大音量の音楽を聴きながら思いっきり踊りたい!そんな音楽好き、ダンス好きが集まるクラブ。行き慣れると楽しいですが、初めての人は不安に思うことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クラブに行く前に知っておきたいポイントや最適な服装、大人女子におすすめしたいコーデなどをご紹介します。
【目次】
クラブには音楽を楽しみたい人や、踊りたい人、お酒を楽しみたい人などさまざまな人が集まっています。初めて行く人は不安なことも多いと思いますが、一度行って慣れてしまえば、ハマってしまう人も多いのではないかと思います。
大音量の音楽を聴きながら無心で踊るのはストレス発散になりますし、仲間とお酒を楽しみながら軽く踊るだけでも楽しいですよね。
まずは、初めてクラブに行く前に知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。
■クラブの雰囲気が知りたい
クラブといっても、ダンスで盛り上がっているのか、シックに楽しむのかは異なります。クラブの雰囲気は公式サイトやインスタグラムに画像があるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
■どんなジャンルの曲がプレイされているの?
クラブでプレイされている音楽は、クラブの公式サイトにアーティストやDJが載っていたりします。クラブによって選曲のジャンルも違うので、どのような音楽が中心にプレイされているのか確認してみてください。
■入場料は?
入場料やドリンクなどの料金は、公式サイトに書かれていることがほとんどです。事前に確認して用意しておきましょう。
■持って行った方がいいものは?
クラブでは年齢確認のために身分証明書(顔写真付きのもの)が必要です。また、入場料などのお金はキャッシュでも準備しておくと安心です。大人女子はメイク直し用のコスメも必需品ですね。ロッカーなどに持参の荷物は預けて(冬はアウターも)、小さめのボディバッグなどに貴重品を入れて入場しましょう。
クラブに行くのに最適な服装についてご紹介します。
■ドレスコードってあるの?
クラブによって違いますが、ラフ過ぎる服装はNGです。デニムはスキニーやブラックデニムがおすすめです。露出し過ぎるのもNGですが、あまりコンサバ過ぎると雰囲気にマッチしません。また、クラブによってはNGな服装があるので、サイトなどで確認しておきましょう。
■クラブで着るおすすめの服装
おしゃれな服装で行きたいところですが、クラブは熱気で暑いので、汗をかいてもいいものを選びましょう。露出し過ぎるのはNGですが、適度な肌見せは◎。靴は高すぎるヒールはやめましょう。密集して踊っている際には、危険な場合があります。
では、実際にクラブに行くときの服装・コーディネートをチェックしていきましょう!
六本木のクラブは男性も女性も大人の雰囲気で、音楽やお酒はもちろん、おしゃれも楽しみたい人にぴったりです。
女性らしいアイテムを着ている人が多く、オフショルのトップスはまさに王道のアイテム。露出し過ぎるものはNGですが、コンサバ過ぎても雰囲気にマッチしないので、ちょうど良いアイテムといえます。
色は黒やダークな色の方が雰囲気に馴染みます。ボトムは黒やかっこいい色落ちのスキニーデニムやきれいめのパンツが◎。白のオフショルでモノトーンにまとめてもOK。ロングヘアの人はダウンスタイルで女っぽい雰囲気の方がおすすめです。
六本木のクラブに比べて、客層が若い渋谷のクラブ。カジュアルスタイルで遊べるクラブが多いのが特徴です。TシャツにデニムやキャップといったコーデでもOKです。
ただ昼間と一緒の雰囲気だと、夜のクラブに映えません。デニムをブラックデニムに変えたり、メイクをしっかりメイクに変えて、おしゃれ感を出すようにしましょう。
髪はウェットにスタイリングするのも◎。きれいめの白Tシャツを中心としたモノトーンスタイルは、初心者におすすめのコーデです。
30代女子がクラブで遊ぶ際におすすめなのが、レーストップスのように透け感のあるアイテム。オフショルダーやタンクトップなどのように肌の露出が少ないので、大人の上品さがありつつも華やかに着こなせます。
スカートではなくスキニーデニムを合わせ、足元はポインテッドトゥで辛口に仕上げるのが、クラブコーデとしてはおすすめです。
カジュアルスタイルがOKなクラブなら、足元がスニーカーでも大丈夫です。ベーシックなスニーカーよりも、エッジが効いたデザインのスニーカーの方がおすすめ。夜に映えるキラキラした素材のドレスをカジュアルダウンさせるアイテムとしても使えますよ。
夏はできるだけシンプルなおしゃれ見えするアイテムでクラブに行きたいですよね。黒のオールインワンは、涼しくて楽なのにおしゃれに見える便利なアイテム。
合わせる小物を華やかにして、夜の雰囲気に映えるコーデにするのがポイントです。
冬のクラブにおすすめの服装は、MA-1などのマニッシュなアウターや、レオパード柄のフェイクファーバッグなど、エッジの効いたアクセントになるアイテムを使ったコーデ。
冬でも熱気で店内は暑いので、Tシャツや汗をかいてもいいトップスが◎。その分アウターはしっかり防寒できておしゃれなものを選びましょう。
冬のアウターやバッグはクラブのロッカーに預けて、貴重品やメイク直しのコスメは小さなポシェットに入れて入場するのがおすすめ。手が自由になるので踊りやすくなりますよ。
持参したバッグをテーブルなどに置いておくのは危険です。貴重品は身に着けておくようにしましょう。
海外に旅行した際に、クラブに遊びに行く機会があるかもしれませんよね。海外のクラブの服装は、日本よりエレガントなスタイルが主流のようです。クラブによって違うので、遊びに行く前にサイトなどで雰囲気をチェックしておきましょう。
シンプルでコンパクトなブラックドレスは、アクセサリーなどでエレガントにもカジュアルにもできる便利なアイテムなのでおすすめです。
クラブの定番アイテムとも言えるのがミニ丈のワンピース。浮きたくない、という場合はミニ丈のワンピースを着ていけば、まず間違いないでしょう。
中でも人気が高いのはボディラインにフィットするようなワンピースです。しかし、着慣れていないのでチャレンジしにくい、という場合は、ふわっとしたシルエットのものでも構わないでしょう。踊りやすくかわいらしさのある、クラブコーデになります。
ハロウィンやクリスマスなど、イベントがあるときには普段クラブには来ない人も多く訪れます。そのため、クラブに初めて行く場合でも周りも同じような人が多いので、溶け込みやすいでしょう。
ハロウィンイベントのときには仮装をして来る人がたくさんいます。仮装をしていって、思いっきり非日常を楽しみましょう。また、クリスマスのときにはサンタのコスプレが人気です。
仕事にはきちんと感があって肌の露出も控えめなものが適していますから、そのままクラブに行くのは難しく思えるかもしれません。しかし、レースのタンクトップであれば、仕事中は上からジャケットやカーディガンを羽織っておけば問題ありません。ボトムスは細身のテーパードパンツなら、オフィスにもクラブにもマッチします。
大阪のクラブはカジュアルでラフに楽しめるところが多く、あまりドレッシーでエレガントなファッションをしている人はいません。大阪でも東京と同様、ミニワンピースやオフショルダーのトップスが人気です。秋冬にニットを着ていく場合も、オフショルダーのものを選ぶとよいでしょう。
次に、年代別におすすめのクラブコーディネートをチェックしてみましょう。
クラブの定番・ミニワンピースは普段はあまり着ない場合は抵抗があることもあるでしょう。そんな場合は、ミニワンピースよりもカジュアルに着用できるオールインワンを。ショート丈のものなら、ミニワンピースのような印象で着られるので、浮く心配もありません。
薄手の羽織りものがあれば、クラブの雰囲気にマッチしつつ肌見せを抑えられます。
カジュアルな雰囲気のクラブなら、Tシャツにデニムといったラフな服装も20代女性には定番。ショートパンツなら、セクシーな雰囲気になり過ぎずにクラブらしい肌見せを楽しめますよ。ワンピースやスカートのように裾を気にする必要がないので、踊りをメインに楽しみたい場合にもぴったりです。
「浮きたくはないけれど、ありがちな服装で人と被るのもちょっと……」という場合は、色で差をつけては?ビビッドカラーのミニワンピースなら、パッと目を引く華やかさで暗い照明の中でも印象的になります。特にオレンジはヘルシーな雰囲気があり、ミニワンピースでもセクシーになり過ぎないのもポイント。
同じミニワンピースでも、ボディラインが出にくくてミニワンピース初心者にも着やすいのがフレアシルエットのもの。タイトなものの方が踊りやすいですが、クラブの雰囲気や音楽、お酒を楽しむのであればフレアワンピースでもかまいません。デザイン性が高いものを選べば、フレアワンピースでも子供っぽくならずに着られますよ。
冬でも空調が効いていて、夏と同じような服装でも寒くないクラブ。しかし、クラブ内では薄着でよくても、行き帰りには寒さを感じてしまいますよね。
そんな場合はタンクトップにニットカーディガンを羽織ったスタイルに。外ではニットカーディガンを羽織り、クラブでは脱げば簡単に調節ができますよ。
クラブでは、色っぽさを感じる服装が人気。30代になり、オフショルトップスやミニ丈のワンピースに抵抗が出てきたら、ボディラインの出る服装でセクシーに見せましょう。
体にフィットするリブニットは、大人っぽさと色っぽさのバランスが絶妙。肌見せをしなくても、魅力をアピールできます。シンプルなパンツなどをコーディネートすると、上品で踊りやすいコーデに仕上がるでしょう。
クラブの中は暗いです。そのため、目を引くコーデにしたいなら、明るい色を使うのがポイント。ホワイトのキャミソールにベージュのパンツを合わせたコーデなら、さわやかな雰囲気を演出できるでしょう。
キャミソールの露出が気になる場合や肌寒い季節には、軽めの羽織りものを用意するのがおすすめ。ベージュの羽織りものをプラスすると、女性らしい柔らかさを感じる服装ができあがります。
クラブは、おしゃれな人がたくさん集まるスポット。トレンドライクな服装でクラブの雰囲気を楽しみたい人には、ボリュームのあるブラウスを使ったコーデがおすすめです。
白のボリュームブラウスは、インパクトがありコーデの主役になるアイテム。シンプルなボトムスを組み合わせれば、洗練された着こなしができるでしょう。
カジュアルな雰囲気のクラブでは、頑張りすぎない服装でもOK。とろみのある素材のセットアップなどを選べば、思い切り踊れるでしょう。
30代の女性は、ブラウンのセットアップで大人可愛いイメージに仕上げて。キャミソールタイプを選べば、熱気で暑いクラブのなかでも快適で、適度に肌見せもできます。ミニバッグを持ったり、メイクを頑張ったりすると、ドレッシーになります。
最近は、Tシャツやボーダー柄トップスなどのアイテムを取り入れたカジュアルなスタイリングで楽しめるクラブも増えています。ボーダー柄のトップスを使ったコーデは、適度な抜け感があり、大人の余裕を感じられるのが魅力です。
ラフなトップスを着るなら、ボトムスで女性らしさをプラスするのがクラブの服装のポイント。ドット柄スカートでフェミニンに見せると、男性ウケも期待できます。
品格の漂う40代女性には、エレガントなスタイルが似合います。ベーシックなニットにタイトスカートをコーディネートすると、上品な服装になるでしょう。
クラブに行くときは、フロントスリット入りのスカートを選ぶのがおすすめ。フロントスリットからちらっと脚を見せれば、さりげなく大人の色気を出せます。スリット入りのスカートは足さばきが良いので、踊りやすいのも嬉しいポイントです。
多くのクラブではデニムを使った服装も認められていますが、カジュアルすぎる服装はNG。40代になるとカジュアルなデニムコーデが似合わないと感じることも増えてくるため、きちんと感のあるアイテムをプラスするのが良いでしょう。
デニムにジャケットを合わせたコーデは、エッジが効いていてかっこいい雰囲気。コンサバに見えず、おしゃれな印象を与えられます。
「クラブではがっつりと踊りたい」という人には、動きやすい服装がおすすめ。ただし、スポーティーなファッションはドレスコード違反になったり、浮いたりすることがあるため、ある程度きちんと感のある服装を選ぶのが大切です。
ベージュのクロップドジャケット×ホワイトのパンツは、ハイセンスで都会的なファッションなので、クラブにも馴染みます。
クラブに行くときは、普段はあまり着ない華やかなアイテムを使うのも良いでしょう。全体に花柄がプリントされたワンピースをメインに使えば、フェミニンなコーデを作れます。
さりげなく鎖骨を見せられるVネックワンピースを選んだり、小さめのバッグを持ったりすると、クラブらしいファッションを楽しめるでしょう。アクセサリーなどの小物遣いを工夫すれば、ワンランク上の服装になります。
クラブに行くときの服装に迷ったら、1枚でコーデがさまになる黒のワンピースがおすすめ。女性らしいシルエットの黒ワンピースを使えば、色っぽさを感じるクラブらしい服装を作れます。
Vネックやスリット入り、レースのものを選ぶと、さりげなく肌を見せられて、大人の色っぽさを演出できるでしょう。チェーンバッグなどを持って、スタイリッシュなコーデに仕上げてください。
これまでクラブに行くときのおすすめの服装を紹介してきましたが、逆に避けておいたほうがよい服装はどのようなものなのでしょうか。
■踊りやすい服装にする
クラブは音楽とお酒と共に、踊りも楽しむ場です。そのため、マキシスカートのように裾が長いボトムスで行くと、裾を踏んだり、他の人に踏まれたりしてしまう可能性があります。また、ハイヒールやピンヒールは踊りにくい上、他の人の足を踏んだ場合にケガをさせてしまうことがあります。トラブルを避けるためにも、履いていかないようにしましょう。
■露出し過ぎないようにする
適度な露出はクラブらしいファッションですが、キャミソールのミニワンピースや、胸元が深く開いたようなトップス、短か過ぎるスカートは男性から良からぬ目的で近づかれる可能性があります。特に初心者の場合は、肌を露出し過ぎないようにしましょう。
■カジュアル過ぎるのはNG
Tシャツやキャップなどカジュアルなアイテムもクラブでは見られます。しかし、ジャージやスウェットなど部屋着のような格好の場合は、入店を断られることがあります。また、足元はビーチサンダルなどラフ過ぎるものは避けましょう。
■クラブが盛り上がる時間帯
クラブがもっとも盛り上がるのは午前2時頃です。真夜中ですが、クラブが開店するのは23時からというのが主流で、早くても21時からです。そして、24時を過ぎた頃に終電を逃した人達が集まってきます。そのため、もっとも人が多く集まり最高潮を見せるのが午前2時頃になる、というわけです。
午前4時を過ぎるとだんだん踊り疲れてきたり、始発が出るようになったりして人が減って来ます。そして、午前5時になると多くのクラブは閉店します。
■クラブが盛り上がる曜日
夜中から未明にかけてクラブは盛り上がるので、平日はあまり人は来ませんし、日曜日はクラブの営業自体やっていないことが多いです。そのため、人が多く盛り上がる曜日は金曜日と土曜日となっています。
クラブで遊ぶ時は、昼間よりもしっかりメイクにしましょう。チークよりもアイやリップを濃いめにするのがポイントです。アイラインを強めに引いたり、ピンク系より赤系のリップが映えます。
トレンドのブラウンレッドのリップは、大人女子のクラブ遊びにおすすめのアイテムです。
最後に、クラブに行く際に注意しておいたほうがよいポイントをチェックしておきましょう。
■荷物は最小限に
クラブはロッカーがあるところが多いですが、無かった場合は荷物が多いと置き場所に困ってしまいます。あらかじめロッカーの有無を確認し、空いていなかった場合に備えて荷物もできるだけ少なめにしましょう。
なお、ロッカーが空いていないときに見知らぬ人に「一緒にロッカーを使いませんか?」と声をかけられることもあります。しかし、それに応じてしまうと貴重品を盗まれてしまう可能性が大です。ロッカーを初対面の人とシェアするようなことは避けましょう。
■必要な持ち物をあらかじめチェック
クラブによっては入店前にIDチェックが行われ、身分証明証の提示がないと入店できない場合があります。荷物は少なめにすべきですが、運転免許証や学生証などは入店のために必要になることがあるので、常に身分証明証を持ち歩いているわけではない人はお店のホームページで確認しておきましょう。
■近寄ってくる人には注意!
クラブには様々な出会いを求めて来ている人もいます。それは恋愛目的の場合もありますが、ネットワークビジネスの勧誘や、中には詐欺のカモを探しているなんてことも。たとえタイプの人に声をかえられたとしても舞い上がってしまわずに慎重に行動するようにしましょう。連絡先の交換を求められても、安易に応じないようにするのがおすすめです。
お酒を持って隅でたたずんでいると、声をかけられやすくなります。声をかけられたくないのであれば、フロアの中央で踊りを楽しむようにするのがおすすめ。「踊りの邪魔をしてはいけない」と思わせることができて、相手は声をかけづらくなります。
また、遊び目的で近づいてくる男性を寄せ付けないようにするためには、肌の露出にも注意。キャミソールやベアトップなど露出が多い服装をしていると体目当てでナンパをされてしまうこともあります。声をかけられるのが煩わしい場合は、露出の少ない服装を選ぶことも大切です。
今回は、クラブに着ていくおすすめの服装をご紹介しました。最初は何店かのクラブで遊んでみて、店の雰囲気や音楽が自分の好みかどうかチェックしてみましょう。お気に入りのクラブを見つけて、今回ご紹介したコーデやアイテムをぜひ取り入れてみてください。