リップクリームの正しい塗り方を知っていますか?正しい塗り方をしないと、唇を傷つける原因になってしまいます。正しいリップクリームの塗り方や塗るタイミング、かわいいリップの作り方などをご紹介します。
リップクリームは、誰もが1本は持っている唇のケアアイテムだと思います。しかし、正しい塗り方で塗っている人は意外に少ないのです。リップクリームの塗り方の間違った方法についてご紹介します。
■リップを横に動かす
リップクリームの基本的な塗り方というと、横方向に動かす方法で使用している人が多いのではないでしょうか?実はこれは間違った塗り方なのです。リップクリームを横方向に塗ってしまうと、縦ジワにしっかりとリップクリームが入らずに、縦ジワが目立ってしまいます。
■リップをそのまま使っている
リップを塗る時にそのままリップを滑らせる方法も、実はNGです。リップクリームは温めることでテクスチャーが柔らかくなります。柔らかくなる前に唇に滑らせてしまうと、摩擦が起きて唇に負担を与える可能性が高くなります。
■何度も塗る
唇の乾燥が気になるからといって、1日10回以上もリップクリームを塗っている人はいませんか?唇にはバリア機能がないので、何度も何度も摩擦を与えられるとダメージを受けてしまいます。乾燥を直したくても全く直らない悪循環が始まってしまうのです。
リップクリームの正しい塗り方について、詳しくご紹介します。
■唇の汚れや油分を取り除く
リップクリームを塗る前に、必ず唇の汚れや油分をオフしておきましょう。汚れや油分が付着している唇にリップクリームを塗ってしまうと、ムラ付きの原因になります。ティッシュでしっかりとオフしてから塗るようにしましょう。
■リップを温める
リップクリームを塗る前にリップクリームを温める必要があります。リップを体温で溶かすことで、柔らかく伸びがよくなります。リップクリームを使用する前には、指や手などに少し押し付けて、リップクリームを溶かしてから使いましょう。
■縦方向に塗る
リップクリームは縦方向に向かって塗っていきます。縦ジワを埋めていくように縦に動かしながら塗っていきましょう。縦ジワをすべて埋めていくイメージで行うと、全体的に負担なくきれいに塗ることができますよ。
リップクリームを毎日使っていても、唇が荒れやすい人もいますよね。そんな唇が荒れやすい人の原因と対策法についてご紹介します。
■唇は元々荒れやすい
唇というものは、元々荒れやすい部分です。唇にはバリア機能がありません。そのせいで、合わない化粧品や刺激が強いものを使っただけで、唇は荒れやすくなります。さらに、少しの摩擦にも反応してしまうので、毎日のリップケアやリップメイクで少しずつ唇を傷つけてしまっているのです。
唇が荒れやすいという人は、普段の化粧品やリップケアを見直すところから始めてみましょう。
■荒れやすい人はブラシを使う
唇が荒れやすい人の対策として、ブラシを使って塗ることをおすすめします。リップクリームは何となくそのまま塗るものだと思っている人が多いですが、塗っていること自体が刺激になっている可能性もあります。なので、ブラシを使って刺激を減らすという方法がおすすめです。
■唇が荒れたら医薬品のリップを使う
リップクリームは荒れた唇にも使っても大丈夫なアイテムがほとんどですが、荒れた唇を直す作用というのは、ほとんどありません。そのため、唇が荒れてしまった場合には、医薬品のものを使うようにしましょう。
荒れた唇はリップクリームでは直らないので、医薬品タイプのものを塗ることで直していきましょう。
唇が荒れてしまった時のリップクリームの塗り方についてご紹介します。
■医薬品のリップクリームを使う
肌が荒れてしまった時は、医薬品のリップクリームを使いましょう。そうすることで直りが早くなります。通常のリップクリームはおやすみして、荒れた唇を直すことに専念しましょう。
■綿棒を使う
リップになるべく負担を与えないために、綿棒を利用して塗っていくことがおすすめです。ブラシでもいいですが、できるだけ衛生的なものを使った方がいいので、綿棒がおすすめです。綿棒にリップクリームを付けて、荒れている部分にそっと乗せていきましょう。優しいタッチで行うことがおすすめです。
■リップパックもおすすめ
どうしても唇が直らない、医薬品のリップクリームがないという場合には、手元にあるリップなどを使ったリップパックがおすすめです。手軽にできるので、1度試してみることをおすすめします。
使用するのは普段使っているリップでもいいですが、おすすめはワセリンや蜂蜜です。唇に多めに塗布して、ラップを貼って5分ほど放置します。その後不要な分を拭きとるか洗い流して完成になります。
簡単にできるので、荒れた唇の応急処置としておすすめです。
リップクリームの塗り方についてご紹介しました。リップクリームの正しい塗り方を実践できている人は、意外に少ないかもしれません。正しい塗り方を実践することで、唇の荒れが軽減するかもしれませんよ。ぜひ試してみてくださいね。