴を詰まらせる原因になってしまうので、頭皮を避けて馴染ませていくようにしてみてください。
そしてドライヤーを頭から20cmほど離し、素早く根元から乾かしていくといいですよ。
通常のスタイリングであれば、ヘアオイルとドライヤーを使った後にコテなどで巻けば完成ですが、最近は濡れ髪を意識したウェットヘアも人気ですよね。
このウェットヘアを作りたいときにも、ヘアオイルが活躍してくれます。
コテやストレートアイロンで好みのスタイリングにしたら、手のひらにワックスとヘアオイルを1:2の割合で混ぜながら広げ、毛先を中心に揉み込んで馴染ませれば完成です。
ドライヤーで乾かす必要はないので、そのまま出掛ければウェットヘアをキープしながら潤いも維持できますよ。
ヘアオイルをスタイリング時はもちろん、入浴後に使う場合の注意点として挙げられるのは、つけ過ぎないことです。
頭皮についてしまうと、毛穴を塞ぐ原因になり、頭皮環境の悪化に繋がってしまう可能性があるだけでなく、根元までつけてしまうとベタッとした印象になってしまうからです。
これではヘアオイルによる効果を最大限に活かすことができなくなってしまいますので、量やつける場所はしっかり注意していきましょう。
そして髪全体に伸ばすためにも、まずは手のひらでヘアオイルを馴染ませてから髪につけていくようにしてくださいね。
ヘアオイルでスタイリングをするときのコツをご紹介しました。
髪にさまざまなメリットを与えてくれるヘアオイルだからこそ、正しく使って効果を実感したいですよね。
注意点などにも気を付けながら、ぜひヘアオイルを活用してみてください。