冬に人気のスポーツといえばスキーですよね。これから初めてスキーに挑戦するという方にとって意外と困るのが、スキーウェアの下に着るものやスキー場までの服装ではないでしょうか?そこで今回は、スキーのおすすめインナーや服装をご紹介します。
【目次】
この冬はスキーに挑戦したい!と考えている初心者の方は、可愛いスキーウェア選びに余念がないのではないでしょうか。そこで意外と困るのがウェアの下に着るインナーや、スキー場までの行き帰りの服装。
そこで今回は、初心者の方におすすめのウェアの下に着るインナーや、スキー場までの行き帰りの服装をご紹介します。それぞれのアイテムを選ぶときのポイントもあわせてご紹介するのでぜひ参考にしてください。
スキーウェアの下に着るインナーは、何枚かアイテムを重ねて着用することになります。まず肌の上に着るのがファーストレイヤー。そのファーストレイヤーとスキーウェアの間に着るのがセカンドレイヤーになります。このそれぞれのアイテムは役割が全く違うので、その役割と選ぶ時のポイントをご紹介していきます。
■ファーストレイヤーは吸湿・速乾がポイント
スキー中は汗をたくさんかきますが、当然空気は寒く風も吹きます。ですから、かいた汗で体を冷やさないように、肌の上に着るアイテムは汗を吸ってすぐに乾かしてくれるものがマストです。素材は綿ではなくウールやポリエステルが最適。スキーウェアの専用インナーやスポーツ、アウトドアブランドのインナーも使えます。
■セカンドレイヤーは保温性が高いものを
セカンドレイヤーに必要な機能はとにかく保温性。最適なのはフリースです。スキーウェアやアウトドアブランドのものは高機能なので頼れるアイテム。手近なものなら裏起毛のスウェットパーカーなどでも代用できます。
登山ブランドのアンダーウェアは、汗を吸水してくれて肌を乾いた状態に保ってくれます。mont-bell(モンベル)の「ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ」は登山者に人気のアイテム。コスパの高さも魅力なので、初心者の方におすすめの一枚です。
mont-bell(モンベル) ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ / ¥4,536
セカンドレイヤーにおすすめのアイテムはフリース。スポーツやアウトドアブランドのものでもOKですが、おすすめなのはスキーウェアブランドの専用のもの。デザインやカラーリングが可愛いものが豊富です。
Roxy(ロキシー)の「HARMONY」は随所に切り替えがあって機能性も抜群です。フリースは前開きのものが脱ぎ着がしやすいのでおすすめ。とりあえず、手持ちのスウェットパーカーなどで代用しても大丈夫です。
Roxy(ロキシー) HARMONY / ¥8,640
パンツの下にもインナーをはいて保温性を高めるのがおすすめです。Roxy(ロキシー)の「DAYBREAK BOTTOM」は、ストレッチが効いているので滑るときの動きを邪魔しません。フィット感が高いタイプなので、もたつくことがないのも魅力です。
Roxy(ロキシー) DAYBREAK BOTTOM / ¥7,560
スキー場までの行き帰りに着る服装は、移動中にストレスなく過ごせてしっかり防寒できるものが最適です。スキー場へは、直行の便利な夜行バスや車で向かう方が多いと思います。バスや車の中では体を締め付けないワンピースがおすすめです。
アウターは保温性が高く雪に強い耐水性のあるものを。スポーツブランドやアウトドアブランドのアウターがおすすめです。靴も重要。雪の上を歩いても滑らないもので保温性のあるものがベストです。
スキー場までの行き帰りに着るアウターには、保温性はもちろん耐水性も大切なポイントです。その点では、ウールコートはスキー場には向きません。スポーツブランドやアウトドアブランドの耐水性のあるダウンコートが最適。
雪は常に降っている可能性もあるので、フード付きのものがおすすめ。もちろん滑っている時にかぶるビーニーをかぶってもOKです。
スキー場までの行き帰りの移動機関の中で着る服装には、体を締め付けないリラックスできるものが最適です。その点ではデニム×ニットのようなコーデよりおすすめなのがワンピース。裏起毛でマキシ丈のものなら、ゆったり着られて程良い保温性もあります。
ワンピースの場合はボトムのインナーにニットレギンスを合わせたりして、下半身を防寒しましょう。レッグウォーマーなどを重ねるのも◎。
スキー場までの行き帰りの靴はスニーカーや普通のブーツでもいいですが、スキー場に着いてからのことを考えると、スノーブーツなどの雪の上を歩いても滑らないものがおすすめです。
スノーブーツは保温性が高いものが多いですが、靴下は冬用の厚手のものをはきましょう。
スキーの初心者の方は、何を持っていけばいいのかもわからないですよね。最初は忘れ物をしがちなので、事前に何が必要かリストアップしてチェックリストを作るのがおすすめです。ここではスキー場に持っていく持ち物のおすすめをご紹介します。
■マストアイテム
・スキー板、スキーブーツ、ストック(全てスキー場でレンタル可)
・スキーウェア、ゴーグル、グローブ、インナー、ソックス、帽子、ネックウォーマー、ワックス(ウェアはレンタル可)
・ウェア類(ワンピースは寒いのでデニム×ニット、スウェットに着替えるのもあり。防寒のための羽織のライトアウターやフリースなど)
・日焼け止め、保険証、携帯用充電器
■おすすめアイテム
・サングラス、カイロ、保湿クリーム、常備薬など
・宿泊する場合は、着替えやインナーの替え、スキンケア・メイク用品一式、ほか宿泊に伴う一式をプラスします
2回目からは1回目に必要と感じたものをリストに追加したり、不要なものを削除したりして、自分なりの持ち物リストを完成させましょう。
雪山にあることが多いスキー場。スキー場に着くと街中よりも気温が低いので、寒さ対策も重要です。
厚手のケーブルニットならそれ自体が温かいだけでなく、中に着込むこともできます。腰回りまである長め丈ならなお温かいですよ。
ボリューミーなトップスにはすっきり履けるスキニーでバランスのよいシルエットに。移動で長時間車に乗っていたり夜行バスを利用したりする場合は、履いていて締め付け感がないようにストレッチ性の高いスキニーを選ぶようにしましょう。
ゆるっとした雰囲気が今の気分にマッチして人気のニットパンツ。履き心地がよく温かいので、スキー場の行き帰りにもぴったりです。
同じく着心地のよいスウェットを合わせてリラックスできるコーデに。夜行バスでも寝やすいのが魅力です。色をトレンドカラーのブラウンやベージュでまとめれば、部屋着のようにならずにおしゃれに着こなせますよ。
長時間車に乗っていたり夜行バスを利用したりする場合は、締め付けのないボトムスを選ぶのがポイント。デニムを履きたいなら、ボーイフレンドデニムなどワイドシルエットのものがおすすめです。タイトなシルエットのものが好みな場合は、ストレッチ性が高いものを選びましょう。
雪道では雪が解けてぬかるんで泥状になっていることも。靴は白など薄いカラーのものだと汚れが目立ちがちなので、ダークカラーを選びましょう。
また、ボトムスも万一転んだときに汚れても良いものを。スニーカーはソールの溝にも注意し、溝が深めで滑りにくくなっているものを選んで、転倒防止をしてください。転倒の危険があるパンプスや、水に弱いレザーやスウェード素材の靴は、スキー場ではNGです。
着心地がよく温かいので、トップスでもボトムスでも取り入れたいニット。セットアップで着こなせば、大人っぽくトレンドライクな印象に。大ぶりのピアスやレオパード柄のバッグなど、小物使いでコーデにアクセントを加えています。
ボトムスはほとんどスカート、というスカート派におすすめなのはフレアスカート。タイトスカートのように座っていても足を締め付けないので、移動中も楽に過ごせます。防寒のためには厚手のタイツをプラスしましょう。ロング丈を選ぶのもポイント。
着心地がいい上に、スキーウェアに着替えるときにもサッと脱ぎ着ができて便利なスウェットワンピース。一枚でコーデが決まるのも魅力ですが、より印象的に見せるなら鮮やかカラーのものを。くすみパープルならこなれ感がありつつ、ありがちではない雰囲気を作れますよ。
撥水加工がされていたり、防水スプレーで耐水性を高めたりできるキルティングコート。コンパクトなシルエットなのに温かいので、ダウンのボリューム感が苦手、という人におすすめです。オーバーサイズのものなら、中に厚手のニットを着ても窮屈な感じにならずにさらっと羽織れますよ。
トレンドアイテムのノルディックニットにリブタイトスカートを合わせてきれいめなコーデに。タイトスカートでもニット素材のものなら伸縮性があって履き心地も抜群。小物まで黒×白のモノトーンコーデでまとめれば、着心地がよくてリラックスできるのに洗練されたコーデに仕上がります。
いかがでしたか?今回は初心者の方向けに、スキーウェアの下に着るインナーや行き帰りの服装のおすすめをご紹介しました。最初は服装や持ち物も手探りで何を着たり持っていっていいのかわからないかもしれません。今回ご紹介した服装やアイテムをぜひ参考にして準備をしていただいて、スキーを楽しんでください。