ティントリップといえば、今やどのコスメブランドからも1本は販売されているほどの定番アイテムとなってきました。そもそもティントリップとは、どのような特徴があるのでしょうか?ティントリップの使い方やおすすめ商品をご紹介します。
【目次】
リップティントとは、唇を染め上げて色を付けるタイプのリップアイテムです。今までのリップは、唇の表面に色を乗せたり、潤い感を与えたりするものがほとんどでした。
リップティントは、角質そのものを染めるコスメになります。表面だけでなく角質まで色素を入れることになるので、色が落ちにくく長時間色づいた唇をキープすることができるアイテムです。
リップティントは角質を染め上げているので、唇の水分量や温度によって色が変化しやすくなります。そのため人によって色の出方が変わってくることもあります。
リップティントは韓国から広がったコスメアイテムで、今では世界中のブランドで販売されるようになりました。最初のうちはティントといえば、水っぽいテクスチャーのものが多く、チップで塗るタイプのものが主流でした。
最近では口紅とはほぼ変わらない形で、色が唇に定着するような口紅型ティントも続々と登場しています。
リップティントは、色持ちが良いことから、世界中に一気に広がっていたリップアイテムです。しかし、中にはデメリットというものも存在します。リップティントを使うデメリットについてご紹介します。
■唇の刺激になる
リップティントは唇に対しての負担が大きいといわれています。リップティントは通常口紅などに使用されている顔料ではなく、染料を使って唇を染め上げています。染料は顔料に比べると、唇への負担は大きいとされています。
■落としにくい
リップティントのメリットといえば、落ちにくいことです。色素がしっかり残ってくれるということは、お出かけの時にとても便利ですよね。しかし、リップティントはクレンジングでも落としにくいものもあります。
リップティントの中には、オイルクレンジングを使っても落ちないものもあります。そういった場合は、専用のリムーバーが必要です。
リップティントに対して、色素沈着を心配する声もあります。実際にリップティントは角質を染め上げているだけなので、それ以上奥に入ることは基本的にはないといわれています。
しかし、毎日しっかりとリップティントを落とさないで生活すると、唇が荒れやすくなります。落としにくい分唇への負担も大きくなります。
■乾燥しやすい
リップティントは、他の口紅に比べると乾燥しやすいものが多いです。水ベースとなっているティントは特に、乾燥しやすくなります。油分の多い口紅に比べると、どうしても保湿力が欠けていると感じてしまうアイテムも中にはあります。
唇はもともと油分を持たないところなので、乾燥を感じやすく荒れやすい状態になってしまうこともあります。
リップティントは、色持ちが良いのでとても便利ですが、使い方によっては唇に刺激になってしまうこともあります。自分の唇に似合う商品を選ぶことと、毎日しっかり落とすことが大切ですね。そんなリップティントには、色々な使い方があります。リップティントの使い方についてご紹介します。
■1本で仕上げる
リップティントは色が落ちにくいうえにしっかり発色するので、1本で仕上げるメイクに向いています。唇全体に乗せることで、内側からにじみ出たような発色のリップを作ることができますよ。
■ベースとして塗る
リップティントは、ベースとして仕込むリップ役としても使えます。色がとても気に入っているけど、すぐに落ちてしまって外出先にはなかなか付けていけないというアイテムはありませんか?
そういった落ちやすいアイテムの下に、リップティントを仕込んでおくことによって、上に乗せたリップが落ちてしまっても、血色感のある唇を保つことができます。
■グラデーションリップにする
リップティントといえば、グラデーションリップです。リップティントを唇の内側部分にだけ乗せることで、内側からにじみ出たような控えめな唇を作ることができます。この方法であれば、濃いカラーでも挑戦しやすくなります。
1本で仕上げてもOK、2色使ってもOKです。質感をチェンジしたり、極端なカラーを使ったりと、グラデーションリップにもいろいろなアレンジが加えられます。
ジルスチュアートのフォーエヴァージューシーオイルルージュティントは、果実の雫を思わせるようなみずみずしい唇に仕上げます。つけたての発色が長時間続きます。美容オイル配合で、乾燥しやすい唇も潤いを与えます。
ジルスチュアート フォーエヴァージューシーオイルルージュ ティント / ¥3,024
スウィーツスウィーツのフルーツティントバームは、リップ美容液やバームとしても使えるリップティントです。塗りやすいチューブタイプで、お直しもお手軽にできます。唇の水分に反応するので、自分だけのカラーになりますよ。
スウィーツスウィーツ フルーツティントバーム 02 / ¥972
ETUDEHOUSEのディアダーリンウォータージェルティントは、見た目がかわいいアイス型のティントです。トロっとしたテクスチャーで、つややかに発色します。縦ジワを自然にカバーしながら、滑らかに伸びるリップティントです。
ETUDEHOUSE ディアダーリン ウォータージェルティント / ¥756
Diorのディオール アディクト リップ ティントは、自然由来成分が80%のナチュラルな付け心地が魅力。塗って数秒すると、唇に生まれた自然な血色感が12時間続きます。一度付けて乾いた後にもう一度重ね塗りすると、さらに長持ちしやすくなりますよ。潤いも6時間キープしてくれます。
Dior(ディオール) ディオール アディクト リップ ティント / ¥3,996
CANMAKEのステイオンバームルージュティントタイプは、リップクリームのような使い心地で、高い保湿力があります。口紅のように発色がいいのに、グロスのようなツヤも与えてくれますよ。滑らかな質感なので、唇が乾燥していても滑るように付けることができます。
イヴ・サンローランのヴォリュプテ ティントインオイルは、唇をケアしながらリップメイクができるオイルルージュです。潤いをたっぷり与えてくれるので、乾燥知らずの唇に。自然な血色感のある発色も魅力です。
Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン) ヴォリュプテ ティントインオイル / ¥4,104
OPERAのリップティント Nは、透明感のある発色で唇そのものが色づいているかのような印象に仕上げてくれます。ベースになっているのがサラッとした感触のリップケアオイルなので、しっとりとするのにベタつかない付け心地。するすると伸びるので、鏡なしで気軽に塗ることができますよ。
OPERA (オペラ) リップティント N / ¥1,620
セザンヌのカラーティントリップは、深みのある発色のルージュ。大人っぽい唇に仕上げてくれます。保湿成分が4種類も配合されているので、唇のカサつきが気になる人にはぴったりです。チップの先が細くなっていて、口角などの細かい部分もはみ出さず塗りやすいのも嬉しいポイント。
ADDICTIONのティント リッププロテクター + モアは、チークとしても使える1つで2役のアイテム。まとまり感のあるメークができるだけでなく、チークの色落ちで悩んでいる人にもおすすめです。唇や頬に内側から発色するような血色感が生まれますよ。
SPF20でUVケアができるのも魅力。精油のジュニパーベリーとゼラニウムローズの香りにも癒されます。
ADDICTION(アディクション) ティント リッププロテクター + モア / ¥2,700
excelのリップケアオイルは、シアーな発色で元の唇の色を活かしたメイクが叶います。透明感があるので、他のリップと重ねづけする、という使い方もできますよ。
マカデミアナッツオイルやグレープシードオイル、シアバターなど美容オイルが7種類配合されているのも魅力。乾燥した唇に瞬時に潤いを与えてくれるのに、さらっとした付け心地でべた付きません。
excel(エクセル) リップケアオイル / ¥1,512
ロレアルパリのユイルカレスは、オイルが約90%も配合された、なめらかな質感のオイルティントです。ツヤを生み出すシャインオイルが、唇をコーティングして自然な潤いをプラスしてくれます。
オイルがたっぷり配合されていますが、ライトオイルの効果で付けた瞬間からサラサラとしていて快適な付け心地。ブルーやライム、イエロー、パープルなど他にない色展開も特徴です。めずらしいカラーでもシアーな発色なので、唇の元の色を活かしつつニュアンスを与えてくれますよ。
リップティントについてご紹介しました。数年前に発売されたばかりのアイテムですが、今では定番化しているリップアイテムです。長時間落ちにくいという特徴があるので、長時間お化粧直しできない時や、デートの時にはぜひリップティントを使ってみてくださいね。