好きな人以外から告白されると、何と言って断っていいのか迷うことがありますよね。そこで今回は、告白を断る方法や、相手をなるべく傷つけないような断り方のポイントをご紹介します。
好きな人からの告白は嬉しいものですが、他に好きな人がいたり、すでに彼氏がいる場合、好きではない男性からの告白は困ってしまうものです。
特に、相手が勇気を出して真剣に告白してくれている場合は、相手の誠意を感じて、告白を断ると傷つけてしまうのではないかと心配になってしまうものです。
また、相手が友達や同僚の場合は、告白を断った後もコミュニケーションを取っていかなくてはいけない場合もあり、告白の断り方も悩んでしまいますよね。
なるべく相手を傷つけないように断る必要があります。
■意思表示ははっきりと
好きな人以外から告白されると、何と言って断っていいのかわからなくなってしまうことがありますよね。
しかし、相手を傷つけたくないからといって、回りくどい言い方をしてしまうと「付き合えない」ということが伝わりません。
告白を断る時は、相手をなるべく傷つけないことも大切ですが、曖昧な言い方をしてしまうと「もしかしてこれから頑張ってアプローチをすれば付き合える可能性があるのかも」と相手に思われ、未練が残ってしまう可能性があります。
付き合う気がないなら、変に期待をさせず、はっきり断りたいですね。
「今はまだ付き合えない」「まずは友達として仲良くなりたい」などのような言葉は使わず、脈がないことをきっぱり伝えましょう。
■逆恨みには注意
しかし、「男性として興味がない」「タイプじゃない」などのように、相手も人格や外見を否定するような言葉を言うのはNGです。また、相手に必要以上に冷たい態度を取ったり無視をしたりすると、男性のプライドが傷つき、逆恨みされてしまう可能性もありますので注意したいですね。
■他の人には相談しない
また、たとえ返事に迷っている場合でも、告白されたことは周囲の人に話さないようにしましょう。たとえ信頼できる人でも、つい口を滑らせてしまい、周囲の人に告白されたことが広まる可能性はあります。
■告白を断る手段
告白を断る際に迷うのが、直接会って断った方がいいのか、メールやLINE(ライン)を使って断った方がいいのかということですよね。
直接会って断るメリットは、相手に誠意が伝わることです。直接「付き合えない」と言われた方が、振られる方も諦めがつきやすいですね。ただし、あまり人気のない場所で断るようにしましょう。
一方、告白を断ることで相手を傷つけるのに抵抗がある方は、メールやLINEではっきり「付き合えない」と伝えた方がいいですね。ただし、メールやLINEは文章だけで意思表示をしなくてはいけないので、場合によっては相手が冷たいと感じることもあります。送った内容は残りますので、文章はよく考えてから送りたいですね。
■告白を断るタイミング
告白を断る場合は、タイミングも大切です。告白から断るまでの期間が長くなると、その間相手はモヤモヤとした気持ちのまま過ごすことになります。
また、返事をするまでに時間がかかるということは、「付き合うか断るかどうかの返事に迷っていたから脈ありなのではないか」と誤解されて、断る際になかなか相手が納得してくれないケースもあるようです。
したがって、付き合う気がない場合は、なるべく早く断るようにしましょう。
遅くても一週間以内には返事をしたいですね。
そして、職場の同僚に告白された場合は、朝や就業時間中に返事をすると気まずい雰囲気になってしまいます。したがって、就業時間が終わってから告白を断るようにしましょう。
ただし、プライドの高い男性は、告白された直後にすぐに断ってしまうと、プライドが傷つく可能性もあります。したがって、告白された後、2、3日後に断るのも、真剣に返事を考えたことを伝えられるのでおすすめです。
■相手をなるべく傷つけない告白の断り方
告白を断る際には、少なからず相手を傷つけてしまうものです。しかし、相手をなるべく傷つけないように気をつけることはできます。
例えば、気持ちを伝えてくれたことに対する感謝の気持ちや嬉しかったと伝えることは、相手が勇気を出して告白してよかったと思える言葉です。
また、告白した相手は、告白したことによって関係が壊れてしまったり、気まずい雰囲気になって疎遠になるのは望んでいないかもしれません。これまで良い関係を築いてきた場合は、「これからも友達でいたい」「これからも今まで通りの関係でいたい」と伝えるのもいいですね。
そして、たとえ断る理由がないからといって正直に「理由はないけれど付き合えない」と言うのも、相手はなぜ振られたのかわからず未練が残る断り方です。嘘でもいいので、「他に好きな人や彼氏がいる」「今は仕事や勉強に集中したい」などと言って断るのがおすすめですよ。
■相手を傷つけにくい告白を断る際の例文
男友達や同僚の告白を断る場合は
「告白をされて驚いたよ。〇〇の気持ちは嬉しいし、〇〇のことが嫌いなわけではないけれど、ずっと友達(同僚)だと思っていました。実は今、他に好きな人がいて、その人との将来を考えたいと思っています。勝手な事を言っているのはわかっているけれど、〇〇とはまた良い友達(同僚)として付き合っていきたいと思います。ごめんなさい。」
などのような文章がおすすめです。メールやLINE(ライン)では内容を精査して送信することができますが、直接断る場合もあらかじめ伝えたい内容や言葉を用意して断るようにすると、相手を不用意に傷つけてしまうのを予防できます。
ただし、年下の彼の告白を断る場合は、「弟のようにしか見れない」と言って傷つけないようにしましょう。年上の女性に告白するのは勇気がいることですよ。
相手が年上の男性や仕事関係の男性の場合は、
「この前はすぐに返事ができず申し訳ありません。突然で驚きましたが、〇〇さんの気持ちは嬉しかったです。ありがとうございます。〇〇さんは頼れる良い上司で、仕事の先輩として憧れの存在です。しかし、プライベートと仕事とはきっちりと分けたいと考えていて、〇〇さんの気持ちを受け取ることができません。申し訳ありません。これからも度々仕事でご迷惑をお掛けしてしまうと思いますが、ご指導いただければ嬉しいです。」
などの例文がおすすめです。「他に好きな人や彼氏がいる」と言うと断りやすいですし、相手も諦めやすいですね。
告白を断る場合は、相手を必要以上に傷つけないことは大切です。しかし、曖昧な言い方をしてしまうと、断っていることが伝わらなかったり、相手に期待を持たせてしまう可能性もありますので注意したいですね。