ハンドソープは感染症予防を含め、手のバイ菌を除去する便利なアイテムです。最近は液体や泡タイプ以外にも自動で泡が出るものも存在します。今回は数あるハンドドープの中で何がおすすめなのかチェックしていきましょう。手の洗い方もご紹介します。
【目次】
近年、感染症予防や除菌・ウイルス対策としてハンドソープへの注目が高まっています。
洗面所やキッチンにハンドソープを置いている方が多く、外から帰って来た時や料理する前、ご飯を食べる前などに手を洗いますよね。
毎日の生活に欠かせないハンドソープは、各社から液体タイプや泡タイプ、自動タイプのハンドソープが展開されており、赤ちゃん向けや肌に優しいものなども販売されています。
また、国産のハンドソープもあれば、海外ブランドのハンドソープもあり、種類が豊富です。
ドラッグストアやネット通販でハンドソープを見てみると、あまりにたくさんあるので何がおすすめなのか迷ってしまう方も少なくないでしょう。
今回は、おすすめのハンドソープについてまとめてご紹介します。
ハンドソープの選び方やプレゼント向けの選び方、正しい手の洗い方もチェックしましょう。
ハンドソープはいろんなタイプが販売されており、価格帯も幅広いです。
数ある中から自分にあった一本を選ぶためにも、ハンドソープの選び方を知っておきましょう。
■液体タイプ
泡タイプに比べて洗浄力が強いのが液体タイプです。濃い液体が出てくるので、手で泡立ててから使用します。手に付着してから時間が経った汚れも綺麗に落としてくれるでしょう。
ですが、洗浄力が高い分、刺激も強いです。頻繁に使用すると手が荒れてしまうかもしれません。
手が弱い方や素早く手を洗いたい方には向いていないと言えます。
■泡タイプ
泡タイプは、泡で出てくるのですぐ手を洗えます。泡立てる時間を省けるので時短になりますね。
しかし、泡で出てきやすくするため、洗浄液を水で薄めています。その分、洗浄力が弱いのがデメリット。頑固な手の汚れは1回で落としきれないので複数回手を洗う必要があります。
■ポンプ式
ポンプ式は、ポンプを押すとハンドソープが出てきます。ポンプを押す回数でハンドソープの量を自分で調整できるので、手の汚れの状態に応じて量を決められるのがいいですね。
また、自動式と比べてポンプ式のハンドソープは安いです。お手頃な価格で購入できるため、リピートして使いやすいです。種類も豊富なので自分好みのハンドソープを探しやすいですよ。
ですが、自分の手でポンプを押すため、ポンプが汚れやすいです。もしかすると目に見えない雑菌が付着している可能性もあります。
■自動式
自動式は、ディスペンサーに手を近づけると自動でハンドソープが出てきます。ポンプを押す必要がないので、清潔な状態で容器を保てます。
価格は自動センサー機能が付いている分、高いです。使い心地は抜群ですが、あまりハンドソープにお金をかけたくない方にはおすすめできません。
■合成香料
合成香料とは、人工的に作られた香料のこと。ハンドソープにいろんな香りを生み出すことができます。
合成香料のハンドソープは香りが強く、手を洗った後も素敵な香りを感じていたい方におすすめ。
■天然香料
天然香料は、自然のものを使用して作られた香料のこと。主にラベンダーやカモミールなどのハーブ系、桜やバラなどが使われています。
天然由来の成分なので、リラックスした香りが楽しめますよ。香りの度合いは合成香料より弱いですが、肌に優しいハンドソープが多いです。
料理をする前に使用しても食材に香りが移りにくく、たとえ移ったとしても自然由来なので、料理の質を落とすことはないでしょう。
■無香料
無香料は、香りがしないハンドソープ。料理する時に使いたいタイプですね。
また、香りに敏感な方や香りで気分が損ないやすい方に向いていますよ。
■無添加タイプ
無添加のハンドソープは、手荒れしやすい方や幼児におすすめ。肌が荒れやすい成分を使っていないので、アレルギー持ちの方でも安心して使えるでしょう。
保湿剤入りなら手も潤わせてくれるため、手の乾燥を防いでくれます。香料も使用していないので、手に香りがつくのが苦手な方でも使いやすいですね。
■オーガニックタイプ
オーガニックタイプのハンドソープは、農薬を使用せず、植物などから作られたものを指します。農薬を使用していないため、害虫が使用する植物を食べることがあります。手作業で害虫を駆除する人件費がかさむので、オーガニックタイプは高価格で販売されています。
しかし、農薬の害を気にしないでいいので、安心安全に使用したい方におすすめです。
アレルギーがある方は、成分表を確認して問題なく使用できるか確認しましょう。
■殺菌・除菌タイプ
手に付着したバイ菌を徹底的に除去したいなら、殺菌・除菌タイプのハンドソープがおすすめ。
料理する前に殺菌・除菌タイプできちんと手を洗えば、食中毒などのトラブルを防ぐことができるでしょう。
しかし、菌を殺菌する分、手への刺激が強いです。手荒れしやすい方や幼児は避けた方がいいでしょう。
■アミノ酸系・両性界面活性剤
アミノ酸系・両性界面活性剤のハンドソープは、優しく手を洗うことができます。洗浄力がマイルドなのが特徴的。子供や乾燥肌の方におすすめです。
<主な成分表記例>
・ココイルグルタミン酸Na、ココイルグリシンK
・コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸Na
など
■石鹸系・カルボン酸系
石鹸系・カルボン酸系のハンドソープは、洗浄力が高いです。外の作業などで手が汚れやすい方におすすめです。
<主な成分表記例>
・ラウレス-4カルボン酸、ラウレス-6カルボン酸
・カリ石ケン素地
など
■殺菌成分
殺菌成分のハンドソープは、食事前や料理する前におすすめです。殺菌性が高いので、手のバリア機能が損なわれやすいです。
しかし、ハンドソープを使ったからといって殺菌できるわけではありません。泡立ててからきちんと手の隅々まで洗うようにしてください。
<主な成分表記例>
・イソプロフィルメチルフェノール
・塩化ベンザルコニウム
など
毎日使うハンドソープは機能性だけでなく、デザイン性も重視したいですよね。インテリアとしての役割も果たしてくれます。
海外製のハンドソープは、ブランド名・商品名が英語で記載されているのでそれだけでおしゃれ。日本製も形状や色、デザインにこだわったアイテムが多いので、好みのハンドソープがないか探してみてください。
購入時は、ハンドソープの大きさや高さをチェックするのも忘れずに。
赤ちゃんや幼児がハンドソープを使用する際、成分に気を配る方も多いですよね。赤ちゃんにはベビーソープがおすすめです。
ハンドソープは毎日使うものなので、ちょっとしたプレゼントに最適です。
では実際に、どのようなハンドソープが喜ばれやすいのでしょうか。
■好きな香りや肌質から選ぶ
プレゼントする相手の好みを把握しておくことが大切です。普段の会話からさりげなく、好きな香りや肌質を聞き出してみてください。
■デザインやブランドから選ぶ
プレゼントするなら、ハンドソープのデザインもこだわりましょう。インテリアとしても浮かないデザインや相手の好きなブランドから選んでください。
■ライフスタイルから選ぶ
アウトドアが好きな方には除菌タイプ、子供がいるご家庭には自動式や肌に優しいタイプ、料理上手な方には無香料タイプなど相手のライフスタイルにそったハンドソープを贈るようにしましょう。
■金額から選ぶ
ハンドソープのプレゼントの相場は、500〜5,000円ほどです。
MARKS&WEB(マークスアンドウェブ)やJ.R.Watkins(ジェイアールワトキンス)などの低価格なブランドは、500円〜1,000円で購入できるでしょう。L'Occitane(ロクシタン)やAesop(イソップ)などの名の知れたハイブランドなら1,000円〜5,000円ほど。
もし相手がプレゼントしたハンドソープを気に入った際、価格があまりにも高いとリピートしにくいので、価格は安すぎず高すぎない価格を選んでみてください。
手にはたくさんの見えないバイ菌が潜んでいます。
バイ菌を除去するためにも、外からの帰宅時や料理前、食事前などこまめに手を洗うことが大切です。
ハンドソープを使った正しい手の洗い方を見ておきましょう。
<正しい手の洗い方>
【1】水で手を濡らします。
【2】ハンドソープをつけて、手のひらをこすります。
【3】手の甲を伸ばすようにハンドソープをこすりつけます。
【4】指先や爪の間もこすります。
【5】指の間を洗います。
【6】親指や手のひら、手首をねじって洗います。
【7】手についたハンドソープを落とすように水で流しましょう。
【8】清潔なタオルやペーパータオルで水気を拭き取って乾かします。
手を洗う前に、腕に装着した時計やアクセサリーは外すようにしてください。
泡タイプのハンドソープです。
肌に優しい天然由来石けん成分と天然由来アミノ酸系洗浄成分配合。手を洗い終わった後の乾燥しがちな肌を保湿してくれるセラミド成分も含まれています。
また、無添加なので、着色料・香料・パラベンなどの防腐剤や品質安定剤・アルコール不使用。荒れやすい手の方でも安心して使えますね。
デザインもシンプルで、洗面台に置いてもインテリアの邪魔をしません。
牛乳石鹸 カウブランド 無添加泡のハンドソープ / ¥506
無添加の石鹸を数多く展開しているミヨシ石鹸の泡タイプのハンドソープです。
手肌に優しい無添加タイプなので、手のうるおいを残しつつもバイ菌をしっかり落としてくれます。
原材料が水とカリ石ケン素地のみなので、手肌が弱い方、敏感肌、小さい子供におすすめです。
ミヨシ石鹸 無添加 泡のハンドソープ / ¥450
釜焚き製法で作られた泡タイプのハンドソープです。
きめ細かい泡が手の汚れをすっきり落としてくれます。泡切れもいいので、洗浄成分が肌に残りにくいです。
また、ほのかに香るラベンダーの香りにも癒されますよ。松山油脂のハンドソープには、グレープフルーツやユーカリの香りも展開されているので気になったらチェックしてみてください。
松山油脂 M-mark ラベンダーの釜焚きせっけん 泡ハンドソープ / ¥605
ビオレuのハンドソープは、花の形をした泡が出てきます。
ボトルをプッシュするだけなので、力が弱い子供でも使えますよ。花の形が出てくるのが楽しいので、子供の手洗い習慣をサポートしてくれるでしょう。
ハンドソープは弱酸性なので、手肌のうるおいをキープしながら汚れを洗い落としてくれます。また、手に香りが残りにくいマイルドシトラスの香り付きです。
CMでもお馴染みの泡タイプのハンドソープ。
ハンドソープ史上初のバイ菌を増やさない抗菌ポンプヘッドを使用して注目を集めました。
キメ細かい泡がウイルスや細菌の侵入を防ぐバイ菌バリアを守りながら、手の汚れを落としてくれます。同時に、手荒れや悪玉菌の増殖を抑制する常在菌の機能が低下しないように働きかけてくれますよ。
香りは全部で3種類。シトラスフルーティの香り、フローラルソープの香り、フルーツミックスの香りが展開されています。
また、通常サイズと本体大型サイズがあるので、手洗い習慣が多い人やこまめに買い換えるのが面倒な方、大家族の場合は、大容量タイプを選ぶといいでしょう。詰め替え用もサイズ展開が豊富です。
ヤシの実から生まれた植物性の泡ハンドソープです。手を洗うたびに殺菌と消毒をしてくれます。
天然精油100%のイランイラン&ラベンダーの香りは心地よく、手洗い後の余韻も楽しめます。
人によっては香りが強いと感じるかもしれないので、洗面台に置いておくのがおすすめです。シンプルな白を基調としたデザインがおしゃれですね。
サラヤ ウォシュボン ハーバル薬用ハンドソープ / ¥550
飲食・医療・介護の現場で使われることが多いJAMES MARTIN(ジェームズマーティン)の泡ハンドソープです。
保湿性・すすぎ性・洗浄殺菌力が全てトップクラス。洗い上がりが早く、ヌメリが感じられません。
配合された保湿成分は肌荒れを防ぎ、殺菌成分が手や指の殺菌・消毒してくれますよ。
無香料タイプなので料理中も安心して使えますね。様々な現場でプロも愛用する本物志向のハンドソープを使いたい方におすすめです。
ミューズのハンドソープは、自動式の泡タイプ。
ディスペンサーの前に手を出すだけで適量の泡が出てきます。最初は色がついた泡が出てくるのですが、手を隅々までこするうちに白い色に変化。色が変わったら手がきちんと泡えた合図になるので、水で洗い流しましょう。
ディスペンサー本体はコンパクトなので洗面台やキッチンに置いても場所をとりません。本体は3種類あり、キッチン専用も販売されていますよ。ハンドソープの香り部分は付け替え可能。グレープフルーツやグリーンティー、せっけんなどから好みの香りを選びましょう。
また、ハンドソープには殺菌成分と保湿成分が配合されています。
アメリカ生まれのジェルタイプハンドソープ。透明ボトルが可愛らしいですよ。
香りは全部でピンクグレープフルーツ、マリン、ラベンダー、グリーンティー、ジャスミンとスズラン、フレッシュレモンとミントの6種類があります。どれも手を洗いながらリフレッシュできる香りです。
また、香りによってボトルの色が変わります。
ハンドソープには、ココナッツオイル由来の洗浄成分とアロエベラ成分が配合されているので手肌に優しいです。もちろん洗浄力も抜群。
method(メソッド) ハンドソープ ジェルタイプ ピンクグレープフルーツ / ¥1,778
Aesop(イソップ)のハンドソープは、細かい顆粒が入った透明ジェルタイプ。
手指の汚れを優しく洗いながらも、角質除去までしてくれます。洗い上がりの手肌はなめらかな触り心地になっていることでしょう。
また、植物由来成分と微粉砕されたパミス(軽石)が配合されています。
ハンドソープとしては価格が高いので、プレゼントしたら喜ばれるかもしれません。
Aesop(イソップ) レバレンス ハンドウォッシュ / ¥4,730
キッチン専用の泡ハンドソープ。
料理する際は、頻繁に手を洗うことになるので手が荒れてしまった方も少なくないはず。
ヤシノミのハンドソープは弱酸性。ヤシの実由来のアルミ系洗浄成分を使用しているので手肌に優しいです。泡なので料理中もサッと洗えてすすぎも楽ちん。
また、食材の臭いを中和するクエン酸効果によって、頑固な魚の臭いまで落としてくれます。
無香料なため、食材に臭いが移る心配もありませんね。
オーガニックのジェルハンドソープ。
特徴は美容成分が配合されていること。ビタミンC誘導体・コラーゲン・ヒアルロン酸がたっぷり含まれており、31種類の植物・天然由来の美容成分まで贅沢に使用されています。
無香料タイプですが、9種類の植物芳香エキスによる心地いい自然な香りがします。
手の汚れを洗いながら、毎日手肌のエステをしているような感覚が味わえるでしょう。
ALLNA ORGANIC(オルナオーガニック) ハンドソープ / ¥2,037
敏感肌におすすめの泡ハンドソープ。
手肌のセラミドを守りながらバイ菌を取り除いてくれるでしょう。
また、Curel(キュレル)のハンドクリームに使用されている保湿成分も配合されているので、手肌の負担を抑えながら洗うことができます。
低刺激性で、無香料、無着色、アルコールフリー、アレルギーテスト済みです。
Umimile(ウミマイル)のハンドソープは自動式の泡タイプ。
ディスペンサーに手をかざすとセンサーが反応して泡を出してくれます。容器を触ることがないので衛生的に使用できますね。
ふわふわの泡が出てきた後、LEDライトが10回点滅します。10秒以上手を洗うことを教えてくれるので、点滅している間、手の隅々までこするようにしてください。
また、出てくる泡の量は0.6gと1gの2段階で調節できます。シーンに応じて使い分けられて便利ですね。
電源式でコンセントは必要なし。置き場所に困りません。250ml入るので、約800回使用できます。最大3ヶ月ほど持つので、詰め替えの期間を少なくすることができますよ。
Umimile(ウミマイル) ソープディスペンサー / ¥3,080
泡タイプのハンドソープです。
アミノ酸由来の弱酸性のハンドソープなので、手肌に欠かせない油分を失わずに手を洗えるはず。乾燥肌の方におすすめです。
ボトルのデザインがおしゃれなのでプレゼントにもぴったりですね。
香りは無香料と森林浴風のすっきりした香り、柑橘系の香り、花の香りの4種類。落ち着いた香りに癒される方も多いです。
また、淡い上がりはしっとりしますが、同じ香りのハンドクリームで保湿すれば、よりうるおいが保たれますよ。
OSAJI(オサジ) ハンドソープ / ¥1,540
L’OCCITANE(ロクシタン)のハンドソープはジェルタイプ。
南フランスのラベンダーの香りが手肌と心を癒してくれます。
シア成分が手肌の乾燥を守り、うるおいをキープしながらバイ菌を洗い流してくれますよ。
外国の気分を味わいながら手を洗いたい方にぴったりですね。他にも違う香りのハンドソープがあり、期間限定の香りも販売されているので公式HPを確認してみてください。
プレゼントする際はラッピング特典も活用しましょう。
L’OCCITANE(ロクシタン) シア リキッドハンドソープ ラベンダー / ¥2,640
イスラエル初のボディケアブランド・SABON(サボン)のハンドソープはジェルタイプです。
ココナッツ由来のナチュラルな洗浄成分が手肌の乾燥を守りながら、優しく洗ってくれます。肌のうるおいを守る海藻由来成分も含まれていますよ。
ラベンダーとローズが組み合わさった香りは、聡明な女性らしさを感じられます。
他にも、パチュリ・ラベンダー・バニラの香り、デリケート・ジャスミンの香り、ジンジャー・オレンジの香りなど複数展開されています。
こだわりの香りと可愛らしいボトルは、毎日の手洗いタイムを楽しい気分にしてくれるでしょう。
SABON(サボン) ハンドソープ(ボトル) ラベンダー・ローズ / ¥2,200
おすすめのハンドソープについて、選び方や正しい手の洗い方などもご紹介しました。ハンドソープは毎日使うので、手肌に優しいものを使いたいですよね。肌質やライフスタイルに合うハンドソープを選んで、バイ菌を綺麗さっぱり洗い流しましょう。おしゃれなボトルも多数あるので、プレゼントするのもおすすめです。