冷えや肌荒れなど、女性特有のお悩みを解決するなら、よもぎ蒸しがおすすめです。テレビでも話題になった美容法で、気になっていた女性も多いのではないでしょうか。そこで今回は、よもぎ蒸しによる効果や通う頻度などをご紹介します。
よもぎ蒸しとは、よもぎを煎じた蒸気を下半身を中心に体全体に浴びるものです。
よもぎをはじめ、どくだみなどの数十種類の生薬を入れた鍋を、座浴用のイスの下で煮立たせ、そこに座って下半身を中心に皮膚や粘膜からたっぷりと吸収することが基本になります。
元々、韓国で600~700年ほど前から、産後ケアとして愛用されていたもので韓国の民間療法だったのですが、ここ最近はよもぎ蒸しによる美容効果などがすごいことから美活や温活をする女性たちの間で話題になっているんですよ。
日本でもよもぎ蒸しサロンをやるところが増え、通いやすくなっているのも嬉しいポイントです。
具体的によもぎ蒸しにはどのような効果があるのか見ていきましょう。
よもぎを煎じた蒸気を下半身を中心に浴びるよもぎ蒸しは、専用のマントを被ることで蒸し風呂状態になります。
そのため、汗をかくことができ、同時に体の巡りを良くする効果が期待できるので、体内の不要な老廃物や毒素を出すデトックス効果に繋げることができるんです。
デトックス効果を得られることで、ダイエットや美肌にもアプローチをしてくれると言われています。
また、よもぎ蒸しによって子宮を直接温めることができるのも魅力。
子宮を温めることができれば、冷え性や生理痛の緩和に繋がり、むくみなども改善できるとされています。
よもぎ蒸しは、妊活をしている女性にもおすすめです。
さらにハーブの香りでリラックスすることができるので、ストレスやイライラ、疲れを解消してよもぎ蒸し後はリフレッシュできるのも嬉しいポイントですよ。
よもぎ蒸しのやり方はサロンによって違いがあるかと思いますが、基本的なやり方は下記の流れになります。
■よもぎ蒸しのやり方
①首から下をすっぽりと覆うガウンに着替えます。
②まずは椅子の前方に座り、お尻や背中側をじっくり温めます。
③そして椅子の中心に座ったら、無理のない範囲内で30~40分ほど座って過ごすだけです。
あぐらや体操座りのような座り方がおすすめだそう。
顔もすっぽり被れば美肌効果がアップしますよ!
よもぎ蒸しを行っている間は、その状態で楽しめることを過ごしてください。
読書をしたり、音楽をしたり、自分の好きな時間を過ごせれば、さらにリラックスできるでしょう。
■よもぎ蒸しを行っているときの注意点
30~40分の間は汗をしっかりかくことができるので、脱水症にならないように水分補給をこまめに行ってください。
そして立ち上がるときは、のぼせやめまいに注意して、ゆっくりと立ち上がりましょう。
汗で足元が滑りやすくなっていることもあるので、気をつけてくださいね。
よもぎ蒸しにはさまざまな効果が期待できるので、せっかく取り入れるのであれば、その効果をしっかり実感していきたいですね。
よもぎ蒸しは、終わった後はすっきりと爽快な気分を感じることができ、その日の夜はいつもよりもぐっすり眠ることが期待できます。
そしてよもぎ蒸しを取り入れた日は積極的に水分を摂り、油物を控えるようにすることで、よもぎ蒸しを終えてからもデトックス効果が継続できると言われているんです。
このことから一回だけでも十分な効果を期待することができそうですが、冷えやむくみなどが酷い女性の場合、一回だけでは効果を実感できないことがあるそう。
デトックス効果や安眠効果も続くわけではないので、体の中からしっかり体質を改善するなら継続することが大切です。
■よもぎ蒸しを取り入れる頻度
気分転換程度であれば月に1~2回ほどでいいと言われています。
しかし、しっかり効果を実感したい方であれば、週に1~2回、できれば週4~5回ほどのペースでよもぎ蒸しを長く続けた方がいいそうですよ。
週に4~5回も通うのは大変……という方もいますよね。
忙しくて難しいのであれば、自宅でできるよもぎ蒸しセットを手に取ってみてください。
専用の椅子やよもぎ蒸し粉末などがセットで購入することができるので、自宅でも手軽に始めることができますよ。
自宅で行った方が、費用の節約にもなります。
そのときは、リラックスできるように間接照明にしたり、アロマキャンドルを焚いてみたり、自分で心地よい空間作りをすることがおすすめです。
サロンと同じようにリラックス効果を高めることが期待できます。
よもぎ蒸しによる効果や頻度についてご紹介しました。美肌やダイエットはもちろん、婦人科系トラブルにも効果があり、ここ最近では花粉症が良くなったという声もあります。女性が抱えるさまざまな悩みを改善してくれるので、ぜひ一度よもぎ蒸しを体験してみてはいかがでしょうか。