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2018.10.06

60年代ファッションの魅力に迫る!特徴や着こなしを解説

60年代ファッションの魅力に迫る!特徴や着こなしを解説 60年代ファッションの魅力に迫る!特徴や着こなしを解説

レトロモダンなファッションが特徴的な、60年代。現代の日本でも、60年代ファッションを意識したスタイルはコーデのお手本とされています。そこで今回は、60年代ファッションの特徴をご紹介した上で、当時の着こなしを徹底解説します!

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60年代ファッションの特徴って?まずは基本をチェックしよう

レトロな配色の60年代ファッションコーデ

現代のファッションのトレンドを作り上げたと言っても過言ではない、「60年代ファッション」。それまでの伝統的なクラシカルファッションは、カラフルかつポップで、派手なものへと変化していき、好景気を迎えた日本のファッションにも大きな影響を与えました。日本でも、個性を主張するようなファッションが主流となったのです!

そこで今回は、60年代ファッションの着こなしがどのようなものだったのか、徹底解説します。ぜひ特徴をチェックして、当時のレトロモダンなファッションを真似してみてください!

60年代ファッションのコーデ【1】派手な着こなしが一世を風靡!よりレトロなスタイルへ

 

60年代のファッションの特徴といえば、一言で表すのなら「派手」!色・柄・デザイン何においても派手で、目立つようなファッションがトレンドでした。例えば鮮やかなグリーンのワンピースに、ピンクのカラータイツのように、原色同士のポップな色合いのアイテムを組み合わせるファッションが主流だったと言えます。

個性的でも、レトロモダンでおしゃれな色使いの60年代ファッション。とは言え、イヴ・サンローランのような革新的なデザイナーの活躍により、ただ派手なだけではないラグジュアリーなファッションも注目されました。

60年代ファッションのコーデ【2】若者はミニスカートで露出が多いスタイリングに

 

それまでは、女性は脚を隠すのが一般的でしたが、60年代には「ミニスカート」が大流行!65年にオートクチュールで「クレージュ」が発表したことにより、ミニスカートは世界中に普及されました。さらにミニスカートを履いたモデル「ツィギー」の来日がきっかけとなり、日本でもミニスカート姿の若者で溢れかえりました。

日本の60年代ファッションでは、ミニ丈のスカートやワンピースが主流。色や柄のバリエーションは豊富でしたが、特にポップで派手なスタイルが好まれました。現代でもミニ丈は一般的なファッションですが、実は60年代に誕生したスタイルだったのです。

60年代ファッションのコーデ【3】パンツが台頭!パンタロンは今の日本のトレンドの原点

 

これまではパンツスタイルは男性のものだとされていましたが、クレージュが「パンタロン(フランス語で長ズボン)」を発表したことにより、レディースのパンツファッションが台頭。60年代前半のパンツはドレッシーなものが多かったのですが、その後はイヴ・サンローランが普段着として履ける「シティ・パンツ」を発表したため、一般的に受け入られるようになりました。

日本では、「ブーツカットデニム」や「バギーパンツ」のように、裾の広がったパンツが大流行!大胆なカットデザインのおしゃれさと、脚がスラリと長く見えるスタイルアップ効果により、当時の女性に好まれたのです。もちろんこれらは、現代の日本のファッションのトレンドだと言っても過言ではないでしょう。

60年代ファッションのコーデ【4】ジャンプスーツでレトロモダンな雰囲気に

ジャンプスーツを使った60年代ファッションコーデ

シャツとパンツの上下がひと続きになったジャンプスーツも、60年代にじわじわと人気を博してきたファッションアイテム。エフォートレスで、シックで、美しいジャンプスーツは、流行に敏感な女性の間で話題となりました。

今となっては、オールインワンやコンビネゾンとして親しまれているアイテム。リラックス感のある着心地でありながらも1枚でもおしゃれに決まることから、いつの時代でも活躍している人気アイテムだと言えるでしょう。

60年代ファッションのコーデ【5】斬新なモンドリアンルックでアーティスティックに

モンドリアンルックの60年代ファッションコーデ

60年代に一大ブームを巻き起こしたのが、「モンドリアンルック」!モンドリアンルックとは、イヴ・サンローランが発表した斬新かつ奇抜なアートを、洋服に取り入れたスタイル。派手な柄やデザインのファッションがトレンドの60年代には、アーティスティックなモンドリアンルックが多くの反響を呼んだのです。

一般的なモンドリアンルックは、ミニ丈のタイトなワンピース。体のラインが引き立つようなピタッとしたモンドリアン柄ワンピを、スマートに着こなす女性が急増しました。幾何学で構成された柄によってモードな雰囲気が漂い、ポップでもスタイリッシュに着こなせるところが人気の秘訣だと言えます。

60年代ファッションのコーデ【6】シースルーでフェミニンな着こなし

 

今となっては春夏の定番となった「シースルー」。実は60年代に、透け感のあるシースルーは女性的な着こなしが叶うとして、イブニングドレス(夜間の礼装)などに用いられるようになりました。セクシーでも気品漂う、シースルーがあしらわれたドレス。その大胆さは世界に衝撃を与えたものの、女性らしさを引き立てるとして注目され始めたのです。

今となっては、普段着として普及したシースルーアイテム。大胆に肌見せをしなくても、シースルーなら程よく色っぽいレディライクなコーデに仕上がります。当時のように、イブニングドレスでドレッシーなスタイルを楽しんでみても良いでしょう。

60年代ファッションのコーデ【7】当時日本でも流行!アイビールックがこちら

アイビールックの60年代ファッションコーデ

アイビールックとは、60年代にかけてアメリカの名門私立8大学(アイビーリーグ)の学生が身にまとっていたファッションのこと。ジャケットやシャツ、チノパン、ローファーでカジュアルながらもソフトトラッドに仕上げた着こなしを指し、とある日本人がそのファッションに感銘を受けて日本で流行させました。

世間の派手なファッションとは違い、流行を追わないトラディショナルなアイビースタイルは、当時爆発的に流行!現在の日本でも、ワンランク上のクラシックな着こなしが叶うとして人気のあるスタイルです。

60年代ファッションのコーデ【8】ボヘミアンなヒッピーファッションでおしゃれに

 

60年代には、「ヒッピーファッション」が流行しました。ヒッピーとは、60年代後半最大のサブカルチャーで、音楽やファッションが融合した文化。ファッションはTシャツやジーンズ、民族衣装の特徴が取り入れられ、今で言うところのボヘミアン、またはエスニック風のスタイルを指します。

現代の日本では、夏のフェスなどで活躍するヒッピーファッション。花があしらわれたヘアバンドやサイケデリックな柄のシャツ、ボヘミアンチックなハットやガウン、ウエスタンブーツなど、今でもおしゃれなファッションアイテムとして用いられます。

60年代ファッションのコーデ【9】レトロハットでエレガントな印象に

 

さらに、60年代には様々な形や色、柄の「レトロハット」が登場!ダンディーな印象の「中折れハット」や女性らしい「スプレーハット」、女優風の「つば広ハット」など、当時の様々なファッションに合うようなレトロハットが、バリエーション豊富に登場しました。

今のファッションに用いられるハットと比べると、個性的なデザインのものが多いところが特徴的。被るだけで一気にレトロモダンな雰囲気に仕上がるため、あえて身につけて60年代風のファッションに仕上げてみるのも良いでしょう。

いかがでしたか?今回は、レトロモダンな60年代ファッションの特徴と、当時の着こなしについて一挙ご紹介しました。現代のスタイルにも通ずるものがある、60年代のファッション。どの時代に見てもおしゃれな60年代の着こなしを参考に、コーデを真似してみてはいかがでしょうか。ぜひこれらの特徴を取り入れ、おしゃれを楽しんでください!

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