肌をサラサラな状態に仕上げるために欠かせないフェイスパウダー。一見マットな仕上がりになりそうなフェイスパウダーですが、ツヤ肌に仕上げることも可能です。フェイスパウダーを使ったツヤ肌の作り方やおすすめのメイク術をご紹介します。
【目次】
まずはフェイスパウダーを使ってツヤ肌が作れるのかどうか、詳しくご紹介します。
フェイスパウダーでツヤ肌を作る時のポイントは、パールやラメ入りのものを使うことです。フェイスパウダー自体はパウダー状のものなので、リキッド系の濡れたツヤを再現することは難しいです。
しかし、パールやラメが入っているフェイスパウダーを選ぶことで、肌にツヤ感を与えながらサラッとした仕上がりに作りこむことは可能です。フェイスパウダーでツヤを作る時は、磨き上げるように乗せることが大切です。こうすることで、パールやラメ感がより強調されるので、ツヤ感のある肌を作ることができます。
ツヤ感のあるベースを作るためには、下地やファンデーションの段階でツヤを仕込んでおくことが大切です。パールやラメ感のあるフェイスパウダーを使ったとしても、ベースにしっかり仕込んでおかないと自然なツヤ感を出すことができません。
下地やファンデーションで自然なツヤ感を作ってから、そのツヤを活かしつつフェイスパウダーできらめきをプラスするのがおすすめです。
ツヤ肌を作るためのフェイスパウダーは、できるだけ薄めに乗せるのがおすすめです。パールやラメが入っているものだとしても、たくさん乗せてしまうと悪目立ちしてしまったり、粉っぽくなってしまったりすることがあります。
ベースのツヤ感を活かしつつ、自然なツヤ感をフェイスパウダーでプラスするためにも、薄めに広げていくのがおすすめです。
ツヤ肌を作るためのフェイスパウダー選びのポイントについてご紹介します。
ツヤ肌をフェイスパウダーで作る場合は、パールやラメが入っているものを選ぶようにしましょう。このラメやパールによって、ツヤ肌が演出できます。パールは繊細な輝きを与えることができるので、比較的使いやすいアイテムです。
ただし、パール感が強すぎると悪目立ちしてしまうことがあるので注意しましょう。ラメはパールよりも粒が大きいので、顔全体にツヤ感を与えたい時におすすめです。ただし、ラメは少量でも目立つので肌に乗せても違和感がないようなものを選ぶ必要があります。
ツヤ肌を作るためのフェイスパウダーは、乾燥しにくいものを選ぶのもポイントです。ツヤというのは、リキッド状のもので作り出すものがほとんどなので、乾燥してパサついた肌にはあまり合いません。
自然なツヤ感を出すためにも、できるだけ乾燥しにくいものを選ぶようにしましょう。保湿成分が入っているものであれば、乾燥しやすい肌質の人でも使いやすいですよ。
フェイスパウダーを選ぶ時は、量の調整がしやすいものを使うようにしましょう。ツヤ肌を作る時は、なるべく少量のフェイスパウダーを薄く広げていく必要があります。
量が調整しにくいようなフェイスパウダーを使ってしまうと、薄く広げることができずマットでパサついた質感の肌に見えてしまいます。できるだけ少量ずつ取れるようなフェイスパウダーを選ぶようにしましょう。
フェイスパウダーを選ぶ時は、白浮きしないものを選ぶことも大切です。パールやラメが入っているようなフェイスパウダーは、光を集める特性からトーンアップして見えるものが多いです。
そのせいで、色がしっかりつくフェイスパウダーを選んでしまうと、白浮きしてしまう場合があります。ラメやパールがしっかり入っているものだとしても、肌に乗せて違和感のない、自然になじむものを使うようにしましょう。
続いて、ツヤ肌を作るフェイスパウダーの正しい使い方についてご紹介します。
まず最初にパフやブラシにフェイスパウダーを含ませていきます。使用するツールはお好みのものを使用しましょう。パフはしっかりと乗せることができるので、化粧が崩れやすい季節や長時間お直しできない時に使うのがおすすめです。
ブラシは薄く乗せることができるので、乾燥しやすい肌質の人におすすめです。毛穴にしっかり入れ込むことができるので、毛穴もしっかりカバーしたい人にもぴったりです。
パフやブラシでフェイスパウダーをひと撫でしたら、手の甲を使って中にしっかり含ませるのがポイントです。こうすることで、ムラなく均等に乗せることができますよ。
フェイスパウダーは油分が多い部分から乗せていきます。特に皮脂が気になる鼻周りからしっかり乗せていきましょう。毛穴をカバーしたい場合は、下から上に向かって乗せるのがポイントです。
他にもフェイスラインやおでこ、生え際など、化粧崩れが起こりやすい部分にしっかりと乗せていきましょう。
フェイスパウダーを乗せる時は、ツヤを残したい部分には薄めに乗せるのがおすすめです。フェイスパウダーを乗せることで、ツヤ感が奪われてしまうため、特にツヤ感を目立たせたい頬の高い位置やCゾーンには、薄く乗せるようにしましょう。
また、乾燥を感じやすい目の周りも薄く乗せるのがポイントです。どうしてもツヤ感を失いたくない場合は、油分が多い部分以外はまったく乗せないという選択肢もおすすめですよ。
ツヤ肌をフェイスパウダーで作る時のベースメイクのポイントについてご紹介します。
ツヤ肌を作る時は、ツヤ感のあるファンデーションを使うのが大切です。フェイスパウダーだけでツヤ感を出すのはとても難しいので、みずみずしいテクスチャーのファンデーションを使うようにしましょう。
テカリに見えるようなツヤ感のファンデーションでも、上からフェイスパウダーを乗せるのである程度抑えることができます。かなりツヤのある仕上がりが好きな人や、肌が乾燥しやすい人は、しっかりツヤが出るタイプのファンデーションを選ぶようにしましょう。
ファンデーションやフェイスパウダーなどを重ねて、まだツヤ感が足りないと感じた場合は、ハイライトを使うようにしましょう。ハイライトにもリキッドやパウダー、クリームなどさまざまなテクスチャーのものがあります。
もっとも崩れにくいのがパウダータイプです。フェイスパウダーの上からでも自然に使えるのでとても使いやすいです。しっかりツヤが欲しい場合には、クリームやリキッドタイプがおすすめです。
しかし、油分が多いタイプのハイライトは最後につかうことでファンデーションなどを落としてしまうことがあるので、ファンデーションの前に仕込むか、優しいタッチで乗せていくことが大切です。
ファンデーションや下地などを塗る時は、ブラシを使うのがおすすめです。スポンジや指、パフなどさまざまなアイテムがありますが、その中でももっともツヤ感を活かしやすいのがファンデーションブラシです。
均等に肌に伸ばすことができて、薄づきなのにツヤ感のある肌を作ることができます。みずみずしいテクスチャーのものであればあるほど、ブラシを使って塗った方がきれいな仕上がりになりますよ。
自然なツヤ感のある肌を作るためには、スキンケアの段階から仕込むのがおすすめです。ツヤ感はみずみずしさの象徴です。メイクでもプラスすることはできますが、やはりスキンケアの段階からしっかり仕込むことで、自然なみずみずしい肌を作ることができます。
メイクをする前に化粧水や美容液、クリームなどを使って、しっかりとツヤを仕込んでいきましょう。さらにツヤ感の出る乳液タイプの下地や日焼け止めなどをプラスすることで、より自然なツヤがプラスできますよ。
ファンデーションやフェイスパウダーに頼り過ぎず、スキンケア特有のツヤをプラスした上から、メイクでのツヤ感を追加するようにしましょう。
最後にツヤ肌を作るおすすめのフェイスパウダーについてご紹介します。
LAURAMERCIERのトランスルーセントルースセッティングパウダーグロウは、潤いに満ちた素肌のようなツヤ肌を作ります。内側からにじみ出るような美しい輝きをプラス。軽い付け心地で、メイクしたての状態を12時間キープします。
LAURAMERCIERトランスルーセントルースセッティングパウダーグロウ / ¥5,280
CANMAKEのトランスペアレントフィニッシュパウダーは、テカリやくすみをカットするなめらかな付け心地のパウダーです。繊細なパールが上品なツヤ感を与えます。真珠のように透明感溢れる肌を演出します。
CANMAKEトランスペアレントフィニッシュパウダー / ¥1,034
POUL&JOEのラトゥーエクラルースパウダーは、透明感溢れる明るさを作るフェイスパウダーです。ラベンダーパール配合で、くすみを消し去ります。大人でも使いやすく立体感のある肌を作ります。
POUL&JOEラトゥーエクラルースパウダー / ¥5,500
ツヤ肌を作るフェイスパウダーについてご紹介しました。フェイスパウダーは使い方によってはマットな質感に仕上がってしまうので、アイテム選びはとても大切です。自然なツヤ感を作るフェイスパウダーを選んで、理想のツヤ肌を手に入れましょう。