ネイルを楽しむことはおしゃれ女子にとって欠かせなくなっていますが、ジェルネイルをしたときの落とし方についてご存知ですか?セルフでもできる分、間違った落とし方では爪を傷めてしまうので、キレイに落とす方法をご紹介します。
【目次】
ジェルネイルとは、“ジェル”という液体を爪に塗り、UVライトやLEDライトを当てて硬化させることで仕上がるネイル方法の一つで、一般的なネイルよりも必要な道具が増えてきます。
キレイで本格的なデザインを楽しめるので、セルフでもジェルネイルをする女性もいるかと思いますが、時間が経てば剥がれてしまったり、急に落とさなければならなくなったりすることもありますよね。
この時に覚えておきたいのが、ジェルネイルをオフするときのやり方です。
ジェルネイルは大きく分けて、ソフトタイプとハードタイプに分けることができるのですが、ソフトタイプのジェルネイルであれば、自分でも落とすことができると言われています。
ですが、無理やり剥がしたり、除光液を使って落とすのはNG。間違った落とし方をいていると、自爪の表面を剥がすなど、爪を傷める原因になってしまうので、爪を守るため正しい落とし方をチェックしておきましょう。
ジェルネイルをキレイに落とす方法をチェックする前に、まずは必要なものを用意しておきましょう。普通のネイルであれば、コットンと除光液で落とすことができますが、ジェルネイルの場合は必要なものが増えます。
■ジェルネイルを落とすときに必要なもの
・ジェルリムーバー
・目の粗いファイル(爪やすり)
・ソフトバッファー(爪磨き)
・ダストブラシ
・コットン
・アルミホイル
・メタルプッシャー
・キューティクルオイル
ジェルネイルの場合は、必ず専用のリムーバーを用意してください。ジェルネイルと同じブランドの専用リムーバーであれば、より理想的だと言われています。
早速ジェルネイルの落とし方を見ていきましょう。
■ジェルネイルの表面を削る
まずはジェルネイルによってツヤのある爪の表面を、ファイルで削っていきます。この工程を最初にすることで、ジェルリムーバーの浸透性を高めることができるからです。
ソフトジェルであれば、ジェルリムーバーで溶かして落とすことができると言われていますが、トップジェルは綺麗なツヤを出すためにハードジェル寄りの成分になっていることが多いようなので、落としやすくするために欠かさないようにしましょう。
ただし、自爪を削らないように気を付けながら、ジェルネイル全体を削ってくださいね。
■ジェルリムーバーをコットンに含ませる
ある程度、削ることができたら、ダストブラシで削って出てきたダスト(白い粉)を払います。
そして用意したコットンを、爪に覆いかぶさるくらいの大きさにカットし、ジェルリムーバーを含ませたら爪に乗せましょう。
爪よりも大きいコットンや、ジェルリムーバーが多すぎると、皮膚が白くなったりしてしまうので気をつけてくださいね。
■アルミホイルで爪を包み込む
次はアルミホイルを10cm角くらいにカットし、コットンの上から指先に巻きつけ、10分ほど放置してジェルリムーバーを浸透させていきます。
親指を巻き終えて待っている間に、人差し指から小指までコットンを乗せてアルミホイルで巻いていけば、効率よく落とすことができますよ。
ジェルリムーバーが沁みて、ヒリヒリ感じてしまう方もいるようなので、心配であればアルミホイルを巻く前にキューティクルクリームを指に塗って保護することがおすすめです。
■プッシャーでジェルを除去していく
アルミホイルを外し、ジェルが浮いているようであれば、プッシャーで軽く擦っていきましょう。浮いていない部分を無理やり除去することは禁物なので、浮いていないところがあれば再びコットンに含ませたジェルリムーバーで浸透させることから始めてみてください。
それでもうまく取れない場合は、一度表面を削ってジェルの厚みを薄くするといいですよ。
爪の表面が白くなり、毛羽立った状態がジェルネイルを落とした後の爪になります。しかしここで終わりにするのではなく、アフターケアまで丁寧に行うことが不可欠。
また新しいジェルネイルをするのであれば、180Gのバッファーで表面を軽く磨いて終わりですが、爪を休めるのであれば、220/280Gのバッファーで表面を軽く磨きます。
そしてキューティクルを爪の根本に垂らし、しっかり浸透するようにクルクルとマッサージをしていきましょう。仕上げにハンドクリームを使うことで、手だけでなく爪の保湿効果も高めることが期待できますよ。
キューティクルオイルは、お手洗い後や日中など、こまめに保湿することを心がけてみてくださいね。
最後に覚えておきたい注意点をいくつかご紹介します。
■自分で無理やり剥がさない
剥がれかけのジェルネイルであっても、無理やり剥がすことは禁物です。落としているときに上手くジェルが剥がれないときも、根気強く落とす工程を繰り返してくださいね。
■剥がれてきたジェルネイルを放置しない
落とす前にジェルが浮いてきた場合、長期間放置してしまうと爪にカビが生えてしまう可能性があると言われています。爪に良くないので、正しい落とし方で清潔な爪を保てるようにしましょう。
ジェルネイルを落とす方法をご紹介させていただきました。おしゃれな指先を楽しみたいからこそ、健康的な自爪やお手入れされた自爪が欠かせません。無理やり剥がすのではなく、ステップを踏んで徐々に落としていってくださいね。