最近は100均でも購入できる多肉植物。ぷっくりした見た目が可愛くてインテリアにもぴったりです。今回は、壁掛けにしたり飾り棚に飾ったり、様々なアレンジで楽しむ多肉植物のインテリア例をご紹介します。
【目次】
多肉植物とは、茎や葉、根に水分を溜めることで形状が多肉質になる植物のこと。
そもそも砂漠地帯などの降水量の少ない地域でも生き抜けるように適応した植物ですが、最近はその可愛い見た目からインテリアとしても大人気。
何しろ丈夫なので初心者でも育てやすく、寄せ植えやアレンジの仕方も簡単な点も魅力的。株分けしてどんどん増やすことも可能です。
育て方のポイントは、日当たりの良い場所と風通しの良さ。屋外はさほど問題ありませんが、室内の場合は日当たりが良い窓辺が最適です。
1日5時間ほど日光を浴びるのが理想的。ただし真夏の直射日光が当たる時は、明るめの日陰に移動。寒さには弱いので、冬は室内に入れた方が長持ちします。
室内のインテリアとしても、ガーデニングにも取り入れることができるので、アレンジの仕方も豊富。
ちなみに、昔から観葉植物としてなじみがあるサボテンやアロエも多肉植物の一種です。
キッチンのインテリアとしてグリーンが欲しい時にも、多肉植物が便利。食材を扱う場所なので、清潔感のある飾り方がおすすめ。
大きめの瓶の中に入れたり、シンプルなウッドの入れ物に入れてスッキリ見せ。すべて違う種類にしても、多肉植物なら統一感が出るので安心です。
水やりは、土がすべて乾燥している時がベストタイミング。目安は月に1度くらいで、あげる時は水が滴るくらいたっぷりめにあげましょう。
最近流行りのボタニカル風インテリアにぴったりなのが、多肉植物の壁掛け。ナチュラルな雰囲気で悪目立ちしないので、大きめでも嫌味になりません。
■材料
・多肉植物
・土
・網(1cm四方)
・箱(深さ5cmほど)
・ペンキ
・木材(フレームとカバー用)
■作り方
1.木材を組み合わせて四角いフレームを作り、その大きさに合わせて網をカットします。
2.フレームの裏に網を張り、内部に箱を取り付けます。
3.箱の中に土を入れて、軽くゆすって余分な土を落とします。
4.棒などで穴をあけて多肉植物を差し込みます。様々な種類を使って微妙なカラーの違いでバランスを整えるのがポイントです。
5.強力なマグネットやフック、画びょうなどで壁に取り付けます。
多肉植物は、様々な品種を寄せ植えしても違和感なくまとまるのが特徴。お好みの多肉植物ばかりで寄せ植えを手作りすれば、愛着もわきます。
鉢の代わりに食器やマグカップ、おしゃれな瓶でもOK。細かい多肉植物の場合は、ピンセットを使うと植えやすいです。
なるべく隙間ができないように植えると、バランスよく仕上がります。
リビングや寝室の窓際に置くなら、ガラスの器に入れた多肉植物がおすすめ。陽の光を浴びて生き生きとした多肉植物から、元気をもらえます。
多肉植物は日光が好きですが、真夏の直射日光は避けた方が○。風通しが良い場所を好むので、たまに窓を開けてあげましょう。
水をあげる時は、蒸れないように注意が必要。あまり多くあげすぎないようにして、下に水が溜まっている場合は捨てます。
花瓶でなくても、グラスやタンブラーなど家にあるものにさりげなく植えてもおしゃれ。大きさや形が違う器の方が、バランス的にもGOODです。
多肉植物は、アルミやブリキなどのアンティーク風の鉢とも相性抜群。1つだけでなく、同じ鉢をいくつか規則的に並べて飾ることで、よりおしゃれ感がアップ。
鉢は同じでも、多肉植物は違う品種にするのがポイント。垂れ下がるタイプやシャープな葉が上に伸びるタイプなど、高低差がある方がバランス的にも整います。
多肉植物は根腐れする場合もあるので、底に穴がある鉢の方がよく育ちます。穴が無い場合は、穴が開いた小さな鉢を中に入れてから植えましょう。
多肉植物は、屋外で育てることもできます。ウッドボックスに土を入れて、様々な品種を寄せ植えすれば、ガーデニングのアクセントにぴったり。
寄せ植えのバランスを左右するのが、高低差とカラーリング。高さやサイズの異なる品種を使えば変化が生まれます。
多肉植物独特のスモーキーカラーでまとめるのも良いですが、ピンクっぽい品種やボルドーをミックスさせるのもテクニック。特にガーデニング仕様の場合、少々色味があった方が映えます。
育てるごとに愛着がわく多肉植物は、インテリアとしても優秀アイテム。育て方や世話も簡単で、場所やシーンを問わず飾ることができるのでぜひお部屋のアクセントにいかがでしょうか。